クズ男子高校生は、恋愛の妄想しない

音無闇夫

文字の大きさ
8 / 15

例えくずだひとでなしと言われようが

しおりを挟む
あれから、数ヶ月が経った、また学校に通い始めた。いつものように空気と同化して俺は居ない様に装っていた、あれから、色んなバイクをいじって、色んなものを見てきた。最近バイク以外にも車もいじるようになった。俺にはギリの兄貴が居るオンロードマシーンも兄貴のバイクだ車もだ。やはりメカをいじってる方が良い
このクソつまらない教室よかましだ。さらに、髪が伸びたが、誰も、気にしていないただ1人を除いては、こいつが厄介なんだよな~?てか、捨てられた子犬のようにこっちを見るなよ柏木と思いつつその視線を感じながら窓の外を眺めていた。俺は心のどこかですまないと詫びていた。人に裏切られる事への怖さ自分が同類である事への嫌悪感が嫌いだった夜食の給食室に行かず定食屋に入りびたるのもその一環だ一人ならそんな気持ちに苛まれずにすむ。だが、柏木は、着いてくるようになった。ただ彼女は、自分は味方だと存在で主張しているのだろう何も語らず同じもの注文し食べるそんな彼女の気持ちには、答えてやれない自分が人でなしとかクズ野郎と言う言葉がお似合いだと思った。なんで俺なんかのために、行動を共にしてなんで俺の為にそんな見え見えのアピールをするのか?
分からないあんなこと言ったのに、なんで?疑問しかない、流石の俺も我慢できずに質問した。しかもクズらしく「おい、なんでついてくる?ストーカー行為だぞ」柏木「あんな話雅人から聞いたらほっとけないよ」俺は「同情か?哀れみか?いい加減なしてくれ一人になりたいだけだ」柏木「それでもいいよ?迷惑だと言われてもついて行く」俺は「無理だな!断言してやるよ!お前がに考えてるか?分からんし知ろうとも思わん!ただ言えることは女に興味が無い!人に 、興味が無い!自分にさえ興味が無い!だから不幸になる事は確定している。」柏木は「私はね、君が好き中学時代からずっと君を追いかけて来た。君に興味があり君だけしか興味が無い、だから君に避けられようがきらわれようが、この気持ちに嘘はつきたくない」俺は一言有難うと言いたかったがこっぱずかしいから裏返しで出た言葉が「お前、馬鹿だろう?」だったそれに対し柏木は笑顔で頷き「そうだよわたしばかなんだ!」と答えた。なんでそんなに嬉しそうに笑えるんだ?俺には無理だと言うのに、ふとものかげから視線を感じた。俺はこれが彼奴らの仕掛けたことだと悟った勿論柏木が、語ったことも本物だろうが、物陰で様子を見てるあいつらに、腹が立った「柏木?これ雅人がからんてるだろ!」柏木が、「なんの事?」と本人は本当に気づいていないらしい?「雅人出てこいよいるのわかってんだよ!」と本気で怒鳴った柏木が何事?って顔をしていた。
雅人は観念したかのように出てきた、「告られて、盛大に振ったつもりが上手く交わされたってきぶんはどうよ?」ときいてきた。悪い気分はしないがお前の行動にははらがたった!と答えた、雅人は、満面な笑みで「仲直り出来たってことで手打ちにしない?」とほざきやがる俺は「殴らなきゃ気がすまん気分なんだが!」と返した雅人は、そう言われるのも織り込み済みなんだろうがだ?許し難い俺は壁を思い切り殴り「この怒りどこにやればいいのかな?」と睨みつけた、雅人は、まさか本気で怒っていることを悟り「すまん!しかしあいつの気持つもわかってやって欲しかったんだ」と本気で謝ってきた、俺は柏木に「お前気持ちは分かったが事情も理解してもらっているのもわかった。だが何時までも待ってられないだろうし他に好きな奴が出来る事もあるその時は、スッパリ俺を切り捨てろ約束してくれ」と言った柏木は「いつまでも待つよ」恋愛なんて一時の迷いでおきる感情論だ永遠に続かないと俺は言ったかったんだがな?とほほをかいた。こいつの覚悟は険しい道だ、だからこそ言ってるんだがな?と夜空を見上げた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち

ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。 クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。 それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。 そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決! その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。

コント文学『パンチラ』

岩崎史奇(コント文学作家)
大衆娯楽
春風が届けてくれたプレゼントはパンチラでした。

M性に目覚めた若かりしころの思い出 その2

kazu106
青春
わたし自身が生涯の性癖として持ち合わせるM性について、終活的に少しづつ綴らせていただいてます。 荒れていた地域での、高校時代の体験になります。このような、古き良き(?)時代があったことを、理解いただけましたらうれしいです。 一部、フィクションも交えながら、述べさせていただいてます。フィクション/ノンフィクションの境界は、読んでくださった方の想像におまかせいたします。

処理中です...