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空くんの家出⑯

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今度はかなてぃが僕の胸の突起に吸い付き、舐めてきた。

「やぁん、だめ、あぁ…っ、かなてぃ、やめてぇ…!」

「お前…っ、何勝手にキスしてんだよ」

今度はひよしさんが半ば強引に唇を寄せてきた。

「んむぅ…っ、んん…!!ひよしさん!」

僕はひよしさんの胸を押し返す。

でもひよしさんはビクともせず、僕の胸に手を伸ばしてくる。

「吉井、いいこと教えてやるよ。空は優しくやめられるより、痛いほうが好きなんだ」

そう言うと、僕の胸の突起をきゅっと摘み、引っ張った。

「いやぁ…っ!引っ張らないで…!」

「嫌じゃねーだろ?こうされるの好きじゃん」

ひよしさんは引っ張った胸の先を指の腹で擦ってきた。

「んやぁ、ぁん、ゃ、あぁん…っ」

耐えられなくて僕は声を漏らす。

「結城が嫌がってるじゃないですか!」

かなてぃがひよしさんの手を振り払う。

「もうやだ…!2人とももうやめてよ…ひよしさん、服返して!」

僕は両手で胸を隠しながら必死で訴える。

この意味のわからない状況なんとかしてほしい。

恥ずかしすぎて耐え切れず目が潤んでしまう。

そんな僕の顔を何故か2人とも無言でじっと見つめてくる。

「空、ごめんな。俺ちょっと我慢できねーわ」

「結城、俺も…」

「え、なに、ちょ…!やだ!」

胸を隠していた手を2人に外されそうになり必死で抵抗する。

「空は乳首以外も弱いもんな?例えばここ」

ひよしさんが僕のおへその縁を人差し指で優しく撫でてくる。

「んぁ…、ゃ、だめ…」

だめって言っているのにひよしさんはぼくのおへそを指先で擽ってくる。

「ふぁ、ぁん…っ、やめて…っ」

「ほらな?空のへそ可愛いだろ?」
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