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本編
63話 和解
シャロンさんは、天井裏から現れたカーバンクルを存分にもふりまくったことで、出会った時の刺々しい雰囲気を消失させ、気づけば部屋全体も和やかなものへと変化していた。
「ようやく、心が落ち着いたわ。そういった事情なら、あなた方の行為を許したいところだけど、周囲に商会の悪評をばら撒いたり、フリマでの出店に難癖をつけて追い出すのは、些かやり過ぎでは?」
「そんな事までやったの!」
トーイからフリマの件を聞いていたけど、あれもカーバンクルの仕業かと思い、私はトーイともう1体を睨む。
「「やってないよ!」」
2体が、同時に否定する。
「本当に?」
私は、半信半疑な目で天井裏に潜んでいたカーバンクルを見る。
たしか、この子の名前はイマリちゃんだ。
「ユミル、信じて! このお店で起きた出来事は、私の仕業だけど、それ以外は王都の住民たちの仕業だから! 調査してわかったけど、同業者たちの多くが、大儲けしているオリエント商会を妬んでいるの。この不幸を機に、悪知恵を働かせたのよ!」
こんな必死に喋るカーバンクルを、久しぶりに見る。
嘘を言うとは思えないけど…。
「そういう事か。この子たちの言っていることは、真実だ」
シンさんがカーバンクルたちを擁護してくれたけど、根拠はあるのかな?
「シン、何かわかったの? 説明して」
「ああ、カーバンクルの話を聞いて、すべての合点がいった。ただ、シャロンたちにとって非常に言いにくい内容なんだが…」
「勿体ぶらずに言ってよ」
シンさん、シャロンさんの機嫌を伺っているけど、何を言うのだろう?
「オリエント商会の商売の在り方は、消費者という観点から見れば、平民や貴族からかなり高い評価を得ている」
子供の頃から商売に関わっていると、みんながこういった話し方になるのだろうか?
「だが、初期の時点からかなりの収益を上げ、平民や貴族からも注目を浴びたことから、同業者からは脅威と判断され、その動向は常に見張られている。そこは、理解できるな?」
理解できるけど、話し方が大人だ。
貴族って、みんながこうなの?
「それは…まあ。隣国で譲渡された収納鞄と新規開発された輸送方法があるからこそ、今の商売が成り立っているわ。平民や貴族から多くの荷物を預かり、様々な地域へ比較的短期間での輸送を成功させ、互いの信頼関係を築けているこのシステムは、現状目新しいからね」
隣国での件や輸送手段を聞きたいところだけど、今はスルーしよう。そのシステムを最大限に利用することで、商売を成功に導いたわけだね。
「商売敵たちは、早い段階でオリエント商会を脅威とみなした。結託こそしていないだろうが、《潰したい》《力を削ぎたい》という思いが一致したからこそ、いくつかの商会が今回起きた謎の事故を利用して、店に不幸を与えたのさ」
商売敵、妬む理由はわからなくもないけど、やり方に問題ありだ。
「恐らく、動き出した時期がかなり近いこともあって、不幸が連続して重なってしまい、大きな損害になってしまったのさ」
ライバルによる店の潰し合い、どこの世界でも起こりうるものだけど、もうちょっとやり方を考えてほしい。
「スキルと魔法も封じられ、こっちもいっぱいいっぱいで動いているのに。妬む連中は私たちの不幸をあざ笑い、更に不幸になってもらうよう画策してたってわけね」
カーバンクルが起こした不幸を起点にしている以上、カーバンクルが安寧をもたらさないといけない。まずは、スキルと魔法を復帰させてあげたいけど、長は許してくれるかな?
私はここでの話し合いを長に説明して、彼の判断を仰ぐ。
『封印解除は、まだ許可できない。今の段階でこの家族だけを解除すると、必ず怪しまれる』
『そうだよね』
『当面の間、オリエント子爵家担当のカーバンクル・イマリが、一家の守護に入ることを伝えてもらえないか?』
『了解です』
私は長の決断を2人に伝えると、シャロンさんは少し残念そうにしていたけど、すぐに頭を切り替えて、私に質問してくる。
「トーイ、イマリ、長。私たちのことを第一に考えてくれてありがとう。多分、営業を再開できても、悪者が店にも現れて暴れるかもしれないので、今後は家や店の守護をお願いします」
王家が本家貴族やその関係者たちに制裁を与えたら、どんな二次被害がオリエント子爵家に絡んでくるのか不明な以上、当面の間は守護すべきだと思う。
「了解だよ。イマリが、君たち家族の護衛担当になるから安心して」
「トーイとユミルは、どうするの?」
「現在、僕たちはカルバイン子爵家のアイリスと行動を共にしている」
「「カルバイン子爵家!?」」
まだ、私たちはアイリス様との関係を話していない。2人揃って声を上げるということは、彼女は王都でも有名なのかな?
「今になって思い出したわ。今日の朝刊に、アイリスのことがデカデカと掲載されていたわね。私は写真しか見ていないけど、シンは読んだ?」
昨日の今日で、もう掲載されているんだ。
こっちの世界の新聞記者も、仕事が早い。
「ああ。ポーション研究の全てを何者かに盗まれた影響で、今回の発表内容は空魔石についてだったな」
「全て盗まれたって、大事じゃないの! 別分野に移して、新聞に掲載される程の実績を出すことも凄いけど」
そこに私も絡んでいるけど、この様子だと、私については掲載されていないってことか。
「その件に関しては、全て解決している。明日、明後日にでも、新情報が新聞に掲載され、世間を騒がすことになる。今は僕たちと一緒に、学会会場のホテルに滞在しているよ。その研究データ盗難の影響で、王都の滞在期間も延びているから、時間があれば会ってあげなよ」
トーイがそう言うと、シャロンさんは少したじろいでしまう。
「どうしたの? シャロンさんは同じ子爵家だから、友達でしょ?」
私の言葉に対して、彼女は困った顔をする。
そういえば、アイリス様は王都に友達いない発言をしていたような?
「う~ん、あの子って同年代の子より大人っぽい仕草や発言をすることもあって、皆から敬遠されているのよ。男子たちも、そうでしょ?」
確かに、アイリス様って10歳のわりに、大人っぽい。
そりゃあ、大人の研究者相手に、あれだけ話し合えるのだから、大人っぽくなるよ。同年代の子供から見れば、たとえ貴族であっても敬遠されてしまうんだね。
「近づき難い雰囲気を持っているが、僕たちの方だと、それが好印象になっている。以前、王城で殿下の誕生会に来られた際、年齢の近い連中は、誰が先に声をかけるか競っていたくらいだ。まあ、大人たちと楽しく話し合う彼女を見て、結局誰も勇気を出せなかったわけだが」
それを聞いたシャロンさんは、急にむすっとするも、シンさんはその表情に全く気づいていない。
「シンさんは、声をかけなかったの?」
「僕か? 彼女の家とは物理的に遠いし、家との縁もなさそうだから、声をかける気など微塵もなかったな」
うっわ、辛辣な言い方!
アイリス様自身じゃなくて、家と家との繋がりでしか、彼女を見ていない。それを聞いたシャロンさんも複雑な笑みを浮かべ、口をヒクヒクと動かしている。
「アイリスは、良い子だよ。研究で大人と接する回数が多いこともあって、君たちよりも場数を踏んでいるから大人びているだけで、根は君たちとそう変わらない。機会があれば、話し合ってみるといい」
「まあ、トーイがそういうのなら……」
「せっかくの機会だし、僕とシャロンで…」
アイリス様との話し合いについて詰めようとしたところで、店の奥からドタドタと大きな音を立てて、誰かが入ってきた。
随分、慌てているけど誰だろう?
カーバンクルのイマリも、急いで姿を消す。
「お嬢様~~~大変です!」
入ってきたのは、執事服を着た50歳くらいの男性だ。
「ロハス、そんなに慌ててどうしたの?」
相当急いでいたのか、かなり息を切らしている。
「旦那様と…奥様の…乗っていた馬車が……転倒事故を起こしました」
「なんですって!? 場所は?」
「ここから、徒歩10分程のところです」
馬車の横転事故!? それって、大事故だよ!
シャロンさんのご両親の容態が気になる。
急いで、事故現場に行かなきゃ!
「ようやく、心が落ち着いたわ。そういった事情なら、あなた方の行為を許したいところだけど、周囲に商会の悪評をばら撒いたり、フリマでの出店に難癖をつけて追い出すのは、些かやり過ぎでは?」
「そんな事までやったの!」
トーイからフリマの件を聞いていたけど、あれもカーバンクルの仕業かと思い、私はトーイともう1体を睨む。
「「やってないよ!」」
2体が、同時に否定する。
「本当に?」
私は、半信半疑な目で天井裏に潜んでいたカーバンクルを見る。
たしか、この子の名前はイマリちゃんだ。
「ユミル、信じて! このお店で起きた出来事は、私の仕業だけど、それ以外は王都の住民たちの仕業だから! 調査してわかったけど、同業者たちの多くが、大儲けしているオリエント商会を妬んでいるの。この不幸を機に、悪知恵を働かせたのよ!」
こんな必死に喋るカーバンクルを、久しぶりに見る。
嘘を言うとは思えないけど…。
「そういう事か。この子たちの言っていることは、真実だ」
シンさんがカーバンクルたちを擁護してくれたけど、根拠はあるのかな?
「シン、何かわかったの? 説明して」
「ああ、カーバンクルの話を聞いて、すべての合点がいった。ただ、シャロンたちにとって非常に言いにくい内容なんだが…」
「勿体ぶらずに言ってよ」
シンさん、シャロンさんの機嫌を伺っているけど、何を言うのだろう?
「オリエント商会の商売の在り方は、消費者という観点から見れば、平民や貴族からかなり高い評価を得ている」
子供の頃から商売に関わっていると、みんながこういった話し方になるのだろうか?
「だが、初期の時点からかなりの収益を上げ、平民や貴族からも注目を浴びたことから、同業者からは脅威と判断され、その動向は常に見張られている。そこは、理解できるな?」
理解できるけど、話し方が大人だ。
貴族って、みんながこうなの?
「それは…まあ。隣国で譲渡された収納鞄と新規開発された輸送方法があるからこそ、今の商売が成り立っているわ。平民や貴族から多くの荷物を預かり、様々な地域へ比較的短期間での輸送を成功させ、互いの信頼関係を築けているこのシステムは、現状目新しいからね」
隣国での件や輸送手段を聞きたいところだけど、今はスルーしよう。そのシステムを最大限に利用することで、商売を成功に導いたわけだね。
「商売敵たちは、早い段階でオリエント商会を脅威とみなした。結託こそしていないだろうが、《潰したい》《力を削ぎたい》という思いが一致したからこそ、いくつかの商会が今回起きた謎の事故を利用して、店に不幸を与えたのさ」
商売敵、妬む理由はわからなくもないけど、やり方に問題ありだ。
「恐らく、動き出した時期がかなり近いこともあって、不幸が連続して重なってしまい、大きな損害になってしまったのさ」
ライバルによる店の潰し合い、どこの世界でも起こりうるものだけど、もうちょっとやり方を考えてほしい。
「スキルと魔法も封じられ、こっちもいっぱいいっぱいで動いているのに。妬む連中は私たちの不幸をあざ笑い、更に不幸になってもらうよう画策してたってわけね」
カーバンクルが起こした不幸を起点にしている以上、カーバンクルが安寧をもたらさないといけない。まずは、スキルと魔法を復帰させてあげたいけど、長は許してくれるかな?
私はここでの話し合いを長に説明して、彼の判断を仰ぐ。
『封印解除は、まだ許可できない。今の段階でこの家族だけを解除すると、必ず怪しまれる』
『そうだよね』
『当面の間、オリエント子爵家担当のカーバンクル・イマリが、一家の守護に入ることを伝えてもらえないか?』
『了解です』
私は長の決断を2人に伝えると、シャロンさんは少し残念そうにしていたけど、すぐに頭を切り替えて、私に質問してくる。
「トーイ、イマリ、長。私たちのことを第一に考えてくれてありがとう。多分、営業を再開できても、悪者が店にも現れて暴れるかもしれないので、今後は家や店の守護をお願いします」
王家が本家貴族やその関係者たちに制裁を与えたら、どんな二次被害がオリエント子爵家に絡んでくるのか不明な以上、当面の間は守護すべきだと思う。
「了解だよ。イマリが、君たち家族の護衛担当になるから安心して」
「トーイとユミルは、どうするの?」
「現在、僕たちはカルバイン子爵家のアイリスと行動を共にしている」
「「カルバイン子爵家!?」」
まだ、私たちはアイリス様との関係を話していない。2人揃って声を上げるということは、彼女は王都でも有名なのかな?
「今になって思い出したわ。今日の朝刊に、アイリスのことがデカデカと掲載されていたわね。私は写真しか見ていないけど、シンは読んだ?」
昨日の今日で、もう掲載されているんだ。
こっちの世界の新聞記者も、仕事が早い。
「ああ。ポーション研究の全てを何者かに盗まれた影響で、今回の発表内容は空魔石についてだったな」
「全て盗まれたって、大事じゃないの! 別分野に移して、新聞に掲載される程の実績を出すことも凄いけど」
そこに私も絡んでいるけど、この様子だと、私については掲載されていないってことか。
「その件に関しては、全て解決している。明日、明後日にでも、新情報が新聞に掲載され、世間を騒がすことになる。今は僕たちと一緒に、学会会場のホテルに滞在しているよ。その研究データ盗難の影響で、王都の滞在期間も延びているから、時間があれば会ってあげなよ」
トーイがそう言うと、シャロンさんは少したじろいでしまう。
「どうしたの? シャロンさんは同じ子爵家だから、友達でしょ?」
私の言葉に対して、彼女は困った顔をする。
そういえば、アイリス様は王都に友達いない発言をしていたような?
「う~ん、あの子って同年代の子より大人っぽい仕草や発言をすることもあって、皆から敬遠されているのよ。男子たちも、そうでしょ?」
確かに、アイリス様って10歳のわりに、大人っぽい。
そりゃあ、大人の研究者相手に、あれだけ話し合えるのだから、大人っぽくなるよ。同年代の子供から見れば、たとえ貴族であっても敬遠されてしまうんだね。
「近づき難い雰囲気を持っているが、僕たちの方だと、それが好印象になっている。以前、王城で殿下の誕生会に来られた際、年齢の近い連中は、誰が先に声をかけるか競っていたくらいだ。まあ、大人たちと楽しく話し合う彼女を見て、結局誰も勇気を出せなかったわけだが」
それを聞いたシャロンさんは、急にむすっとするも、シンさんはその表情に全く気づいていない。
「シンさんは、声をかけなかったの?」
「僕か? 彼女の家とは物理的に遠いし、家との縁もなさそうだから、声をかける気など微塵もなかったな」
うっわ、辛辣な言い方!
アイリス様自身じゃなくて、家と家との繋がりでしか、彼女を見ていない。それを聞いたシャロンさんも複雑な笑みを浮かべ、口をヒクヒクと動かしている。
「アイリスは、良い子だよ。研究で大人と接する回数が多いこともあって、君たちよりも場数を踏んでいるから大人びているだけで、根は君たちとそう変わらない。機会があれば、話し合ってみるといい」
「まあ、トーイがそういうのなら……」
「せっかくの機会だし、僕とシャロンで…」
アイリス様との話し合いについて詰めようとしたところで、店の奥からドタドタと大きな音を立てて、誰かが入ってきた。
随分、慌てているけど誰だろう?
カーバンクルのイマリも、急いで姿を消す。
「お嬢様~~~大変です!」
入ってきたのは、執事服を着た50歳くらいの男性だ。
「ロハス、そんなに慌ててどうしたの?」
相当急いでいたのか、かなり息を切らしている。
「旦那様と…奥様の…乗っていた馬車が……転倒事故を起こしました」
「なんですって!? 場所は?」
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