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R18 お、俺に任せてくれたらいいから
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「……」
「……」
ふたりの世界が止まった。これが、運命の出会いとか一目ぼれの瞬間なら、どれほどよかっただろう。
先に動いたのはボウウ様。きゅっと口を結んで、こちらに近づいてくる。私は慌てて足を閉じて、シーツを手繰り寄せた。
「キョク、俺がもっと気づいていれば。こんなことをさせてしまうなんて、俺は婚約者失格だな」
「ち、違うんです! そうじゃないです!」
絶対に、ボウウ様はなかなか手を出さない彼に焦れて、私が欲求を自分で満たそうと思っていると勘違いしている。
彼が、片膝をベッドの上に乗せると、ギシっと音が鳴った。彼は、このままヤる気満々だ。やばい、まだ拡張どころか貫通すらしていないのに。
「キヨク……」
耳と首筋を赤くした彼が、そっと私の頬に片手で触れる。抗う間もなく、キスされた。
「ん、ふぅ……」
いつになく激しい。息をするのがやっとだ。
「キヨク、愛している」
「ん、あっ……まって、まってぇ……」
このままでは、私がアイテムで初めてではないと勘違いした彼の息子さんが遠慮なく入ってくるんじゃなかろうか。その場の雰囲気で押し倒されそうになるのを、かろうじて手で押さえた。
「ボウウ様、さっきのは、ですね」
「キヨク、わかってるから。俺が悪かった。ほら、力を抜いて」
「ちょ、違うんですってば!」
彼の手が、一糸まとわぬ太ももの間に入った。私は、なんとか彼に思いとどまってもらおうと、必死に足を閉じた。
「ボウウ様、落ち着いて。聞いてください……。ね? お願い」
私は、ボウウ様が一番弱い、アイドルのお願い攻撃をした。すると効果は抜群だった。
私が望むのとは真逆の方向に。
電光石火というのはこのことか。私が、彼の100万ボルトのスイッチを押してしまったのだ。完全に興奮しきった彼の体が、足の間に入ってしまった。彼の大きな存在が、いまにもズボンの生地を突き破りそうなほど天を向いている。
「キヨク、お、俺に任せてくれたらいいから」
「ちょ、待ってったらぁ……」
「これからは、あんなことしなくていいように、毎日のように俺がしてあげるから」
彼のやる気スイッチを押したのは誰だ。私だ。
私は、もうどうにでもなれと、正直に叫んだ。
「あんなことって、あんなことって、まだ、してないんですううう!」
あ、なんか泣きそう。
「してない?」
うう、何度も確認しないでください!
「してません。あの、事前にあれをやるのがいいって聞いて。でも、怖くてできてないんです!」
私が涙を流し始めたからか、彼の動きが止まった。肝心の息子さんは、GOサインを待ったまま止まっているけど。
私は、いまだとばかりに、彼の体、特に息子さんから離れた。そして、ボウウ様と無事に結婚生活を送るために、思い余って娼館に相談まで行って、あんな真似をしようとしたことを洗いざらい話した。ゲームのことや彼の設定などを言うわけにはいけないから。
「あの、その、私、そっちの方面は、ボウウ様にお任せしたらいいって聞いていたんですけど、でも、ボウウ様のご経験とかがちょっと気になって、マダムに聞きに行ったんです。そうしたら、今のままではきついだろうからって、アドバイスをいただいたんです」
「……気になって? マダムに貰った?」
私が、ボウウ様の過去を気になったという部分はちょっと嬉しそうにしていた。だけど、アドバイスやアイテムを貰ったことには、眉をしかめた。
「キヨク、あんな場所は女性が行くものじゃない。マダムの店は、国の認定を受けていて安全なほうなんだが、やなり治安が悪いんだ。二度と行かないでくれ」
「はい、二度と行きません」
微妙な空気に包まれたけれど、彼は私の身の安全を心配してくれていたようだ。照れ隠しに、しっかり返事した。
「とにかく、そのアイテムも、まだ使っていないのなら捨ててくれ。俺以外のものがキヨクに入るなんて、気が狂いそうだ」
「はい、捨てます。捨てます!」
私は、近くにあったアイテムたちを、ごみ箱に投げた。潤滑剤くらいは、残しておいたほうが良かったかと思ったけど、もうゴミ箱の中。
これから、どうなるんだろうと、おずおず彼を見上げた。すると、彼は私を抱き寄せてキスをした。いつの間にか、彼の息子さんは大人しくねんねしていてほっとする。
「あんなもの使わなくても、俺がきちんとするから」
はて? 今日はもうおしまい、解散な雰囲気じゃなかったっけ?
そっとベッドに横たえられ、再び足を広げられる。さっき使った潤滑剤はもう乾いたはずなのに、彼の指がそこに触れると、いやらしい水の音がした。
ボウウ様が、指をゆっくり入れてくる。一気に恥ずかしくなって、顔を手で隠した。
「キヨク、力を抜いて。無理に最後まではしないから」
狭いな……確かにこれじゃ、無理だ。
ボソッと呟いた彼の言葉に、心が震える。すんごく怖い。でも、彼はゆっくり痛くないようにしてくれた。
何度も続けているうちに、少しずつゆとりが増えた気がする。でも、まだまだ彼の息子さんを包むには足らない。
何度目かの彼の指で、絶頂してしまった。あまりにも恥ずかしかったのに、ボウウ様はとても嬉しそうに、それからは私を毎回絶頂させるような指の動きになってしまう。
正直、毎日絶頂し続けるのは疲れる。それに、感覚も麻痺するというか、そう連続で絶頂なんてできなかった。
その代わり、彼のを慰めるように頑張った。最後まではできていないけど、お互いに気持ちを高め合うということは、とても幸せで。彼にももっと気持ちよくなって欲しいと思った。
何も知らない頃は汚らわしいみたいな、タブーなような気がしていたけど。
結婚式を挙げてから、指がやっと3本入るくらいになった。その頃になると、私も体の奥というか、指だけじゃ物足りないって感じるようになって、魔法を使うことを提案した。
魔法で拡張させると感度がかなり落ちるし周囲の組織がかなり弛緩する。つまり、気持ちよくないし、魔法を使用している間は、子供ができなくなるのだ。だからこそ、自然につながりたいから、それまでは指でなんとか頑張ったわけだけど。
「ボウウ様、赤ちゃんはもう少し後じゃダメですか? 私、もう少しボウウ様とふたりっきりでいたいんですけど……」
はい、相も変わらず、彼は私のこういうおねだりに弱い。それに、彼のほうも限界をとっくに超えていたのだろう。
以前から考えていたから、その魔法をかけた。魔法が完全にかかったことを確かめるために、4本の指を入れてみると、すんなり入ったのである。
「ボウウ様、私、もう……」
「キヨク、辛かったらすぐに言うんだぞ?」
こくりとうなづくと、彼のがゆっくり入ってきた。思ったよりも圧迫感を感じる。でも、ぎゅっと抱きしめられ、彼とぴったり引っ付いて重なることは、快楽を感じなくてもとても幸せで。
全部入るには、まだまだ足らなかったようで、半分くらいで限界だった。それでも、彼も満足してくれて、やっとひとつになれた。
どれほど時が経っても、彼を全部受け入れられないかもしれない。でも、それでも、ボウウ様と一緒に甘いひと時を過ごせる時間が愛おしくて、ゲームキャラではない、彼自身をずっと大事にしたいと思った。
もう何百回と唱えた大好きは、もっとたくさん彼に伝えたいし、きっと、彼からもいっぱい貰えるだろう。
これにて、完結です。最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。
「……」
ふたりの世界が止まった。これが、運命の出会いとか一目ぼれの瞬間なら、どれほどよかっただろう。
先に動いたのはボウウ様。きゅっと口を結んで、こちらに近づいてくる。私は慌てて足を閉じて、シーツを手繰り寄せた。
「キョク、俺がもっと気づいていれば。こんなことをさせてしまうなんて、俺は婚約者失格だな」
「ち、違うんです! そうじゃないです!」
絶対に、ボウウ様はなかなか手を出さない彼に焦れて、私が欲求を自分で満たそうと思っていると勘違いしている。
彼が、片膝をベッドの上に乗せると、ギシっと音が鳴った。彼は、このままヤる気満々だ。やばい、まだ拡張どころか貫通すらしていないのに。
「キヨク……」
耳と首筋を赤くした彼が、そっと私の頬に片手で触れる。抗う間もなく、キスされた。
「ん、ふぅ……」
いつになく激しい。息をするのがやっとだ。
「キヨク、愛している」
「ん、あっ……まって、まってぇ……」
このままでは、私がアイテムで初めてではないと勘違いした彼の息子さんが遠慮なく入ってくるんじゃなかろうか。その場の雰囲気で押し倒されそうになるのを、かろうじて手で押さえた。
「ボウウ様、さっきのは、ですね」
「キヨク、わかってるから。俺が悪かった。ほら、力を抜いて」
「ちょ、違うんですってば!」
彼の手が、一糸まとわぬ太ももの間に入った。私は、なんとか彼に思いとどまってもらおうと、必死に足を閉じた。
「ボウウ様、落ち着いて。聞いてください……。ね? お願い」
私は、ボウウ様が一番弱い、アイドルのお願い攻撃をした。すると効果は抜群だった。
私が望むのとは真逆の方向に。
電光石火というのはこのことか。私が、彼の100万ボルトのスイッチを押してしまったのだ。完全に興奮しきった彼の体が、足の間に入ってしまった。彼の大きな存在が、いまにもズボンの生地を突き破りそうなほど天を向いている。
「キヨク、お、俺に任せてくれたらいいから」
「ちょ、待ってったらぁ……」
「これからは、あんなことしなくていいように、毎日のように俺がしてあげるから」
彼のやる気スイッチを押したのは誰だ。私だ。
私は、もうどうにでもなれと、正直に叫んだ。
「あんなことって、あんなことって、まだ、してないんですううう!」
あ、なんか泣きそう。
「してない?」
うう、何度も確認しないでください!
「してません。あの、事前にあれをやるのがいいって聞いて。でも、怖くてできてないんです!」
私が涙を流し始めたからか、彼の動きが止まった。肝心の息子さんは、GOサインを待ったまま止まっているけど。
私は、いまだとばかりに、彼の体、特に息子さんから離れた。そして、ボウウ様と無事に結婚生活を送るために、思い余って娼館に相談まで行って、あんな真似をしようとしたことを洗いざらい話した。ゲームのことや彼の設定などを言うわけにはいけないから。
「あの、その、私、そっちの方面は、ボウウ様にお任せしたらいいって聞いていたんですけど、でも、ボウウ様のご経験とかがちょっと気になって、マダムに聞きに行ったんです。そうしたら、今のままではきついだろうからって、アドバイスをいただいたんです」
「……気になって? マダムに貰った?」
私が、ボウウ様の過去を気になったという部分はちょっと嬉しそうにしていた。だけど、アドバイスやアイテムを貰ったことには、眉をしかめた。
「キヨク、あんな場所は女性が行くものじゃない。マダムの店は、国の認定を受けていて安全なほうなんだが、やなり治安が悪いんだ。二度と行かないでくれ」
「はい、二度と行きません」
微妙な空気に包まれたけれど、彼は私の身の安全を心配してくれていたようだ。照れ隠しに、しっかり返事した。
「とにかく、そのアイテムも、まだ使っていないのなら捨ててくれ。俺以外のものがキヨクに入るなんて、気が狂いそうだ」
「はい、捨てます。捨てます!」
私は、近くにあったアイテムたちを、ごみ箱に投げた。潤滑剤くらいは、残しておいたほうが良かったかと思ったけど、もうゴミ箱の中。
これから、どうなるんだろうと、おずおず彼を見上げた。すると、彼は私を抱き寄せてキスをした。いつの間にか、彼の息子さんは大人しくねんねしていてほっとする。
「あんなもの使わなくても、俺がきちんとするから」
はて? 今日はもうおしまい、解散な雰囲気じゃなかったっけ?
そっとベッドに横たえられ、再び足を広げられる。さっき使った潤滑剤はもう乾いたはずなのに、彼の指がそこに触れると、いやらしい水の音がした。
ボウウ様が、指をゆっくり入れてくる。一気に恥ずかしくなって、顔を手で隠した。
「キヨク、力を抜いて。無理に最後まではしないから」
狭いな……確かにこれじゃ、無理だ。
ボソッと呟いた彼の言葉に、心が震える。すんごく怖い。でも、彼はゆっくり痛くないようにしてくれた。
何度も続けているうちに、少しずつゆとりが増えた気がする。でも、まだまだ彼の息子さんを包むには足らない。
何度目かの彼の指で、絶頂してしまった。あまりにも恥ずかしかったのに、ボウウ様はとても嬉しそうに、それからは私を毎回絶頂させるような指の動きになってしまう。
正直、毎日絶頂し続けるのは疲れる。それに、感覚も麻痺するというか、そう連続で絶頂なんてできなかった。
その代わり、彼のを慰めるように頑張った。最後まではできていないけど、お互いに気持ちを高め合うということは、とても幸せで。彼にももっと気持ちよくなって欲しいと思った。
何も知らない頃は汚らわしいみたいな、タブーなような気がしていたけど。
結婚式を挙げてから、指がやっと3本入るくらいになった。その頃になると、私も体の奥というか、指だけじゃ物足りないって感じるようになって、魔法を使うことを提案した。
魔法で拡張させると感度がかなり落ちるし周囲の組織がかなり弛緩する。つまり、気持ちよくないし、魔法を使用している間は、子供ができなくなるのだ。だからこそ、自然につながりたいから、それまでは指でなんとか頑張ったわけだけど。
「ボウウ様、赤ちゃんはもう少し後じゃダメですか? 私、もう少しボウウ様とふたりっきりでいたいんですけど……」
はい、相も変わらず、彼は私のこういうおねだりに弱い。それに、彼のほうも限界をとっくに超えていたのだろう。
以前から考えていたから、その魔法をかけた。魔法が完全にかかったことを確かめるために、4本の指を入れてみると、すんなり入ったのである。
「ボウウ様、私、もう……」
「キヨク、辛かったらすぐに言うんだぞ?」
こくりとうなづくと、彼のがゆっくり入ってきた。思ったよりも圧迫感を感じる。でも、ぎゅっと抱きしめられ、彼とぴったり引っ付いて重なることは、快楽を感じなくてもとても幸せで。
全部入るには、まだまだ足らなかったようで、半分くらいで限界だった。それでも、彼も満足してくれて、やっとひとつになれた。
どれほど時が経っても、彼を全部受け入れられないかもしれない。でも、それでも、ボウウ様と一緒に甘いひと時を過ごせる時間が愛おしくて、ゲームキャラではない、彼自身をずっと大事にしたいと思った。
もう何百回と唱えた大好きは、もっとたくさん彼に伝えたいし、きっと、彼からもいっぱい貰えるだろう。
これにて、完結です。最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。
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なので、たまにはフラれたらいいという意見に同感です。
コメントありがとうございます
それについてはお楽しみに、です