嫌われ悪役令嬢に転生してしまった件

ねがぽじ

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これが私とリコリス様の出会いです(12話)

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☆嫌われ悪役令嬢に転生してしまった件☆

(悪役令嬢転生物)

(百合に注意)

☆12話☆

~乙女ゲームの主人公のアリスの孤児の施設で育ったアリスの姉みたいな存在のイリヤ・マチューの目線~


私の両親は、戦争の為に死んでしまい孤児になりました。

そんな時にみかんの家の孤児の施設の園長先生のアリア・ルーセル先生に拾われてみかんの家で過ごすようになりました。

貧しいですが他の孤児が姉妹兄妹みたいで楽しく過ごす事ができました。

そんなある日から貴族のポン・フルニエ様に言い寄られるようになりました。

それでこそ、エロい事も攻められる事も1回や2回でなかったです。

相手が貴族って事で何もできませんでした。


「バイトに出掛けて来ますね」


私は、出掛ける前に妹のアリスや他の孤児達と園長先生のアリア先生にバイトに出掛ける事を知らせました。


「えっ!?

イリヤお姉ちゃん、バイトに出掛けるのですか!?

この前、ストーカー貴族のポン様に襲われそうになったばかりでは、ありませんか!?

イリヤお姉ちゃんが出掛けるのは、反対です!?」


アリスちゃんは、私が出掛けるって言葉を聞いて慌てて私が出掛けるのを反対しました。


「大丈夫ですよ。

もうアリスちゃんは、心配性ですね。

何かありましたら全力で逃げるから安心をしてください。

それにみかんの家は、貧乏です。

少しでもバイトをしてアリア園長先生の手助けをしたいのですよ。

ですから解ってください、アリスちゃん」


私は、アリスちゃんを安心させるようにニッコリと笑いアリスちゃんの頭を撫でました。


「イリヤお姉ちゃん……

解りました。

でも無理だけは、しないでくださいね。

危なかった直ぐに逃げてくださいね」


アリスちゃんは、心配そうに私を見つめました。


「はい、解りました。

気をつけますね、アリスちゃん」


私は、心配そうにするアリスちゃんの体を抱き締めて安心をさせました。


「イリヤお姉ちゃん……

解りました、イリヤお姉ちゃんを信じます」


アリスちゃんは、安心をしたように微笑みました。


「ありがとうございます、アリスちゃん」


私は、アリスちゃんが私を信じてくれるのが嬉しくてニッコリと笑いました。

それからアリスちゃん達と別れて喫茶店のバイトに行きました。

ウエートレスの制服に着替えてお店のホールに出ました。

それからしばらくすると私のストーカー貴族のポン様が現れました。


「よう、イリヤ、来てやったぞ。

他の客なんかほっといて俺の話そうぜ」


ポン様が嫌らしく嘗め回すように私の体を見つめました。


「ご、ごめんなさい、他のお客様の接客があります。

ですからポン様にばかり構っている訳にいきません。

ごめんなさい、ポン様」


私は、頭を下げてポン様のお願いを聞けない事を謝りました。


「なっ!?

貴族の俺様よりも他のクズの平民の方が大事だと言うのか!?」


ポン様は、私がポン様の言う事を断ったのを聞いて顔を真っ赤にして怒りました。


「す、すいません、ポン様……」


私は、ポン様が怒ったのを見て慌てて頭を下げてポン様に謝りました。


「っ!?

後で覚えておけよ!!」


ポン様は、顔を真っ赤にして怒りを表して右手の人差し指を私の方に向けて去って行きました。

私は、ポン様を怒らせて後で何かをさせるかもって思い怖くなりました。

バイトが終わると帰り道にポン様に待ち伏せをされました。


「よう、イリヤ、さっきは、良くも俺に恥をかかせてくれたよな。

覚悟は、出来ているよな?」


ポン様は、怒ったように顔を真っ赤にしました。


「ひっ!?

す、すいません、許してください、ポン様!?」


私は、ポン様に何をされるのか解らずに怖くて体を振るわせました。


「いや、許さないぞ。

体で払ってもらわないとな」


ポン様は、嫌らしくニヤニヤしながら私に近づきました。

私は、怖くて動く事ができませんでした。


「ぎゃん!?」


でも何処からともなく降って来た石にポン様の頭に当たり気を失い倒れました。

私は、何が起きたのか理由が解らなくて呆然としました。


「あわわ、す、すいません」


赤髪の女の子が慌てて私に近づいて来ました。


「石を投げたのは、お嬢ちゃんですか?

あ、あの、ありがとうございました。

この恩は、いつか必ず返します。

お嬢ちゃんの名前を教えてもらえませんか?」


私は、直ぐにこの女の子が私を助ける為に石を投げてポン様を気絶させたのだと理解しました。

だから直ぐに頭を下げて女の子に感謝を表しました。

そして女の子の名前を質問しました。



「え、えっと……私の名前は、リコリス・ジラールと言います……」


リコリス様は、上品に微笑んで自己紹介をしました。


「リコリス・ジラールってあのリコリス様ですか!?

リコリス様がこんなにもかれんで素敵な女の子だなんて知りませんでした……

噂は、当てにならない物なのですね。

私の名前は、イリヤ・マチューと言います。

助けてくれてありがとうございました」


私は、リコリス様って残虐非道で人を助けるような事をしないって聞いていました。

それにリコリス様がこんなかれんで美しい女の子だと思っていませんでした。

だから大声を出して驚きました。

直ぐにもう一度頭を下げてリコリス様に感謝をしました。


「いえ、その……気にしないでください。

それでこの男性の方は、大丈夫でしょうか……」


リコリス様は、こんな最低なポン様の事を心配していました。

私は、リコリス様が優し過ぎて聖女様みたいで女の子だと思いました。

だから恋する乙女のように顔を赤らめてリコリス様を見つめました。


「リコリス様が心配する必要がありません。

そのうち目を覚ますはずです。

ですから気にしないでください。

それに自業自得ですから……」


私は、ポン様を蔑ますようにジトーとポン様を見つめました。


「そ、そうですか……

それでは、もう行きますね。

何かありましたら私の屋敷に着てください」


リコリス様は、ポン様に襲われたらリコリス様が助けるからリコリス様を頼る事を提案しました。


「ありがとうございます、その時は、よろしくお願いします」


私は、リコリス様の気持ちに頭を下げて感謝を表しました。

リコリス様は、ポン様の頭に包帯を巻いて治療をしました。

そしてもう一度私の方に頭を下げて別れの挨拶をしました。

それから私は、リコリス様と別れてポン様を置いてみかんの家に戻りました。

これが私とリコリス様の運命の出会いでした。

そしてリコリス様に恋に落ちた瞬間だったりもします。


ーTo Be Continuedー
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