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第一章 異界渡り
039.クリームチーズの登場
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ひと口ふた口とスプーンがどんどん動いていくフィーさんに皆さんは釘付け。
けどまだ誰も食べようとしない。美味しいのにちょっと残念。
「あ、パルフェのムースって結構あっさりしてるんだね? 美味しいー」
そしてペロリと完食されました。
「うん。思い込みも時には悪い方向にいくね。これなら全然美味しいよ?」
「そうは言ってもよぉ……」
「はい、エディオスさん」
「へ?」
僕は注意がフィーさんに集中している間にエディオスさんに近づいていた。手にはキウイゼリーとヨーグルトムースが乗ったスプーン。ほとんど至近距離にまで持っていたため彼が口を開ければすぐに入れました。
「ん"っんん⁉︎」
ちょっとエロく聞こえましたが任務完了。
僕はスプーンを引っ込めて彼から離れた。
エディオスさんは苦手なものでも食べ物だからか吐きはしないが、噛むか飲み込むのもどっちも出来ないでいた。
見兼ねたフィーさんが無理くり顎を上向かせて流し込めると言う無茶振りをしたせいで、ようやくごくんと飲み込んだけど。
「……どうですか?」
無理に入れた張本人とは言え、味の感想は気になる。
「…………」
「エディお兄様?」
「エディオス?」
「……うめぇ」
「「え?」」
そしてエディオスさんはお皿を持ち上げて、スプーンに結構な量のゼリーを乗せ、さっきの消極的な様子はどこにもなくて勢いよく口に入れました。
「うんめ! フィーの言う通りあんま酸っぱくねぇし、種も面白れぇ食感だな⁉︎」
ゼリー部分をそう言いながら平らげ、ヨーグルトムースに突入すると更に目を輝かせた。
「ほ、本当ですの?」
「おう、食ってみろって! カティア、お代わりくれ」
「あ、はーい」
お皿を受け取って追加を用意していると、アナさんとセヴィルさんが勇気を振り絞ってキウイゼリーをひと匙口に運んでいるところだった。
先に口にされたのはアナさん。本当に、本当にちょっぴりだけスプーンに乗せたのをはむっと勢いよく口に入れられた。
「……まあ、ほとんど酸っぱくありませんわ?」
「甘さはかなり控えめだが、喉越しが良い」
セヴィルさんも一口召し上がられてからどんどん匙が進んでいく。
甘いものは得意じゃないって言ってたけど、控えめなら大丈夫なのかな? 本当にダメならピッツァの時も食べてくれなかったし。
さて僕も自分の分を持ってひと口。
ぷるっぷるの鮮やかなグリーンのゼリーは甘さ控えめでとっても爽やか。時々ぷちぷちと歯に当たる心地いい食感に次が次がと欲しくなっていく。それがなくなれば下の少しさっぱりとした酸味が特徴的なヨーグルトムース。我ながら良い出来。
「なあ、あっちの上が赤いのはなんだ?」
「あ、それは上がシトロムのゼリーで下がアルグタのムースです」
「まあ、そちらにもアルグタを?」
「こっちはほとんど風味づけですが」
半円のグラスにあるそれを皆さんの前に置き、こちらは説明した後でも先に食べたキウイゼリーのおかげで皆さん抵抗なくスプーンを入れられた。
「お、これいいな?」
「この酸味は好きですわ! けれど、下のムースは言われなければアルグタとはわかりませんわね?」
「そうだな。ゼリーよりは多くないせいか少し感じる程度だ」
「美味しいー」
とこれも全員完食。
僕もちびちび食べ進めてたよ? 久しぶりに作ったけど安心の美味しさ。グレープフルーツとの相性はばっちりだ。元々フルーツの盛り合わせでよくある組み合わせだから間違いはない。とは言っても、この世界じゃ需要がなくて不人気過ぎるからマリウスさんが気づくまでは思いつかなかったようだが。
さて、残すはあと一つ。
「最後は少し気分を変えて塩気のあるものにしました」
ゼリーの後ろに隠れるように置いておいた、三角形の白いもの。
「お? サンドイッチか?」
フィーさんが言っていたように料理名はあんまり変わらないみたいなのは本当みたい。
これも一人二個程お皿に乗せてから配りました。
「あら? 具はリンフと……白いのはクリームですか?」
「だが塩気があるものと言っていたな?」
「ええ、実はそれカッツなんです」
「「カッツ⁉︎」」
「生クリームに見えんぞ?」
そう、クリームチーズを即席で作ってみたのだ。
作り方は簡単。ヨーグルトを限界まで水切りしただけ。水切りの魔法は火を出すのと同じ要領でやれば簡単に出来ました。水切りした時に出来る液体のホエーは酵母の代わりにもなるからとマリウスさん達に伝えて、それのパン作りのやり方も教えた。
「味付けは塩胡椒だけですが、どうぞ」
「いっただきまーす!」
早速手を伸ばしてくれたのはフィーさんで、勢いよく半分も頬張ってくれました。それに続いて、エディオスさん、セヴィルさん。アナさんも小さく口を開けて食べ始めました。
「うっわー! すっごくカッツって味じゃないけどこれは合うね!」
「いいな! 執務の片手間に食いたくなるぜ」
賛辞を上げる以外にも、アナさん達もパクパクと食べ進めてくれていた。
「エディお兄様が仰るように、これはティータイムにもいただきたいですわ」
「……たしかに、これはいい」
「他の食べ方だと塩漬けした魚卵を混ぜ込んだり、おやつ感覚にするならジャムソースと挟んでサンドイッチにも出来ます」
「じゃ、ジャム……」
「あ、すみません」
セヴィルさんは甘いものが得意じゃないからその単語はダメだったようだ。
「つーか、ここまで甘いもん食えんのなら大丈夫じゃね? それか、カティアの作ったやつだから」
「うるさいっ」
最後まで言おうとしていたエディオスさんにセヴィルさんが鉄拳制裁を下された。
従兄弟だからというのもあるが、これは日常茶飯事なようでフィーさんとアナさんは気にせずに紅茶を飲んでいました。
「けど、カティアのいたとこじゃ面白い食べ方が山ほどあるねー?」
「高級料理じゃないんですけどね」
所謂B級グルメ。
ピッツァの発祥では諸説あるが、マルゲリータなんかは当時の王妃様の名前が由来だったりもする。
日本やアメリカに伝わった場合だとイタリアン以外じゃジャンキーなピザの方が断然多い。最近は窯焼きピザ店でもデリバリーが豊富になってきたからそっちの知名度は高くなっていた。僕のいた店でもサイズを変えて提供はしていたよ。
「あー、このサンドイッチもっと食いてぇ」
「八つ時にこれだけ腹に入れたのだからいいだろう? 執務はまだあるから戻るぞ」
「わーったよ。カティア、美味いもんありがとな」
「そうだな。夕食まではしっかり休むといい」
「あ、はい」
釘刺しされるように言われては休むしかないか。
「暇つぶしに僕が色々世情とか言葉とか教えて上げるよ」
それは物凄く助かります。この世界の料理本とか読んでみたいもの。
アナさんにもお礼を言われ、皆さんが食堂から出ていかれてから僕達は片付けのために台車を厨房に戻すことに。
中に入れば、マリウスさんがすぐにやってきた。
「カティアさん、フィー様。少しだけお時間をいただいても?」
なんだか、少し表情が険しい。何かあったのかな?
とりあえず台車はライガーさんに預けることになり、彼に連れられて貯蔵庫で話し合うことになった。
けどまだ誰も食べようとしない。美味しいのにちょっと残念。
「あ、パルフェのムースって結構あっさりしてるんだね? 美味しいー」
そしてペロリと完食されました。
「うん。思い込みも時には悪い方向にいくね。これなら全然美味しいよ?」
「そうは言ってもよぉ……」
「はい、エディオスさん」
「へ?」
僕は注意がフィーさんに集中している間にエディオスさんに近づいていた。手にはキウイゼリーとヨーグルトムースが乗ったスプーン。ほとんど至近距離にまで持っていたため彼が口を開ければすぐに入れました。
「ん"っんん⁉︎」
ちょっとエロく聞こえましたが任務完了。
僕はスプーンを引っ込めて彼から離れた。
エディオスさんは苦手なものでも食べ物だからか吐きはしないが、噛むか飲み込むのもどっちも出来ないでいた。
見兼ねたフィーさんが無理くり顎を上向かせて流し込めると言う無茶振りをしたせいで、ようやくごくんと飲み込んだけど。
「……どうですか?」
無理に入れた張本人とは言え、味の感想は気になる。
「…………」
「エディお兄様?」
「エディオス?」
「……うめぇ」
「「え?」」
そしてエディオスさんはお皿を持ち上げて、スプーンに結構な量のゼリーを乗せ、さっきの消極的な様子はどこにもなくて勢いよく口に入れました。
「うんめ! フィーの言う通りあんま酸っぱくねぇし、種も面白れぇ食感だな⁉︎」
ゼリー部分をそう言いながら平らげ、ヨーグルトムースに突入すると更に目を輝かせた。
「ほ、本当ですの?」
「おう、食ってみろって! カティア、お代わりくれ」
「あ、はーい」
お皿を受け取って追加を用意していると、アナさんとセヴィルさんが勇気を振り絞ってキウイゼリーをひと匙口に運んでいるところだった。
先に口にされたのはアナさん。本当に、本当にちょっぴりだけスプーンに乗せたのをはむっと勢いよく口に入れられた。
「……まあ、ほとんど酸っぱくありませんわ?」
「甘さはかなり控えめだが、喉越しが良い」
セヴィルさんも一口召し上がられてからどんどん匙が進んでいく。
甘いものは得意じゃないって言ってたけど、控えめなら大丈夫なのかな? 本当にダメならピッツァの時も食べてくれなかったし。
さて僕も自分の分を持ってひと口。
ぷるっぷるの鮮やかなグリーンのゼリーは甘さ控えめでとっても爽やか。時々ぷちぷちと歯に当たる心地いい食感に次が次がと欲しくなっていく。それがなくなれば下の少しさっぱりとした酸味が特徴的なヨーグルトムース。我ながら良い出来。
「なあ、あっちの上が赤いのはなんだ?」
「あ、それは上がシトロムのゼリーで下がアルグタのムースです」
「まあ、そちらにもアルグタを?」
「こっちはほとんど風味づけですが」
半円のグラスにあるそれを皆さんの前に置き、こちらは説明した後でも先に食べたキウイゼリーのおかげで皆さん抵抗なくスプーンを入れられた。
「お、これいいな?」
「この酸味は好きですわ! けれど、下のムースは言われなければアルグタとはわかりませんわね?」
「そうだな。ゼリーよりは多くないせいか少し感じる程度だ」
「美味しいー」
とこれも全員完食。
僕もちびちび食べ進めてたよ? 久しぶりに作ったけど安心の美味しさ。グレープフルーツとの相性はばっちりだ。元々フルーツの盛り合わせでよくある組み合わせだから間違いはない。とは言っても、この世界じゃ需要がなくて不人気過ぎるからマリウスさんが気づくまでは思いつかなかったようだが。
さて、残すはあと一つ。
「最後は少し気分を変えて塩気のあるものにしました」
ゼリーの後ろに隠れるように置いておいた、三角形の白いもの。
「お? サンドイッチか?」
フィーさんが言っていたように料理名はあんまり変わらないみたいなのは本当みたい。
これも一人二個程お皿に乗せてから配りました。
「あら? 具はリンフと……白いのはクリームですか?」
「だが塩気があるものと言っていたな?」
「ええ、実はそれカッツなんです」
「「カッツ⁉︎」」
「生クリームに見えんぞ?」
そう、クリームチーズを即席で作ってみたのだ。
作り方は簡単。ヨーグルトを限界まで水切りしただけ。水切りの魔法は火を出すのと同じ要領でやれば簡単に出来ました。水切りした時に出来る液体のホエーは酵母の代わりにもなるからとマリウスさん達に伝えて、それのパン作りのやり方も教えた。
「味付けは塩胡椒だけですが、どうぞ」
「いっただきまーす!」
早速手を伸ばしてくれたのはフィーさんで、勢いよく半分も頬張ってくれました。それに続いて、エディオスさん、セヴィルさん。アナさんも小さく口を開けて食べ始めました。
「うっわー! すっごくカッツって味じゃないけどこれは合うね!」
「いいな! 執務の片手間に食いたくなるぜ」
賛辞を上げる以外にも、アナさん達もパクパクと食べ進めてくれていた。
「エディお兄様が仰るように、これはティータイムにもいただきたいですわ」
「……たしかに、これはいい」
「他の食べ方だと塩漬けした魚卵を混ぜ込んだり、おやつ感覚にするならジャムソースと挟んでサンドイッチにも出来ます」
「じゃ、ジャム……」
「あ、すみません」
セヴィルさんは甘いものが得意じゃないからその単語はダメだったようだ。
「つーか、ここまで甘いもん食えんのなら大丈夫じゃね? それか、カティアの作ったやつだから」
「うるさいっ」
最後まで言おうとしていたエディオスさんにセヴィルさんが鉄拳制裁を下された。
従兄弟だからというのもあるが、これは日常茶飯事なようでフィーさんとアナさんは気にせずに紅茶を飲んでいました。
「けど、カティアのいたとこじゃ面白い食べ方が山ほどあるねー?」
「高級料理じゃないんですけどね」
所謂B級グルメ。
ピッツァの発祥では諸説あるが、マルゲリータなんかは当時の王妃様の名前が由来だったりもする。
日本やアメリカに伝わった場合だとイタリアン以外じゃジャンキーなピザの方が断然多い。最近は窯焼きピザ店でもデリバリーが豊富になってきたからそっちの知名度は高くなっていた。僕のいた店でもサイズを変えて提供はしていたよ。
「あー、このサンドイッチもっと食いてぇ」
「八つ時にこれだけ腹に入れたのだからいいだろう? 執務はまだあるから戻るぞ」
「わーったよ。カティア、美味いもんありがとな」
「そうだな。夕食まではしっかり休むといい」
「あ、はい」
釘刺しされるように言われては休むしかないか。
「暇つぶしに僕が色々世情とか言葉とか教えて上げるよ」
それは物凄く助かります。この世界の料理本とか読んでみたいもの。
アナさんにもお礼を言われ、皆さんが食堂から出ていかれてから僕達は片付けのために台車を厨房に戻すことに。
中に入れば、マリウスさんがすぐにやってきた。
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