邪神を喰った少女は異世界を救済します

犬社護

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5章 レーデンブルク 悪魔討伐編

勇者達との夕食

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時間は17時か。
会議を終え、夕食の準備が整うまで、美香と夕実の部屋で休憩しているところだ。春人君達もいる。国王・王妃・バーンさん・リフィアさんは王城での仕事があるので、ここにはいない。部屋自体は、結構広いから8人入っても余裕でくつろげるわね。サリアも復活しているのは良いけど、美香と夕実の2人に挟まれていて居心地悪そうにしている。でも、決して嫌がらないのよね。案外、楽しんでいるのかもね。


「それにしても、茜がスフィアタリアに来て1ヶ月と少しなのに、とんでもない経験をしたね。人間→邪神→女神、誰にも出来ない体験だね」

「美香だって、ドーピング聖女って呼ばれてるんでしょ?春人君はドーピング勇者、うんピッタリだと思う」

「「全然嬉しくない」」

「私が命名しました。邪王を討伐した暁には、全世界にその名が広まるでしょう」
「「やめてくれ!」」

こうやって友達と話すのも久しぶりね。

「そうそう、茜、私や真也君、義輝君に加護を与えてくれないかな。サリアの件も解決したし、問題ないよね。今からトイフェルベリーを全部3人で食べたら、能力値も10 万は超えるんじゃないかな?」

「あれ?3人ともトイフェルベリーを嫌ってなかった?」
「もう慣れました」
「あれだけ大量に食べているところを見たらな」
「真也の言う通りだ。俺達に加護は可能か?」

「ええ、問題ないわ。---------はい、終わり」

「「「は?」」」

「茜、もう終わったんですか?」
「ええ、ステータスを確認して見て」

「「「あ、加護がある」」」

「ほんの数秒で-----こんな簡単に付けれるものなのか?」

「義輝君、システムマニュアルスキルは管理システムと直結しているから、これまでの作業が迅速に実行出来るのよ」

これで5 人全員、私の加護が付いたわね。

「ステータス数値に関しては弄らないわね。あまりやり過ぎると、身体に悪影響があるかもしれないからね。春人君と美香の場合は、人間の限界を遥かに超えてるから問題ないわ」

「----地球に戻って、普通の生活を送れるのだろうか?帰ったら自分の力が、どこまで上がったのか確認した方が良いな」

気になるのは当然だよね。まあ、野球とかは止めた方がいいわね。豪速球どころか、キャッチャーごと吹っ飛ばすだろうから。

《コンコン》
《勇者様方、女神様方、お料理の用意が整いました》

あ、準備が整ったようね。シルフィーユの料理がどんなものなのか楽しみね。


○○○


夕食の時に国王様と王妃様、バーンさん、リフィアさんがやって来た。仕事を早めに切り上げたようだ。シルフィーユの料理は、野菜がメインだった。肉料理もあるけど、肉単品で食べるのではなく、肉を野菜で包み込み食べる事で複合的な味になっている。これは美味しいわ!それに野菜の天ぷら、良質な油を使っていて、サクッとして凄く美味しい。十分食べたけど、上品な野菜料理が中心のせいか、どこか物足りない気がする。

「シルフィーユの料理、凄く上品な味がして美味しかったです。特に、野菜の天ぷらが気に入りました!ただ、上品過ぎて、どこか物足りない感がありますね」

「そういってもらえると嬉しいわ。野菜の天ぷらや肉料理の食べ方は地球の料理を参考にしたのよ。国民達にも凄く評価が高かったわ。元々、私が開発したものなんだけど、品質が良過ぎるし野菜を中心としているから、サーシャの言う通り、どうしてもどこか物足りない感があるのよね。そこでお願いがあるんだけど、唐揚げやコロッケやトンカツのレシピを教えて欲しいの。私も作ってはいるけど、どうもイマイチ味が整わないのよ。テルミア王国と同じというのも面白くないから、そのレシピを基に私なりにアレンジしてみたいわ」

「良いですよ。ここで作ったら、多分上品な物が出来上がりそうですね。テルミアとは違った味になって人気になると思います。今、アイテムボックスに出来立ての揚げ物がありますが食べますか?」

「「「「「「「食べる!!!」」」」」」」

全員一斉に言ったわね。

「サリアとテイルも食べるの?満腹になって、レーデンブルクのご馳走を食べれないわよ」

「今までの仕事の所為で、かなり痩せたのよ。これまでの鬱憤を晴らしたいから、満足するまで食べるわ。今は太らないとね」

「私は精霊なので、いくら食べても太りません」

《ガン》

「痛い!サリア様~なにするんですか~」
「あんた、女全員を敵に回したいの?」

どれだけ食べても太らないって、贅沢な悩みを持っているわね。

「今あるのは、これだけですね。20人前くらいかな?どうぞ食べて下さい」

「サーシャ、頂くわね。-------家庭的な味がしていいわね。唐揚げやコロッケ、懐かしい味だわ」

「私の料理は、テルミアが揚げ物系、ガルディアは中華料理系、レーデンブルクはラーメン系が広まりつつありますよ」

「「ラーメン!!!」」

この反応、佐江さんと努さんもラーメン好きか!

「サーシャ、ラーメンも作れるの!」

「はい、色々なジャンルの料理に挑戦しましたから。現在レーデンブルクでは、醤油ラーメンとオーク骨ラーメンを開発しています。ゆくゆくは、塩や味噌といったラーメンにも取り組む予定です。味噌に関しては、レーデンブルクの伝統品としてありましたからね」

「今、あるのかしら?」
「開発中のものならありますよ」
「サーシャ、私と佐江、国王と王妃、バーンとリフィアにもに1杯ずつでいいから貰えないか?」

「今あるのは、醤油とオーク骨の2種類です。どちらが欲しいですか?」

努「オーク骨」              佐江「醤油」
国王「ではオーク骨を」      王妃「私は醤油を」
バーン「オーク骨」          リフィア「醤油」

「茜、俺達の分もあるかな?3人ともオーク骨で!」
「私と夕実はいらないよ。ラーメンも好きだけど、今は揚げ物だよ!」

「はい、茜の作った揚げ物は絶品ですね。シルフィーユの上品な揚げ物にやや飽きてきたところで、家庭的な揚げ物を食べる。今、私達は幸せの絶頂にいますね」

美香と夕実は、ここでも揚げ物好きは変わらないか。
春人君、真也君、義輝君はラーメンね。

「はい、どうぞ。開発中のもので、評価は80点くらいね。サリアとテイルはレーデンブルクに行ってから食べればいいわ。あっちの方が美味しくなっているはずだしね」

「もちろん、そのつもりよ!唐揚げ美味い!」
「私もです!コロッケ美味しいです!」

さっきから、国王様、王妃様、バーンさん、リフィアさんが殆ど喋ってないわね。4人を見ると、全員夢中でラーメンと唐揚げやコロッケ、餃子を貪り食っている。ああ、この光景はテルミアやガルディアで見たのと同じだ。バーンさんとリフィアさんは、唐揚げやコロッケを知っているからラーメンと餃子に集中しているわ。

そして、佐江さんと努さんは、バーンさん達と違った表情でラーメンをゆっくりと食べているわ。

「この味、懐かしいわ~。もう100年以上も食べてなかった」
「ああ、本当に懐かしい。ここで、この味に再び巡り合えるとは」

そっか、100年以上この世界にいるんだから懐かしい味になるはずよね。

「茜、このオーク骨ラーメン、オーソドックスだけど十分美味いよ。店に出せるレベルだ」

「ああ、このオーク肉も味が染み込んでいて美味い。レーデンブルクの人達は初めての味になるから虜になるんじゃないか?」

「春人、真也の言う通りだ。テルミアでも、揚げ物がブームになっているからな」

おお、3人からも高評価だ。

「もう既に虜になっているわ。ガルディアでは中華料理を広めたせいか、その時は無礼講という事もあって、皇帝と使用人で取り合いになっていたわね」

虜----か。レーデンブルクにいるフィン達とキースには、新たな称号『美食の虜』を入れておきましょう。特殊効果は【食欲1.5倍増し】でいいかな。

「サーシャの作る料理は、それだけ中毒性が高いのよ。いくら無礼講でも、皇帝と普通取り合わないわよ。私や努でも、もっと食べたい衝動にかられるもの」

「ああ、唐揚げや餃子などは、いくら食べても不思議と飽きないからね」

「全ての問題が解決したら、シルフィーユでは丼系やうどんを流行らせたいですね。海に面している街だと、海鮮丼や魚の唐揚げとか出来ますよ」

「----サーシャ、丼関係やうどんのレシピも教えて貰って良いかしら?私が挑戦してみるわ。王城のみんなには内緒で、2人でよく外に出て買い物しているの。悪魔討伐終了後、海沿いの街を散策してみるわ」

「ええ、構いませんよ」


シルフィーユの料理は、とても上品で美味しかった。佐江さんがやってくれるのなら、上品な仕上がりになって、ここでしか味わえない料理が完成するんじゃないかな?私としても手間が省ける。さて、料理も食べ終わった事だし、レーデンブルクに戻らないとね。


「茜は、このままレーデンブルクに戻るのか?」

「ええ、悪魔討伐の前に、私の仲間達にラーメンや餃子、唐揚げなどをたらふく食べさせて上げたいのよ。ここに来る前に、今日の夜に帰ると言ってあるわ。十分に食べて満足したら、いよいよ悪魔討伐ね。そうね、多分3日以内に解決するんじゃないかな?夕実達は、それまでに王城の倉庫に眠っているトイフェルベリーを3人で食べ尽くしてね。パンとかに挟んで食べればジャムみたいになって美味しいわよ」

「おお、なるほど、その手がありますね。今日から実行します。真也君、義輝君、3人で食べ尽くしましょう」

「「ああ!」」

「春人君は、聖剣から変化させた神剣を完全制御出来るようにしておいてね」

「ああ、任せろ!邪王を一撃で仕留めたいからな」


さて、料理を食べ終わったわね。


「食べ終わったばかりで悪いけど、そろそろレーデンブルクに戻るわ。時間も20時だし、みんな待っているから」

「なんか茜と話していると、本当に危機感が薄れるよ。邪王との対決が近いはずなのに、全然実感が湧かないというか、なんというか変な感覚だな」

「春人君、邪王が現れても、『え、こいつが邪王!?確かに強いけど、茜と比べるとゴミだな』とか言いそうですね。なんせ、ドーピングしまくって挑みますからね」

「夕実、ドーピングは言わないでくれよ。この調子で行けば、世界中の人々にドーピング勇者の名が定着しそうな気がする。この間、果物屋のお姉さんにも『ドーピング勇者様、シルフィーユを守って頂いてありがとうございます』と言われたよ」

「おお、その名がやっと王都にまで伝わって来ましたか!実は、これまでに訪れた街や村で悪魔を合計20体程討伐しましたよね。私達3人は、殆ど見ているだけでしたが、きちんと勇者と聖女の名を世間に広まるように影ながら努力していたんです。代表者達に『彼らは別名ドーピング勇者:春人とドーピング聖女:美香と各地で呼ばれているんです。いずれ邪王を討伐しますので、全世界に広めていきましょう』と一言付け加えていたんですよ」


「「なににいいいぃぃぃぃーーーーー」」


うわあ~、自分達3人だけ役立たず状態だから、完全に腹いせでやっているわね。

「妙に言われると思ったら、お前らが広めていたのか!」
「なんてことするのよ!」

「何を言っているんだ。せっかく、多くの村や街で人助けをしているのに、その名を忘れられるのは気の毒だ」

「そうそう、だから俺と義輝と夕実で、お前達の名を嘘偽りなく広めているんじゃないか。褒められるのはいいが、怒られるのは心外だな」


「あのな~、お前らわかっていて、わざとやっているだろ!」
「勘弁してよ~。ドーピングなんて言われたくないんだけど」

別名に嘘偽りはないんだけど、そこは嘘を言って欲しいところね。
この分なら仲間割れとかは大丈夫のようね。

「佐江さん、努さん、ごちそうさまでした。悪魔討伐が終了次第、こちらにまた伺います」

「相手は悪魔王だ。何をするかわからないから、サーシャも気をつけた方が良い。そして、サリア、これからは仲良くしていこう。暇な時は、いつでも遊びに来ると良い」

「サーシャやサリアの事だから問題ないだろうけど、一応気をつけてね。シルフィーユの事は私達に任せなさい」

お、サリアの事も気にかけてくれている。サリアも顔を赤くしてそっぽを向いているわね。

「やっと茜と再会出来たのに、また別れるのか。-----茜、全てが解決した後、話したい事があるんだ」

「今じゃダメなの?」
「今はダメだ。とても重要な事だからね」

?重要なこと?
なんだろう?

「そうだよ、茜。今はダメなの。全て解決した後だからこそ言えるのよ」
「そういうものなの?」

「そういうものですよ。茜は----今は言わないでおきます。まずは悪魔討伐、頑張って下さい」

気になるところだけど仕方ないか。

「うん、悪魔討伐に行って来ます。あそこの4人は、夢中で食べているから後で言っておいてね」

「行って来るわ」
「皆さん、またお会いしましょう」


皆にお別れを言い、私達はレーデンブルクへと転移した。



○○○



国王、王妃、バーン、リフィアはずっと夢中に食べていたため、サーシャ達が帰った事に全く気付いていなかった。食べ終わった国王と王妃が佐江に尋ねると-----


「15分前に帰ったわよ。伝言で、『食事ありがとうございました。私の料理を綺麗に食べてくれてありがとう。もう怒っていないので、次に会う時は震えないで下さいね』と言ってたわ」


女神サーシャ達が帰る時に、自分達だけ食べていたという暴挙を犯してしまったせいで、2人は真っ青になり、大きな心的ストレスを抱える羽目になりました。
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