嫌われ悪役令嬢に転生してしまった件

ねがぽじ

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リコリスを甘く見て恐怖を味わう(19話)

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☆嫌われ悪役令嬢に転生してしまった件☆

(悪役令嬢転生物)

(百合に注意)

☆19話☆


~イリヤのストーカー貴族のポン・フルニエの目線~


俺は、最近良いおもちゃを見つけた。

イリヤ・マチューって言うみかんの家の孤児の女性だ。

美人だったから早くイリヤを食べれるのが楽しみでしかたがなかった。

俺は、手駒がほしくてゴロツキのポール達にお金を投資した。

犯罪まがいな事も色々とした。

でも最近ポール達は、失敗続きで苛立ちが積もるばかりだった。


「よう、最近、仕事が不調みたいだな。

頼むぜ、お前達に金を注ぎ込んでいるんだからよ」


俺は、イリヤに会いに行く前にポール達に失敗の不満を伝える為にひにく伝えた。


「そんなの解っているぞ。

でもあの赤髪の悪魔に邪魔をされたからしかたがないだろ!」


ポールは、リコリスの事を思い出して体をガタガタと振るわせた。


「赤髪の悪魔ってただの子供の令嬢だろ。

子供の令嬢にしてやられるだなんて大の大人が情けないよな」


俺は、子供の令嬢にここまで怯えるのが大袈裟し過ぎてポール達を小馬鹿にするように高々と笑った。


「それは、赤髪の悪魔……いや、リコリスと出会った事がないからそれを言えるんだよ!?」


ポールは、リコリスの事を思い出して体をガタガタと振るわせた。


「そうだ!?

奴は、悪魔だ!?」


ポップもリコリスの事を思い出して体をガタガタ振るわせた。


「いや、奴は、人の皮を被った人食い鬼だ!?」


ヒルもリコリスの事を思い出して体をガタガタと振るわせた。


「はーー?

何を言っているだ?

ただの子供の令嬢に怖がり過ぎだろ」


俺は、ポール達を小馬鹿にするように鼻で笑った。


「それは、奴と出会った事がないから言える事だよ!?」


ポールは、リコリスにいたぶられた事を思い出して体をガタガタと振るわせて涙目で俺を見つめた。


「はーー?

訳が解らんよ。

まあ、臆病者は、ほっといて俺は、新しいおもちゃで遊ぶ事にするぞ」


俺は、嫌らしくニヤニヤと笑った。


「新しいおもちゃってみかんの家の孤児のイリヤの事か?

お坊ちゃんは、呑気だよな。

女の後ろばかり追い掛けてよ」


ポールは、俺を羨ましそうにジトーと俺を見つめた。


「イリヤは、お前達に渡さないぞ。

イリヤを最初に食べるのは、俺だからな」


俺は、イリヤの事を思い出して嫌らしくニヤニヤと笑った。


「そうかよ。

まあ、痛い目に合わないようにしろよな」


ポールは、俺の呑気ぶりにため息を吐いた。


「心配性だな。

そんなドジは、踏まないぞ」


俺は、小馬鹿にするように高笑いをして去って行った。

俺は、ポール達と別れてイリヤの働いているカフェに向かった。


「よう、イリヤ、来てやったぞ。

他の客なんかほっといて俺の話そうぜ」


俺は、イリヤをカフェの中で見つけるとイリヤに近づいてイリヤの体を嫌らしく嘗め回すように見つめた。


「ご、ごめんなさい、他のお客様の接客があります。

ですからポン様にばかり構っている訳にいきません。

ごめんなさい、ポン様」


イリヤは、頭を下げて俺のお願いを聞けない事を謝った。


「なっ!?

貴族の俺様よりも他のクズの平民の方が大事だと言うのか!?」


俺は、イリヤが断ったのを聞いて顔を真っ赤にして怒った。


「す、すいません、ポン様……」


イリヤは、慌てて頭を下げて俺に謝った。


「っ!?

後で覚えておけよ!!」


俺は、顔を真っ赤にして怒りを表して右手の人差し指をイリヤの方に向けて去って行った。

俺は、俺を怒らせた罰を与える為にイリヤがバイトが終わる帰り道に待ち伏せをした。


「よう、イリヤ、さっきは、良くも俺に恥をかかせてくれたよな。

覚悟は、出来ているよな?」


俺は、怒ったように顔を真っ赤にした。


「ひっ!?

す、すいません、許してください、ポン様!?」


イリヤは、怖くて体を振るわせた。


「いや、許さないぞ。

体で払ってもらわないとな」


俺は、嫌らしくニヤニヤしながらイリヤに近づいた。


「ぎゃん!?」


俺は、後ろから石に殴られて気を失った。

そしてしばらくする気がつくと周りには、誰もいなかった。


「いたたたっ……まったく誰だよ。

俺を後ろから石で殴った奴はよ。

見つけたら容赦しないぞ!!」


俺は、後ろから石を殴った相手に怒りを表した。

そしてこの気分の悪さを誰かにぶつけたくてポール達に会いに行った。

するとポール達がアジトで怖がったようにガタガタと振るえていた。


「なんだよ、お前達。

そんな情けない姿はよ。

大の大人が情けないぞ」


俺は、怖がっているポール達に攻めるようにジトーとポール達を見つめた。


「や、奴が出たんだ!?」


ポールは、ガタガタと振るえながら答えた。


「はーー?

奴って誰だよ?」


俺は、怖がっているポール達を呆れたようにジトーと見つめた。


「赤髪の悪魔だ!?」


ポップは、体を振るわせながら叫んだ。


「赤髪の悪魔は、俺達をむごったらしく残虐するつもりだったんだぞ!?」


ヒルは、体を振るわせて涙目になった。


「いや、奴は、魔王だ!?」


ポールも体を振るわせて涙目になっていた。


「はーー……本当に子供の令嬢に情けない奴だな……」


俺は、ポール達が情けなくてため息を吐いた。


「それよりもイリヤの方は、どうだったんだ?」


ポールは、俺にバカにされて睨むように俺を見つめた。


「それがイリヤを食べる1歩前で誰かに石で殴られて気を失ったんだよ。

まったく何処の誰か知らないが報いは、受けてもらうぞ!」


俺は、両手を握り締めて俺を邪魔をした相手に腹を立てた。

俺の話を聞いてポールとポップとヒルは、互いを見つめると顔が真っ青になっていった。


「や、止めておけ!?

そんな事をする奴は、赤髪の悪魔だけだ!?

奴には、係わるな!!

きっと後悔する事になるぞ!!」


ポールは、慌てて石をぶつけた赤髪の悪魔のリコリスに係わらない事を注意した。


「はーー?

何を言っているんだ?

子供の女の子だろ。

情けない奴だな。

まあ、良い、相手が解った事だしそいつに報いを受けさせてやるよ。

情けない奴等は、ほっといて俺は、帰るぞ」


俺は、ポール達が情けなくて呆れたようにため息を吐いた。

それからポール達と別れてアジトを出た。

でも後になってポール達の忠告を身に染みる事になるとは、思ってもいなかった。

俺は、まず俺に恥をかけたイリヤに報いを受けさせる為に騎士団を連れてイリヤの暮らしている施設のみかんの家に向かった。

そしてみかんの家のリビングに入るとイリヤと他の女や子供達がいた。


「よう、イリヤ、この前は、舐めたまねをしてくれたな!

この落とし前をつけてもらうぞ!」


俺は、イリヤ達を睨むように見つめた。


「ひっ!?

ポ、ポン様!?

も、申し訳ありませんでした。

悪いのは、私です。

ですからどうかアリスちゃん達には、危害を加えないでください!?」


イリヤは、涙目で俺達を見つめて頭を下げて俺に謝った。


「はーー?

許すわけないだろ。

お前達、他の奴等は、お前にやるよ。

好きにしろ」


俺は、他の騎士の奴等に他の女達を好きにするのを命令した。

突然子供の女の子が現れてニコニコ笑顔で俺に近づきました。


「アリスちゃん、こんなところにいたのですね。

すいません、この前の怪我は、大丈夫ですか?」


女の子は、頭から血をかぶってずぶ濡れのまま包丁を持った俺に近づいてきた。


「貴様か!?

この前に石をぶつけた奴は!?」


俺は、怒ったように顔を真っ赤にして女の子に近づいて来ました。


「リ、リコリス様……」


イリヤは、戸惑いながらリコリスを見つめた。


「リ、リコリスだと!?

あの、残酷無比で有名な極悪悪役令嬢のか!?」


俺は、噂のリコリスが頭から血をかぶって包丁を持っているような恐ろしい存在だと思ってもいなくてガタガタと震えた。


「はい、残虐非道の最悪最恐悪役令嬢のリコリスです。

でもそんなにも怯えないでください。

優しくしますから……

ところでトマトジュースって好きですか?」


リコリスは、包丁を持ったまま俺に近づいて不気味に微笑んだ。

そして何故かトマトジュースの話をした。


「ト、トマトジュース……何を言っているんだ……?」


俺は、リコリスの言葉の意味が解らなくて戸惑いながらリコリスを見つめた。


「あっ、串刺しの方が良いですか?」


リコリスは、次に何故か串刺しの話をした。


「く、串刺し……な、何を言っているんだ……?」


俺は、リコリスの様子が不気味過ぎて冷や汗をだらだらと流した。


「きゃっ!?

あ、す、すません、ずれました……」


そしてリコリスは、ゆっくりと俺に近づいて俺を押し倒して俺の横の床に包丁を刺した。

そしてリコリスは、包丁を外した事を謝った。

俺は、直ぐにリコリスがトマトジュースを飲むの意味が包丁で俺を刺して俺の血を飲むと例えたのだと理解した。

そして俺を串刺しにして遊んで殺すのだと理解した。


「ひ、ひーーー!?

殺されるーー?!」


俺は、慌ててリコリスから逃げようとした。


「待ってください」


リコリスは、逃げて行こうとする俺を呼び止めた。


「ひ、ひーー……

な、何でしょうか……?」


俺は、涙目でリコリスを見つめた。


「また来てくださいね。

今度は、ゆっくりともてなさせてもらいますね」


リコリスは、不気味に微笑んでイリヤに会いに来たら今度は、ゆっくりと遊びながら殺すって宣言したのだと理解した。


「ゆ、ゆっくりともてなす!?

ごめんなさい、もう来ませんから許してくださいーー!?」


俺は、大泣きをしながら慌ててリコリスから逃げて行った。


「きゃーー!?

こんな悪魔俺達にどうにもできないぞ!?」


「いやーー、死にたくないーー!?」


「やつは、正真正銘の魔王だ!?」


「助けて、お母さんーー!?」


他の騎士団の奴等も慌てて逃げて行った。

この時の俺は、まさかこれが悪夢の始まりだと思ってもいなかった。



ーTo Be Continuedー
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