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第126話 アプデ、一時停止
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風呂を使うのに水道管が壊れていないか心配だったが、なんとか動いてくれたので湯舟でしっかりと温まったが。替えの下着とか服がないので、清潔面は仕方ないものの同じ服で元通りくるまるような格好で戻ることにした。
エアコンはだんだんと効いてきたような気がして、少しは過ごしやすい。
「ただいま~」
『お~。こっちもシャワー浴びてきたわ』
クロードも仮眠室あたりが開いてたとかで、しゃっきりするのにシャワーを使ったらしい。髪についてはドライヤーは適当にしたとかで濡れていたが、風邪を引かないか少し心配にはなった。
「……風邪引かない?」
『空調がんがんに暖房つけとるから大丈夫やて』
「……なら、いいけど」
藍葉はしっかり乾燥させた上で、ぐるぐる巻きになっているから問題ないちゃない。
とりあえず、電気ポットで温め直したカップスープで胃袋を温めながらデスクトップと端末を交互に見たのだが……還元ポイントの金額が、成樹とのあのドライブのとき以上に貯まっていた。チェックイン機能についてはほとんど使えていないのに、ほかの『ポイ活』運用をしただけでこの金額。
宅配機能を一部運用出来るか試してみる価値はありそうだった。クロードにも伝えたが、『チャンスかもしれん』と返事をくれた。
『宅配先を俺んとこにしてくれんか? 外のセキュリティが開くかもしれん』
「住所と部署教えてね?」
『おん。……っかし。こりゃ、下手に他所んとこ就職させんでええな? 藍葉は』
「役に立ってる?」
『たっとるどころやない。部下としては、ほしい限りや』
「直属の上司はシゲくんだよ~?」
『くっ! 恋人の席もゲットして!? 戻ってきたら、軽く絞めたいわ~』
「やめて。ケンカはご法度」
『男同士の本気ちゃうねんから』
「それはともかく。セッティング出来たからメールお願い」
『早い早い~』
三つか四つ程度の『ポイ活』をしただけで、広告にあるような高額ポイントを稼げるようにしてくれたのは……この場合、成樹よりも美晴の仕業かもしれない。
管理者権限とやらを妹の自分に明け渡すくらいなら、一度会った『ハル神』との協力作業をこちらでやりやすくしてくれたのだろう。
あのブラックアウトした中でのやり取りが、現実なのか半分夢の中なのかまではわからないが。『夢』を利用したファンタジー現象を通じて、世界規模の災害を止めたのが彼らの仕事。藍葉らのように、ぎりぎり『起きて』いる人間とかはあくまでバックヤードで雑用をしているくらいだ。
それでも、成樹との再会を望んでいることに変わりない。
心細い現状はそのままだが、遠方でも『誰か』がいることで保証を残してくれたのも彼らのお陰だ。
クロードから宅配先の住所等を知らせてもらったことで、記入をしてから男性の好きそうなメニューをありったけのポイントを使っての宅配を開始した。ポイントはあとからあとから貯まっていくので、彼の会社に優先的に使っても何ら問題ない。
完了ボタンを押して、『宅配開始します』が出たところ……一応、管理会社とやらは運営維持出来ているのだなと確認が出来た。
『クロニクル=バースト』関係者だとしたら、その会社の一部も『起きて』いるかもしれない。コンタクトを取りたいところだが、左藤抜きに勝手にしていいか一瞬悩んだがそれどころじゃないのを思い出した。
「クーちゃん。宅配弁当の取次とかって……連絡先わかる??」
『ん~? こっちでわからんでもないけど』
「あたしじゃ、営業とか出来ないから……代わりに、支援物資の件伝えてもらうとか出来そう?」
『せやな。言い出しっぺ俺やし、そこはちょぉ待っとって』
「うん。……考えたら、またお腹減った」
『カロリー消費激しいからな。寒さは。食え食え』
「はーい」
そこまで大食いではなかったが、本日二個目の宅配弁当を解凍して食べている間、クロードの返答を待ちながらポイ活として『連絡版』を書き込むことにした。
今までのやり取りよりも『業務連絡』っぽくしたので、クルスらにどう伝わるかわからないが向こうの復興作業も手伝うのが『クロニクル=バースト』としての仕事だとも、クロードから教わったのだ。
エアコンはだんだんと効いてきたような気がして、少しは過ごしやすい。
「ただいま~」
『お~。こっちもシャワー浴びてきたわ』
クロードも仮眠室あたりが開いてたとかで、しゃっきりするのにシャワーを使ったらしい。髪についてはドライヤーは適当にしたとかで濡れていたが、風邪を引かないか少し心配にはなった。
「……風邪引かない?」
『空調がんがんに暖房つけとるから大丈夫やて』
「……なら、いいけど」
藍葉はしっかり乾燥させた上で、ぐるぐる巻きになっているから問題ないちゃない。
とりあえず、電気ポットで温め直したカップスープで胃袋を温めながらデスクトップと端末を交互に見たのだが……還元ポイントの金額が、成樹とのあのドライブのとき以上に貯まっていた。チェックイン機能についてはほとんど使えていないのに、ほかの『ポイ活』運用をしただけでこの金額。
宅配機能を一部運用出来るか試してみる価値はありそうだった。クロードにも伝えたが、『チャンスかもしれん』と返事をくれた。
『宅配先を俺んとこにしてくれんか? 外のセキュリティが開くかもしれん』
「住所と部署教えてね?」
『おん。……っかし。こりゃ、下手に他所んとこ就職させんでええな? 藍葉は』
「役に立ってる?」
『たっとるどころやない。部下としては、ほしい限りや』
「直属の上司はシゲくんだよ~?」
『くっ! 恋人の席もゲットして!? 戻ってきたら、軽く絞めたいわ~』
「やめて。ケンカはご法度」
『男同士の本気ちゃうねんから』
「それはともかく。セッティング出来たからメールお願い」
『早い早い~』
三つか四つ程度の『ポイ活』をしただけで、広告にあるような高額ポイントを稼げるようにしてくれたのは……この場合、成樹よりも美晴の仕業かもしれない。
管理者権限とやらを妹の自分に明け渡すくらいなら、一度会った『ハル神』との協力作業をこちらでやりやすくしてくれたのだろう。
あのブラックアウトした中でのやり取りが、現実なのか半分夢の中なのかまではわからないが。『夢』を利用したファンタジー現象を通じて、世界規模の災害を止めたのが彼らの仕事。藍葉らのように、ぎりぎり『起きて』いる人間とかはあくまでバックヤードで雑用をしているくらいだ。
それでも、成樹との再会を望んでいることに変わりない。
心細い現状はそのままだが、遠方でも『誰か』がいることで保証を残してくれたのも彼らのお陰だ。
クロードから宅配先の住所等を知らせてもらったことで、記入をしてから男性の好きそうなメニューをありったけのポイントを使っての宅配を開始した。ポイントはあとからあとから貯まっていくので、彼の会社に優先的に使っても何ら問題ない。
完了ボタンを押して、『宅配開始します』が出たところ……一応、管理会社とやらは運営維持出来ているのだなと確認が出来た。
『クロニクル=バースト』関係者だとしたら、その会社の一部も『起きて』いるかもしれない。コンタクトを取りたいところだが、左藤抜きに勝手にしていいか一瞬悩んだがそれどころじゃないのを思い出した。
「クーちゃん。宅配弁当の取次とかって……連絡先わかる??」
『ん~? こっちでわからんでもないけど』
「あたしじゃ、営業とか出来ないから……代わりに、支援物資の件伝えてもらうとか出来そう?」
『せやな。言い出しっぺ俺やし、そこはちょぉ待っとって』
「うん。……考えたら、またお腹減った」
『カロリー消費激しいからな。寒さは。食え食え』
「はーい」
そこまで大食いではなかったが、本日二個目の宅配弁当を解凍して食べている間、クロードの返答を待ちながらポイ活として『連絡版』を書き込むことにした。
今までのやり取りよりも『業務連絡』っぽくしたので、クルスらにどう伝わるかわからないが向こうの復興作業も手伝うのが『クロニクル=バースト』としての仕事だとも、クロードから教わったのだ。
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