137 / 167
第10章~彼氏彼女の事情~
カレシとして
しおりを挟む
水樹と一緒に桐谷家へ行ってから数日後の土曜日、沙月と約束したデートをしている。
しかし、久しぶりのデートかつ、沙月から誘って来たのに何処か浮かない顔をしている。
それに俺の顔をチラチラ見て溜息を吐いたりしている。
それでもいつもの様に明るく振る舞っていたので、あえて触れないでいた。
しばらくウィンドウショッピングをして休憩がてら喫茶店にはいる。
注文を済ませて席に着くと、沙月は今日何度目か分からない溜息を吐いた。
流石に心配になった俺は
「沙月、何かあったのか?」
「えっ! ど、どうしてですか」
明らかに動揺している。
「いや、明らかに動揺してるだろ?」
「そんな事ないですよ~、それよりここのケーキ美味しいですね」
そう言ってケーキを頬張る。
あまり話したくない内容なのかもしれないと自分に言い聞かせて
「……そうだな」
と返事をするしかなかった。
喫茶店を後にして今度は雑貨等を見て周る。
猫の形をしたペン立を手に取り「これカワイイ~」と言って微笑む。
その笑顔は、やっぱり無理している様に見える。
その後も色々と店を周ってショッピングモールを後にした。
ショッピングモールから駅に向かって歩いていると、またチラチラと見て来る。
俺もチラッと沙月を見ると、話したいけど話せないといった様な雰囲気で俯いていた。
そしてまたチラチラと見ては溜息を吐くというのを繰り返していた。
何が沙月をこうさせてしまっているのか気になってしまう。
さっきは話せない事なんだろうと言い聞かせて我慢したけど、もう限界だ。
なるべく話しやすい雰囲気で話しかける。
「なぁ沙月、拾い食いでもしたのか?」
「そんな事する訳無いじゃないですか!」
「いつもより元気無い様に見えるからさ」
「今日の私ってそんなにいつもと違いますか~?」
俺の質問に対してぎこちない笑顔で答える。
それが凄く俺の胸を苦しめる。
「全然違う! 笑顔がぎこちないし、溜息ばかり吐いてるぞ」
「それは……実は体重が少し増えちゃって。女の子にこんな事言わせないでください」
「さっき美味しそうにケーキ食べてただろ。だとするとダイエットしてる訳じゃないんだろ?」
「えっと……美味しそうだったのでつい食べちゃいました」
テヘッとワザとらしく舌を出す。
いつもならその仕草が可愛く映るのだろうが、今日は痛々しく見える。
俺は沙月から信用されていないんだろうか?
そんな事を考えてしまい、沙月の両肩を掴み、真っすぐ目を見据えて
「俺は沙月の彼氏だぞ? 元気の無い姿なんか見たくないんだよ。頼むから本当の事を言ってくれ」
俺の懇請にも似た言葉に沙月は
「っ! 友也さん――。分かりました……本当の事を話します」
そう言って「ここでは話しづらいので」という事で近くの喫茶店に入った。
「それで何が原因なんだ?」
「えっとですね……友也さんには言いにくいんですけど……柚希ちゃんと偶然会ったんです」
「まさか柚希に何かされたりしたのか?」
「いえいえ、柚希ちゃんがどうこうではないんです!」
「なら、どうして。仲良くやってたんじゃないのか?」
「柚希ちゃんとは今でも仲良しですよ。でも、彼氏さんが……」
あの彼氏と会ったのか。
もしかして柚希にメチャクチャ自慢されたとかだろうか。
「彼氏がどうかしたのか?」
「二人に偶然会ってお茶をしたんですけど……柚希ちゃんが途中でトイレに行ったんです」
「うん、それで?」
「そしたら彼氏が私に凄い話しかけてきて、その内容というのが……」
柚希が居ないのをいいことに話しかけたという事だろうか。
「君かわいいね。とか、連絡先教えてよ。とか、今度遊びに行こうよ。とかだったんです」
なんだそりゃ! 柚希と付き合ってるのに他の女と遊ぼうとしたのか!
しかも沙月に声をかけるなんて!
「その誘いを彼氏がいるから無理です! って断ったら友也さんの事を悪く言い出して……」
「どんな風に?」
「頭悪くて貧乏で、どうせ顔が良いだけの男って言われて……」
うわぁ、なんかプライド高そうだな。
というか知らない奴をよくそこまでボロクソに言えるな。
「それで私、頭に来て『あんたみたいな肩書だけの軽薄な男と違って凄く優しい人です!』って言っちゃったんです。その後すぐに柚希ちゃんが戻って来たんですけど、何事も無かった様に柚希ちゃんに接してて……」
と言って沙月は俯いてしまった。
話を聞く限り典型的なチャラ男じゃないか!
「なるほどな。柚希の兄の俺に妹の彼氏の悪口を言いたく無かったって事か」
「はい……。柚希ちゃんは悪くないんですけど、どうしても彼氏が……」
だからずっと俺の事を気にして挙動不審になってたのか。
まぁ友達の兄と付き合ってて、その妹の彼氏の事を悪く言えないよな。
「俺に遠慮しないで不満があればぶちまけてくれ。俺は沙月の彼氏だからな」
「友也さん……」
「それに、俺の事で怒ってくれてありがとう。嬉しいよ」
と言って沙月の頭を優しく撫でる。
するといつもの様に眩しい程の笑顔を見せた。
「えへへ~、なんだかスッキリしました」
「やっといつもの笑顔に戻ったな」
やっといつもの沙月に戻って安心する。
それにしても柚希と付き合ってるのに沙月に手を出そうとするなんて彼氏としてどうなんだ?
だけど沙月の話を信じない訳じゃないけど、自分の目で確かめた訳じゃないからなぁ。
等と考えながらその日はそのまま帰宅した。
しかし、久しぶりのデートかつ、沙月から誘って来たのに何処か浮かない顔をしている。
それに俺の顔をチラチラ見て溜息を吐いたりしている。
それでもいつもの様に明るく振る舞っていたので、あえて触れないでいた。
しばらくウィンドウショッピングをして休憩がてら喫茶店にはいる。
注文を済ませて席に着くと、沙月は今日何度目か分からない溜息を吐いた。
流石に心配になった俺は
「沙月、何かあったのか?」
「えっ! ど、どうしてですか」
明らかに動揺している。
「いや、明らかに動揺してるだろ?」
「そんな事ないですよ~、それよりここのケーキ美味しいですね」
そう言ってケーキを頬張る。
あまり話したくない内容なのかもしれないと自分に言い聞かせて
「……そうだな」
と返事をするしかなかった。
喫茶店を後にして今度は雑貨等を見て周る。
猫の形をしたペン立を手に取り「これカワイイ~」と言って微笑む。
その笑顔は、やっぱり無理している様に見える。
その後も色々と店を周ってショッピングモールを後にした。
ショッピングモールから駅に向かって歩いていると、またチラチラと見て来る。
俺もチラッと沙月を見ると、話したいけど話せないといった様な雰囲気で俯いていた。
そしてまたチラチラと見ては溜息を吐くというのを繰り返していた。
何が沙月をこうさせてしまっているのか気になってしまう。
さっきは話せない事なんだろうと言い聞かせて我慢したけど、もう限界だ。
なるべく話しやすい雰囲気で話しかける。
「なぁ沙月、拾い食いでもしたのか?」
「そんな事する訳無いじゃないですか!」
「いつもより元気無い様に見えるからさ」
「今日の私ってそんなにいつもと違いますか~?」
俺の質問に対してぎこちない笑顔で答える。
それが凄く俺の胸を苦しめる。
「全然違う! 笑顔がぎこちないし、溜息ばかり吐いてるぞ」
「それは……実は体重が少し増えちゃって。女の子にこんな事言わせないでください」
「さっき美味しそうにケーキ食べてただろ。だとするとダイエットしてる訳じゃないんだろ?」
「えっと……美味しそうだったのでつい食べちゃいました」
テヘッとワザとらしく舌を出す。
いつもならその仕草が可愛く映るのだろうが、今日は痛々しく見える。
俺は沙月から信用されていないんだろうか?
そんな事を考えてしまい、沙月の両肩を掴み、真っすぐ目を見据えて
「俺は沙月の彼氏だぞ? 元気の無い姿なんか見たくないんだよ。頼むから本当の事を言ってくれ」
俺の懇請にも似た言葉に沙月は
「っ! 友也さん――。分かりました……本当の事を話します」
そう言って「ここでは話しづらいので」という事で近くの喫茶店に入った。
「それで何が原因なんだ?」
「えっとですね……友也さんには言いにくいんですけど……柚希ちゃんと偶然会ったんです」
「まさか柚希に何かされたりしたのか?」
「いえいえ、柚希ちゃんがどうこうではないんです!」
「なら、どうして。仲良くやってたんじゃないのか?」
「柚希ちゃんとは今でも仲良しですよ。でも、彼氏さんが……」
あの彼氏と会ったのか。
もしかして柚希にメチャクチャ自慢されたとかだろうか。
「彼氏がどうかしたのか?」
「二人に偶然会ってお茶をしたんですけど……柚希ちゃんが途中でトイレに行ったんです」
「うん、それで?」
「そしたら彼氏が私に凄い話しかけてきて、その内容というのが……」
柚希が居ないのをいいことに話しかけたという事だろうか。
「君かわいいね。とか、連絡先教えてよ。とか、今度遊びに行こうよ。とかだったんです」
なんだそりゃ! 柚希と付き合ってるのに他の女と遊ぼうとしたのか!
しかも沙月に声をかけるなんて!
「その誘いを彼氏がいるから無理です! って断ったら友也さんの事を悪く言い出して……」
「どんな風に?」
「頭悪くて貧乏で、どうせ顔が良いだけの男って言われて……」
うわぁ、なんかプライド高そうだな。
というか知らない奴をよくそこまでボロクソに言えるな。
「それで私、頭に来て『あんたみたいな肩書だけの軽薄な男と違って凄く優しい人です!』って言っちゃったんです。その後すぐに柚希ちゃんが戻って来たんですけど、何事も無かった様に柚希ちゃんに接してて……」
と言って沙月は俯いてしまった。
話を聞く限り典型的なチャラ男じゃないか!
「なるほどな。柚希の兄の俺に妹の彼氏の悪口を言いたく無かったって事か」
「はい……。柚希ちゃんは悪くないんですけど、どうしても彼氏が……」
だからずっと俺の事を気にして挙動不審になってたのか。
まぁ友達の兄と付き合ってて、その妹の彼氏の事を悪く言えないよな。
「俺に遠慮しないで不満があればぶちまけてくれ。俺は沙月の彼氏だからな」
「友也さん……」
「それに、俺の事で怒ってくれてありがとう。嬉しいよ」
と言って沙月の頭を優しく撫でる。
するといつもの様に眩しい程の笑顔を見せた。
「えへへ~、なんだかスッキリしました」
「やっといつもの笑顔に戻ったな」
やっといつもの沙月に戻って安心する。
それにしても柚希と付き合ってるのに沙月に手を出そうとするなんて彼氏としてどうなんだ?
だけど沙月の話を信じない訳じゃないけど、自分の目で確かめた訳じゃないからなぁ。
等と考えながらその日はそのまま帰宅した。
0
あなたにおすすめの小説
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
【本編、番外編完結】血の繋がらない叔父にひたすら片思いしていたいのに、婚約者で幼馴染なアイツが放っておいてくれません
恩田璃星
恋愛
蓮見千歳(はすみちとせ)は、血の繋がりのない叔父、遼平に少しでも女性として見てもらいと、幼い頃から努力を続けてきた。
そして、大学卒業を果たし千歳は、念願叶って遼平の会社で働き始めるが、そこには幼馴染の晴臣(はるおみ)も居た。
千歳が遼平に近づくにつれ、『一途な想い』が複雑に交錯していく。
第14回恋愛小説対象にエントリーしています。
※別タイトルで他サイト様掲載作品になります。
番外編は現時点でアルファポリス様限定で掲載しております。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
優しい雨が降る夜は
葉月 まい
恋愛
浮世離れした地味子 × 外資系ITコンサルのエリートイケメン
無自覚にモテる地味子に
余裕もなく翻弄されるイケメン
二人の恋は一筋縄ではいかなくて……
雨降る夜に心に届いた
優しい恋の物語
⟡☾·̩͙⋆☔┈┈┈ 登場人物 ┈┈┈ ☔⋆·̩͙☽⟡
風間 美月(24歳)……コミュニティセンター勤務・地味でお堅い性格
雨宮 優吾(28歳)……外資系ITコンサルティング会社勤務のエリートイケメン
SSS級の絶世の超絶美少女達がやたらと俺にだけ見え見えな好意を寄せてくる件について。〜絶対に俺を攻略したいSSS級の美少女たちの攻防戦〜
沢田美
恋愛
「ごめんね、八杉くん」
中学三年の夏祭り。一途な初恋は、花火と共に儚く散った。
それ以来、八杉裕一(やすぎ・ゆういち)は誓った。「高校では恋愛なんて面倒なものとは無縁の、平穏なオタク生活を送る」と。
だが、入学した紫水高校には《楽園の世代》と呼ばれる四人のSSS級美少女――通称《四皇》が君臨していた。
• 距離感バグり気味の金髪幼馴染・神行胱。
• 圧倒的カリスマで「恋の沼」に突き落とす銀髪美少女・銀咲明日香。
• 無自覚に男たちの初恋を奪う、おっとりした「女神」・足立模。
• オタクにも優しい一万年に一人の最高ギャル・川瀬優里。
恋愛から距離を置きたい裕一の願いも虚しく、彼女たちはなぜか彼にだけ、見え見えな好意を寄せ始める。
教室での「あーん」に、放課後のアニメイトでの遭遇、さらには女神からの「一緒にホラー漫画を買いに行かない?」というお誘いまで。
「俺の身にもなれ! 荷が重すぎるんだよ!」
鋼の意志でスルーしようとする裕一だが、彼女たちの純粋で猛烈なアプローチは止まらない。
恋愛拒否気味な少年と、彼を絶対に攻略したい最強美少女たちの、ちょっと面倒で、でも最高に心地よい「激推し」ラブコメ、開幕!
貧乏貴族の俺が貴族学園随一の麗しき公爵令嬢と偽装婚約したら、なぜか溺愛してくるようになった。
ななよ廻る
恋愛
貴族のみに門戸を開かれた王国きっての学園は、貧乏貴族の俺にとって居心地のいい場所ではなかった。
令息令嬢の社交場。
顔と身分のいい結婚相手を見つけるための場所というのが暗黙の了解とされており、勉強をしに来た俺は肩身が狭い。
それでも通い続けているのは、端的に言えば金のためだ。
王国一の学園卒業という箔を付けて、よりよい仕事に就く。
家族を支えるため、強いては妹に望まない結婚をさせないため、俺には嫌でも学園に通う理由があった。
ただ、どれだけ強い決意があっても、時には1人になりたくなる。
静かな場所を求めて広大な学園の敷地を歩いていたら、薔薇の庭園に辿り着く。
そこで銀髪碧眼の美しい令嬢と出会い、予想もしなかった提案をされる。
「それなら、私と“偽装婚約”をしないかい?」
互いの利益のため偽装婚約を受け入れたが、彼女が学園唯一の公爵令嬢であるユーリアナ・アルローズと知ったのは後になってからだ。
しかも、ユーリアナは偽装婚約という関係を思いの外楽しみ始めて――
「ふふ、君は私の旦那様なのだから、もっと甘えてもいいんだよ?」
偽装婚約、だよな……?
※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』『アルファポリス』に掲載しております※
※ななよ廻る文庫(個人電子書籍出版)にて第1巻発売中!※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる