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妻が作る花のスイーツの行程ように、丁寧に花を開かせようと努力はするつもりはあったのだが② ※R15~
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酒も飲んでいないというのに、頭も体もふわふわしている。酔っぱらう要素など何一つないが、まるで酔っているかのようだ。いや、この状況と愛しい人の存在に酔いしれているのかもしれない。
「ん、マロウさま……」
合わせた唇の間から、ビオラの俺の名を呼ぶ声が聞こえる。お互いの息が荒くて熱い。絡み合わせた吐息が、俺たちの火をどんどん燃えあがらせた。
「ビオラ、ビオラ……愛している」
「あ、ん……わたくしも」
言葉だけでは足らない。俺の心も体も、もっともっと彼女を感じたくて欲しがる。濃紺よりの紫色の豊かな髪が、シーツの白の中に広がっているのが視界の片隅にうつる。その一本一本まで愛しすぎて、一気に全てを手に入れたくなる。
俺も男だ。ずっとこうしたかった。勿論、性行為そのものに対して興味はあったものの、誰でも良かったわけではない。ビオラを愛しているからこそ、狂おしいほど求めたし、他の誰もビオラの代わりになどなれはしない。
散々味わいつくした唇だけでは、渇望していた俺には全然足らない。
最初の頃は、彼女の姿を見るだけで幸せを感じていた。可憐な声を聞けて、心を通じ合わせただけで、あれほど心躍り心が満たされていたというのに、我がままな俺は、どこまでも貪欲にビオラを求めてしまう。
そっと、ネグリジェの中に手を入れて、初めて触れたというか、ぎゅうぎゅう抱かれて死にそうになったけれど至福を感じた時以降、触れられなかった胸に手を置いた。
「あ、マロウさま、や、やぁ」
「ビオラ、力を抜いて、優しくするから」
ビオラは無垢な女性だ。おそらくは男女の詳しいアレコレなどほとんど知らなさそうだが、男の俺とは比べものにならないほど怖くて恥ずかしいに違いない。
俺は、なるべく穏やかに声をかけてやるだけで精一杯だ。余裕なんて全く、おがくずの欠片ほどもない。
「あ、ああ、マロウ様、んんんっ!」
俺が思い切り握ったら痛いだろうから、優しく優しく揉みしだく。小指の先ほどの尖りを口に含みたくなり、ちゅうっと吸い付いた。最初はババロアよりも柔らかだったそこが、あっという間に硬く勃つ。
感じてくれている喜びと充足感が俺を満たし、転がしたり押したりするうちに夢中になってしまって、ビオラの反応を伺う事が出来なくなっていた。
俺の指と舌が動くたびに、ぴくぴく体を震わせているのがわかる。もっと快楽に溺れさせたくなり更に激しく弄ぶかのように愛撫をし続けた。
味なんてないはずなのに、とても美味しくて、ずっと味わっていたい。
足の間に手を入れた時、俺はここでようやくビオラの唇から漏れる音が、吐息や艶めいた声ではない事に気付いた。
「う、うぅ……ひぃっく……」
「……? ビオラ?」
大変だ。誰よりも大切な人が、顔を隠した手の平の中で泣いているではないか。ビオラを泣かせたのは誰だと、怒りが沸くが、他ならぬ俺がそうさせているのだと一瞬で理解して体が止まった。
「すまない、ビオラ。どこか痛いのか?」
やはり、座学だけで初めての純真無垢な女性を上手くリードして体を重ね合うなど、到底無理だったのだと思った。だが、実地をするのは無理だ。ビオラを知った今、彼女以外の女性となんて考えられない。
それに、百戦錬磨な女性を相手に、俺のを見られるなど、万が一にも笑われでもしたらそれこそ再起不能になりそうだ。
俺のは、体の割に小さい。平常心を保っている聖者状態の息子は、まるで子供の様な大きさだ。子供の頃には、すでにウスベニのほうが大きかったから、それに気づいて以降、あいつとは一緒に風呂に入らなくなった。
大きくなっている時はそこそこだとは思うが、やっぱり小さいと思う。他の男の臨戦状態をマジマジ見た事はないし比べた事など皆無だが、教材に描かれていた絵から察するに、最大限に興奮した状態で、良く見積もってやっと平均あるかないかだろう。
だから、他の男の事情を知らない無垢な女性が良いと思っていた。女性を満足させる自信なんてこれっぽっちもない。ビオラは小さいから、こんな俺でも多少は大丈夫なんじゃないかと考えていた。
折角猛り狂い大きくなっていた俺の中心は、萎れて縮んでしまった。今の状態など、絶対にビオラには見られたくないと焦った。
「ぐすっ、マロゥさま、ご、ごめ……なさ……わ、わたく、し。ひっく……わたくし、こわくっってぇ……マロウさま、に、望まれ、て。嬉しいし、幸せなの……あ、あなたに、似た子供も、産みたいんです……ぐす、グスッ! でも……」
男と違って、初めての女性は痛いし出血する事があるとは聞いている。経験値0の俺でもそのくらいの事は知っていて、なるべく痛まないようにと考えているのだから、実際に痛い思いをする当事者の彼女の恐怖と不安は俺には想像もできないほど大きいのだろう。
ビオラはまだ17歳の少女だ。今日、ずっと暮らしていた実家ではなく、ひとりぼっちでこの家に来たばかり。慣れない環境や初めて接する人間ばかりの中、それでも泣き言を言わずに微笑んでいてくれた。そんな心細くて寂しさを抱える彼女に、俺はなんと傲慢で甘え切った考えを持っていたのか。
やっと彼女と繋がれると浮かれ切って、幸せで楽しいだろうその時ばかりを考えていた。直前に感じた違和感に理由をつけて彼女が全くそんな気がなさそうな事実から目をそらし、自分勝手に己の欲求だけをぶつけて満足感を得ようとしたのだ。
彼女が、心から俺を受け入れてくれる準備が整った状態で一つになりたいと思っていたのに。
俺は目を閉じて、ずっと笑顔でいて欲しい愛しい人を泣かせた自分を恥じた。先ほどまでの自己中心的な考えを押さえつける。幸い、興奮しきっていた心も頭も冷え始めていた。
俺は、彼女の足の付け根に入り込ませようとしていた手を彼女の頭にそっと置いた。艶やかで滑らかな濃紺のような紫の流れに沿わせて撫でていく。
「ビオラ、泣かないでくれ……俺が悪かった」
「マロウ様、ごめんなさい……わ、わたくし、大丈夫、ですから。どうぞ、続きを……」
「謝るのは俺のほうだ。ビオラ、無理に我慢して俺とどうこうしようと頑張らなくていい。この家に来てくれただけでも十分だから」
俺のその言葉を聞くと、安心したのか全身に力を入れていた彼女の力が抜けたのが分かった。それほどまでに、怖くてたまらなかったのかと思うと、心が痛む。
「ビオラ、今日はもう休もう」
「こ、こんな事、許されません……とっくに心づもりをしておかないといけなかったのに、わたくしがきちんと覚悟を決めていなかったから……マロウ様の優しさに頼り切っていて情けないです」
「許すとか許さないとかじゃない。覚悟とか心づもりも、無理やりビオラだけが必死になってするものでもないし、そんな事、俺も望んでいない。ビオラの気持ちが少しずつでいいから追い付いて、俺とそういう事がしたいって自然と思えるまで待つから、可愛い顔を見せてくれ」
「マロウさま……嫌いに、ならないでぇ……うう……」
顔を覆う手の甲にキスを優しく何度か落とすと、やっと彼女が顔を見せてくれた。目が真っ赤になっていて、涙でいっぱいになっている。
「ビオラ、俺が嫌いになるなんて事は、天地が逆さまになり雷雨が地から降ろうとも有り得ない。好きだ。愛している」
「マロウ様……わたくし、マロウ様に出会えて、こうして一緒にいられて嬉しいです」
「それを言うのはこちらだ」
ヘッドボードに置かれていたタオルで、彼女の顔をそっと拭くと、やっと彼女の瞳から喜びと安堵の色が見えた。
ビオラの事だから、両親や屋敷の者たちに初夜が出来なかった事実が知られた後の事も考え始めるかもしれない。
「ビオラ。今日どうしても俺たちがどうこうする事を望む人間はこの家には誰一人としていない。だが、そうだなぁ……いつまでも関係がないのは俺も辛いし、愛しているからこそビオラと結ばれたい。本来なら結婚式の日が初夜なのだから、その日でどうだろうか?」
「はい……マロウ様、ありがとうございます。わたくしは、世界一幸せな花嫁です」
乱れた彼女の頼りないネグリジェを綺麗に整えた後、俺の伸ばした腕にビオラの頭を乗せさせた。頭を俺の腕に乗せるのは重いでしょうと、気を使ってくれる彼女がかわいくて堪らない。伸ばした肘を曲げて、彼女の頭を抱え込むようにした。
「ビオラ、お休み。愛している」
「おやすみなさい、マロウ様、愛しています」
本音を言えば、繋がりたい。彼女が卒業する一年後の式まで待つと決めたのに、どうしようもないなと苦笑する。
俺は、ある意味彼女にとって一番危険な俺の腕の中で、安心しきった表情で無防備に眠る愛しい人の香りと感触を感じながら、一向に眠れない夜を過ごしたのであった。
※この世界では婚約内定からの間柄でのあれこれは珍しくありませんが、作者の場合、設定てんこ盛り盛りしてしつこく本文に書いたり、気が向かない限り18才になるまで最後まではしません。マロウのほうがビオラよりも夢見る乙女……ロマンチストなので、結婚後のほうがいいかなとも思いまして。毎度ながら、寸止め失礼しました。
では、次回。マロウの家で花嫁修業を始めたビオラ。ついに、ふたりの婚約発表の例の日になります。
「ん、マロウさま……」
合わせた唇の間から、ビオラの俺の名を呼ぶ声が聞こえる。お互いの息が荒くて熱い。絡み合わせた吐息が、俺たちの火をどんどん燃えあがらせた。
「ビオラ、ビオラ……愛している」
「あ、ん……わたくしも」
言葉だけでは足らない。俺の心も体も、もっともっと彼女を感じたくて欲しがる。濃紺よりの紫色の豊かな髪が、シーツの白の中に広がっているのが視界の片隅にうつる。その一本一本まで愛しすぎて、一気に全てを手に入れたくなる。
俺も男だ。ずっとこうしたかった。勿論、性行為そのものに対して興味はあったものの、誰でも良かったわけではない。ビオラを愛しているからこそ、狂おしいほど求めたし、他の誰もビオラの代わりになどなれはしない。
散々味わいつくした唇だけでは、渇望していた俺には全然足らない。
最初の頃は、彼女の姿を見るだけで幸せを感じていた。可憐な声を聞けて、心を通じ合わせただけで、あれほど心躍り心が満たされていたというのに、我がままな俺は、どこまでも貪欲にビオラを求めてしまう。
そっと、ネグリジェの中に手を入れて、初めて触れたというか、ぎゅうぎゅう抱かれて死にそうになったけれど至福を感じた時以降、触れられなかった胸に手を置いた。
「あ、マロウさま、や、やぁ」
「ビオラ、力を抜いて、優しくするから」
ビオラは無垢な女性だ。おそらくは男女の詳しいアレコレなどほとんど知らなさそうだが、男の俺とは比べものにならないほど怖くて恥ずかしいに違いない。
俺は、なるべく穏やかに声をかけてやるだけで精一杯だ。余裕なんて全く、おがくずの欠片ほどもない。
「あ、ああ、マロウ様、んんんっ!」
俺が思い切り握ったら痛いだろうから、優しく優しく揉みしだく。小指の先ほどの尖りを口に含みたくなり、ちゅうっと吸い付いた。最初はババロアよりも柔らかだったそこが、あっという間に硬く勃つ。
感じてくれている喜びと充足感が俺を満たし、転がしたり押したりするうちに夢中になってしまって、ビオラの反応を伺う事が出来なくなっていた。
俺の指と舌が動くたびに、ぴくぴく体を震わせているのがわかる。もっと快楽に溺れさせたくなり更に激しく弄ぶかのように愛撫をし続けた。
味なんてないはずなのに、とても美味しくて、ずっと味わっていたい。
足の間に手を入れた時、俺はここでようやくビオラの唇から漏れる音が、吐息や艶めいた声ではない事に気付いた。
「う、うぅ……ひぃっく……」
「……? ビオラ?」
大変だ。誰よりも大切な人が、顔を隠した手の平の中で泣いているではないか。ビオラを泣かせたのは誰だと、怒りが沸くが、他ならぬ俺がそうさせているのだと一瞬で理解して体が止まった。
「すまない、ビオラ。どこか痛いのか?」
やはり、座学だけで初めての純真無垢な女性を上手くリードして体を重ね合うなど、到底無理だったのだと思った。だが、実地をするのは無理だ。ビオラを知った今、彼女以外の女性となんて考えられない。
それに、百戦錬磨な女性を相手に、俺のを見られるなど、万が一にも笑われでもしたらそれこそ再起不能になりそうだ。
俺のは、体の割に小さい。平常心を保っている聖者状態の息子は、まるで子供の様な大きさだ。子供の頃には、すでにウスベニのほうが大きかったから、それに気づいて以降、あいつとは一緒に風呂に入らなくなった。
大きくなっている時はそこそこだとは思うが、やっぱり小さいと思う。他の男の臨戦状態をマジマジ見た事はないし比べた事など皆無だが、教材に描かれていた絵から察するに、最大限に興奮した状態で、良く見積もってやっと平均あるかないかだろう。
だから、他の男の事情を知らない無垢な女性が良いと思っていた。女性を満足させる自信なんてこれっぽっちもない。ビオラは小さいから、こんな俺でも多少は大丈夫なんじゃないかと考えていた。
折角猛り狂い大きくなっていた俺の中心は、萎れて縮んでしまった。今の状態など、絶対にビオラには見られたくないと焦った。
「ぐすっ、マロゥさま、ご、ごめ……なさ……わ、わたく、し。ひっく……わたくし、こわくっってぇ……マロウさま、に、望まれ、て。嬉しいし、幸せなの……あ、あなたに、似た子供も、産みたいんです……ぐす、グスッ! でも……」
男と違って、初めての女性は痛いし出血する事があるとは聞いている。経験値0の俺でもそのくらいの事は知っていて、なるべく痛まないようにと考えているのだから、実際に痛い思いをする当事者の彼女の恐怖と不安は俺には想像もできないほど大きいのだろう。
ビオラはまだ17歳の少女だ。今日、ずっと暮らしていた実家ではなく、ひとりぼっちでこの家に来たばかり。慣れない環境や初めて接する人間ばかりの中、それでも泣き言を言わずに微笑んでいてくれた。そんな心細くて寂しさを抱える彼女に、俺はなんと傲慢で甘え切った考えを持っていたのか。
やっと彼女と繋がれると浮かれ切って、幸せで楽しいだろうその時ばかりを考えていた。直前に感じた違和感に理由をつけて彼女が全くそんな気がなさそうな事実から目をそらし、自分勝手に己の欲求だけをぶつけて満足感を得ようとしたのだ。
彼女が、心から俺を受け入れてくれる準備が整った状態で一つになりたいと思っていたのに。
俺は目を閉じて、ずっと笑顔でいて欲しい愛しい人を泣かせた自分を恥じた。先ほどまでの自己中心的な考えを押さえつける。幸い、興奮しきっていた心も頭も冷え始めていた。
俺は、彼女の足の付け根に入り込ませようとしていた手を彼女の頭にそっと置いた。艶やかで滑らかな濃紺のような紫の流れに沿わせて撫でていく。
「ビオラ、泣かないでくれ……俺が悪かった」
「マロウ様、ごめんなさい……わ、わたくし、大丈夫、ですから。どうぞ、続きを……」
「謝るのは俺のほうだ。ビオラ、無理に我慢して俺とどうこうしようと頑張らなくていい。この家に来てくれただけでも十分だから」
俺のその言葉を聞くと、安心したのか全身に力を入れていた彼女の力が抜けたのが分かった。それほどまでに、怖くてたまらなかったのかと思うと、心が痛む。
「ビオラ、今日はもう休もう」
「こ、こんな事、許されません……とっくに心づもりをしておかないといけなかったのに、わたくしがきちんと覚悟を決めていなかったから……マロウ様の優しさに頼り切っていて情けないです」
「許すとか許さないとかじゃない。覚悟とか心づもりも、無理やりビオラだけが必死になってするものでもないし、そんな事、俺も望んでいない。ビオラの気持ちが少しずつでいいから追い付いて、俺とそういう事がしたいって自然と思えるまで待つから、可愛い顔を見せてくれ」
「マロウさま……嫌いに、ならないでぇ……うう……」
顔を覆う手の甲にキスを優しく何度か落とすと、やっと彼女が顔を見せてくれた。目が真っ赤になっていて、涙でいっぱいになっている。
「ビオラ、俺が嫌いになるなんて事は、天地が逆さまになり雷雨が地から降ろうとも有り得ない。好きだ。愛している」
「マロウ様……わたくし、マロウ様に出会えて、こうして一緒にいられて嬉しいです」
「それを言うのはこちらだ」
ヘッドボードに置かれていたタオルで、彼女の顔をそっと拭くと、やっと彼女の瞳から喜びと安堵の色が見えた。
ビオラの事だから、両親や屋敷の者たちに初夜が出来なかった事実が知られた後の事も考え始めるかもしれない。
「ビオラ。今日どうしても俺たちがどうこうする事を望む人間はこの家には誰一人としていない。だが、そうだなぁ……いつまでも関係がないのは俺も辛いし、愛しているからこそビオラと結ばれたい。本来なら結婚式の日が初夜なのだから、その日でどうだろうか?」
「はい……マロウ様、ありがとうございます。わたくしは、世界一幸せな花嫁です」
乱れた彼女の頼りないネグリジェを綺麗に整えた後、俺の伸ばした腕にビオラの頭を乗せさせた。頭を俺の腕に乗せるのは重いでしょうと、気を使ってくれる彼女がかわいくて堪らない。伸ばした肘を曲げて、彼女の頭を抱え込むようにした。
「ビオラ、お休み。愛している」
「おやすみなさい、マロウ様、愛しています」
本音を言えば、繋がりたい。彼女が卒業する一年後の式まで待つと決めたのに、どうしようもないなと苦笑する。
俺は、ある意味彼女にとって一番危険な俺の腕の中で、安心しきった表情で無防備に眠る愛しい人の香りと感触を感じながら、一向に眠れない夜を過ごしたのであった。
※この世界では婚約内定からの間柄でのあれこれは珍しくありませんが、作者の場合、設定てんこ盛り盛りしてしつこく本文に書いたり、気が向かない限り18才になるまで最後まではしません。マロウのほうがビオラよりも夢見る乙女……ロマンチストなので、結婚後のほうがいいかなとも思いまして。毎度ながら、寸止め失礼しました。
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