3 / 14
いじわる執事のいじわるな指先
しおりを挟む
綾乃の白い肌が、淡い紅に染まりつつある。
鼠径部のきわを、指先がじりじりと這い、柔らかくなった呼吸の間に、綾乃の喉奥から甘い声が漏れる。
「んっ……はぁ……どうして……こんな……くすぐったいのに、変なのに……」
彼女の声には困惑と、言い知れぬ悦びが混じっていた。
くすぐりは本来、笑いを誘うもの。けれど今、綾乃が味わっているのは、笑いを超えた官能――
くすぐったさが波となって、心の奥へと快感を注ぎ込んでいく。
「これは……お嬢様の身体が、もっとも純粋に反応している証。
羞恥も、戸惑いも、すべて……美しい感情の結晶です」
礼司は優しく囁きながら、ふたたび彼女の身体をなだめるように撫でてゆく。
背筋から腰へ、そして脇腹へ――骨のきわをなぞるようにくすぐる指先が、敏感な神経を震わせる。
「うっ……ふふっ、や、やぁっ……そこ、くすぐったいっ……ふぁっ……!」
綾乃の腕は天蓋付きベッドの柱にゆるやかに固定されている。
焦らすように、逃げられない状態での愛撫は、くすぐったさを増幅させ、どこか従順な気配すら漂わせた。
「ふふ……では、お嬢様の弱点を、もう少し丁寧に……探らせていただきますね」
礼司の指が、脇の下のくぼみをそっとなぞった。
脇腹から肋骨のラインに沿って、左右交互にくすぐり上げてゆく。
「やっ……だ、だめぇっ、ふふっ、もう……っ! だめっ、礼司さん、やめてぇ……!」
しかしその「やめて」が、決して本心ではないことを、礼司は知っていた。
綾乃の潤んだ瞳が、ほんの一瞬、誘うように揺れたからだ。
その目の奥に、くすぐられたいという欲望が、確かに宿っていた。
「お嬢様……本当に、おやめしましょうか?」
「あ……そ、それは……」
問いかけに、綾乃は答えられない。
逃げたいのに、逃げたくない。
やめてほしいのに、もっと触れてほしい――そんな矛盾が、彼女の吐息に表れていた。
「ふふ……では、正直なお身体の方を信じましょう」
そう囁くと、礼司はふたたび綾乃の足元へと回り込んだ。
足指の一本一本を丁寧に開き、指の間や付け根をやさしくくすぐる。
そして、土踏まずを舌でそっと撫でた瞬間――
「ひぁっっ……!? んっ……ふふっ、だめぇ……っ、それは、ほんとに……だめぇぇぇ……!」
舌による愛撫――それは指先のくすぐりとはまったく異なる、湿った、官能的なくすぐったさ。
くすぐったさと快感の境界がとろけ、綾乃の身体は思わず跳ね上がった。
その様子を愛おしげに見つめながら、礼司は、綾乃の耳元で囁いた。
「お嬢様……まだ、ほんの序章なのですよ。
これから、貴女がどれほど甘く、くすぐられ、悦びに染められていくのか――
どうか、私に見届けさせてください」
鼠径部のきわを、指先がじりじりと這い、柔らかくなった呼吸の間に、綾乃の喉奥から甘い声が漏れる。
「んっ……はぁ……どうして……こんな……くすぐったいのに、変なのに……」
彼女の声には困惑と、言い知れぬ悦びが混じっていた。
くすぐりは本来、笑いを誘うもの。けれど今、綾乃が味わっているのは、笑いを超えた官能――
くすぐったさが波となって、心の奥へと快感を注ぎ込んでいく。
「これは……お嬢様の身体が、もっとも純粋に反応している証。
羞恥も、戸惑いも、すべて……美しい感情の結晶です」
礼司は優しく囁きながら、ふたたび彼女の身体をなだめるように撫でてゆく。
背筋から腰へ、そして脇腹へ――骨のきわをなぞるようにくすぐる指先が、敏感な神経を震わせる。
「うっ……ふふっ、や、やぁっ……そこ、くすぐったいっ……ふぁっ……!」
綾乃の腕は天蓋付きベッドの柱にゆるやかに固定されている。
焦らすように、逃げられない状態での愛撫は、くすぐったさを増幅させ、どこか従順な気配すら漂わせた。
「ふふ……では、お嬢様の弱点を、もう少し丁寧に……探らせていただきますね」
礼司の指が、脇の下のくぼみをそっとなぞった。
脇腹から肋骨のラインに沿って、左右交互にくすぐり上げてゆく。
「やっ……だ、だめぇっ、ふふっ、もう……っ! だめっ、礼司さん、やめてぇ……!」
しかしその「やめて」が、決して本心ではないことを、礼司は知っていた。
綾乃の潤んだ瞳が、ほんの一瞬、誘うように揺れたからだ。
その目の奥に、くすぐられたいという欲望が、確かに宿っていた。
「お嬢様……本当に、おやめしましょうか?」
「あ……そ、それは……」
問いかけに、綾乃は答えられない。
逃げたいのに、逃げたくない。
やめてほしいのに、もっと触れてほしい――そんな矛盾が、彼女の吐息に表れていた。
「ふふ……では、正直なお身体の方を信じましょう」
そう囁くと、礼司はふたたび綾乃の足元へと回り込んだ。
足指の一本一本を丁寧に開き、指の間や付け根をやさしくくすぐる。
そして、土踏まずを舌でそっと撫でた瞬間――
「ひぁっっ……!? んっ……ふふっ、だめぇ……っ、それは、ほんとに……だめぇぇぇ……!」
舌による愛撫――それは指先のくすぐりとはまったく異なる、湿った、官能的なくすぐったさ。
くすぐったさと快感の境界がとろけ、綾乃の身体は思わず跳ね上がった。
その様子を愛おしげに見つめながら、礼司は、綾乃の耳元で囁いた。
「お嬢様……まだ、ほんの序章なのですよ。
これから、貴女がどれほど甘く、くすぐられ、悦びに染められていくのか――
どうか、私に見届けさせてください」
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
👨一人用声劇台本「寝落ち通話」
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
彼女のツイートを心配になった彼氏は彼女に電話をする。
続編「遊園地デート」もあり。
ジャンル:恋愛
所要時間:5分以内
男性一人用の声劇台本になります。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる