7 / 12
第一章
第七話 マルチダンジョン
しおりを挟む「まぁー簡単に言うと第一連合の下部組織だね?」
「へぇ…凄そうだな」
なんか俺がどっかで訓練してる間に沢山連盟ができてんだな。段位もどうやってあげるか知らないし…全くわからんな
「でさ!レイヤ!一緒にクエスト受けない?」
「クエスト?なんの?」
カレンはパネルを見せてきた。
メイン低級クエスト 推奨Lv.30
クエスト内容
純黒連盟リファイルの領土の首都、レンバリオンの三級危険指定連盟「バファルト」の壊滅。
報酬
9,900G
げっ!連盟を壊滅させたのに約1万G?少ないか…?でも相手はどれくらい強いんだろう。
「俺はいいけど…連盟を壊滅させんだぜ?大丈夫なのか?ちょっと心配だけど…」
「推奨Lvが30なんだから大丈夫でしょ!」
「ならいいけどな…?」
レイヤ、カレン、リンは首都レンバリオンに目ざし旅に出た。
「あ、そういえば段位ってなんなの?」
「段位は全サーバーに適用されるシーズン終わり時の報酬と、プレイヤーの強さをLv?じゃなくて技術的に表した階級だよ」
「へぇ~。どうやったら上がるの?」
「オールポイントってやつを貯めると上がるよ!」
カレンはパネルを見せながら言ってくれた。
パネルには色々乗っていて、段位は下から、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、マスター、レジェンド、オーソリティ、エンペラーとある。エンペラーの人は見れたら幸運と言うほど出くわさない。
「えぇ…そんなにあんのかよ…けど…目指すはてっぺんだな!」
「行けたらいいねー」
ずーっと歩いている途中。
「ねぇカレン、テレポート使わないの?」
「あ、そういえばあったね。近くの場所から飛ぼう」
首都レンバリオン。現実かと疑うようほど技術が発達していて高層ビルが立ち並ぶ。しかし、ヴェーガルよりは劣っている。
「す、すげぇ…」
「ここレンバリオンは近代機械都市とも言われてるほどすごいよ!」
「なんかいろいろなんか色々できそうだな!」
ゲームにこんなに綺麗な場所があったのか…。初めて見たな。ゲームにも現代みたいな都市があるんだ…。
「レイヤ。あっちの方に宿があるからとりあえず取っておいて、その後クエストしよ」
「おーけー」
カレンが指を指した宿は高層ビルであり、いかにも高級であるだろう。
え…一泊で200,000G!?今の所持金は…1,008,200G…きついな…けどいいか…なんかで稼ごう…。
「すいません、一泊お願いします」
パネルには、請求200,000Gと書いてありレイヤは承認を押した。所持金から200,000G引かれた。
はぁ…きちぃ…!?何で稼げばいいんだ…?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
10
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる