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72話 お花をつむ
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どうにか喫茶店『天使の扉』で雇ってもらえそうな私。
しかも、行く当てもない私を、翼さんは部屋に泊めてくれるという。
これって同居!?
憧れの人、天上翼さんと、一緒に住めるの!?
あまりの嬉しさに、天にも昇るような気持ちになる私。
は、しまった、堕天使たる私が、天に昇ってどうする!?
堕天使なら地獄に落ちる気持ち??
なんかしっくりこないが、まぁいいか、そんな気持ち…。
そんなことを考えて邪笑を浮かべていたら翼さんに覗き込まれた。
「どうしたの?乃亜ちゃん?へんな顔して?」
ひぃぃ、私のこんな顔見ないで!?
「へ、へんな顔でごめんなさいー!」
「ふふふ、表情は変でも乃亜ちゃんの顔は、すっごいかわいいよー!」
謝る私に、翼さんはもっとくっついてくる。
翼さん、そんなにくっつくと、顔が近い…。
しかも、栗色の髪の毛から、芳しい香りが…。
これはシトラスの匂い?柑橘系の爽やかな匂い…。
これが翼さんの匂い、すごいいい香り…。
髪の毛もいい香りだけど、翼さんのうなじも、もっと濃いいい香りがした。
クンクン…。永久にこの匂い嗅いでいたい…。幸せ。
「ふふふ、本当にかわいい子羊ちゃんね…」
そういうと、翼さんは私の頰にキスをした。
ふわぁぁぁぁぁぁぁっぁあぁっぁ!?
突然キスされたから、かなり動転してしまう…!!
危うくカウンター席から、落ちそうになってしまった。
ひゃぁぁっぁぁぁぁ!?憧れの人からいきなりキスされるなんて…。
やばいやばい、私どうにかなっちゃいそう…。
翼さん、初対面の私に色々しすぎだよ!?
「子羊ちゃん、顔が真っ赤だよ?またそこが可愛いけど…」
翼さんは、私の耳元でそっと囁いた。
耳に、翼さんの甘い息がかかってやばい。
私の理性がやばい!!理性崩壊しそう!
そんな状態の私だったが、突然尿意を催してしまった…。
なんでこんないい雰囲気のときに…。
そうか、理夢の母乳飲みすぎたんだ。
うぅ、やばい膀胱が破裂しそう…。
なんであの時、決壊した母乳を飲んで止めようと思ったんだ…。
「翼さん、すみません…。お手洗いどこですか?」
私は恥ずかしそうに翼さんに言った。
「あぁ、おトイレね。おトイレはあそこの奥よ…」
翼さんは、店の奥まったところを指差して教えてくれた。
抱きついていた翼さんは、パッと手を離し私を解放してくれた。
「わかりました。お手洗いお借りします…」
うぅ、せっかく甘い雰囲気だったのに、お手洗いなんて恥ずかしすぎる。
でも、漏らすわけにもいかない。
立ち上がり、お手洗いに向かう私…。
しかも、行く当てもない私を、翼さんは部屋に泊めてくれるという。
これって同居!?
憧れの人、天上翼さんと、一緒に住めるの!?
あまりの嬉しさに、天にも昇るような気持ちになる私。
は、しまった、堕天使たる私が、天に昇ってどうする!?
堕天使なら地獄に落ちる気持ち??
なんかしっくりこないが、まぁいいか、そんな気持ち…。
そんなことを考えて邪笑を浮かべていたら翼さんに覗き込まれた。
「どうしたの?乃亜ちゃん?へんな顔して?」
ひぃぃ、私のこんな顔見ないで!?
「へ、へんな顔でごめんなさいー!」
「ふふふ、表情は変でも乃亜ちゃんの顔は、すっごいかわいいよー!」
謝る私に、翼さんはもっとくっついてくる。
翼さん、そんなにくっつくと、顔が近い…。
しかも、栗色の髪の毛から、芳しい香りが…。
これはシトラスの匂い?柑橘系の爽やかな匂い…。
これが翼さんの匂い、すごいいい香り…。
髪の毛もいい香りだけど、翼さんのうなじも、もっと濃いいい香りがした。
クンクン…。永久にこの匂い嗅いでいたい…。幸せ。
「ふふふ、本当にかわいい子羊ちゃんね…」
そういうと、翼さんは私の頰にキスをした。
ふわぁぁぁぁぁぁぁっぁあぁっぁ!?
突然キスされたから、かなり動転してしまう…!!
危うくカウンター席から、落ちそうになってしまった。
ひゃぁぁっぁぁぁぁ!?憧れの人からいきなりキスされるなんて…。
やばいやばい、私どうにかなっちゃいそう…。
翼さん、初対面の私に色々しすぎだよ!?
「子羊ちゃん、顔が真っ赤だよ?またそこが可愛いけど…」
翼さんは、私の耳元でそっと囁いた。
耳に、翼さんの甘い息がかかってやばい。
私の理性がやばい!!理性崩壊しそう!
そんな状態の私だったが、突然尿意を催してしまった…。
なんでこんないい雰囲気のときに…。
そうか、理夢の母乳飲みすぎたんだ。
うぅ、やばい膀胱が破裂しそう…。
なんであの時、決壊した母乳を飲んで止めようと思ったんだ…。
「翼さん、すみません…。お手洗いどこですか?」
私は恥ずかしそうに翼さんに言った。
「あぁ、おトイレね。おトイレはあそこの奥よ…」
翼さんは、店の奥まったところを指差して教えてくれた。
抱きついていた翼さんは、パッと手を離し私を解放してくれた。
「わかりました。お手洗いお借りします…」
うぅ、せっかく甘い雰囲気だったのに、お手洗いなんて恥ずかしすぎる。
でも、漏らすわけにもいかない。
立ち上がり、お手洗いに向かう私…。
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