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28話
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学校にて、
「明日からテストだよー!」
「高橋さんは自信はあるの?」
「無いね!」
いや、ないんかい。
「だからやばいんだよー!」
「朱音は勉強したのか?」
「一緒にしたけど全然自信がついてないよ!」
そう、明日からテストが始まる。この時の為にみんなで勉強してきたけど、正直僕的には楽勝だ。
僕や佐藤くんはまあまあ勉強ができるからいいけど問題は高橋さんとフェリスだ。
フェリス関してはできる教科とできない教科の差が凄い。
前のテストで高橋さんは全科目赤点ギリギリだったらしい。
「今日も勉強会しようね!」
「そうだな朱音! 今日、頭に問題詰めとこう!」
そして放課後・・・・・・。
「おじゃまします!」
僕の家にやってきた二人、そんな二人を出迎えたのはエリーゼ姉さん。
「あら、お客さんですの?」
エリーゼ姉さんを見た高橋さんがエリーゼ姉さんに抱きつく。
「キャー! 可愛いわぁ!」
「えっ!? なになに!?」
突然抱きつかれたエリーゼ姉さんは驚いていた。
「高橋さん、その人二十四歳ですよ」
「え!? ごめんなさい!」
「全然構いませんわ、貴方は琉太くんの友達ですの?」
「そうです、中島くんの友達の高橋朱音です」
「俺は佐藤仁です」
佐藤くんも自己紹介をする。
「私は中島エリーゼ、琉太くんの親戚ですわ」
高橋さんは僕に耳打ちで、
「この人本当に二十四歳? 小学生か中学生にしか見えないよ・・・・・・」
「うん、れっきとした二十四歳だよ」
エリーゼ姉さんとルナはゲームをし、僕達は勉強を始めた。
■ ■ ■ ■ ■
「よし、ひとまず終わった!」
数時間の格闘の末にひとまずテスト範囲の勉強は終わった。
「ルナちゃん、エリーゼさん、私もゲームに入れてー!!」
高橋さんはルナとエリーゼ姉さんに混ざってゲームを始めた。
僕は夜ご飯でも作るか・・・・・・。
「佐藤くんと高橋さんはご飯食べてく?」
「せっかくだし、お願いしてもいいかな」
「俺もお願いするわ」
「・・・・・・琉太のご飯はとても美味しい」
「絶品ですわ!」
何を作ろうと冷蔵庫の中を見る。
「よし、酢豚にするか・・・・・・」
早速調理に取り掛かる。
「・・・・・・高橋、ゲーム強い」
「まあ、小さい頃からやってるからね」
「何故ですの・・・・・・。何故勝てないですのー!!」
エリーゼ姉さんはルナと高橋さんにゲームでボコボコにされたようだ。
「ま、まあ、今からは協力するゲームしようよ」
「協力、ですの・・・・・・?」
「そうですよ! 一緒にクリアをめざしましょう!」
「・・・・・・仲間」
別のゲームをするようだ。
高橋さんが選んだゲームは『ハイパートニオブラザーズ』通称トニオ。
四人まで遊べて、協力してステージをクリアしていく横スクロールアクションだ。
「このボタンでダッシュ、このボタンでジャンプですの・・・・・・?」
「そうそう、穴に落ちたら死んじゃうから気をつけてね」
「なんか奥からトゲトゲしたのが来ましたわよ?」
「そいつに当たったらダメだからね」
トニオの有名敵キャラ、ウニボーをジャンプで躱すエリーゼ姉さん。
その後も危なげなく最初のステージをクリアした。
「やりましたわ、クリアできましたわよ!」
「じゃあ、次のステージも頑張りましょうね」
その後は三人で協力して三つのステージをクリアした。
「達成感が凄いですわ!」
「・・・・・・一緒」
「うん、楽しかったね」
ゲームも一段落したタイミングでご飯も丁度できる。
「ご飯できたよー!」
と呼びかけるとみんなが返事をする。
「今日のご飯はなんですの?」
「今日は酢豚だよ!」
「・・・・・・酢豚?」
佐藤くんが酢豚の説明をする。
「・・・・・・美味しそう」
「ですね!」
ご飯を美味しく頂き、佐藤くんと高橋さんは帰った。
「僕、お風呂入ってくるね~!」
三人に伝えて、お風呂脱衣所に来た。
服を脱いでいると、扉が開けられた。
「あの、鍵閉めていたんだけど・・・・・・?」
「そんなの魔法で開ければ一発ですわ」
乱入してきたのはエリーゼ姉さん。いつもとは打って変わって妖艶な笑みを浮かべている。
「私、琉太くんと一緒にお風呂に入りたいですわ」
「いや、それはダメでしょ!?」
「お背中流しますよ?」
「と、とにかくダメだからね!」
そう言い残して風呂場に入る。
数分後、風呂場の鍵が開けられる。
「やっぱりお背中流させてください」
入ってきたのは裸になってエリーゼ姉さん。恥ずかしげもなく裸体を僕に晒す。
「だ、ダメだよ、せめて前を隠して!」
「あら、可愛らしいですわ、恥ずかしいので?」
「それはそうでしょ! エリーゼ姉さんみたいな可愛い子は簡単に裸を見せちゃダメだよ!」
この手は使いたくなかったが、最終手段を使おう。
「フェリスーー!!!!」
叫んでから数秒後すごい勢いでフェリスが風呂場に来た。
「なにやっているのですかー!! エリーゼ!」
「・・・・・・ハレンチ」
怒り心頭のフェリスとルナやってきて僕からエリーゼ姉さんを引き剥がす。
「残念ですわー、また別の機会にお背中流しますわよ?」
「いや、いいです」
「連れないですわね」
「明日からテストだよー!」
「高橋さんは自信はあるの?」
「無いね!」
いや、ないんかい。
「だからやばいんだよー!」
「朱音は勉強したのか?」
「一緒にしたけど全然自信がついてないよ!」
そう、明日からテストが始まる。この時の為にみんなで勉強してきたけど、正直僕的には楽勝だ。
僕や佐藤くんはまあまあ勉強ができるからいいけど問題は高橋さんとフェリスだ。
フェリス関してはできる教科とできない教科の差が凄い。
前のテストで高橋さんは全科目赤点ギリギリだったらしい。
「今日も勉強会しようね!」
「そうだな朱音! 今日、頭に問題詰めとこう!」
そして放課後・・・・・・。
「おじゃまします!」
僕の家にやってきた二人、そんな二人を出迎えたのはエリーゼ姉さん。
「あら、お客さんですの?」
エリーゼ姉さんを見た高橋さんがエリーゼ姉さんに抱きつく。
「キャー! 可愛いわぁ!」
「えっ!? なになに!?」
突然抱きつかれたエリーゼ姉さんは驚いていた。
「高橋さん、その人二十四歳ですよ」
「え!? ごめんなさい!」
「全然構いませんわ、貴方は琉太くんの友達ですの?」
「そうです、中島くんの友達の高橋朱音です」
「俺は佐藤仁です」
佐藤くんも自己紹介をする。
「私は中島エリーゼ、琉太くんの親戚ですわ」
高橋さんは僕に耳打ちで、
「この人本当に二十四歳? 小学生か中学生にしか見えないよ・・・・・・」
「うん、れっきとした二十四歳だよ」
エリーゼ姉さんとルナはゲームをし、僕達は勉強を始めた。
■ ■ ■ ■ ■
「よし、ひとまず終わった!」
数時間の格闘の末にひとまずテスト範囲の勉強は終わった。
「ルナちゃん、エリーゼさん、私もゲームに入れてー!!」
高橋さんはルナとエリーゼ姉さんに混ざってゲームを始めた。
僕は夜ご飯でも作るか・・・・・・。
「佐藤くんと高橋さんはご飯食べてく?」
「せっかくだし、お願いしてもいいかな」
「俺もお願いするわ」
「・・・・・・琉太のご飯はとても美味しい」
「絶品ですわ!」
何を作ろうと冷蔵庫の中を見る。
「よし、酢豚にするか・・・・・・」
早速調理に取り掛かる。
「・・・・・・高橋、ゲーム強い」
「まあ、小さい頃からやってるからね」
「何故ですの・・・・・・。何故勝てないですのー!!」
エリーゼ姉さんはルナと高橋さんにゲームでボコボコにされたようだ。
「ま、まあ、今からは協力するゲームしようよ」
「協力、ですの・・・・・・?」
「そうですよ! 一緒にクリアをめざしましょう!」
「・・・・・・仲間」
別のゲームをするようだ。
高橋さんが選んだゲームは『ハイパートニオブラザーズ』通称トニオ。
四人まで遊べて、協力してステージをクリアしていく横スクロールアクションだ。
「このボタンでダッシュ、このボタンでジャンプですの・・・・・・?」
「そうそう、穴に落ちたら死んじゃうから気をつけてね」
「なんか奥からトゲトゲしたのが来ましたわよ?」
「そいつに当たったらダメだからね」
トニオの有名敵キャラ、ウニボーをジャンプで躱すエリーゼ姉さん。
その後も危なげなく最初のステージをクリアした。
「やりましたわ、クリアできましたわよ!」
「じゃあ、次のステージも頑張りましょうね」
その後は三人で協力して三つのステージをクリアした。
「達成感が凄いですわ!」
「・・・・・・一緒」
「うん、楽しかったね」
ゲームも一段落したタイミングでご飯も丁度できる。
「ご飯できたよー!」
と呼びかけるとみんなが返事をする。
「今日のご飯はなんですの?」
「今日は酢豚だよ!」
「・・・・・・酢豚?」
佐藤くんが酢豚の説明をする。
「・・・・・・美味しそう」
「ですね!」
ご飯を美味しく頂き、佐藤くんと高橋さんは帰った。
「僕、お風呂入ってくるね~!」
三人に伝えて、お風呂脱衣所に来た。
服を脱いでいると、扉が開けられた。
「あの、鍵閉めていたんだけど・・・・・・?」
「そんなの魔法で開ければ一発ですわ」
乱入してきたのはエリーゼ姉さん。いつもとは打って変わって妖艶な笑みを浮かべている。
「私、琉太くんと一緒にお風呂に入りたいですわ」
「いや、それはダメでしょ!?」
「お背中流しますよ?」
「と、とにかくダメだからね!」
そう言い残して風呂場に入る。
数分後、風呂場の鍵が開けられる。
「やっぱりお背中流させてください」
入ってきたのは裸になってエリーゼ姉さん。恥ずかしげもなく裸体を僕に晒す。
「だ、ダメだよ、せめて前を隠して!」
「あら、可愛らしいですわ、恥ずかしいので?」
「それはそうでしょ! エリーゼ姉さんみたいな可愛い子は簡単に裸を見せちゃダメだよ!」
この手は使いたくなかったが、最終手段を使おう。
「フェリスーー!!!!」
叫んでから数秒後すごい勢いでフェリスが風呂場に来た。
「なにやっているのですかー!! エリーゼ!」
「・・・・・・ハレンチ」
怒り心頭のフェリスとルナやってきて僕からエリーゼ姉さんを引き剥がす。
「残念ですわー、また別の機会にお背中流しますわよ?」
「いや、いいです」
「連れないですわね」
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