異世界転生して最強召還師になったけど現世に帰ってきた女子高生ですが何か?

苑崎頁

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122話 モーニング

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喫茶店『天使の扉』で働いてる私…。


髪の長いお嬢様に、色々なところを触られまくってしまう…。

足からお尻、下腹部のいたる所を撫でられてしまった…。

そこまでは、やばいと思っていたら…。

翼さんがお嬢様を制してくれたけど…。


そのまま触られていたら、すごいまずかった…。

お嬢様は、だいぶ不機嫌になり、席に戻った。


長い脚を組み直し、深く座っている。

怒れせてしまったかな…?


お嬢様の長い脚には、赤いハイヒールのパンプスが履かされている…。

そして、お嬢様はトレンチコートを脱いだ。


その下には、これもまた真っ赤なボディコンワンピースを着ていた…。

私が生まれる前に流行っていたらしいけど、まさかここで見るなんて…。


お嬢様は、かなり豊満な胸で、ウェストは細かった…。

ボディコンのラインで、体型までわかるのだった。

すごい大人な体型だなと、思わず見入ってしまう…。


お嬢様は、モーニングセットを注文された。

私は翼さんに習いながら、タブレット端末でモーニングを受注した。

どうにか、注文を受けることができた…。


お嬢様は、新型のスマホを、タブレット端末にかざす…。

多分、電子マネーで決済したのだろう…。


これで、お会計も済んだはずだ…。

日本もだいぶ、キャッシュレスが進んだなと思う今日この頃だった…。



ほどなくモーニング二つができたので私はお嬢様方持っていった。

焼きたてのトーストにスクランブルエッグにコーヒーのセットだ…。

オーソドックスなモーニングセットだった…。


美味しそうな匂いで、私も食べたくなってきた…。

もちろん食べはしないけど…。

また落とさないように、おそるおそるお嬢様の元に持っていく…。


「お嬢様、モーニングセット二つお待たせいたしました…」

私は声が少し震えていたが、どうにか言うことができた…。


「ありがとう…」


お嬢様が、一応礼を言ってくれた。

注文の品を運んだので、私はその場を去ろうとした。


「ちょっと待って…!」

お嬢様が、私を呼び止めた。


私は内心、このお嬢様の元をいち早く離れたかったのだ…。

でも、呼び止められてしまった。


お嬢様は、自分の席の空いたスペースをポンポンと優しく叩いた。

どうやら、私にそこに座れと言うことらしい…。


こういったお店で、客の隣に座ってしまうと、なんたら法に触れてしまうのではないか…。


私は心配になり、翼さんの顔を見た。

翼さんはニコニコ笑顔で、立っていたが、無言で頷く…。

うぅ、ちょっと苦手なお嬢様の隣に座るのか…。


私は、かなり躊躇してしまうのだった…。

私は、このお嬢様に、なんだか恐怖感を感じてしまうのであった…。


翼さんに助けてもらいたいけれど、そうするわけにもいかず…。

私は、お嬢様の隣に座るか、決心しなければならなかったのである…。
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