58 / 167
第六章~選択~
勉強会
しおりを挟む
俺への嫌がらせの決着から数週間が経った。
あれ以来俺への嫌がらせは全く無くなった。
無くなったのだが、俺は今ある事に頭を悩ませていた。
「佐藤君~、ここ分かんないんだけど~」
「あぁくそっ! マジわかんねー」
田口と中居が問題を前にして弱音を吐く。
期末テストまであと一週間に迫っていた。
田口はともかく中居まで赤点ギリギリらしい。
なので勉強の出来る俺・楓・水樹・及川で勉強を教える事になった。
テスト一週間前という事で部活も無くなったので今は学校帰りにファミレスに寄っている。
「もう! そうじゃないって。 それにはこの公式を使うの!」
「うるせぇな、分かってるっての」
「そっか~、流石水樹君だわ~」
「関心してないで次の問題やれって」
中居を及川が、田口には水樹がほぼマンツーマンで教えている。
俺と楓の相手は水瀬なのだが……
「いや~、ここのドリンクバーは種類が少ないね!」
と言いながらドリンクバーから戻って来る。
「ちょっと南、ちゃんと勉強しなさい」
と楓に怒られるが
「ごめんごめん、今から本気出すから!」
と言いながら問題集を見つめる。
しかし直ぐに
「ハイ、先生! 分かりません!」
無駄に元気良く手を上げて分かりません宣言をする。
これで何回目の質問なんだと辟易しながら
「何処が分からないんだ?」
「全部です!」
その返事を聞いて俺と楓は同時に溜息を吐く。
「取りあえず一問目からじっくりやってくしかないか」
「そうだね~」
「よろしくお願いします!」
こうして放課後は毎日勉強会を開いた。
後は土日を挟んで月曜日の本番を待つだけとなった。
中居達もそれなりに問題が解ける様になったので土日は各自で勉強する事になった。
最近は土日も中居達と遊ぶ事が増えたので家でゆっくり勉強というのも久しぶりだ。
復習や問題集をやってると気づいた事があった。
以前よりスラスラと問題が解ける。
そこでふと思いあたる。
水瀬に勉強を教えながら復習も出来ていたという事に。
これには水瀬に感謝だな。
夜、あまり根を詰めてもしょうがないので自室でくつろいでいるとスマホの着信音が鳴った。
画面を確認すると水瀬からだった。
どうせ分からない問題でもあったんだろうと思いながら通話をタッチする。
「もしもし、どうした?」
「助けて」
「助けてって、何があったんだ?」
「どうやって勉強したらいいか分からない」
「は? テスト範囲の問題集を解いていけばいいだろ?」
「問題集は勉強会で全部やっちゃったもん」
そういえばそうだったな。
テスト範囲だけを集中的にやってたからそこの部分は全部やってしまった。
「もう一回復習で一個一個解いていったらどうだ?」
「それは昼間やった」
「なら問題ないだろ。自信持て」
「無理だよー」
「そう言われてもなぁ」
「私にもう一回勉強教えて! お願い!」
「一人じゃ出来ないのか?」
「出来ないから頼んでるの! ちゃんとお礼もするから!」
「分かったよ、明日駅前の喫茶店来れるか?」
「ん~、喫茶店より家に来てよ」
「はぁ? それはマズいんじゃないか?」
「一回来てるんだから二回も三回も変わんないって」
「そりゃそうなんだろうけど……」
「それともお主、よからぬ事でも考えているのかね?」
「考えてないよ! ってか何だその口調は」
「ははは、ねーお願いー」
「分かったよ、何時に行けばいいんだ?」
「さっすが佐藤! じゃあ12時に来て!」
「早いな」
「あっ、お昼食べて来ないでね。お礼に御馳走するから!」
「俺としてはその労力を勉強に向けて欲しいんだけどな」
「まあまあ、勉強もちゃんとするから!」
「しょうがないな、それじゃ明日お邪魔します」
「はいはいー、お待ちしてますー」
通話が終わり、俺は明日の為に教科書や問題集を鞄に詰めて早めに就寝した。
教科書等で少し重い鞄を持ちながら水瀬の家のインターホンを押す。
しかし中々応答がない。
しょうがないのでもう一度押す。
すると今度は勢いよく玄関の扉が開いた。
「ごめんごめん、ちょっと手が離せなかったから。さ、入って入って」
と何やらご機嫌な水瀬に促されるままお邪魔する。
家に入るとスパイシーな香りが鼻孔をくすぐる。この香りは恐らく
「もしかしてカレー作ってたのか?」
「そうそう、私の一番の得意料理です!」
昼食を食べていないので余計に食欲を刺激される。
「ちゃんとお昼抜いてきた?」
「ああ、お蔭でお腹空いてヤバイ」
「じゃあ私特製のカレーを一緒に食べよう!」
「水瀬も食べてないのか?」
「ずっと作ってたからね。料理運ぶから私の部屋で待ってて」
そう言ってキッチンがあるであろう方向に小走りで去っていった。
俺は以前の時の記憶を頼りに水瀬の部屋へ向かう。
「確かこの部屋だったよな」
と独り言ちながらドアを開ける。
部屋に入ると以前来た時と雰囲気が少し変わっている様な気がした。
取りあえず問題集が散らばっている机の傍に腰を掛ける。
そして一旦落ち着いてから考える。
昨日寝る前に以前水瀬と約束した事を思い出したのだ。
『二人きりの時はミナミって呼んでね』
今日は水瀬と二人きりだしミナミと呼んだ方がいいのだろうか?
でもいきなりミナミなんて呼んでビックリしないだろうか?
俺が呼び方で悩んでいると唐突に部屋のドアが開き
「おーまたせー!」
「うぉあ!」
ビックリして変な声が出てしまった。
「驚きすぎでしょ、もしかして下着漁ってたとか~?」
「ち、違う! 断じて違うから!」
「ふ~ん、取りあえずカレー食べよー」
危うく変態扱いされる所だった。
でも水瀬はいつも通りだし無理に呼ばなくても大丈夫かな?
あれ以来俺への嫌がらせは全く無くなった。
無くなったのだが、俺は今ある事に頭を悩ませていた。
「佐藤君~、ここ分かんないんだけど~」
「あぁくそっ! マジわかんねー」
田口と中居が問題を前にして弱音を吐く。
期末テストまであと一週間に迫っていた。
田口はともかく中居まで赤点ギリギリらしい。
なので勉強の出来る俺・楓・水樹・及川で勉強を教える事になった。
テスト一週間前という事で部活も無くなったので今は学校帰りにファミレスに寄っている。
「もう! そうじゃないって。 それにはこの公式を使うの!」
「うるせぇな、分かってるっての」
「そっか~、流石水樹君だわ~」
「関心してないで次の問題やれって」
中居を及川が、田口には水樹がほぼマンツーマンで教えている。
俺と楓の相手は水瀬なのだが……
「いや~、ここのドリンクバーは種類が少ないね!」
と言いながらドリンクバーから戻って来る。
「ちょっと南、ちゃんと勉強しなさい」
と楓に怒られるが
「ごめんごめん、今から本気出すから!」
と言いながら問題集を見つめる。
しかし直ぐに
「ハイ、先生! 分かりません!」
無駄に元気良く手を上げて分かりません宣言をする。
これで何回目の質問なんだと辟易しながら
「何処が分からないんだ?」
「全部です!」
その返事を聞いて俺と楓は同時に溜息を吐く。
「取りあえず一問目からじっくりやってくしかないか」
「そうだね~」
「よろしくお願いします!」
こうして放課後は毎日勉強会を開いた。
後は土日を挟んで月曜日の本番を待つだけとなった。
中居達もそれなりに問題が解ける様になったので土日は各自で勉強する事になった。
最近は土日も中居達と遊ぶ事が増えたので家でゆっくり勉強というのも久しぶりだ。
復習や問題集をやってると気づいた事があった。
以前よりスラスラと問題が解ける。
そこでふと思いあたる。
水瀬に勉強を教えながら復習も出来ていたという事に。
これには水瀬に感謝だな。
夜、あまり根を詰めてもしょうがないので自室でくつろいでいるとスマホの着信音が鳴った。
画面を確認すると水瀬からだった。
どうせ分からない問題でもあったんだろうと思いながら通話をタッチする。
「もしもし、どうした?」
「助けて」
「助けてって、何があったんだ?」
「どうやって勉強したらいいか分からない」
「は? テスト範囲の問題集を解いていけばいいだろ?」
「問題集は勉強会で全部やっちゃったもん」
そういえばそうだったな。
テスト範囲だけを集中的にやってたからそこの部分は全部やってしまった。
「もう一回復習で一個一個解いていったらどうだ?」
「それは昼間やった」
「なら問題ないだろ。自信持て」
「無理だよー」
「そう言われてもなぁ」
「私にもう一回勉強教えて! お願い!」
「一人じゃ出来ないのか?」
「出来ないから頼んでるの! ちゃんとお礼もするから!」
「分かったよ、明日駅前の喫茶店来れるか?」
「ん~、喫茶店より家に来てよ」
「はぁ? それはマズいんじゃないか?」
「一回来てるんだから二回も三回も変わんないって」
「そりゃそうなんだろうけど……」
「それともお主、よからぬ事でも考えているのかね?」
「考えてないよ! ってか何だその口調は」
「ははは、ねーお願いー」
「分かったよ、何時に行けばいいんだ?」
「さっすが佐藤! じゃあ12時に来て!」
「早いな」
「あっ、お昼食べて来ないでね。お礼に御馳走するから!」
「俺としてはその労力を勉強に向けて欲しいんだけどな」
「まあまあ、勉強もちゃんとするから!」
「しょうがないな、それじゃ明日お邪魔します」
「はいはいー、お待ちしてますー」
通話が終わり、俺は明日の為に教科書や問題集を鞄に詰めて早めに就寝した。
教科書等で少し重い鞄を持ちながら水瀬の家のインターホンを押す。
しかし中々応答がない。
しょうがないのでもう一度押す。
すると今度は勢いよく玄関の扉が開いた。
「ごめんごめん、ちょっと手が離せなかったから。さ、入って入って」
と何やらご機嫌な水瀬に促されるままお邪魔する。
家に入るとスパイシーな香りが鼻孔をくすぐる。この香りは恐らく
「もしかしてカレー作ってたのか?」
「そうそう、私の一番の得意料理です!」
昼食を食べていないので余計に食欲を刺激される。
「ちゃんとお昼抜いてきた?」
「ああ、お蔭でお腹空いてヤバイ」
「じゃあ私特製のカレーを一緒に食べよう!」
「水瀬も食べてないのか?」
「ずっと作ってたからね。料理運ぶから私の部屋で待ってて」
そう言ってキッチンがあるであろう方向に小走りで去っていった。
俺は以前の時の記憶を頼りに水瀬の部屋へ向かう。
「確かこの部屋だったよな」
と独り言ちながらドアを開ける。
部屋に入ると以前来た時と雰囲気が少し変わっている様な気がした。
取りあえず問題集が散らばっている机の傍に腰を掛ける。
そして一旦落ち着いてから考える。
昨日寝る前に以前水瀬と約束した事を思い出したのだ。
『二人きりの時はミナミって呼んでね』
今日は水瀬と二人きりだしミナミと呼んだ方がいいのだろうか?
でもいきなりミナミなんて呼んでビックリしないだろうか?
俺が呼び方で悩んでいると唐突に部屋のドアが開き
「おーまたせー!」
「うぉあ!」
ビックリして変な声が出てしまった。
「驚きすぎでしょ、もしかして下着漁ってたとか~?」
「ち、違う! 断じて違うから!」
「ふ~ん、取りあえずカレー食べよー」
危うく変態扱いされる所だった。
でも水瀬はいつも通りだし無理に呼ばなくても大丈夫かな?
0
あなたにおすすめの小説
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
【本編、番外編完結】血の繋がらない叔父にひたすら片思いしていたいのに、婚約者で幼馴染なアイツが放っておいてくれません
恩田璃星
恋愛
蓮見千歳(はすみちとせ)は、血の繋がりのない叔父、遼平に少しでも女性として見てもらいと、幼い頃から努力を続けてきた。
そして、大学卒業を果たし千歳は、念願叶って遼平の会社で働き始めるが、そこには幼馴染の晴臣(はるおみ)も居た。
千歳が遼平に近づくにつれ、『一途な想い』が複雑に交錯していく。
第14回恋愛小説対象にエントリーしています。
※別タイトルで他サイト様掲載作品になります。
番外編は現時点でアルファポリス様限定で掲載しております。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
元暗殺者の俺だけが、クラスの地味系美少女が地下アイドルなことを知っている
甘酢ニノ
恋愛
クラス一の美少女・強羅ひまりには、誰にも言えない秘密がある。
実は“売れない地下アイドル”として活動しているのだ。
偶然その正体を知ってしまったのは、無愛想で怖がられがちな同級生・兎山類。
けれど彼は、泣いていたひまりをそっと励ましたことも忘れていて……。
不器用な彼女の願いを胸に、類はひまりの“支え役”になっていく。
真面目で不器用なアイドルと、寡黙だけど優しい少年が紡ぐ、
少し切なくて甘い青春ラブコメ。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
優しい雨が降る夜は
葉月 まい
恋愛
浮世離れした地味子 × 外資系ITコンサルのエリートイケメン
無自覚にモテる地味子に
余裕もなく翻弄されるイケメン
二人の恋は一筋縄ではいかなくて……
雨降る夜に心に届いた
優しい恋の物語
⟡☾·̩͙⋆☔┈┈┈ 登場人物 ┈┈┈ ☔⋆·̩͙☽⟡
風間 美月(24歳)……コミュニティセンター勤務・地味でお堅い性格
雨宮 優吾(28歳)……外資系ITコンサルティング会社勤務のエリートイケメン
貧乏貴族の俺が貴族学園随一の麗しき公爵令嬢と偽装婚約したら、なぜか溺愛してくるようになった。
ななよ廻る
恋愛
貴族のみに門戸を開かれた王国きっての学園は、貧乏貴族の俺にとって居心地のいい場所ではなかった。
令息令嬢の社交場。
顔と身分のいい結婚相手を見つけるための場所というのが暗黙の了解とされており、勉強をしに来た俺は肩身が狭い。
それでも通い続けているのは、端的に言えば金のためだ。
王国一の学園卒業という箔を付けて、よりよい仕事に就く。
家族を支えるため、強いては妹に望まない結婚をさせないため、俺には嫌でも学園に通う理由があった。
ただ、どれだけ強い決意があっても、時には1人になりたくなる。
静かな場所を求めて広大な学園の敷地を歩いていたら、薔薇の庭園に辿り着く。
そこで銀髪碧眼の美しい令嬢と出会い、予想もしなかった提案をされる。
「それなら、私と“偽装婚約”をしないかい?」
互いの利益のため偽装婚約を受け入れたが、彼女が学園唯一の公爵令嬢であるユーリアナ・アルローズと知ったのは後になってからだ。
しかも、ユーリアナは偽装婚約という関係を思いの外楽しみ始めて――
「ふふ、君は私の旦那様なのだから、もっと甘えてもいいんだよ?」
偽装婚約、だよな……?
※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』『アルファポリス』に掲載しております※
※ななよ廻る文庫(個人電子書籍出版)にて第1巻発売中!※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる