レベルが絶対のゲームで俺は、世界に見捨てられた地で最強になっていた

天々

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第一章

第六話 起きたらそこは

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しゃー!5000Gとサプライズボックスをもらったぁ!けど…?サプライズボックスこれ今開けていいのか?うーん…開けるかー!

パネルのサプライズボックスをタップすると少しでかいボックスが現れた。そしてレイヤは開けるを押した。

内容
賢者のマント ☆☆☆☆☆☆
謎の種 ☆
魔剣ズライム ☆☆☆☆☆

+1,000,000G

え…、?ま、まず100万G!?…それに魔剣ズライム…攻撃力137…賢者のマントなんて攻撃力、防護力、移動力ともに100UPなんて最強かよ…。これ結構強くなったんじゃない!?

「しゃー!!!!」

俺の叫び声は山を超えた向こうまで聞こえただろう。そのくらい喜んだ。多分人生で一番喜んでるかもしれない。って…もう夕方か…じゃ戻って寝るか…。

その後1ヶ月半ほどレイヤは鍛錬を続けある日。

「やばい…すげぇねむたい…死にそう…」

そしてレイヤは眠りに入った。



雨がなり止むことを知らずに振り続ける。その音でレイヤは起きる。

「あっ…?」

路地裏…?真っ暗だ…。街なのか…?誰だ…?近づいてくる…。

「大丈夫?」

女の声…?プレイヤーなのか?でも俺がいた場所はプレイヤーなんて……



「はっ、!」

勢いよくレイヤは目覚める。

ここはどこだ…?村にこんな場所なかったしなんでだ?マップでも見とこ。

レイヤはパネルのマップを押し、位置を確認する。パネルには世界首都ヴェーガルと書かれている。

世界首都?どこだ?こんな場所知らないし…テレポートもまだできないし…誰かがやったのか?でも─

その時、扉が勢いよく開く。

「でさ…ってぇ!?起きてる!?」

「あ、起きたの?大丈夫?すごく疲れてたっぽいけど…?」

女子二人がレイヤに質問攻めする。

「えーっと…俺はレイヤ。Lvは59…それで世界首都ってのは分かるけど…ここはどこなんだ?」

レイヤは曖昧に言った。

「59!?高くない?」

「リン。ちゃんと質問に答えてあげて。ごめんね私は、カレン、Lvは27。ここは私とリンの拠点。路地裏で倒れてたからさ。あ、これステータスね」

パネルにカレンのステータスが浮かぶ。

名前 カレン
Lv.29
HP 3500
MP 1900
職業 冒険者
段位 ブロンズIII
連盟 第二連合

「カレン全部説明しないでよ…私のステータスも」

名前 リン
Lv.28
HP 3400
MP 1850
職業 冒険者
段位 ブロンズIV
連盟 第二連合

それにしても段位が高いし職業も…それに第二連合ってなんだ?

「なぁなぁ、第二連合ってなんだ?」

「それは私たちが所属してるクランで第一連合の…なんて言うんだろ…下っ端?」

「下っ端って…」

レイヤは笑いながら言った。
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