28 / 75
19
しおりを挟む
辺境伯が騎士たちと共に帰還した報告を受けた。ちょうどたくさんお肉が焼け、焼き野菜と一緒に人数分のお皿に急いで盛りつけをしていく。
ピザ釜を利用して作ったシャケとエリンギの包み焼と一緒に振る舞おうとテーブルに並べていると、来たのはたったひとりだった。
「……」
騎士たちにとって、絶対の存在である辺境伯の妻が、悪女と名高い罪人だという噂を信じたままの者が多いとは聞いていたし、想定内ではあったが、こうもあからさまに現実を突きつけられると胸がきゅっと苦しくなる。
(いきなり、冤罪の証拠がないわたくしを信用できないのも理解できるけれど……。シュメージュや侍女たちも一緒に、騎士たちをねぎらうために朝からはりきって準備したのに……)
とても残念な気持ちになったが、辺境伯だけでも来てくれたのだ。現在、わたくしが置かれている立場で、これ以上望むのは分不相応なのかもしれない。
例えば、辺境伯の命令で、騎士たちが嫌々無理やりここに来て食べられたとしたら、それはそれで不愉快で悲しい事だ。
ウールスタだけでなく、さっきまでトーンカッソスをチヤホヤしていた侍女たちも、この事態にどう反応していいのかわからず顔を見合わせて立ち尽くしていた。
(王子が流した王都での噂を、いつか消える事実無根の馬鹿馬鹿しい話だと軽視して、放置していたわたくしのせいだわ……。こんな事になってごめんなさい)
皆に申し訳なく思い、エプロンを手でキュッと握る。今日のために、シュメージュが準備してくれた辺境伯の瞳の色と同じ青色が、拳とシワで小さな影を作った。
ウールスタやトーンカッソスからは、マシユムール以外の標的が出来たと黒い笑みを浮かべている気がしたけれど、流石に辺境伯に喧嘩を売るような真似をせず姿勢を正している。
シュメージュが、わたくしのために渋る辺境伯とこうして会う場を作ってくれたのだ。その厚意を無駄にしてはいけない。
硬直した場の空気を和らげるように、わたくしは気を取り直して一礼した。
「辺境伯爵様、お勤めご苦労様でございました。これで国の平穏は保たれ、ますます繁栄に至る事でしょう。ご無事でなによりです。お疲れのところ、こうして来ていただき、誠にありがとうございます」
「いや……。こちらこそ、招待していただいてありがとう。騎士たちも直ぐに来たがっていたのだが、何分かなり汚れていてね、しっかり身綺麗にしてから来るように命じたんだ。騒々しいやつらばかりだが、気を悪くしないで欲しい」
「まあ……、そうだったのですね。皆様が来てくださるなんて、とても嬉しいですわ。ふふふ、冷めないように保温の魔法をかけておりますので、慌てずお越しいただけたらと思います」
初めて聞く彼の声は、空気が漏れていてやや聞き取り辛い。ご自身をそれをわかっているのか、ゆっくり一言一言を丁寧に伝えてくれているのがわかった。たとえ、嫌いな相手であっても礼節を守ってくれるなんて、父や兄が言っていたように、誠実な方だと胸が温かくなる。
彼の言葉を聞いて、困惑していた侍女たちも安堵したようだ。打ち解けたわたくしの前でならともかく、辺境伯の前では畏まっているが、とても嬉しそうに目配せをしていた。
心を込めて準備した甲斐があった。彼らがここに来る理由が、わたくしのためじゃなくて侍女たちのためでもいい。ウールスタたちも騎士への怒りも若干和らいだようでホッとする。
「旦那様、奥様。騎士たちの世話は私どもがしますので、あちらにおふたりの席を設けておりますからどうぞご移動をお願いします」
「え? シュメージュ、わたくしがここを離れたら料理が……」
「しっかり火も熾していただいているので、ここからは私どもで十分管理できます。ささ、ご遠慮なさらず、おふたりだけでお過ごしくださいませ!」
一体いつの間に準備していたのか、シュメージュに背中を押されて行った場所には、ふたり用の小さな丸テーブルが設置されていた。中央には、ピンクの可愛らしい薔薇の花とカスミ草が丸いドーム型のオールラウンドに飾られている。
50センチほど離れた隣を歩く彼が、チークで作られた椅子をそっと引いてくれた。背もたれの背後には美しい彫刻が施されており、白く塗られていた。大柄な彼には、とても小さく見える。
「どうぞ、こちらに」
「ありがとうございます」
椅子を持つ、骨ばった大きな手を見た後、顔をあげると、頭巾の小さな穴の中に、わたくしの様子を伺う美しい青の瞳が見えた。
わたくしが、穏やか海のように美しい瞳を逸らさずに礼を言うと、とても嬉しそうに目が細められたのである。
ドキン
(やだ、これくらいのエスコートなど王都でもたくさんされてきたのに、どうしてドキドキするのかしら……)
向かいの席に彼が座ると、料理が運ばれてきた。食前酒には、この地方の特産である梅で作られた微炭酸の梅酒。さっぱりしたのど越しで、一口飲むと、初めて会う彼の前でかなり緊張していた気持ちが落ち着く。
頭巾を頭から首の下まですっぽり覆っている彼が、どうやって口にするのかと思えば、わたくしから見えないように裾からグラスを入れ、生地を濡らさないように器用に飲んでいた。
わたくしの事をちらちら見てくる彼と、同じく彼を伺っているわたくしは、しょっちゅう目が合って気恥ずかしい。
(そうだ、頂いた虹色の花のお礼を言わなきゃ……)
「あの……」
「あの」
勢いよく語りかえたわたくしと同時に、おずおず遠慮がちに彼が口を開く。先にどうぞと促された。彼がこの辺境ではトップの存在だから、先に話していいものか迷ったが、お礼を伝えるだけなので言葉に甘える。
「先日は、とても美しい花をありがとうございました。強大な魔物が巣食う魔の森の奥にしか咲かない、貴重な花とお聞きしました。贈る相手の幸せをもたらすんですってね。私室の一番日当たりの良い所に置かせていただいておりますの。日中は日の光を受けて輝き、夜はその光を溜めているから優しく光を放つなんて、わたくし初めて見ましたわ。辺境伯爵様のお気持ちがとても嬉しくて、毎日眺めて楽しんでおります」
「そうですか、そう言っていただけると僕も嬉しいです」
穏やかな空気が、わたくしたちが囲むテーブルの周囲に漂う。給仕の時以外は、誰もいないように配慮してくれているから、それが心の緊張と弛緩の両方をもたらす。
次に、前菜が目の前に置かれた。これは、彼が好んで食べているという魔の森に生えている野草のサラダらしい。葉の表面に氷の粒があるように見える。口に含むとプチプチした食感と、ドレッシングもなにもかかっていないのにほんのり塩味がついている。世界中の料理本をたくさん読んできたのに初めて見たので、それを伝えると辺境伯は言葉少なめではるものの、返事をくれた。
「これはアイスプラントと言うんだ。比較的安全な場所に生っているから、気に入ったのならまた採って来よう」
「まあ、辺境伯爵様が摂ってきてくださったのですか? とても嬉しいです。楽しみにしていますわね。そう言えば、先ほどは何を仰ろうとなさったのでしょうか?」
濁りの全くない澄んだコンソメスープに、魔の森でたくさん見かける鳥に似たコカトリスの香草揚げを食べながら訪ねる。すると、彼はナイフとフォークを置いて、暫く考え込んだ。
ピザ釜を利用して作ったシャケとエリンギの包み焼と一緒に振る舞おうとテーブルに並べていると、来たのはたったひとりだった。
「……」
騎士たちにとって、絶対の存在である辺境伯の妻が、悪女と名高い罪人だという噂を信じたままの者が多いとは聞いていたし、想定内ではあったが、こうもあからさまに現実を突きつけられると胸がきゅっと苦しくなる。
(いきなり、冤罪の証拠がないわたくしを信用できないのも理解できるけれど……。シュメージュや侍女たちも一緒に、騎士たちをねぎらうために朝からはりきって準備したのに……)
とても残念な気持ちになったが、辺境伯だけでも来てくれたのだ。現在、わたくしが置かれている立場で、これ以上望むのは分不相応なのかもしれない。
例えば、辺境伯の命令で、騎士たちが嫌々無理やりここに来て食べられたとしたら、それはそれで不愉快で悲しい事だ。
ウールスタだけでなく、さっきまでトーンカッソスをチヤホヤしていた侍女たちも、この事態にどう反応していいのかわからず顔を見合わせて立ち尽くしていた。
(王子が流した王都での噂を、いつか消える事実無根の馬鹿馬鹿しい話だと軽視して、放置していたわたくしのせいだわ……。こんな事になってごめんなさい)
皆に申し訳なく思い、エプロンを手でキュッと握る。今日のために、シュメージュが準備してくれた辺境伯の瞳の色と同じ青色が、拳とシワで小さな影を作った。
ウールスタやトーンカッソスからは、マシユムール以外の標的が出来たと黒い笑みを浮かべている気がしたけれど、流石に辺境伯に喧嘩を売るような真似をせず姿勢を正している。
シュメージュが、わたくしのために渋る辺境伯とこうして会う場を作ってくれたのだ。その厚意を無駄にしてはいけない。
硬直した場の空気を和らげるように、わたくしは気を取り直して一礼した。
「辺境伯爵様、お勤めご苦労様でございました。これで国の平穏は保たれ、ますます繁栄に至る事でしょう。ご無事でなによりです。お疲れのところ、こうして来ていただき、誠にありがとうございます」
「いや……。こちらこそ、招待していただいてありがとう。騎士たちも直ぐに来たがっていたのだが、何分かなり汚れていてね、しっかり身綺麗にしてから来るように命じたんだ。騒々しいやつらばかりだが、気を悪くしないで欲しい」
「まあ……、そうだったのですね。皆様が来てくださるなんて、とても嬉しいですわ。ふふふ、冷めないように保温の魔法をかけておりますので、慌てずお越しいただけたらと思います」
初めて聞く彼の声は、空気が漏れていてやや聞き取り辛い。ご自身をそれをわかっているのか、ゆっくり一言一言を丁寧に伝えてくれているのがわかった。たとえ、嫌いな相手であっても礼節を守ってくれるなんて、父や兄が言っていたように、誠実な方だと胸が温かくなる。
彼の言葉を聞いて、困惑していた侍女たちも安堵したようだ。打ち解けたわたくしの前でならともかく、辺境伯の前では畏まっているが、とても嬉しそうに目配せをしていた。
心を込めて準備した甲斐があった。彼らがここに来る理由が、わたくしのためじゃなくて侍女たちのためでもいい。ウールスタたちも騎士への怒りも若干和らいだようでホッとする。
「旦那様、奥様。騎士たちの世話は私どもがしますので、あちらにおふたりの席を設けておりますからどうぞご移動をお願いします」
「え? シュメージュ、わたくしがここを離れたら料理が……」
「しっかり火も熾していただいているので、ここからは私どもで十分管理できます。ささ、ご遠慮なさらず、おふたりだけでお過ごしくださいませ!」
一体いつの間に準備していたのか、シュメージュに背中を押されて行った場所には、ふたり用の小さな丸テーブルが設置されていた。中央には、ピンクの可愛らしい薔薇の花とカスミ草が丸いドーム型のオールラウンドに飾られている。
50センチほど離れた隣を歩く彼が、チークで作られた椅子をそっと引いてくれた。背もたれの背後には美しい彫刻が施されており、白く塗られていた。大柄な彼には、とても小さく見える。
「どうぞ、こちらに」
「ありがとうございます」
椅子を持つ、骨ばった大きな手を見た後、顔をあげると、頭巾の小さな穴の中に、わたくしの様子を伺う美しい青の瞳が見えた。
わたくしが、穏やか海のように美しい瞳を逸らさずに礼を言うと、とても嬉しそうに目が細められたのである。
ドキン
(やだ、これくらいのエスコートなど王都でもたくさんされてきたのに、どうしてドキドキするのかしら……)
向かいの席に彼が座ると、料理が運ばれてきた。食前酒には、この地方の特産である梅で作られた微炭酸の梅酒。さっぱりしたのど越しで、一口飲むと、初めて会う彼の前でかなり緊張していた気持ちが落ち着く。
頭巾を頭から首の下まですっぽり覆っている彼が、どうやって口にするのかと思えば、わたくしから見えないように裾からグラスを入れ、生地を濡らさないように器用に飲んでいた。
わたくしの事をちらちら見てくる彼と、同じく彼を伺っているわたくしは、しょっちゅう目が合って気恥ずかしい。
(そうだ、頂いた虹色の花のお礼を言わなきゃ……)
「あの……」
「あの」
勢いよく語りかえたわたくしと同時に、おずおず遠慮がちに彼が口を開く。先にどうぞと促された。彼がこの辺境ではトップの存在だから、先に話していいものか迷ったが、お礼を伝えるだけなので言葉に甘える。
「先日は、とても美しい花をありがとうございました。強大な魔物が巣食う魔の森の奥にしか咲かない、貴重な花とお聞きしました。贈る相手の幸せをもたらすんですってね。私室の一番日当たりの良い所に置かせていただいておりますの。日中は日の光を受けて輝き、夜はその光を溜めているから優しく光を放つなんて、わたくし初めて見ましたわ。辺境伯爵様のお気持ちがとても嬉しくて、毎日眺めて楽しんでおります」
「そうですか、そう言っていただけると僕も嬉しいです」
穏やかな空気が、わたくしたちが囲むテーブルの周囲に漂う。給仕の時以外は、誰もいないように配慮してくれているから、それが心の緊張と弛緩の両方をもたらす。
次に、前菜が目の前に置かれた。これは、彼が好んで食べているという魔の森に生えている野草のサラダらしい。葉の表面に氷の粒があるように見える。口に含むとプチプチした食感と、ドレッシングもなにもかかっていないのにほんのり塩味がついている。世界中の料理本をたくさん読んできたのに初めて見たので、それを伝えると辺境伯は言葉少なめではるものの、返事をくれた。
「これはアイスプラントと言うんだ。比較的安全な場所に生っているから、気に入ったのならまた採って来よう」
「まあ、辺境伯爵様が摂ってきてくださったのですか? とても嬉しいです。楽しみにしていますわね。そう言えば、先ほどは何を仰ろうとなさったのでしょうか?」
濁りの全くない澄んだコンソメスープに、魔の森でたくさん見かける鳥に似たコカトリスの香草揚げを食べながら訪ねる。すると、彼はナイフとフォークを置いて、暫く考え込んだ。
11
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
婚約者の本性を暴こうとメイドになったら溺愛されました!
柿崎まつる
恋愛
世継ぎの王女アリスには完璧な婚約者がいる。侯爵家次男のグラシアンだ。容姿端麗・文武両道。名声を求めず、穏やかで他人に優しい。アリスにも紳士的に対応する。だが、完璧すぎる婚約者にかえって不信を覚えたアリスは、彼の本性を探るため侯爵家にメイドとして潜入する。2022eロマンスロイヤル大賞、コミック原作賞を受賞しました。
行き遅れにされた女騎士団長はやんごとなきお方に愛される
めもぐあい
恋愛
「ババアは、早く辞めたらいいのにな。辞めれる要素がないから無理か? ギャハハ」
ーーおーい。しっかり本人に聞こえてますからねー。今度の遠征の時、覚えてろよ!!
テレーズ・リヴィエ、31歳。騎士団の第4師団長で、テイム担当の魔物の騎士。
『テレーズを陰日向になって守る会』なる組織を、他の師団長達が作っていたらしく、お陰で恋愛経験0。
新人訓練に潜入していた、王弟のマクシムに外堀を埋められ、いつの間にか女性騎士団の団長に祭り上げられ、マクシムとは公認の仲に。
アラサー女騎士が、いつの間にかやんごとなきお方に愛されている話。
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
【完結】『運命』を『気のせい』と答えたら、婚姻となりまして
うり北 うりこ@ざまされ2巻発売中
恋愛
ヴォレッカ・サミレットは、領地の危機をどうにかするために、三年ぶりに社交界へと婚姻相手を探しにやってきた。
第一にお金、次に人柄、後妻ではなく、できれば清潔感のある人と出会いたい。 そう思っていたのだが──。
「これは、運命だろうか……」 誰もが振り返るほどの美丈夫に、囁かれるという事態に。
「気のせいですね」 自身が平凡だと自覚があり、からかって遊ばれていると思って、そう答えたヴォレッカ。
だが、これがすべての始まりであった。 超絶平凡令嬢と、女性が苦手な美丈夫の織りなす、どこかかみ合わない婚姻ラブストーリー。
全43話+番外編です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる