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第十六章 異界のバカンスのために
468.えっさほいさ
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夏だ!
海だ!!
バカンスだ!!
と言うわけにはいきましぇ~ん!!
「そぉれ!!」
「ふゅふゅ!(えーい!!)」
僕らは、エディオスさんのお誕生日式典期間中ですが。
中層の厨房で、ピッツァを作りに頑張って頑張って頑張って!! たっくさん作っているのでぇす!!
フィーさんは生地の仕込み。
レストラーゼさんことラディンさんは、ソースにトッピング!!
僕は焼きの仕上げもやって。
表の混雑具合はわかんないけど……次から次へとピッツァの追加注文が来るんだ!
殺到と言っていいかもしれない!!
「はい、はい、はい!!」
「ふゅぅ!(えーい!)」
二枚同時には出来ないけど……クラウと一緒なら、次から次へと作るのは順調だ。
フィーさん達も慣れていけば、それは同じようで。
落ち着いたのは、真昼を過ぎた時間帯だったけど……ラディンさん以外バテバテに床へごろんとなってしまった。
「こ、これが……あと二日も」
即位記念式典よりは忙しいと聞いてはいたけど。
エディオスさんのお誕生日だから……色んな人がお城に出入りするとはいえ。
あまりにも忙しい!!
事前の噂で聞きつけたのもあるけど……僕ら四人で何とか回すのは大変だ!!
「うーん。僕も生地を伸ばすの出来ればいいけど」
レストラーゼさんも、フィーさん同様に天井へ貼り付けた結果。
会場解放の時は、イシャールさん達が先に準備した下焼き済みの生地を使ったんだけど。瞬殺って具合に……すぐに無くなってしまったんだよ!!?
だから……僕ら四人でめちゃくちゃ頑張ったわけで。
「と……とりあえず、落ち着いて良かったです」
がっつり食べたいので……余った生地で、レストラーゼさんが作りたいからと今パンツェロッティを揚げてもらっています。
「ほーんと、美味しいからって食べ過ぎ!! 僕の神気に気づいた子達はあんまりいないだろうけど」
そう言えば……忘れかけてたけど、フィーさんは神様。
クラウも神獣だけど……なんか、オーラのようなものが移ることもあるらしい。
僕は魔法とかを習い始めて日が浅いから……どう言うのかわからないけど。
ファルミアだったら、わかるかな?
まだ、お城には来ていないらしいから挨拶もしてないけど。
「はは。何人かは気づいているんじゃないかな? 問い合わせは今のところないようだけど」
レストラーゼさんはラディンさんの姿でも、相変わらずのんびり屋さんだ。
パンツェロッティはすぐに出来上がり……僕らは、ハフハフ言いながら美味しい遅めのお昼ご飯を食べました。
と、ここで。
「おーい! カティアに客だ!」
イシャールさんが来い来いと手招きしてきたので、そっちの方へ行けば。
扉の方には、懐かしい顔が!
「カティ! 久しぶりね?」
ファルミアが来てくれたんだ!!
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