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初めての……Inspiration※※
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ナイトハルト視点です
甘くも辛い毎日が、ベルと再会してから始まった。
「え? 愛称を? わたくしが考えてよろしいのでしょうか?」
「ああ。俺はベルと呼んでいるし、これまでそのように呼ばれた事が無くて……。その、仲の良い恋人同士がそうやって呼び合っているし、ダメだろうか?」
「いいえ、とんでもないですわ。では、わたくしが初めてナイトハルト様に付けるのですね? 嬉しいですわ!」
ニコニコと、ベル以外の女性では絶対見られない、弾けるような笑顔。貴女は知っているだろうか? 俺には君だけだという事を。貴女に去られてしまえば、俺は気が狂うほど、恋い慕い執着しているのを。
俺が思うように、貴女にとっての俺が全てでありたい。けれど、令嬢という仮面を脱いだ貴女は、とても輝いていて、周囲を魅惑的に虜にする。
この国でも、俺のような容姿は忌避される。しかも不愛想な俺は、彼女の夫という事だけでなんとか接しては貰えるが、何も持たなくなった今、後がなく更なる孤独に苛まれるだろう。
「うーん、ハルとかハルトとかありきたりだし……」
顎に細くて白い指を添えて考え込む彼女。その白い指と唇が、昨日も俺を愛してくれたのだと思うと、ずくりと俺を勃ち上がらせる。俺と出会ってから、ますます魅力的になるベルをこのまま閉じ込めてしまいたい。
もしも、俺以外の、彼女が心変わりするような存在が現れたらと思うと、ぞわりぞわりと体の奥底からほの暗い何かが湧き出て来る。
小さな頃は、まだ両親も可愛がってくれてはいたが、大きくなるにつれ、先ずは母が、やがて父までも視線をそらせるようになった。弟や妹たちなどは泣くほど。
俺が、このような容貌なのは、父の祖先にそっくりだからだという。それが無ければ、母が不貞をしたと疑われるだろうほど、両親や弟や妹たちの容姿は美しいし、俺とは似ても似つかない。
俺にとって、家族とは疎遠だが嫌いになれない、どちらかと言えば受け入れてもらいたい、幸せになって欲しいと思える人たちだ。彼らとて、手紙で、家族として愛情があり気を使ってくれているのは伺える。だから、俺が罪人になる事で彼らに何かがあれば困るとは思っていた。ベルが旅立ってから、国は騒然となった。
俺はすぐさま拘束され、しばらくの間謹慎処分になった。王子の怒りのままに処刑されそうになったらしい。そんな俺を助けてくれた上に、家にはお咎めがないようにしてくれるとジャンヌ嬢が約束してくれた。
「うーん、ナイトハルト様はまるで軍神のように逞しくて素敵でいらっしゃるから……。剣を奮うと稲妻のようで力強く美しい……。そうだわ、トール、トールというのはいかがかしら?」
「トール?」
「ええ、とある小さな国の雷をまとった雄々しくて凛々しい伝説の神様よ。ふふふ、ナイトハルト様のほうがもっと素敵なのだけれども」
「ああ、ではトールと」
「トール様、ふふ、なんだか恥ずかしいわ」
「様はいらない」
「え? でも……」
「トール」
俺は、ねだりながら彼女の腰をぐっと近づける。今は夕食前で日も高く明るい。
「ベル……、トール、と」
ちゅっと柔らかな唇に吸い付けば、あっという間に蕩けてくれる。俺だけが知る、彼女の顔だ。
「ん、むちゅっ、んはぁ、トール……」
「ベル……、ベル……」
彼女がようやく呼んでくれた、うっすらと空いた口に、俺の舌を入れる。あちこちを撫で上げると、それすら彼女の快感を誘うようだ。
息も絶え絶えに、俺の舌を小さな柔らかい舌がからめとろうとしてくる。もっと俺を求めて欲しい。
「あん、トール、まだ明るいわ……」
「ああ、そうだな」
「夜まで待って……んんっ」
俺は彼女の胸と、秘めたる場所に手を当てる。するとびくんと体が跳ねて、すでにぬかるんだソコから、下着越しにもくちゅくちゅと音がなるほど俺などが欲しいと涙を流している。
「待たない。ベル、貴女こそ、ココをこんな風にしているのに?」
「あん、だって、トールが……」
「俺が?」
下着を横によけて直接指で彼女の、すでに尖り始めたそこをピンっとはじく。
「ああんっ! や、もう、もう……」
「嫌ではないだろう? ほら、俺にしがみつくんだ」
「トール……」
俺は、俺の手で思考も何もかも蕩けた彼女を抱え上げて寝室に向かう。結婚式は明日だというのに、堪え性が無い俺の欲望を、彼女にぶつけたくて仕方がない。
「トール……、あ、やっぱり恥ずかしい……」
「貴女に恥ずかしい場所などあるものか。ああ、なんて美しい……」
「ん……、はぁ。せめてカーテンをしめてくださいませぇ……」
「……、何か言ったか?」
「ああん、そんなあ!」
俺は、すばやく彼女の服を剥く。途端に弾けるようにぷるんと震える胸。初めて見る日の光の下、はっきりと目に飛び込んでくる彼女の先端はやはり桃色で美味そうだ。そして、俺を求めてやまない場所は、足で閉じられているけれど、薄い下生えでは、縦に入った線が隠されていなかった。そっと、足を広げると、やはり恥ずかしいのかいつもよりも力を入れて広げられまいと頑張ってぷるぷる震えている。
「ベル……? そんなに力を入れると広げにくいのだが……」
「やあんっ、もう、トール、ねえ、お願いだから今は、ああん!」
「今は何だ?」
俺は、その先を遮るように、目の前の桃色の尖りを口に含む。明るい場所で見上げる彼女の赤く染まった肌が、より一層俺を刺激した。
言葉を紡ぎたくとも、快楽をすぐさま広い溺れる彼女は続きが言えないだろう。そして、胸の刺激に集中したのか、足の力が抜けた。これ幸いと、まずは片膝を入れて、彼女のぬかるみをぐりぐりと刺激する。
「あ、ああ、やあ!」
「ベル、愛している……」
「んー、ずるいですわぁ!」
ちゅっちゅと口づけを交わしながら愛を伝える。羞恥と快楽で涙目の彼女は、俺の愛しているという言葉に一番弱いらしい。やや、しょんぼりと彼女を見降ろした途端、力が抜けて彼女の方から積極的にキスをねだってくれる。
すでに、キスで何も考えられていない彼女は、今はいつものように大きく足を広げてたたまれている事に気付いていないようだ。猛々しくなった俺自身を彼女のそこになすりつけると、もう隠そうとは思えないほど啼いて喜んでくれる。
「ああ……、ベル、ベル。綺麗だ。愛している、愛している……!」
「ん、んん、ああ、トール、きっとわたくしのほうが愛していますわ!」
俺も、彼女の愛しているに滅法弱い。すぐに吐き出しそうになるが、ぐっとこらえる。胸の飾りを両手の指でつまんで愛でながら、体を下半身のほうにずらして、初めてはっきりと彼女のそこを見た。
──絶景───
赤くはれて、十分に濡れたそこは、ひくりひくりと俺を誘っている。陽の光をあびてきらきらと輝くその頂上には、愛らしい赤い粒が、恥ずかしがって顔を少しだけのぞかせていた。
そっと、俺がこれまでやわらかくした皮を取り除いてやると、ぷるんと俺に姿を現す。そして、花びらをぐっと左右に広げた奥に、最初はほとんど閉じていた彼女の淫らな口が、ぱくぱくと俺を誘い欲しがっていた。
もっと見ていたくなるが、このままではベルが正気を取り戻してしまう。もっと蕩けさせるために、粒に食らいつき、舐めてそこをいたぶる。俺を欲しがる、はしたなく淫らで寂しそうな口には指を宛がいゆっくりと入れていく。ぬぷぷと、俺の指を感知した途端、奥へと誘う熱く狭い壁がうごめいて絡みついて来る。
すでに、軽く何度も達しているのだろう、もっと高みに登って欲しい。俺は、いつもベルが高く啼き喜ぶ場所を、望むがままに刺激する。
──入りたい……。俺を、全て受け入れて欲しい。
あと半日もすれば式だというのに、俺の心と体、そして汚れた自身が獰猛な獣のように、俺の理性を食い破ろうとする。
「ああああああ!」
深く達したのだろう。ぴゅっとかわいく潮を出してくれる。ベルが愛しくて、もっと幸せにしてやりたくて、でも、俺で汚してしまいたくてたまらない。
ぐちょぐちょに濡れてしまった手のひらをべロリと彼女がぼんやりと見ている前でねぶると、彼女はその光景にすらぶるりと震えて感じてくれるようだ。
「ベル……、綺麗だ……」
「とーるぅ……」
舌が上手く動かせないほど達したのか。どうやら、こうして恥ずかしがるとより快楽に溺れてくれるようだと、また一つ、彼女を喜ばせるための手段を覚えたのだった。
甘くも辛い毎日が、ベルと再会してから始まった。
「え? 愛称を? わたくしが考えてよろしいのでしょうか?」
「ああ。俺はベルと呼んでいるし、これまでそのように呼ばれた事が無くて……。その、仲の良い恋人同士がそうやって呼び合っているし、ダメだろうか?」
「いいえ、とんでもないですわ。では、わたくしが初めてナイトハルト様に付けるのですね? 嬉しいですわ!」
ニコニコと、ベル以外の女性では絶対見られない、弾けるような笑顔。貴女は知っているだろうか? 俺には君だけだという事を。貴女に去られてしまえば、俺は気が狂うほど、恋い慕い執着しているのを。
俺が思うように、貴女にとっての俺が全てでありたい。けれど、令嬢という仮面を脱いだ貴女は、とても輝いていて、周囲を魅惑的に虜にする。
この国でも、俺のような容姿は忌避される。しかも不愛想な俺は、彼女の夫という事だけでなんとか接しては貰えるが、何も持たなくなった今、後がなく更なる孤独に苛まれるだろう。
「うーん、ハルとかハルトとかありきたりだし……」
顎に細くて白い指を添えて考え込む彼女。その白い指と唇が、昨日も俺を愛してくれたのだと思うと、ずくりと俺を勃ち上がらせる。俺と出会ってから、ますます魅力的になるベルをこのまま閉じ込めてしまいたい。
もしも、俺以外の、彼女が心変わりするような存在が現れたらと思うと、ぞわりぞわりと体の奥底からほの暗い何かが湧き出て来る。
小さな頃は、まだ両親も可愛がってくれてはいたが、大きくなるにつれ、先ずは母が、やがて父までも視線をそらせるようになった。弟や妹たちなどは泣くほど。
俺が、このような容貌なのは、父の祖先にそっくりだからだという。それが無ければ、母が不貞をしたと疑われるだろうほど、両親や弟や妹たちの容姿は美しいし、俺とは似ても似つかない。
俺にとって、家族とは疎遠だが嫌いになれない、どちらかと言えば受け入れてもらいたい、幸せになって欲しいと思える人たちだ。彼らとて、手紙で、家族として愛情があり気を使ってくれているのは伺える。だから、俺が罪人になる事で彼らに何かがあれば困るとは思っていた。ベルが旅立ってから、国は騒然となった。
俺はすぐさま拘束され、しばらくの間謹慎処分になった。王子の怒りのままに処刑されそうになったらしい。そんな俺を助けてくれた上に、家にはお咎めがないようにしてくれるとジャンヌ嬢が約束してくれた。
「うーん、ナイトハルト様はまるで軍神のように逞しくて素敵でいらっしゃるから……。剣を奮うと稲妻のようで力強く美しい……。そうだわ、トール、トールというのはいかがかしら?」
「トール?」
「ええ、とある小さな国の雷をまとった雄々しくて凛々しい伝説の神様よ。ふふふ、ナイトハルト様のほうがもっと素敵なのだけれども」
「ああ、ではトールと」
「トール様、ふふ、なんだか恥ずかしいわ」
「様はいらない」
「え? でも……」
「トール」
俺は、ねだりながら彼女の腰をぐっと近づける。今は夕食前で日も高く明るい。
「ベル……、トール、と」
ちゅっと柔らかな唇に吸い付けば、あっという間に蕩けてくれる。俺だけが知る、彼女の顔だ。
「ん、むちゅっ、んはぁ、トール……」
「ベル……、ベル……」
彼女がようやく呼んでくれた、うっすらと空いた口に、俺の舌を入れる。あちこちを撫で上げると、それすら彼女の快感を誘うようだ。
息も絶え絶えに、俺の舌を小さな柔らかい舌がからめとろうとしてくる。もっと俺を求めて欲しい。
「あん、トール、まだ明るいわ……」
「ああ、そうだな」
「夜まで待って……んんっ」
俺は彼女の胸と、秘めたる場所に手を当てる。するとびくんと体が跳ねて、すでにぬかるんだソコから、下着越しにもくちゅくちゅと音がなるほど俺などが欲しいと涙を流している。
「待たない。ベル、貴女こそ、ココをこんな風にしているのに?」
「あん、だって、トールが……」
「俺が?」
下着を横によけて直接指で彼女の、すでに尖り始めたそこをピンっとはじく。
「ああんっ! や、もう、もう……」
「嫌ではないだろう? ほら、俺にしがみつくんだ」
「トール……」
俺は、俺の手で思考も何もかも蕩けた彼女を抱え上げて寝室に向かう。結婚式は明日だというのに、堪え性が無い俺の欲望を、彼女にぶつけたくて仕方がない。
「トール……、あ、やっぱり恥ずかしい……」
「貴女に恥ずかしい場所などあるものか。ああ、なんて美しい……」
「ん……、はぁ。せめてカーテンをしめてくださいませぇ……」
「……、何か言ったか?」
「ああん、そんなあ!」
俺は、すばやく彼女の服を剥く。途端に弾けるようにぷるんと震える胸。初めて見る日の光の下、はっきりと目に飛び込んでくる彼女の先端はやはり桃色で美味そうだ。そして、俺を求めてやまない場所は、足で閉じられているけれど、薄い下生えでは、縦に入った線が隠されていなかった。そっと、足を広げると、やはり恥ずかしいのかいつもよりも力を入れて広げられまいと頑張ってぷるぷる震えている。
「ベル……? そんなに力を入れると広げにくいのだが……」
「やあんっ、もう、トール、ねえ、お願いだから今は、ああん!」
「今は何だ?」
俺は、その先を遮るように、目の前の桃色の尖りを口に含む。明るい場所で見上げる彼女の赤く染まった肌が、より一層俺を刺激した。
言葉を紡ぎたくとも、快楽をすぐさま広い溺れる彼女は続きが言えないだろう。そして、胸の刺激に集中したのか、足の力が抜けた。これ幸いと、まずは片膝を入れて、彼女のぬかるみをぐりぐりと刺激する。
「あ、ああ、やあ!」
「ベル、愛している……」
「んー、ずるいですわぁ!」
ちゅっちゅと口づけを交わしながら愛を伝える。羞恥と快楽で涙目の彼女は、俺の愛しているという言葉に一番弱いらしい。やや、しょんぼりと彼女を見降ろした途端、力が抜けて彼女の方から積極的にキスをねだってくれる。
すでに、キスで何も考えられていない彼女は、今はいつものように大きく足を広げてたたまれている事に気付いていないようだ。猛々しくなった俺自身を彼女のそこになすりつけると、もう隠そうとは思えないほど啼いて喜んでくれる。
「ああ……、ベル、ベル。綺麗だ。愛している、愛している……!」
「ん、んん、ああ、トール、きっとわたくしのほうが愛していますわ!」
俺も、彼女の愛しているに滅法弱い。すぐに吐き出しそうになるが、ぐっとこらえる。胸の飾りを両手の指でつまんで愛でながら、体を下半身のほうにずらして、初めてはっきりと彼女のそこを見た。
──絶景───
赤くはれて、十分に濡れたそこは、ひくりひくりと俺を誘っている。陽の光をあびてきらきらと輝くその頂上には、愛らしい赤い粒が、恥ずかしがって顔を少しだけのぞかせていた。
そっと、俺がこれまでやわらかくした皮を取り除いてやると、ぷるんと俺に姿を現す。そして、花びらをぐっと左右に広げた奥に、最初はほとんど閉じていた彼女の淫らな口が、ぱくぱくと俺を誘い欲しがっていた。
もっと見ていたくなるが、このままではベルが正気を取り戻してしまう。もっと蕩けさせるために、粒に食らいつき、舐めてそこをいたぶる。俺を欲しがる、はしたなく淫らで寂しそうな口には指を宛がいゆっくりと入れていく。ぬぷぷと、俺の指を感知した途端、奥へと誘う熱く狭い壁がうごめいて絡みついて来る。
すでに、軽く何度も達しているのだろう、もっと高みに登って欲しい。俺は、いつもベルが高く啼き喜ぶ場所を、望むがままに刺激する。
──入りたい……。俺を、全て受け入れて欲しい。
あと半日もすれば式だというのに、俺の心と体、そして汚れた自身が獰猛な獣のように、俺の理性を食い破ろうとする。
「ああああああ!」
深く達したのだろう。ぴゅっとかわいく潮を出してくれる。ベルが愛しくて、もっと幸せにしてやりたくて、でも、俺で汚してしまいたくてたまらない。
ぐちょぐちょに濡れてしまった手のひらをべロリと彼女がぼんやりと見ている前でねぶると、彼女はその光景にすらぶるりと震えて感じてくれるようだ。
「ベル……、綺麗だ……」
「とーるぅ……」
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