583 / 601
空くんの家出⑬
しおりを挟む
side 空
※視点がコロコロ変わってスイマセン。
この状況…どうしたらいいの?
リビングでひよしさんとかなてぃが僕を挟んで睨み合っているこの状況。
空気重い…。
でも下手に発言しないほうがいい気がするから、とりあえず下を向いて時間が過ぎるのを待つしかないかなぁ…。
「吉井、お前も知ってる通り、俺と空は付き合ってる。お前が空の事を好きなことはわかってるが、こればっかりは譲る事はできないからな?」
ひよしさん、とうとうビールを飲み始めた…。
「そんなことは承知の上で言ってるんです。俺は結城の事が好きでもう気持ちが抑えられないんです!どうしたらいいかわからないんです!」
「青春かよ」
「茶化さないでください!本気なんですから!」
「ま、まぁ2人とも…険悪になるのは辞めようよ…」
どんどん重くなる雰囲気に思わず口を出してしまった。
ひよしさんはビールを一気飲みすると、僕の方を向いた。
そして僕の手を引っ張ると背中越しに僕を抱きしめる。
「吉井、悪いけど空は渡せない。俺は空が全てなんだ。」
ひよしさんの言葉に不覚にもキュンとしてしまう。
※視点がコロコロ変わってスイマセン。
この状況…どうしたらいいの?
リビングでひよしさんとかなてぃが僕を挟んで睨み合っているこの状況。
空気重い…。
でも下手に発言しないほうがいい気がするから、とりあえず下を向いて時間が過ぎるのを待つしかないかなぁ…。
「吉井、お前も知ってる通り、俺と空は付き合ってる。お前が空の事を好きなことはわかってるが、こればっかりは譲る事はできないからな?」
ひよしさん、とうとうビールを飲み始めた…。
「そんなことは承知の上で言ってるんです。俺は結城の事が好きでもう気持ちが抑えられないんです!どうしたらいいかわからないんです!」
「青春かよ」
「茶化さないでください!本気なんですから!」
「ま、まぁ2人とも…険悪になるのは辞めようよ…」
どんどん重くなる雰囲気に思わず口を出してしまった。
ひよしさんはビールを一気飲みすると、僕の方を向いた。
そして僕の手を引っ張ると背中越しに僕を抱きしめる。
「吉井、悪いけど空は渡せない。俺は空が全てなんだ。」
ひよしさんの言葉に不覚にもキュンとしてしまう。
7
あなたにおすすめの小説
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる