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その16
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薄暗い社内の移動は少し不気味だったので“ありがたい”と思っていたのですが
右背後に立つ中村さんとの物理的距離が急に近くなったような気がして、少し左に距離を取ろうとした私の考えは分かるとばかりに、腰をグッと引き寄せられられたと思ったら
耳元から
「約束は守ってる…みたいだな…」
先程のドキドキとは全く別のドキンが身体を固くさせます
「せっかくだから…土曜の参加までにいつもどんなオナニーしてるか聞いとくか」
力のこもった腰に回した手の指先は服の上から身体を這い、満たされないままの身体は、忘れていたイク事を簡単に望み出してしまいました
ゆっくり歩きながら
「道具は?」
首を振ります
「持ってないのか?」
頷きました
「使った事は?」
首を振ります
「それじゃ…指何本で満足してる?」
首を振ると丁度ロッカールームに着いたので1度解放されました
着替えるまでも着替えてからも
どうしていいのか分かりませんでした
自分の身体はすでに呼吸から平然を装えられなくなっていて
このまま中村さんと居続けたら、我慢出来ないかもしれません
それでも待たせる事はしたくなくて
ロッカールームの滞在時間はいつもよりずっと短かったのは
解放されたその続きを味わいたかったのだと思います
「お待たせしてすみません」
「いや…丁度さっきの答えが分かったところだ」
コクリと喉を鳴らした私の右背後から腰を抱いた中村さんとゆっくり歩き出すと先程の続きが始まりました
中村さんは私の右手を取り、中指を摘むと、それを咥え舌で転がし
中村さんの唾液を纏った私の中指を私の目の前に差し出して、それの第1関節の腹と中村さんの親指の腹を合わせると
「この指で…こうしてるんだろ?」
親指で中指を捏ね回し始めました
それはまるでクリトリスを扱うようで
膝の力が抜けてしまいそうでした
中村さんに言えずにいた私のオナニーは中指でクリトリスを転がし、そこで端的な絶頂を味わう物です
腰から中村さんに支えられながら
潤う中指がクリトリスを転がしているのか
中指がクリトリスのように転がされているのか
そんな錯覚に陥らせられおかしくなってしまった私は
それ以上続けられたら、イってしまうかもしれないとまで思う程
その他人から見れば幼い行為は私には淫靡なモノだったのです
私の呼吸だけが細かく音を奏でていました
歩きながらモゾモゾと動く腰に
中村さんが微笑して耳にかかるその息が
恥ずかしくてたまりません
それにさらに官能のスイッチを刺激されるようでした
長い廊下を過ぎてエレベーターを降りるまで
誰の気配もない社内でそれはずっと続いていました
会社から出る時
前後と言ってもいい近すぎた中村さんとの距離がゆっくり離れると同時に
名残を残すように指先も離れると
自由になった中指への感触が忘れられなかったのか、無意識に自分の親指が中指と腹を合わせていて
その手に気付いた中村さんに指を合わせている私の手を目の高さに持ち上げられ
「本当に土曜まで我慢出来んの?」
まるで自慰を見られたように恥ずかしくなり
隠すように掌で中指をギュッと包みました
帰宅する間
中途半端に身体も脳も蒸気しているのに
中村さんは全く普通で
そんな状況が恥ずかしくて切ないのに
身体は土曜への期待を持ちながら
この状態が続いて欲しいとも願っていて
こんな矛盾した願望を持つ自分が
とてもスケベな女だと改めて思い
更に羞恥心をえぐられるように感じました
電車で中村さんと別れて、帰宅してからもまた葛藤でした
1番は“バレないのでは?”という最も可能性の高い単純な考えですが、万が一バレた場合の不安が思いを止めてくれました
シャワーを強く当ててしまいたい、でも止まらなくなってしまうだろうと、その欲求とも戦いました
最終的に、我慢するならば極力刺激を避けた方がいいと、下着を着けず、ゆったりした部屋着で就寝し、その夜を乗り切りました
右背後に立つ中村さんとの物理的距離が急に近くなったような気がして、少し左に距離を取ろうとした私の考えは分かるとばかりに、腰をグッと引き寄せられられたと思ったら
耳元から
「約束は守ってる…みたいだな…」
先程のドキドキとは全く別のドキンが身体を固くさせます
「せっかくだから…土曜の参加までにいつもどんなオナニーしてるか聞いとくか」
力のこもった腰に回した手の指先は服の上から身体を這い、満たされないままの身体は、忘れていたイク事を簡単に望み出してしまいました
ゆっくり歩きながら
「道具は?」
首を振ります
「持ってないのか?」
頷きました
「使った事は?」
首を振ります
「それじゃ…指何本で満足してる?」
首を振ると丁度ロッカールームに着いたので1度解放されました
着替えるまでも着替えてからも
どうしていいのか分かりませんでした
自分の身体はすでに呼吸から平然を装えられなくなっていて
このまま中村さんと居続けたら、我慢出来ないかもしれません
それでも待たせる事はしたくなくて
ロッカールームの滞在時間はいつもよりずっと短かったのは
解放されたその続きを味わいたかったのだと思います
「お待たせしてすみません」
「いや…丁度さっきの答えが分かったところだ」
コクリと喉を鳴らした私の右背後から腰を抱いた中村さんとゆっくり歩き出すと先程の続きが始まりました
中村さんは私の右手を取り、中指を摘むと、それを咥え舌で転がし
中村さんの唾液を纏った私の中指を私の目の前に差し出して、それの第1関節の腹と中村さんの親指の腹を合わせると
「この指で…こうしてるんだろ?」
親指で中指を捏ね回し始めました
それはまるでクリトリスを扱うようで
膝の力が抜けてしまいそうでした
中村さんに言えずにいた私のオナニーは中指でクリトリスを転がし、そこで端的な絶頂を味わう物です
腰から中村さんに支えられながら
潤う中指がクリトリスを転がしているのか
中指がクリトリスのように転がされているのか
そんな錯覚に陥らせられおかしくなってしまった私は
それ以上続けられたら、イってしまうかもしれないとまで思う程
その他人から見れば幼い行為は私には淫靡なモノだったのです
私の呼吸だけが細かく音を奏でていました
歩きながらモゾモゾと動く腰に
中村さんが微笑して耳にかかるその息が
恥ずかしくてたまりません
それにさらに官能のスイッチを刺激されるようでした
長い廊下を過ぎてエレベーターを降りるまで
誰の気配もない社内でそれはずっと続いていました
会社から出る時
前後と言ってもいい近すぎた中村さんとの距離がゆっくり離れると同時に
名残を残すように指先も離れると
自由になった中指への感触が忘れられなかったのか、無意識に自分の親指が中指と腹を合わせていて
その手に気付いた中村さんに指を合わせている私の手を目の高さに持ち上げられ
「本当に土曜まで我慢出来んの?」
まるで自慰を見られたように恥ずかしくなり
隠すように掌で中指をギュッと包みました
帰宅する間
中途半端に身体も脳も蒸気しているのに
中村さんは全く普通で
そんな状況が恥ずかしくて切ないのに
身体は土曜への期待を持ちながら
この状態が続いて欲しいとも願っていて
こんな矛盾した願望を持つ自分が
とてもスケベな女だと改めて思い
更に羞恥心をえぐられるように感じました
電車で中村さんと別れて、帰宅してからもまた葛藤でした
1番は“バレないのでは?”という最も可能性の高い単純な考えですが、万が一バレた場合の不安が思いを止めてくれました
シャワーを強く当ててしまいたい、でも止まらなくなってしまうだろうと、その欲求とも戦いました
最終的に、我慢するならば極力刺激を避けた方がいいと、下着を着けず、ゆったりした部屋着で就寝し、その夜を乗り切りました
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