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第1章 入学試験は命がけ!?
3.試験の始まり
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§
「私は朝火ヒナコ! 火属性の魔法が使えて、得意な型は放射型! 好きな食べ物はカレーで、苦手な食べ物は特になし! 正義の魔法使いになるため、入学試験を受けにきました! よろしくお願いしまーす!」
私は三人の元に近づいた後、元気よく自己紹介をした! よし! 噛まなかったし、これはバッチリ決まったでしょ!
「……あれ?」
黒髪の男の子は何言ってんだこいつって感じの目で私を見ているし、ツインテールの女の子は首を傾げ、魔族の男の子はぽかんと口を開けている。
……もしかしてこれ、盛大にすべって事故った!? ちょっと大きな声を出しすぎちゃったかなあ!? 自己紹介じゃなくて、事故紹介。なんちゃって。……とか考えてる場合じゃない! どうしよう!
「え、えっと……オイラは、『ウィガル』。風属性の魔法が使えて、得意な型は回復型。よろしくでござる」
「ありがとう! よろしくね、ウィガルくん!」
良かった! 魔族の男の子――ウィガルくんが挨拶を返してくれた! ちょっとおどおどした感じだけど、やさしそう! 時代劇に出てくる人みたいなしゃべり方をしていてかわいいし!
「自分は、『土屋チトセ』なのです。土属性の魔法が使えて、得意な型は防御型。魔法に関することを勉強するのが好きで、MCCアカデミーに入学したいと思ったのです。よろしくです」
「チトセちゃんだね! よろしく!」
勉強が好きって、すごい! 私は勉強するのはちょっと苦手だもん。チトセちゃんみたいに、私も勉強が好きになれたらいいなあ。
「……何だよ」
「いや。良かったらあなたの名前も教えてほしいなあなんて」
じっと黙っている黒髪の男の子に、私は勇気を出して話しかけてみた。すると男の子はチッと舌打ちをしてそっぽを向いてしまった。
……感じわるっ!?
「何その態度!? 名前くらい教えてくれてもいいじゃん!」
「うるせえ、正義バカ」
「正義バカ!? さっきも言ったけど、私にはヒナコっていう立派な名前があるんだからちゃんと名前で呼んでよ! そっちの方が正義バカより短くて呼びやすいでしょ!?」
「分かったよ。バカ」
「分かってないし、正義が取れてただの悪口になってるよ!? 短くて呼びやすくなったかもしれないけど!」
何なのこいつ! イケメンだけど性格が悪いし口も悪い!
「その子の名前は『雨夜カヤト』くん。水属性の魔法が使えて、得意な型は設置型。……だよね?」
いつの間にか私の隣にレンさんが立っていて、目の前の男の子を紹介してくれた。
……へえ、カヤトくんって名前なんだ。良い名前だと思う。それはそれとしてこいつは悪だけど!
「チッ。余計なことを……」
うーわ。こいつ、レンさん相手にも口が悪い。先輩相手にこの態度ってどうなの!?
「ははっ。勝手に紹介しちゃってごめん。でも、今から君たち四人は協力して入学試験を受けてもらうわけだから、お互いのことを知っていた方が良いと思ってね」
「えっ?」
四人で協力して入学試験を受けてもらうって? 一体、どういうことだろう。
「というわけではい。これをどうぞ」
右手に二つ、左手に二つ――合わせて四つの小さなリュックをレンさんは持っていて、それを私たちの前に差し出してきた。どうやら、一つずつ受け取れってことみたい。よくわからないけど、とりあえず受け取っておこう。
「何だこれ?」
「一日分の食料と水が入ったリュックだよ」
カヤトくんの質問に、レンさんはそう答えた。続けて、チトセちゃんもレンさんに質問をする。
「入学試験に必要な道具なのですか?」
「必要だと思うよ。君たちは今からモンスター退治をすることになるから」
モンスター退治? 一体、レンさんは何を言っているんだろう。
「ほら、そこに大きな門があるだろう?」
レンさんが指さした方向には、頑丈そうで大きな門があった。
「その門をくぐった先は試練の森。ざっくり説明すると、狂暴なモンスターがうろついている場所。一般人が入ったら、まず生きて出るのは難しい森だね。ははっ」
笑いながら説明するようなことじゃないよね!?
そんな危険な場所が学校の裏にあるの!?
「も、もしや、その森の中でモンスター退治をしろということでござるか……?」
「察しがいいね、ウィガルくん。その通りだよ」
レンさんは笑顔のまま、ウィガルくんの質問にそう答えた。その後、こう言葉を続ける。
「『ディアラグス』という名の、熊の形に似たモンスターが試練の森のどこかに居る。そのモンスターを見つけ出して、二十四時間以内に四人で協力して倒すこと。それが、入学試験の内容だよ」
「……ええぇぇぇぇっ!?」
私はびっくりして思わず叫んでしまった!
モンスター退治が入学試験!? そんなことってあるの!?
「MCCアカデミーは命がけで勉強する場所だって話はしたよね? もちろん、入学試験だって例外ではないよ」
「そんな……」
「さあ、どうする? 君たちに与えられた選択肢は二つ。命がけで入学試験を受けるか、コントロールになるのをすっぱりと諦めてこのまま帰るかだ。命を落とすのが怖いなら、帰るのをオススメするよ」
レンさんの表情は真剣だ。冗談で言っているわけではないみたい。
……狂暴なモンスターが居る場所に行くのは怖いよお。でも、ここで帰ったらコントロールにはなれない。
「チトセは試験を受けるのです。魔法の勉強のためなら、危険なんてへっちゃらなのです」
試験を受けることを真っ先に宣言したのは、チトセちゃんだった。続いて、ウィガルくんが口を開く。
「お、オイラも、試験を受けるでござる。一族の落ちこぼれで終わりたくないでござるから……」
一族の落ちこぼれ? ……よくわからないけど、ウィガルくんにもこのMCCアカデミーに入学したい理由があるみたいだ。
「オレも受ける。……強くならなきゃいけねえからな」
低い声で、カヤトくんはそう呟いた。どうやら、私以外は試験を受ける覚悟を決めたようだ。
「後は朝火さんだけだね。どうする?」
レンさんが私に問いかける。
……私は目を閉じて、何度か深呼吸をした。
モンスターと戦うのは怖い。だけど、ここで逃げてしまったら正義の魔法使いにはなれない。夢を諦めることになる。それは、モンスターと戦うことよりもずっと怖いことだ。だから――
「……受けます! そして、合格してみせます!!」
私も覚悟を決めた! 勇気を出して、前に進むんだ! 正義の魔法使いになるために!
「オッケー。それじゃあ、試験を始めよう。今は午前十時半だから、期限は明日の十時半まで。それまでにディアラグスを倒せたら合格だ」
そう言った後、レンさんは試練の森に続く門へと近づいていった。直後、ゴゴン……と音を立てながら門がゆっくりと開いていく。
「行ってらっしゃい。君たちの無事を祈っているよ」
私たち四人が森に足を踏み入れた途端、大きな音を立てて門が閉じた。
こうして、始まったんだ。命がけの入学試験が――。
「私は朝火ヒナコ! 火属性の魔法が使えて、得意な型は放射型! 好きな食べ物はカレーで、苦手な食べ物は特になし! 正義の魔法使いになるため、入学試験を受けにきました! よろしくお願いしまーす!」
私は三人の元に近づいた後、元気よく自己紹介をした! よし! 噛まなかったし、これはバッチリ決まったでしょ!
「……あれ?」
黒髪の男の子は何言ってんだこいつって感じの目で私を見ているし、ツインテールの女の子は首を傾げ、魔族の男の子はぽかんと口を開けている。
……もしかしてこれ、盛大にすべって事故った!? ちょっと大きな声を出しすぎちゃったかなあ!? 自己紹介じゃなくて、事故紹介。なんちゃって。……とか考えてる場合じゃない! どうしよう!
「え、えっと……オイラは、『ウィガル』。風属性の魔法が使えて、得意な型は回復型。よろしくでござる」
「ありがとう! よろしくね、ウィガルくん!」
良かった! 魔族の男の子――ウィガルくんが挨拶を返してくれた! ちょっとおどおどした感じだけど、やさしそう! 時代劇に出てくる人みたいなしゃべり方をしていてかわいいし!
「自分は、『土屋チトセ』なのです。土属性の魔法が使えて、得意な型は防御型。魔法に関することを勉強するのが好きで、MCCアカデミーに入学したいと思ったのです。よろしくです」
「チトセちゃんだね! よろしく!」
勉強が好きって、すごい! 私は勉強するのはちょっと苦手だもん。チトセちゃんみたいに、私も勉強が好きになれたらいいなあ。
「……何だよ」
「いや。良かったらあなたの名前も教えてほしいなあなんて」
じっと黙っている黒髪の男の子に、私は勇気を出して話しかけてみた。すると男の子はチッと舌打ちをしてそっぽを向いてしまった。
……感じわるっ!?
「何その態度!? 名前くらい教えてくれてもいいじゃん!」
「うるせえ、正義バカ」
「正義バカ!? さっきも言ったけど、私にはヒナコっていう立派な名前があるんだからちゃんと名前で呼んでよ! そっちの方が正義バカより短くて呼びやすいでしょ!?」
「分かったよ。バカ」
「分かってないし、正義が取れてただの悪口になってるよ!? 短くて呼びやすくなったかもしれないけど!」
何なのこいつ! イケメンだけど性格が悪いし口も悪い!
「その子の名前は『雨夜カヤト』くん。水属性の魔法が使えて、得意な型は設置型。……だよね?」
いつの間にか私の隣にレンさんが立っていて、目の前の男の子を紹介してくれた。
……へえ、カヤトくんって名前なんだ。良い名前だと思う。それはそれとしてこいつは悪だけど!
「チッ。余計なことを……」
うーわ。こいつ、レンさん相手にも口が悪い。先輩相手にこの態度ってどうなの!?
「ははっ。勝手に紹介しちゃってごめん。でも、今から君たち四人は協力して入学試験を受けてもらうわけだから、お互いのことを知っていた方が良いと思ってね」
「えっ?」
四人で協力して入学試験を受けてもらうって? 一体、どういうことだろう。
「というわけではい。これをどうぞ」
右手に二つ、左手に二つ――合わせて四つの小さなリュックをレンさんは持っていて、それを私たちの前に差し出してきた。どうやら、一つずつ受け取れってことみたい。よくわからないけど、とりあえず受け取っておこう。
「何だこれ?」
「一日分の食料と水が入ったリュックだよ」
カヤトくんの質問に、レンさんはそう答えた。続けて、チトセちゃんもレンさんに質問をする。
「入学試験に必要な道具なのですか?」
「必要だと思うよ。君たちは今からモンスター退治をすることになるから」
モンスター退治? 一体、レンさんは何を言っているんだろう。
「ほら、そこに大きな門があるだろう?」
レンさんが指さした方向には、頑丈そうで大きな門があった。
「その門をくぐった先は試練の森。ざっくり説明すると、狂暴なモンスターがうろついている場所。一般人が入ったら、まず生きて出るのは難しい森だね。ははっ」
笑いながら説明するようなことじゃないよね!?
そんな危険な場所が学校の裏にあるの!?
「も、もしや、その森の中でモンスター退治をしろということでござるか……?」
「察しがいいね、ウィガルくん。その通りだよ」
レンさんは笑顔のまま、ウィガルくんの質問にそう答えた。その後、こう言葉を続ける。
「『ディアラグス』という名の、熊の形に似たモンスターが試練の森のどこかに居る。そのモンスターを見つけ出して、二十四時間以内に四人で協力して倒すこと。それが、入学試験の内容だよ」
「……ええぇぇぇぇっ!?」
私はびっくりして思わず叫んでしまった!
モンスター退治が入学試験!? そんなことってあるの!?
「MCCアカデミーは命がけで勉強する場所だって話はしたよね? もちろん、入学試験だって例外ではないよ」
「そんな……」
「さあ、どうする? 君たちに与えられた選択肢は二つ。命がけで入学試験を受けるか、コントロールになるのをすっぱりと諦めてこのまま帰るかだ。命を落とすのが怖いなら、帰るのをオススメするよ」
レンさんの表情は真剣だ。冗談で言っているわけではないみたい。
……狂暴なモンスターが居る場所に行くのは怖いよお。でも、ここで帰ったらコントロールにはなれない。
「チトセは試験を受けるのです。魔法の勉強のためなら、危険なんてへっちゃらなのです」
試験を受けることを真っ先に宣言したのは、チトセちゃんだった。続いて、ウィガルくんが口を開く。
「お、オイラも、試験を受けるでござる。一族の落ちこぼれで終わりたくないでござるから……」
一族の落ちこぼれ? ……よくわからないけど、ウィガルくんにもこのMCCアカデミーに入学したい理由があるみたいだ。
「オレも受ける。……強くならなきゃいけねえからな」
低い声で、カヤトくんはそう呟いた。どうやら、私以外は試験を受ける覚悟を決めたようだ。
「後は朝火さんだけだね。どうする?」
レンさんが私に問いかける。
……私は目を閉じて、何度か深呼吸をした。
モンスターと戦うのは怖い。だけど、ここで逃げてしまったら正義の魔法使いにはなれない。夢を諦めることになる。それは、モンスターと戦うことよりもずっと怖いことだ。だから――
「……受けます! そして、合格してみせます!!」
私も覚悟を決めた! 勇気を出して、前に進むんだ! 正義の魔法使いになるために!
「オッケー。それじゃあ、試験を始めよう。今は午前十時半だから、期限は明日の十時半まで。それまでにディアラグスを倒せたら合格だ」
そう言った後、レンさんは試練の森に続く門へと近づいていった。直後、ゴゴン……と音を立てながら門がゆっくりと開いていく。
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