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海都のお祝いの最後に、自分の誕生日も祝ってもらい、雪翔も17歳かと何故かみんなにしみじみと言われてしまった。
そのあと夕食時間が終わり、祖父と周太郎たちに秋彪に玲も合流し、昔から居る下宿のメンバーが集まり宴会が始まる。
「来た時は小さくて弱々しくて、女の子みたいだと思ったけどな」と隆弘が言うと、堀内は「いつ熱出すのかと思ったら父親気分だったよ」と言い、賢司から言わせると「一番手のかからない子だった」など、まるでみんなの感想が父親のようになっていたが、可愛いとか女の子みたいだというのはもう撤回してくれと頼む。
「まだまだ子供だろ?」
秋彪に言われるも、秋彪も背の高さは自分とあまり変わらない。
「俺たちから祝いだ」と那智達三社から海都と二人お祝いをもらって、二人で開ける。
「あ、お揃いだよ!」
「ホントだ。ありがとうございます」
二人でお礼を言って数珠のブレスレットをはめる。
誕生石の方が雪翔で、学業の守りが海都だと言われ、大切にすると言って二人で笑っていると、祖父は航平から聞いて買ってきたと、海都に分厚い辞書をプレゼントしていた。
「あ!学校で使うやつだ、じっちゃんありがとう」
「海都、お前無くすなよ?それ、四年間使うからな?」
「うう、頑張る!」
「まぁ、よく遊んでよく学ぶといい」
祖父もみんなのことを大切にしてくれているので嬉しいと伝えると、「そうか?」と言いながらも日本酒を飲みながらご機嫌に頭を撫でてくる。
「俺ももう卒業だよ」と隆弘が言いながらも、コンビニのバイトはもう辞めて、昼は卒業まで法律事務所でバイトするんだとの報告が入った。
「忙しくなるんだね」
「どっちにしろ、もうそこでの就職は決まってるからな」
「僕も先生って呼ばないとね」
「それは辞めて!航平は余裕っぽいけど、実習は大変だぞ?」
「聞いてますけど、あと一年後なんで……」
「航平、一発で合格できなかったら、勘当だからな?」
「やったー!」
喜ぶな!と那智に突っ込まれつつも、夜遅くまで久しぶりに騒ぎ、片付けは明日にして今日はもう家に帰りましょうと言われて戻るが、人が多かったのに興奮したのか、侑弥は眠れないようで、四社の狐の眷属たちにも遊んでもらいながらご機嫌でおもちゃで遊んでいる。
「でじゃ。ここからが本題なんじゃが……冬弥よ、天狐共からこれを預かってきた」
祖父が手紙を冬弥に渡し、さっと中を確認した冬弥がため息をひとつつく。
「雪翔、明日から社を渡り歩いて封印作業です。全部で五箇所。四箇所は午前と午後で上手く行けば二日で終わります。残り1箇所は全員で行った方がいいでしょう」
「場所はわかってるんだよね?僕がどうやって封印するの?」
「行けば必ず体が反応するはずだと九堂が言ったそうです」
よく聞き出せたねというと、秋彪が「無理やり喋らせたんだよ」と想像のつくことを言ってくる。
「雪翔の力のことがあるので、私はすべてについて行きます。一番遠いところから行くので、父上と四郎、玲が最初の社。二番目に那智が三郎と待機していてください。父上たちと交代です。で、三番目が……私と那智。三郎はそのままいてくださいね。四番目が秋彪が待機。私と雪翔の三人でいいので、最後の五番目に向けてみなさんここに戻っていてください」
「僕、できるかな?」
そのあと夕食時間が終わり、祖父と周太郎たちに秋彪に玲も合流し、昔から居る下宿のメンバーが集まり宴会が始まる。
「来た時は小さくて弱々しくて、女の子みたいだと思ったけどな」と隆弘が言うと、堀内は「いつ熱出すのかと思ったら父親気分だったよ」と言い、賢司から言わせると「一番手のかからない子だった」など、まるでみんなの感想が父親のようになっていたが、可愛いとか女の子みたいだというのはもう撤回してくれと頼む。
「まだまだ子供だろ?」
秋彪に言われるも、秋彪も背の高さは自分とあまり変わらない。
「俺たちから祝いだ」と那智達三社から海都と二人お祝いをもらって、二人で開ける。
「あ、お揃いだよ!」
「ホントだ。ありがとうございます」
二人でお礼を言って数珠のブレスレットをはめる。
誕生石の方が雪翔で、学業の守りが海都だと言われ、大切にすると言って二人で笑っていると、祖父は航平から聞いて買ってきたと、海都に分厚い辞書をプレゼントしていた。
「あ!学校で使うやつだ、じっちゃんありがとう」
「海都、お前無くすなよ?それ、四年間使うからな?」
「うう、頑張る!」
「まぁ、よく遊んでよく学ぶといい」
祖父もみんなのことを大切にしてくれているので嬉しいと伝えると、「そうか?」と言いながらも日本酒を飲みながらご機嫌に頭を撫でてくる。
「俺ももう卒業だよ」と隆弘が言いながらも、コンビニのバイトはもう辞めて、昼は卒業まで法律事務所でバイトするんだとの報告が入った。
「忙しくなるんだね」
「どっちにしろ、もうそこでの就職は決まってるからな」
「僕も先生って呼ばないとね」
「それは辞めて!航平は余裕っぽいけど、実習は大変だぞ?」
「聞いてますけど、あと一年後なんで……」
「航平、一発で合格できなかったら、勘当だからな?」
「やったー!」
喜ぶな!と那智に突っ込まれつつも、夜遅くまで久しぶりに騒ぎ、片付けは明日にして今日はもう家に帰りましょうと言われて戻るが、人が多かったのに興奮したのか、侑弥は眠れないようで、四社の狐の眷属たちにも遊んでもらいながらご機嫌でおもちゃで遊んでいる。
「でじゃ。ここからが本題なんじゃが……冬弥よ、天狐共からこれを預かってきた」
祖父が手紙を冬弥に渡し、さっと中を確認した冬弥がため息をひとつつく。
「雪翔、明日から社を渡り歩いて封印作業です。全部で五箇所。四箇所は午前と午後で上手く行けば二日で終わります。残り1箇所は全員で行った方がいいでしょう」
「場所はわかってるんだよね?僕がどうやって封印するの?」
「行けば必ず体が反応するはずだと九堂が言ったそうです」
よく聞き出せたねというと、秋彪が「無理やり喋らせたんだよ」と想像のつくことを言ってくる。
「雪翔の力のことがあるので、私はすべてについて行きます。一番遠いところから行くので、父上と四郎、玲が最初の社。二番目に那智が三郎と待機していてください。父上たちと交代です。で、三番目が……私と那智。三郎はそのままいてくださいね。四番目が秋彪が待機。私と雪翔の三人でいいので、最後の五番目に向けてみなさんここに戻っていてください」
「僕、できるかな?」
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