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第三章
収穫祭——挑発
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使用人の名をかけた対決がなんなのかわからないカナトは、周りがざわつき始めた中で目を白黒させた。
にらんでくるストルを見返し、何言ってんだ?という目線を投げかける。
「カナトさん、挑戦は受けますか?」
カナトがいやそうに顔をしかめた。
なーにがカナトさんだ。さっきまで呼び捨てだったくせに。
「なんで俺が受けなきゃならないんだよ」
「怖気付いたのか!」
何やるのかわからねぇんだよ!!
そう叫びたいがデオンの言葉を思い出し、相手の身分を考慮してなんとかその言葉を飲み込む。
「それもそうだな。まともに教育も受けてこなかった者に度胸などあるはずもない。今すぐフラン殿下にその無礼を謝るなら許してやってもいい」
「申し訳ありませんでした」
会場が一瞬静けさに包まれた。
カナトは両腕を体の横に置き、腰を90度に折り曲げて謝った。
見たことない謝罪の体勢と相手を敬する言葉がカナトの口から出るとは思わず、屋敷の使用人たちを含め、ついてきたムソクまで目を見開いた。
見たことない体勢ではあるが、頭を低く下げることで謝罪なのだと、かろうじて周りは理解した。
そのあまりにもあっさりとした姿勢にストルがフランにさりげない視線を向ける。フランはまさかカナトがこんなにも素直に謝るとは思わず、突然豆鉄砲を喰らったような心境になった。
これではアレストに恥をかかせられないじゃないか!
ストルを使ってカナトの無作法を大衆の目に触れさせ、間接的にアレストの評価を下げる算段だった。しかし、挑発されやすいと見たカナトがまさか素直に謝ってきた。
このままじゃダメだ!
フランはストルに目配せをした。その意を理解したストルは声を張り上げた。
「誠意がない!」
は?とカナトが顔を上げる。
「お前が誠心誠意謝らなければ意味がない!」
誠心誠意でないのは本当である。しかし認めるわけにはいかない。
「お前は俺じゃないだろ!なんで誠心誠意じゃないんだってわかるんだよ!」
「噂じゃアレスト様の寵愛に甘んじて好き勝手しているようだな。お前のようなやつが誠心誠意謝るわけがない!フラン殿下はどなたと存じる?この国の未来を背負う尊いお方なのだぞ!」
「その尊い方がわざわざ俺のとこにきて何処の馬の骨もわからないやつだって言ってきただろ。お前らのほうが先にからんできただろ!」
「お前が礼儀をわきまえないのが先だ!」
カナトは、チッ、と心の中で舌打ちした。
フランがからんできたのは目に見ているが、カナトの王族への態度も問題だった。
「そこで、お前と専属使用人の名をかけたーー」
少し考えたあと、カナトはふたたび頭を下げた。
「この度は無礼な態度をとってしまい、誠に申し訳ありませんでした。このことを反省し、今後二度と同じようなことが起きないよう気をつけます。どうか、殿下からのお許しをいただけないでしょうか?」
つらつらとよどみなく出てくる敬語に屋敷のメイドたちがささやき合う。
「カナトさんって、一応敬語使えたのですね」
「私も初めて知った。アレスト坊ちゃんから教わったのかもしれないね」
さすがにここまで言われて許せないとなると王位継承者として心が狭いと言われかねない。だがよく考えれば相手はただの使用人である。フランはニッと口もとを吊り上げた。立ち上がって高台に上がっていく。
「私とて無情ではない。許そう。しかし、せっかく私の使用人がきみと手合わせをしたいと言っているのだから、少し付き合ってはくれないか?」
断る口実が見つからず、カナトが心の中で右往左往していると慌ただしい蹄の音が聞こえてきた。
見ると、森の中へ入って行ったはずのアレストが爆速で戻ってきた。慣れた動きで馬を止まらせ、馬から降りると面無表情でカナトのそばまで来る。
「カナト、よくがんばったな」
「あ……?いや、いうほどは……」
というかなんでここにいるんだ。
「アレスト!?な、なぜお前が……」
フランが驚いた声を出す。
「狩猟大会は棄権します。それより、人伝に聞いたのですが、僕の使用人が無礼を働いたようですね」
「あ、ああ!ただ先ほど私への不敬は不問にした。でも、私の専属使用人がぜひカナトと専属使用人の名をかけた勝負をしたいと言ってね、きみの意向はどうかな?」
「いいでしょう」
「アレスト!?」
アレストは大丈夫だと言いたげにカナトの背中を軽くたたいた。
「でも、出るのはカナトではなく。ムソクという、カナトが教育を務めた使用人です」
「なに?」
「ムソクはこの春に雇ったばかりの使用人です。教育担当はずっとカナトから変わっていません。彼が代わりに出ます」
「そんなの……いや、かまわない。しかし、それではただの対決ではなく、専属使用人の対決によるルールにのっとろう。負けたほうは今すぐその職を辞し、この先も専属使用人として採用されない。これらはムソクが負けた場合、カナトが責任を取る。どうかな?」
「構いません」
こころよく引き受けたアレストを見て、カナトはこそっと小声で訊いた。
「しょ、職をじするってなんだ?」
「やめるってこと」
「やめる!?ム、ムソクが負けたら俺使用人できなくなるのか?」
「いや、あくまで専属使用人の立場をやめなければいけないだけだ。大丈夫、何があっても僕がいる。カナトが心配するようなことは起きないよ」
「そ、そうなのか?」
それならいいけど、とつぶやきながカナトはムソクの姿を探した。
フランも会場にいる使用人を見渡しながら言う。
「そのムソクという使用人はどこかな?」
「あちらです」
アレストが目を向ける先には冷静な表情で歩み出るムソクがいた。
フランは思わず二度見をする。
急に専属使用人の対決に呼ばれたにも関わらず、動揺のない表情、スッと伸びた姿勢、堂々と歩み出る度胸。どれを見てもカナトが教育を務めた者には見えなかった。
だまされたか?フランは疑問を感じてアレストを見た。視線は確かに歩み出た使用人を見ている。見間違いではない。それなら……目を細めてフランは口を開く。
「この者は本当にムソクなのか?もしくはそこのカナトが教育を担当した者なのか?」
アレストはうなずき返した。
「間違いありません。後々調べても結果は変わりません。何しろカナトは優秀なので、教育した使用人も優秀です」
惜しげもなく言われる褒め言葉にカナトは少し恥ずかしくなった。今までそう言われるのはアレストにだけである。そう思うと、ムソクの教育担当についてから真っ先に教えたのが盗み食いだと思い出すと少し気まずくなった。頬をかきながら考える。
次からもう少し真面目に仕事するか。
「よし、ムソク!相手をやっつけろ!!」
ムソクがほんの振り返り、軽いため息を吐き出した。
「対決は決闘じゃありませんよ」
にらんでくるストルを見返し、何言ってんだ?という目線を投げかける。
「カナトさん、挑戦は受けますか?」
カナトがいやそうに顔をしかめた。
なーにがカナトさんだ。さっきまで呼び捨てだったくせに。
「なんで俺が受けなきゃならないんだよ」
「怖気付いたのか!」
何やるのかわからねぇんだよ!!
そう叫びたいがデオンの言葉を思い出し、相手の身分を考慮してなんとかその言葉を飲み込む。
「それもそうだな。まともに教育も受けてこなかった者に度胸などあるはずもない。今すぐフラン殿下にその無礼を謝るなら許してやってもいい」
「申し訳ありませんでした」
会場が一瞬静けさに包まれた。
カナトは両腕を体の横に置き、腰を90度に折り曲げて謝った。
見たことない謝罪の体勢と相手を敬する言葉がカナトの口から出るとは思わず、屋敷の使用人たちを含め、ついてきたムソクまで目を見開いた。
見たことない体勢ではあるが、頭を低く下げることで謝罪なのだと、かろうじて周りは理解した。
そのあまりにもあっさりとした姿勢にストルがフランにさりげない視線を向ける。フランはまさかカナトがこんなにも素直に謝るとは思わず、突然豆鉄砲を喰らったような心境になった。
これではアレストに恥をかかせられないじゃないか!
ストルを使ってカナトの無作法を大衆の目に触れさせ、間接的にアレストの評価を下げる算段だった。しかし、挑発されやすいと見たカナトがまさか素直に謝ってきた。
このままじゃダメだ!
フランはストルに目配せをした。その意を理解したストルは声を張り上げた。
「誠意がない!」
は?とカナトが顔を上げる。
「お前が誠心誠意謝らなければ意味がない!」
誠心誠意でないのは本当である。しかし認めるわけにはいかない。
「お前は俺じゃないだろ!なんで誠心誠意じゃないんだってわかるんだよ!」
「噂じゃアレスト様の寵愛に甘んじて好き勝手しているようだな。お前のようなやつが誠心誠意謝るわけがない!フラン殿下はどなたと存じる?この国の未来を背負う尊いお方なのだぞ!」
「その尊い方がわざわざ俺のとこにきて何処の馬の骨もわからないやつだって言ってきただろ。お前らのほうが先にからんできただろ!」
「お前が礼儀をわきまえないのが先だ!」
カナトは、チッ、と心の中で舌打ちした。
フランがからんできたのは目に見ているが、カナトの王族への態度も問題だった。
「そこで、お前と専属使用人の名をかけたーー」
少し考えたあと、カナトはふたたび頭を下げた。
「この度は無礼な態度をとってしまい、誠に申し訳ありませんでした。このことを反省し、今後二度と同じようなことが起きないよう気をつけます。どうか、殿下からのお許しをいただけないでしょうか?」
つらつらとよどみなく出てくる敬語に屋敷のメイドたちがささやき合う。
「カナトさんって、一応敬語使えたのですね」
「私も初めて知った。アレスト坊ちゃんから教わったのかもしれないね」
さすがにここまで言われて許せないとなると王位継承者として心が狭いと言われかねない。だがよく考えれば相手はただの使用人である。フランはニッと口もとを吊り上げた。立ち上がって高台に上がっていく。
「私とて無情ではない。許そう。しかし、せっかく私の使用人がきみと手合わせをしたいと言っているのだから、少し付き合ってはくれないか?」
断る口実が見つからず、カナトが心の中で右往左往していると慌ただしい蹄の音が聞こえてきた。
見ると、森の中へ入って行ったはずのアレストが爆速で戻ってきた。慣れた動きで馬を止まらせ、馬から降りると面無表情でカナトのそばまで来る。
「カナト、よくがんばったな」
「あ……?いや、いうほどは……」
というかなんでここにいるんだ。
「アレスト!?な、なぜお前が……」
フランが驚いた声を出す。
「狩猟大会は棄権します。それより、人伝に聞いたのですが、僕の使用人が無礼を働いたようですね」
「あ、ああ!ただ先ほど私への不敬は不問にした。でも、私の専属使用人がぜひカナトと専属使用人の名をかけた勝負をしたいと言ってね、きみの意向はどうかな?」
「いいでしょう」
「アレスト!?」
アレストは大丈夫だと言いたげにカナトの背中を軽くたたいた。
「でも、出るのはカナトではなく。ムソクという、カナトが教育を務めた使用人です」
「なに?」
「ムソクはこの春に雇ったばかりの使用人です。教育担当はずっとカナトから変わっていません。彼が代わりに出ます」
「そんなの……いや、かまわない。しかし、それではただの対決ではなく、専属使用人の対決によるルールにのっとろう。負けたほうは今すぐその職を辞し、この先も専属使用人として採用されない。これらはムソクが負けた場合、カナトが責任を取る。どうかな?」
「構いません」
こころよく引き受けたアレストを見て、カナトはこそっと小声で訊いた。
「しょ、職をじするってなんだ?」
「やめるってこと」
「やめる!?ム、ムソクが負けたら俺使用人できなくなるのか?」
「いや、あくまで専属使用人の立場をやめなければいけないだけだ。大丈夫、何があっても僕がいる。カナトが心配するようなことは起きないよ」
「そ、そうなのか?」
それならいいけど、とつぶやきながカナトはムソクの姿を探した。
フランも会場にいる使用人を見渡しながら言う。
「そのムソクという使用人はどこかな?」
「あちらです」
アレストが目を向ける先には冷静な表情で歩み出るムソクがいた。
フランは思わず二度見をする。
急に専属使用人の対決に呼ばれたにも関わらず、動揺のない表情、スッと伸びた姿勢、堂々と歩み出る度胸。どれを見てもカナトが教育を務めた者には見えなかった。
だまされたか?フランは疑問を感じてアレストを見た。視線は確かに歩み出た使用人を見ている。見間違いではない。それなら……目を細めてフランは口を開く。
「この者は本当にムソクなのか?もしくはそこのカナトが教育を担当した者なのか?」
アレストはうなずき返した。
「間違いありません。後々調べても結果は変わりません。何しろカナトは優秀なので、教育した使用人も優秀です」
惜しげもなく言われる褒め言葉にカナトは少し恥ずかしくなった。今までそう言われるのはアレストにだけである。そう思うと、ムソクの教育担当についてから真っ先に教えたのが盗み食いだと思い出すと少し気まずくなった。頬をかきながら考える。
次からもう少し真面目に仕事するか。
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