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あなたからのキスを私にくれないか?
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アーロンの唇が、ほんの少し、咳でもしたら距離が無くなるほど近くにある。マリアの視界には彼の顔が影になっていて、その時間がとても長く感じてしまい目を閉じてしまった。
「マリア……」
彼の吐息は、とても熱くて、体中の熱がカッと熱くなっていく気がする。ドキドキ鼓動がうるさいのは、これで今日は何度めだろう。ずっとかもしれない。
「ん……」
一体どうしたというのだろうか。彼の唇が一向に触れない事がさっぱりわからず、ただ、彼の言葉か、キスをひたすら待った。
「マリア、あなたからのキスを私にくれないか? 初めてはアダムだったからな。せめて、君からのキスが欲しい」
「え?」
少し、アーロンが顔を上にあげたため、マリアが目を開くと、そこにはカップの中で波紋をつくるかのように揺れた紅茶色の瞳があった。
「君からの、キスが、欲しい……」
「あ……」
マリアは、今までずっと彼らのなすがまま流されて来ており、三人を選んだとはいえあくまで受け身だった。
「ダメだろうか?」
「え……、と。私、初めてで……」
「ああ」
「…………」
顔どころか耳や首筋までが熱い。きっと真っ赤に染まっているだろう。アーロンが体を自分の身の上に伸し掛かり今にも襲われそうなほどの重みと熱、そして、彼の放つ色気にクラクラして体がぐるぐる回っている。とても恥ずかしくて二の句を告げる事ができない。
「マリア……」
じっと、同じ格好でいる、彼の腕はとても太く大きくて、びくともせずマリアの左右で彼自身の体重を支えている。
「あの……、ヘタ、ですよ? きっと、上手く出来ない……」
「かまわない……。というよりそのほうがいい」
「え……?」
「アダムには先をこされたが、俺が二番目だ。しかも、あなたからのキスが贈られる最初の男だと思えば興奮するな」
「や、やだ……アーロン……。そんな事言わないで……」
「マリア……」
来て欲しい、という言葉を形作る彼の唇の動きをじっと見て、吸い込まれるように、太い首に腕を絡ませ、そして、ぐっと体を持ち上げて大きなそこに、自分の唇を近づけた。
「ん……」
ちゅっという音すらしない不器用なキスは、アーロンの唇をふにゃっと押しただけだ。それでも、アーロンは歓喜が体中に舞い踊り全身が震えた。
ベッドから浮いたマリアの背に、片腕を回して、ぐっと彼女ごと体を起こす。いきなり頭をあげられてしまい、アーロンにしがみ付く腕に力をこめる。
彼の腕や、体に触れている皮膚のすぐ下にある筋肉が盛り上がりマリアを押していた。
何度もマリアからのキスが欲しいと響くバリトンボイスが脳髄から下腹の奥に響いて何も考えられない。気が付くと、アーロンの足が軽く太ももにのっかった状態になっている。
彼の望むがまま、いや、自身の欲求に素直に従いキスに夢中になっている間に、彼の太ももの間で膝立ちをしていた。私が上から、やや上向きになっているアーロンの大きな唇を覆うかのように大きく口をあけて貪っているかのよう。
「ん……、ふっ……」
「ちゅ……、ああ、マリア……。幸せだ……」
アーロンは、にこりと笑いながら、本当に幸せそうにマリアを見上げる。マリアはそんなアーロンの縋り付くような表情を見て、ドキンと胸が一際大きく鼓動を打った。
「アーロン……。ん……」
マリアの頭にはすでにアーロンの手はない。そんな事をしなくても、いつしかマリアから積極的に彼へキスを降らせていたのだ。
アーロンの大きな手が彼女の腰に当てられる。細い腰は、その片手で半分以上は隠され、手の熱が体の芯まで伝わって来る。
すっと軽く腰を撫でられて、マリアのお尻がぴくりと震えてはゆるゆる揺れていた。
くちゅりくちゅりと、マリアとアーロンのつながった唇から唾液が溢れては淫らな音が鳴り響く。二人の吐息はさらに熱を上げて呼吸がはやくなりながらも、夢中になり、まるで世界には二人だけしかいないかのような激しさで求めあっていた。
やがて、アーロンの右手が腰から下に移動しかかった時、マリアの肩をぐっと、だが、優しく横に引き寄せられたのであった。
「マリア、そろそろ僕とキスをしましょう?」
不埒な手の動きをし始めたアーロンから、守るようにマリアを奪い取ったのはスティーブだった。
「マリア……」
彼の吐息は、とても熱くて、体中の熱がカッと熱くなっていく気がする。ドキドキ鼓動がうるさいのは、これで今日は何度めだろう。ずっとかもしれない。
「ん……」
一体どうしたというのだろうか。彼の唇が一向に触れない事がさっぱりわからず、ただ、彼の言葉か、キスをひたすら待った。
「マリア、あなたからのキスを私にくれないか? 初めてはアダムだったからな。せめて、君からのキスが欲しい」
「え?」
少し、アーロンが顔を上にあげたため、マリアが目を開くと、そこにはカップの中で波紋をつくるかのように揺れた紅茶色の瞳があった。
「君からの、キスが、欲しい……」
「あ……」
マリアは、今までずっと彼らのなすがまま流されて来ており、三人を選んだとはいえあくまで受け身だった。
「ダメだろうか?」
「え……、と。私、初めてで……」
「ああ」
「…………」
顔どころか耳や首筋までが熱い。きっと真っ赤に染まっているだろう。アーロンが体を自分の身の上に伸し掛かり今にも襲われそうなほどの重みと熱、そして、彼の放つ色気にクラクラして体がぐるぐる回っている。とても恥ずかしくて二の句を告げる事ができない。
「マリア……」
じっと、同じ格好でいる、彼の腕はとても太く大きくて、びくともせずマリアの左右で彼自身の体重を支えている。
「あの……、ヘタ、ですよ? きっと、上手く出来ない……」
「かまわない……。というよりそのほうがいい」
「え……?」
「アダムには先をこされたが、俺が二番目だ。しかも、あなたからのキスが贈られる最初の男だと思えば興奮するな」
「や、やだ……アーロン……。そんな事言わないで……」
「マリア……」
来て欲しい、という言葉を形作る彼の唇の動きをじっと見て、吸い込まれるように、太い首に腕を絡ませ、そして、ぐっと体を持ち上げて大きなそこに、自分の唇を近づけた。
「ん……」
ちゅっという音すらしない不器用なキスは、アーロンの唇をふにゃっと押しただけだ。それでも、アーロンは歓喜が体中に舞い踊り全身が震えた。
ベッドから浮いたマリアの背に、片腕を回して、ぐっと彼女ごと体を起こす。いきなり頭をあげられてしまい、アーロンにしがみ付く腕に力をこめる。
彼の腕や、体に触れている皮膚のすぐ下にある筋肉が盛り上がりマリアを押していた。
何度もマリアからのキスが欲しいと響くバリトンボイスが脳髄から下腹の奥に響いて何も考えられない。気が付くと、アーロンの足が軽く太ももにのっかった状態になっている。
彼の望むがまま、いや、自身の欲求に素直に従いキスに夢中になっている間に、彼の太ももの間で膝立ちをしていた。私が上から、やや上向きになっているアーロンの大きな唇を覆うかのように大きく口をあけて貪っているかのよう。
「ん……、ふっ……」
「ちゅ……、ああ、マリア……。幸せだ……」
アーロンは、にこりと笑いながら、本当に幸せそうにマリアを見上げる。マリアはそんなアーロンの縋り付くような表情を見て、ドキンと胸が一際大きく鼓動を打った。
「アーロン……。ん……」
マリアの頭にはすでにアーロンの手はない。そんな事をしなくても、いつしかマリアから積極的に彼へキスを降らせていたのだ。
アーロンの大きな手が彼女の腰に当てられる。細い腰は、その片手で半分以上は隠され、手の熱が体の芯まで伝わって来る。
すっと軽く腰を撫でられて、マリアのお尻がぴくりと震えてはゆるゆる揺れていた。
くちゅりくちゅりと、マリアとアーロンのつながった唇から唾液が溢れては淫らな音が鳴り響く。二人の吐息はさらに熱を上げて呼吸がはやくなりながらも、夢中になり、まるで世界には二人だけしかいないかのような激しさで求めあっていた。
やがて、アーロンの右手が腰から下に移動しかかった時、マリアの肩をぐっと、だが、優しく横に引き寄せられたのであった。
「マリア、そろそろ僕とキスをしましょう?」
不埒な手の動きをし始めたアーロンから、守るようにマリアを奪い取ったのはスティーブだった。
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