26 / 35
涙と、汗と、そして、微笑みと……※R18
しおりを挟む
二人の冷えた汗で、密着していた肌が、アーロンが上半身を起こすと、離れたくないとばかりに少し吸着していた肌が引っ張り合ったあと距離を取った。
「アーロン」
「マリア、優しくする」
アーロンが緩急をつけながら、それでもゆっくりと腰を動かし始める。
「ん……、う。いい……マリア、マリアッ」
「アーロン、アーロン……!」
まだじんじんしているけれど、我慢出来そうだ。
アーロンは、自分を必死に呼ぶマリアが、快感をまだ拾っていなさそうではあるが、全てを受け入れてくれる様子に心が満たされる。
上半身を起こしてマリアの表情や体の反応を少しも漏らさないように注意深く観察するとともに、淫靡に出入りする自身の熱杭とマリアの入り口の様子を見ては興奮し、スピードをあげていく。
痛みを堪えながらも自身を受け入れてくれた彼女にも、自らが感じている快楽ほどの良さを感じて欲しい。
だが、息をつめ夢中になりすぎるほどガツガツ抽挿もしたい。腰の中から脱力しそうなほどの愛しい女性の中は、耐えようとしても抗えないほど気持ちが良すぎた。
急速にかけ上がってくる感覚が沸き起こり、マリアを高みに昇らせる事も出来ずに自身が膨らんだ。
「すまない、マリア、マリア……!」
アーロンは、細い腰を掴んだ。浮き出た腕の血管は曲がりくねり、血液すら濁流を作っているようだ。ぐっとマリアの腰を近づける。
薄い腰の皮膚に、ゴツゴツした指が食い込み、彼女の柔らかい薄い毛と、自分の硬い毛が絡み合うかのように押し付ける。
切っ先がぶにゅっとした壁に当たっりやわやわとそこを包み込まれた瞬間、アーロンから勢いをつけた欲望が弾けるように飛び出した。
「う……」
初めて経験する快感の強さとと解放感。まだ、マリアの奥に入らせたい。
びゅーびゅーと、どこに溜まっていたのかと思うほどの量が収まりを見せ始めた頃、さらに切っ先をごりっと押し付け、残液全てをマリアの中に吐き出した。
「愛している……、愛してる、マリア……!」
二人の肌が汗で光る。ぶるりと最後に体を震わせたあと、やや硬度が低くなったモノを、ずるりとマリアから取り出した。
アーロンの太いモノを飲み込んでいたマリアの蜜口は、切っ先を咥えたまま、彼が出ていくと同時に閉じた。
周囲には、二人の愛と欲望の水で濡れており、その中に明るい赤が混じっていた。
アーロンは、自身にもこびりついた二人の愛液と、マリアの鮮血を見て、痛かっただろうと申し訳ない気持ちと、それを遥かに上回る多幸感と達成感を抱く。
「う……、ん」
マリアが吐息とともに身を捩ると、ぴたりと閉じていた膣からコプッと白く濁った粘液が出てきた。
アーロンがそれを目撃した瞬間、半ばまで倒れていた欲情が天に向かい頭をもたげる。
まだ、入りたい、自分の精で中を満たしたい……。
「マリア……」
アーロンは、再び、幼子を守るようにマリアに被さり抱き締めた。
マリアの足は、アーロンの腰を入れたまま、はしたなく開いている。
切っ先と、股間がふれあい、そこが硬く大きく彼女を求めてやまない気持ちを知らしめるように、押しつけてしまう。
自分の浅ましくも求めてやまない欲情を知って欲しい。
「アーロン、好き……」
マリアの囁きがアーロンの耳から体の奥底に染み渡る。ほんの少しの腰の動きで、もう一度マリアの中に戻れる。
そう思ったと同時に、切っ先が閉じた膣に当たった。
「マリア、もう一度……」
切なくアーロンがそう言った時、マリアの体がびくりと震え、ぎゅっと抱き締めた腕に力が入った。
「アーロンの好きに……」
して、と言いかけたマリアの言葉と受け入れてくれる気持ちが後押しして、アーロンが中に入ろうとしたその時。
「好きにしていいわけがあるかっ!」
「初めてのマリアを壊す気ですかっ!」
左右からアーロンのごつい肩に手がかかり、マリアから不埒な筋肉と体力の大男を離した。
「アーロンの体力にマリアがついていけると思っているんですか? 必死についていって、ただでさえ思考が澱んでいるのに、彼女の言葉のまま続けようとするなんて!」
「中は傷があるんだから、これ以上はダメ。まだ痛むよね? アーロン、わかってるよね?」
アーロンは、はっと我に返り、マリアを見た。
だらんと足を広げたままシーツに寝そべり、力なく腕も沈んでいる。
「す、すまないっ!」
アーロンは、慌ててマリアから体を離した。左右からスティーブとアダムがマリアの手を取り、口々に優しく慰めている。
三人のやり取りの時は、ひたすらに優しくて、欲望のまま自分をぶつけようとしていたアーロンは罪悪感が押し寄せて、しょんぼり項垂れた。
まるで、悪戯をしてばつが悪くなり叱られた犬のようだ。
「二人とも……」
「マリア、今日はこのまま休んでくださいね」
「でも、スティーブは……」
スティーブを見上げると、とても優しく微笑みながら額にキスをされた。彼のきれいな顔で優しくされると、このまま言う通りにしたくなってしまう。
「先ずは、休んで? 俺たちを受け入れてくれるんでしょ? 後日、体調が良くなって回復したら俺たちと愛し合おうね」
「アダム……。ごめんね」
マリアが弱々しく微笑みを浮かべると、軽くキスを頬に落とされる。アダムはとても安心させてくれる。
今日中に応えてあげる事が出来ないため胸が傷んだ。でも、ここで無理をしては彼らにもっと心の負担をかけるだろう。
「ありがとう、二人とも」
「おやすみなさい、マリア」
「おやすみ、マリア」
「アーロン?」
マリアが、うとうとしつつも、アーロンを呼んだ。慌てて彼女の視界にうつり込みにいく。
「マリア、すまない……」
「アーロン、私は大丈夫だから……」
マリアは、自分が辛くていっぱいいっぱいだろうに、アーロンの事まで気遣いを見せてくれる。
アーロンは勿論のこと、スティーブもアダムも、マリアと出会い、夫候補になれた幸運を噛み締めたのであった。
「アーロン」
「マリア、優しくする」
アーロンが緩急をつけながら、それでもゆっくりと腰を動かし始める。
「ん……、う。いい……マリア、マリアッ」
「アーロン、アーロン……!」
まだじんじんしているけれど、我慢出来そうだ。
アーロンは、自分を必死に呼ぶマリアが、快感をまだ拾っていなさそうではあるが、全てを受け入れてくれる様子に心が満たされる。
上半身を起こしてマリアの表情や体の反応を少しも漏らさないように注意深く観察するとともに、淫靡に出入りする自身の熱杭とマリアの入り口の様子を見ては興奮し、スピードをあげていく。
痛みを堪えながらも自身を受け入れてくれた彼女にも、自らが感じている快楽ほどの良さを感じて欲しい。
だが、息をつめ夢中になりすぎるほどガツガツ抽挿もしたい。腰の中から脱力しそうなほどの愛しい女性の中は、耐えようとしても抗えないほど気持ちが良すぎた。
急速にかけ上がってくる感覚が沸き起こり、マリアを高みに昇らせる事も出来ずに自身が膨らんだ。
「すまない、マリア、マリア……!」
アーロンは、細い腰を掴んだ。浮き出た腕の血管は曲がりくねり、血液すら濁流を作っているようだ。ぐっとマリアの腰を近づける。
薄い腰の皮膚に、ゴツゴツした指が食い込み、彼女の柔らかい薄い毛と、自分の硬い毛が絡み合うかのように押し付ける。
切っ先がぶにゅっとした壁に当たっりやわやわとそこを包み込まれた瞬間、アーロンから勢いをつけた欲望が弾けるように飛び出した。
「う……」
初めて経験する快感の強さとと解放感。まだ、マリアの奥に入らせたい。
びゅーびゅーと、どこに溜まっていたのかと思うほどの量が収まりを見せ始めた頃、さらに切っ先をごりっと押し付け、残液全てをマリアの中に吐き出した。
「愛している……、愛してる、マリア……!」
二人の肌が汗で光る。ぶるりと最後に体を震わせたあと、やや硬度が低くなったモノを、ずるりとマリアから取り出した。
アーロンの太いモノを飲み込んでいたマリアの蜜口は、切っ先を咥えたまま、彼が出ていくと同時に閉じた。
周囲には、二人の愛と欲望の水で濡れており、その中に明るい赤が混じっていた。
アーロンは、自身にもこびりついた二人の愛液と、マリアの鮮血を見て、痛かっただろうと申し訳ない気持ちと、それを遥かに上回る多幸感と達成感を抱く。
「う……、ん」
マリアが吐息とともに身を捩ると、ぴたりと閉じていた膣からコプッと白く濁った粘液が出てきた。
アーロンがそれを目撃した瞬間、半ばまで倒れていた欲情が天に向かい頭をもたげる。
まだ、入りたい、自分の精で中を満たしたい……。
「マリア……」
アーロンは、再び、幼子を守るようにマリアに被さり抱き締めた。
マリアの足は、アーロンの腰を入れたまま、はしたなく開いている。
切っ先と、股間がふれあい、そこが硬く大きく彼女を求めてやまない気持ちを知らしめるように、押しつけてしまう。
自分の浅ましくも求めてやまない欲情を知って欲しい。
「アーロン、好き……」
マリアの囁きがアーロンの耳から体の奥底に染み渡る。ほんの少しの腰の動きで、もう一度マリアの中に戻れる。
そう思ったと同時に、切っ先が閉じた膣に当たった。
「マリア、もう一度……」
切なくアーロンがそう言った時、マリアの体がびくりと震え、ぎゅっと抱き締めた腕に力が入った。
「アーロンの好きに……」
して、と言いかけたマリアの言葉と受け入れてくれる気持ちが後押しして、アーロンが中に入ろうとしたその時。
「好きにしていいわけがあるかっ!」
「初めてのマリアを壊す気ですかっ!」
左右からアーロンのごつい肩に手がかかり、マリアから不埒な筋肉と体力の大男を離した。
「アーロンの体力にマリアがついていけると思っているんですか? 必死についていって、ただでさえ思考が澱んでいるのに、彼女の言葉のまま続けようとするなんて!」
「中は傷があるんだから、これ以上はダメ。まだ痛むよね? アーロン、わかってるよね?」
アーロンは、はっと我に返り、マリアを見た。
だらんと足を広げたままシーツに寝そべり、力なく腕も沈んでいる。
「す、すまないっ!」
アーロンは、慌ててマリアから体を離した。左右からスティーブとアダムがマリアの手を取り、口々に優しく慰めている。
三人のやり取りの時は、ひたすらに優しくて、欲望のまま自分をぶつけようとしていたアーロンは罪悪感が押し寄せて、しょんぼり項垂れた。
まるで、悪戯をしてばつが悪くなり叱られた犬のようだ。
「二人とも……」
「マリア、今日はこのまま休んでくださいね」
「でも、スティーブは……」
スティーブを見上げると、とても優しく微笑みながら額にキスをされた。彼のきれいな顔で優しくされると、このまま言う通りにしたくなってしまう。
「先ずは、休んで? 俺たちを受け入れてくれるんでしょ? 後日、体調が良くなって回復したら俺たちと愛し合おうね」
「アダム……。ごめんね」
マリアが弱々しく微笑みを浮かべると、軽くキスを頬に落とされる。アダムはとても安心させてくれる。
今日中に応えてあげる事が出来ないため胸が傷んだ。でも、ここで無理をしては彼らにもっと心の負担をかけるだろう。
「ありがとう、二人とも」
「おやすみなさい、マリア」
「おやすみ、マリア」
「アーロン?」
マリアが、うとうとしつつも、アーロンを呼んだ。慌てて彼女の視界にうつり込みにいく。
「マリア、すまない……」
「アーロン、私は大丈夫だから……」
マリアは、自分が辛くていっぱいいっぱいだろうに、アーロンの事まで気遣いを見せてくれる。
アーロンは勿論のこと、スティーブもアダムも、マリアと出会い、夫候補になれた幸運を噛み締めたのであった。
11
あなたにおすすめの小説
幼馴染の勇者に「魔王を倒して帰ってきたら何でもしてあげる」と言った結果
景華
恋愛
平和な村で毎日を過ごす村娘ステラ。
ある日ステラの長年の想い人である幼馴染であるリードが勇者として選ばれ、聖女、女剣士、女魔術師と共に魔王討伐に向かうことになる。
「俺……ステラと離れたくない」
そんなリードに、ステラは思わずこう告げる。
「そうだ‼ リードが帰ってきたら、私がリードのお願い、一つだけなんでも叶えてあげる‼」
そんなとっさにステラから飛び出た約束を胸に、リードは村を旅立つ。
それから半年、毎日リードの無事を祈り続けるステラのもとに、リードの史上最速での魔王城攻略の知らせが届く。
勇者一行はこれからたくさんの祝勝パーティに参加した後、故郷に凱旋するというが、それと同時に、パーティメンバーである聖女と女剣士、そして女魔術師の話も耳にすることになる。
戦いの昂りを鎮める役割も担うという三人は、戦いの後全員が重婚の認められた勇者の嫁になるということを知ったステラは思いを諦めようとするが、突然現れたリードは彼女に『ステラの身体《約束のお願い》』を迫って来て──?
誰がどう見ても両片思いな二人がお願いをきっかけに結ばれるまで──。
【完結】姉は全てを持っていくから、私は生贄を選びます
かずきりり
恋愛
もう、うんざりだ。
そこに私の意思なんてなくて。
発狂して叫ぶ姉に見向きもしないで、私は家を出る。
貴女に悪意がないのは十分理解しているが、受け取る私は不愉快で仕方なかった。
善意で施していると思っているから、いくら止めて欲しいと言っても聞き入れてもらえない。
聞き入れてもらえないなら、私の存在なんて無いも同然のようにしか思えなかった。
————貴方たちに私の声は聞こえていますか?
------------------------------
※こちらの作品はカクヨムにも掲載しています
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
魚人族のバーに行ってワンナイトラブしたら番いにされて種付けされました
ノルジャン
恋愛
人族のスーシャは人魚のルシュールカを助けたことで仲良くなり、魚人の集うバーへ連れて行ってもらう。そこでルシュールカの幼馴染で鮫魚人のアグーラと出会い、一夜を共にすることになって…。ちょっとオラついたサメ魚人に激しく求められちゃうお話。ムーンライトノベルズにも投稿中。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
【短編完結】元聖女は聖騎士の執着から逃げられない 聖女を辞めた夜、幼馴染の聖騎士に初めてを奪われました
えびのおすし
恋愛
瘴気を祓う任務を終え、聖女の務めから解放されたミヤ。
同じく役目を終えた聖女たちと最後の女子会を開くことに。
聖女セレフィーナが王子との婚約を決めたと知り、彼女たちはお互いの新たな門出を祝い合う。
ミヤには、ずっと心に秘めていた想いがあった。
相手は、幼馴染であり専属聖騎士だったカイル。
けれど、その気持ちを告げるつもりはなかった。
女子会を終え、自室へ戻ったミヤを待っていたのはカイルだった。
いつも通り無邪気に振る舞うミヤに、彼は思いがけない熱を向けてくる。
――きっとこれが、カイルと過ごす最後の夜になる。
彼の真意が分からないまま、ミヤはカイルを受け入れた。
元聖女と幼馴染聖騎士の、鈍感すれ違いラブ。
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる