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140.簒奪まで2
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「当然だが周りは誰もそれを良しとしなかった。
先々王のその行動は彼らを完全に敵に回してしまったのだ。
当時は幼かった王とは違い大粛正による恐怖は500年経っても尚、彼らの間で色濃く記憶されていた。
白竜殿だけでなく今度は黒竜殿の怒りを買う事に恐れを抱いた結果、あの悲劇が起こった。
父と伯父、そして高位貴族達と手を組み、先々王とその番を殺害してしまった。
黒竜殿が王に施していた守護はとうの昔に王が自ら解除していたのも大きい」
『俺が覚えているのは突然訪れた喪失感と虚無感に伴侶を喪ったと本能的に悟った事。
慌てて城に戻れば伴侶が血溜まりの中に沈んでいたという場面だけだ。
俺が与えていた伴侶を守護する力は何故か消失していた』
2日前のファルの話を思い出す。
「私が知った時には全てが終わり、この件に関わった全ての者達が責任を負って自害していた。
先々王とその番、そして父も含めた反逆者達が血濡れの床に転がる中、私は父が握りしめていた手紙で全てを知った。
反乱に関わる者達は家族にすら伝えず、あくまで個々が単独で関わっていた」
前国王はそこで暫く口をつぐんだ。
まだどこかで躊躇いがあるんだろう。
誰も先を急かす事はせず、次を待つ。
多分ここからだ。
レンが簒奪者と言った理由がわかるのは。
「血溜まりの中、手紙を握りしめてどれくらい経ったのかわからない。
私は叔父である王の膨らんだ腹から強い獣気が漏れているのに気づいた。
母体はこと切れているというのに、腹の子は必死に生きようとしていた。
何よりその子こそが白竜殿が認めた王の直系に当たる唯一の子供だ。
私は····伯父の腹を裂いて子を取り出した」
「それは····えらい大変な事をしはりましたやん」
トビが難しい顔をして黙り込んだ。
「そうだな。
取り出して産声を上げない赤子を蘇生させているところで黒竜殿が現れてその場を吹き飛ばした。
とっさに赤子を庇いながら障壁を張ったが結局防ぎきれずに飛ばされて気を失った。
気づいた時には瓦礫の間に挟まっていて、胸に庇っていた赤子が元気に泣いていた。
黒竜殿と死体の数々は跡形もなく消し飛んでいたよ」
「なるほど。
流石に黒竜に同情してまうわ」
トビの素の言葉に俺も頷いてしまう。
多分ファルはその瞬間に伴侶の裏切りも含めて全てを悟ったんだろう。
「私は今は亡き母を説得して赤子を弟として育てた。
まさかそれからほどなくしてペネドゥルが母の腹に宿っている事が発覚するとは思わなかったが、赤子の事はどうにか誤魔化せた。
そして王や父上たちが亡くなった事を····黒竜殿のせいにした」
「兄上?!」
「は?!」
ザガド国王と声が被ってしまった。
今こいつは何て言った····。
同じ番を持つ者として、ファルと少なからず接した者として怒りが滲む。
トビもこれまで見た中ではレンを叱りつけたあの時以来の険しい顔だ。
「私も含めて弟となった赤子や従兄弟、当時の高位貴族の子息達を反逆者の家族として罰するわけにはいかなかった。
そんな事をすれば鎖国したからの500年でやっと安定したこの国が再び揺らぐ。
王族として民達を不安になどできない。
幸い周りは王がいかに黒竜殿をおろそかにしていたのかを知っていて、その場に居合わせた私に同情的ですらあった。
私は真実と吐いた嘘を伏せたまま王座についた。
黒竜殿が伴侶である王を殺したとする訳にもいかず、病死とし、私自身はまだ100才にも満たない竜人としては若造の部類だったが従兄弟達が王位を辞退した事もあって特にもめる事もなく決まった。
いつか必ず赤子を王座に座らせる為にその座を欲し、それだけを目標に王として生きてきた。
だが····」
1度話を止め、俯く。
藤色の目は哀しげに揺れていた。
だがそんな様子を見ても怒りは治まらない。
ファルをコケにし過ぎだ。
ザガド国王と初めて会ったあの夜、あの小さな小屋でレンがあんな怒り方をした理由がわかった。
「秘密を抱えたまま生きる事は孤独でしかなく、いつしかまだ見ぬ番を狂おしい程に求めるようになった。
だから禁術とされる魔法を使って番を見つけ、呼びかけた。
それがまさか異世界の者だとは思ってもみなかったが、ヨハンは召還を了承してくれた。
そうして私は従兄弟達の反対を押し切り残りの自分の寿命の大半を削って召還し、伴侶にした。
ヨハンといる時だけは己の罪も忘れられて幸せだった。
従兄弟達が蒸発したのは番を得た後の俺の不甲斐なさに見限ったからだろう」
「····兄上····では、俺は····」
そうだった。
怒りでそこを流しそうになっていたが、その話の流れでいくならザガド国王は····。
「お前こそが先王とその番の子だ。
お前こそが王として相応しい血筋なのだ」
「そんな····だとしたら俺は産まれた時からずっと兄上に守られていたというのか。
それなのに····ずっと逃げて····。
何故兄上が玉座に座る度に苦しそうな空気を纏うのか、何故あんなにも私に譲位したがっていたのか分かりました。
1人で過去の責任を取り続けていた兄上にとって番はそんな過酷な状況を過ごす為になくてはならない心の寄り処だったのでしょう?」
待て。
何で美談みたいな雰囲気になってる?
ファルに対しての責任はどうなった?!
結局そいつは逃げただけじゃないか!
「ああ。
ヨハンはそんな私の我が儘で異世界より召喚した番だったが、まさか召喚の反動で病を再発させるとは思い至れずあんなにも苦しめる事になるとはな。
失うと思うと今も怖くて仕方ない」
「それでも、レンに治療を頼まないのですか?」
ザガド国王の言葉に膝に置いた手に力を込め、カッと怒鳴り散らしそうな自分を抑える。
ザガド、やはりお前はそういう奴だったのか?
魔の森で初めて話した時の、義務から逃げ続けていた第1王弟を思い出した。
先々王のその行動は彼らを完全に敵に回してしまったのだ。
当時は幼かった王とは違い大粛正による恐怖は500年経っても尚、彼らの間で色濃く記憶されていた。
白竜殿だけでなく今度は黒竜殿の怒りを買う事に恐れを抱いた結果、あの悲劇が起こった。
父と伯父、そして高位貴族達と手を組み、先々王とその番を殺害してしまった。
黒竜殿が王に施していた守護はとうの昔に王が自ら解除していたのも大きい」
『俺が覚えているのは突然訪れた喪失感と虚無感に伴侶を喪ったと本能的に悟った事。
慌てて城に戻れば伴侶が血溜まりの中に沈んでいたという場面だけだ。
俺が与えていた伴侶を守護する力は何故か消失していた』
2日前のファルの話を思い出す。
「私が知った時には全てが終わり、この件に関わった全ての者達が責任を負って自害していた。
先々王とその番、そして父も含めた反逆者達が血濡れの床に転がる中、私は父が握りしめていた手紙で全てを知った。
反乱に関わる者達は家族にすら伝えず、あくまで個々が単独で関わっていた」
前国王はそこで暫く口をつぐんだ。
まだどこかで躊躇いがあるんだろう。
誰も先を急かす事はせず、次を待つ。
多分ここからだ。
レンが簒奪者と言った理由がわかるのは。
「血溜まりの中、手紙を握りしめてどれくらい経ったのかわからない。
私は叔父である王の膨らんだ腹から強い獣気が漏れているのに気づいた。
母体はこと切れているというのに、腹の子は必死に生きようとしていた。
何よりその子こそが白竜殿が認めた王の直系に当たる唯一の子供だ。
私は····伯父の腹を裂いて子を取り出した」
「それは····えらい大変な事をしはりましたやん」
トビが難しい顔をして黙り込んだ。
「そうだな。
取り出して産声を上げない赤子を蘇生させているところで黒竜殿が現れてその場を吹き飛ばした。
とっさに赤子を庇いながら障壁を張ったが結局防ぎきれずに飛ばされて気を失った。
気づいた時には瓦礫の間に挟まっていて、胸に庇っていた赤子が元気に泣いていた。
黒竜殿と死体の数々は跡形もなく消し飛んでいたよ」
「なるほど。
流石に黒竜に同情してまうわ」
トビの素の言葉に俺も頷いてしまう。
多分ファルはその瞬間に伴侶の裏切りも含めて全てを悟ったんだろう。
「私は今は亡き母を説得して赤子を弟として育てた。
まさかそれからほどなくしてペネドゥルが母の腹に宿っている事が発覚するとは思わなかったが、赤子の事はどうにか誤魔化せた。
そして王や父上たちが亡くなった事を····黒竜殿のせいにした」
「兄上?!」
「は?!」
ザガド国王と声が被ってしまった。
今こいつは何て言った····。
同じ番を持つ者として、ファルと少なからず接した者として怒りが滲む。
トビもこれまで見た中ではレンを叱りつけたあの時以来の険しい顔だ。
「私も含めて弟となった赤子や従兄弟、当時の高位貴族の子息達を反逆者の家族として罰するわけにはいかなかった。
そんな事をすれば鎖国したからの500年でやっと安定したこの国が再び揺らぐ。
王族として民達を不安になどできない。
幸い周りは王がいかに黒竜殿をおろそかにしていたのかを知っていて、その場に居合わせた私に同情的ですらあった。
私は真実と吐いた嘘を伏せたまま王座についた。
黒竜殿が伴侶である王を殺したとする訳にもいかず、病死とし、私自身はまだ100才にも満たない竜人としては若造の部類だったが従兄弟達が王位を辞退した事もあって特にもめる事もなく決まった。
いつか必ず赤子を王座に座らせる為にその座を欲し、それだけを目標に王として生きてきた。
だが····」
1度話を止め、俯く。
藤色の目は哀しげに揺れていた。
だがそんな様子を見ても怒りは治まらない。
ファルをコケにし過ぎだ。
ザガド国王と初めて会ったあの夜、あの小さな小屋でレンがあんな怒り方をした理由がわかった。
「秘密を抱えたまま生きる事は孤独でしかなく、いつしかまだ見ぬ番を狂おしい程に求めるようになった。
だから禁術とされる魔法を使って番を見つけ、呼びかけた。
それがまさか異世界の者だとは思ってもみなかったが、ヨハンは召還を了承してくれた。
そうして私は従兄弟達の反対を押し切り残りの自分の寿命の大半を削って召還し、伴侶にした。
ヨハンといる時だけは己の罪も忘れられて幸せだった。
従兄弟達が蒸発したのは番を得た後の俺の不甲斐なさに見限ったからだろう」
「····兄上····では、俺は····」
そうだった。
怒りでそこを流しそうになっていたが、その話の流れでいくならザガド国王は····。
「お前こそが先王とその番の子だ。
お前こそが王として相応しい血筋なのだ」
「そんな····だとしたら俺は産まれた時からずっと兄上に守られていたというのか。
それなのに····ずっと逃げて····。
何故兄上が玉座に座る度に苦しそうな空気を纏うのか、何故あんなにも私に譲位したがっていたのか分かりました。
1人で過去の責任を取り続けていた兄上にとって番はそんな過酷な状況を過ごす為になくてはならない心の寄り処だったのでしょう?」
待て。
何で美談みたいな雰囲気になってる?
ファルに対しての責任はどうなった?!
結局そいつは逃げただけじゃないか!
「ああ。
ヨハンはそんな私の我が儘で異世界より召喚した番だったが、まさか召喚の反動で病を再発させるとは思い至れずあんなにも苦しめる事になるとはな。
失うと思うと今も怖くて仕方ない」
「それでも、レンに治療を頼まないのですか?」
ザガド国王の言葉に膝に置いた手に力を込め、カッと怒鳴り散らしそうな自分を抑える。
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