勘違い聖女とドS鬼畜王の攻防 

南 玲子

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たそがれる ユリカ

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今・・・私は自室で、たそがれています。

セカンドバージンなんて気にしている間に、結婚相手が決まってしまいました。しかもドS・鬼畜・悪魔・腹黒王の妻になるそうです。

私は一生あのドS・鬼畜・悪魔・腹黒王の面白いおもちゃとして生きていかねばならないのでしょうか。

「ユリカがデューク王と結婚したくないなら、わしが殺してやってもいいぞ」

レオールが布団に突っ伏している私の背中にその尻尾を叩きつけながらいう。

「人殺しはダメだよ。もっとこう自分からもうこんな女、嫌だってくらい思わせないと」

シューリが面白そうに笑いながら言う。

「じゃあ、ハゲにするのはどうかしら・・・。それでぶくぶくに太って3段腹になる作戦。丁度いいじゃない」

「・・・・・・・・・・・」

それ・・何処かで聞いた案だね。いざ自分がやるとなると、やっぱできないわ。っていうか私がハゲて3段腹になったのを見たら多分あのドS鬼畜王は、手を叩いて笑って写真とって王国中にばら撒いたりしそう。だから却下。

このまま、ドS・鬼畜・悪魔・腹黒王の嫁になるしかないのかなぁ。あのドM嬢なんて相手にすらなっていなかった。でも毒は毒で制すというのと同じで、ドSはドSで制すのが一番だと思うわけだ。

ドSといえば元彼を思い出す。健司ならきっとデューク王といい勝負だろう。
ドSが二人・・・考えただけで身震いがする・・。

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