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53 恋人たちのクリスマスは聖なる幸せをもたらす④ ~R18弱
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「柔らかい……」
ヨークトールの呟きが耳に入ると、カッと全身が熱くなった。何が柔らかいなんて、そんなの聞かなくてもわかる。はしたないし、恥ずかしい。
いよいよ、彼の妻になるのだと思うとどうしていいのかわからずに、ただ、与えられるキスと、手の平の動きに神経を集中させてしまう。
「シンディ、甘い……」
「ん、んあっ! ヨール、さま。恥ずかしいです」
お互いの唾液を交換するように飲み込む。胸全体の柔らかさを慎重に堪能していた彼の手が、ドレスの生地越しに、小指の先ほどの硬い部分を摘まんだ。
「可愛い、シンディ。もっと僕に見せて」
「あ、ああ。わたくし、どうしたら……」
「僕を見て」
初めて会った日に、散々裸を見た。あれから忘れた事のない彼女の痴態と裸。けれど、目の前の、ドレスを着用したままの彼女のほうが、比べものにならないほど虜にする。
今の、自らの意志で肌の触れ合いを了承して恥ずかしがるシンディが愛らしく愛しくてたまらないとヨークトールはますます溺れて行った。
赤く染まった目の周囲も、キスで蕩けた瞳の潤みも、思わず漏れてしまう声を発する小さな唇も、何もかもがヨークトールの全てを支配して魅了する。彼の中の純粋に彼女を求める綺麗な部分も、全てを思うがままに犯したいと願う邪な部分も彼女だけを求めてやまない。
自分の言葉に素直に従う美しい彼女は、こんな醜い気持を持つ自分が触れて良い存在ではないのかもしれない。でも、無垢な彼女だからこそ、自分だけの物にしたくて汚したくなるのだ。
「エリミノインティ」
手では太刀打ちできないドレスを魔法を使って消去した。一瞬で糸くず一つついていない白い肌があらわになる。
「え? きゃぁ!」
愛しい人が自分だけを求めて圧し掛かる。胸だけでなく、脇腹も、足もまさぐられて、彼がどこをどうさわりたいのかをその動きで示して来るたびに、微かなくすぐったさと、期待と、羞恥が襲った。そして、気が付けば裸になっていて、慌てて彼の首にしがみ付いていた腕を離して胸と足の付け根を隠した。
「シンディ、見せて」
「だ、だって……、だって……」
「自分で、腕を開いて僕に見せて?」
シンディは、いっそ手を取ってやや強引に腕を開いて欲しいと思った。けれど、唇を合わせたまま、吐息を口に吹き込むように言われてしまうと、力がどんどん抜けていく。彼の望むがまま、心も体も反応してしまい、そっと腕をどけた。
その手を、どこに持って行けばいいのか分からない。迷子の子供のように彼を見上げると、その先には深い二つの色が、まるで全てを包んで守ってくれる温かい水中のようで吸い込まれそうだ。
「シンディ、綺麗だ」
自分の体に自信があるわけではない。でも、夫になる人のために精一杯磨いて来たのも事実で。そんな風に言われて心が上昇した。
「シンディ、ここ、尖っているね」
いつの間にか、彼の唇が遠くなっていて、胸の尖りを指でツンっと触りながらそこを見ていた。
「や、やぁ……!」
触れるか触れないかの指先の動きに敏感に反応してしまう。初めて、ではないけれど、こんな風に夫婦になるための行為をしている最中に悪戯されてしまい、目をきゅっと閉じた。
手持ち無沙汰だった手はシーツをぎゅっと握りしめて皺を作っている。
熱い息が、その先端にかかったかと思うと、ぬるりと何かが強くあたった。周囲も熱く、ぬめぬめとした何かで覆われて、そっと片眼を少し開けて見た。
すると、そんな自分の様子をじっと見上げ挑戦するかのように見つめながら、右の胸の先を大きな口の中に入れている彼がいた。
先ほど感じたものの正体を悟ると、これ以上は上がらないと思っていた体の温度が、奥底から上がっていく。
「あ、ああ!」
口の中で、彼の舌が尖りを貪っているのだろう。押しつぶされるような、くるくる回されるような色んな動きは、まるでアメを舐めているかのようだ。
「ちゅ、じゅ……。シンディ、もっと舐めて欲しいってここが言っているよ」
「や、そ、そんな事、言ってな……あっ、あ!」
「そう? じゃあ、こっちは?」
指先でこねていた左の先端を彼の唇が移動した。先ほどと同じ、いや、先ほど右に与えられた快楽の芽が育ったせいで更に敏感に反応する感覚が襲う。
胸を、腰をくねらせ、逃げたくなったけれど逞しい腕が逃がしてくれない。
息も絶え絶えに、感覚をそらそうと必死になっていると、足の付け根に大きな手がすっと入り込んできた。
くちゅ……、くちゅっ
「いっぱい濡れている。わかる?」
「いやぁ! そんな事言わないでぇ! あ、ああ」
意地悪な事を言う彼が少し憎くなってしまう。でも、もっと言っていじめて欲しくもなるなんてと、自分じゃない感情に飲み込まれていった。
気が付くと、足を大きく広げられ、彼の太ももに乗り上げるほどお尻を持ち上げられていた。天を向いた付け根を目元を赤くして、息を荒げて見ながら、左手の指は右の尖りをいじめつつ、右の手の指がそこにある自分でもじっくり見た事のない場所を、そっと、時に強く愛撫していく。
「ここ、気持ちいい?」
そう言いながら、彼の人差し指が下腹のほうにある小さな粒をぐにっと強く押し込んだ。
「ああ!」
堪えたくても堪えきれない声が、一際大きく漏れてしまう。
「ヨール、そこは、あんっ! ああ! あっ! ああん!」
恥ずかしさと、初めての感覚に翻弄されて興奮していく。お尻のほうに、お漏らしのように液が伝ってしまってそれもまた羞恥を誘うのだ。
彼は、にやりと口角を上げて笑った後、更に強くこねだしてしまった。
ヨークトールの呟きが耳に入ると、カッと全身が熱くなった。何が柔らかいなんて、そんなの聞かなくてもわかる。はしたないし、恥ずかしい。
いよいよ、彼の妻になるのだと思うとどうしていいのかわからずに、ただ、与えられるキスと、手の平の動きに神経を集中させてしまう。
「シンディ、甘い……」
「ん、んあっ! ヨール、さま。恥ずかしいです」
お互いの唾液を交換するように飲み込む。胸全体の柔らかさを慎重に堪能していた彼の手が、ドレスの生地越しに、小指の先ほどの硬い部分を摘まんだ。
「可愛い、シンディ。もっと僕に見せて」
「あ、ああ。わたくし、どうしたら……」
「僕を見て」
初めて会った日に、散々裸を見た。あれから忘れた事のない彼女の痴態と裸。けれど、目の前の、ドレスを着用したままの彼女のほうが、比べものにならないほど虜にする。
今の、自らの意志で肌の触れ合いを了承して恥ずかしがるシンディが愛らしく愛しくてたまらないとヨークトールはますます溺れて行った。
赤く染まった目の周囲も、キスで蕩けた瞳の潤みも、思わず漏れてしまう声を発する小さな唇も、何もかもがヨークトールの全てを支配して魅了する。彼の中の純粋に彼女を求める綺麗な部分も、全てを思うがままに犯したいと願う邪な部分も彼女だけを求めてやまない。
自分の言葉に素直に従う美しい彼女は、こんな醜い気持を持つ自分が触れて良い存在ではないのかもしれない。でも、無垢な彼女だからこそ、自分だけの物にしたくて汚したくなるのだ。
「エリミノインティ」
手では太刀打ちできないドレスを魔法を使って消去した。一瞬で糸くず一つついていない白い肌があらわになる。
「え? きゃぁ!」
愛しい人が自分だけを求めて圧し掛かる。胸だけでなく、脇腹も、足もまさぐられて、彼がどこをどうさわりたいのかをその動きで示して来るたびに、微かなくすぐったさと、期待と、羞恥が襲った。そして、気が付けば裸になっていて、慌てて彼の首にしがみ付いていた腕を離して胸と足の付け根を隠した。
「シンディ、見せて」
「だ、だって……、だって……」
「自分で、腕を開いて僕に見せて?」
シンディは、いっそ手を取ってやや強引に腕を開いて欲しいと思った。けれど、唇を合わせたまま、吐息を口に吹き込むように言われてしまうと、力がどんどん抜けていく。彼の望むがまま、心も体も反応してしまい、そっと腕をどけた。
その手を、どこに持って行けばいいのか分からない。迷子の子供のように彼を見上げると、その先には深い二つの色が、まるで全てを包んで守ってくれる温かい水中のようで吸い込まれそうだ。
「シンディ、綺麗だ」
自分の体に自信があるわけではない。でも、夫になる人のために精一杯磨いて来たのも事実で。そんな風に言われて心が上昇した。
「シンディ、ここ、尖っているね」
いつの間にか、彼の唇が遠くなっていて、胸の尖りを指でツンっと触りながらそこを見ていた。
「や、やぁ……!」
触れるか触れないかの指先の動きに敏感に反応してしまう。初めて、ではないけれど、こんな風に夫婦になるための行為をしている最中に悪戯されてしまい、目をきゅっと閉じた。
手持ち無沙汰だった手はシーツをぎゅっと握りしめて皺を作っている。
熱い息が、その先端にかかったかと思うと、ぬるりと何かが強くあたった。周囲も熱く、ぬめぬめとした何かで覆われて、そっと片眼を少し開けて見た。
すると、そんな自分の様子をじっと見上げ挑戦するかのように見つめながら、右の胸の先を大きな口の中に入れている彼がいた。
先ほど感じたものの正体を悟ると、これ以上は上がらないと思っていた体の温度が、奥底から上がっていく。
「あ、ああ!」
口の中で、彼の舌が尖りを貪っているのだろう。押しつぶされるような、くるくる回されるような色んな動きは、まるでアメを舐めているかのようだ。
「ちゅ、じゅ……。シンディ、もっと舐めて欲しいってここが言っているよ」
「や、そ、そんな事、言ってな……あっ、あ!」
「そう? じゃあ、こっちは?」
指先でこねていた左の先端を彼の唇が移動した。先ほどと同じ、いや、先ほど右に与えられた快楽の芽が育ったせいで更に敏感に反応する感覚が襲う。
胸を、腰をくねらせ、逃げたくなったけれど逞しい腕が逃がしてくれない。
息も絶え絶えに、感覚をそらそうと必死になっていると、足の付け根に大きな手がすっと入り込んできた。
くちゅ……、くちゅっ
「いっぱい濡れている。わかる?」
「いやぁ! そんな事言わないでぇ! あ、ああ」
意地悪な事を言う彼が少し憎くなってしまう。でも、もっと言っていじめて欲しくもなるなんてと、自分じゃない感情に飲み込まれていった。
気が付くと、足を大きく広げられ、彼の太ももに乗り上げるほどお尻を持ち上げられていた。天を向いた付け根を目元を赤くして、息を荒げて見ながら、左手の指は右の尖りをいじめつつ、右の手の指がそこにある自分でもじっくり見た事のない場所を、そっと、時に強く愛撫していく。
「ここ、気持ちいい?」
そう言いながら、彼の人差し指が下腹のほうにある小さな粒をぐにっと強く押し込んだ。
「ああ!」
堪えたくても堪えきれない声が、一際大きく漏れてしまう。
「ヨール、そこは、あんっ! ああ! あっ! ああん!」
恥ずかしさと、初めての感覚に翻弄されて興奮していく。お尻のほうに、お漏らしのように液が伝ってしまってそれもまた羞恥を誘うのだ。
彼は、にやりと口角を上げて笑った後、更に強くこねだしてしまった。
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