僕が僕である為に!

音無闇夫

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バーサーカーの代償とレスキューの代償

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時折、切れた時に無意識に発動するバーサーカーだがこれには、代償がある痛みを感じないとか?制御が出来ないとか?治まったあとに倒れるとか?これらは、脳内分泌物のアドレナリンが過剰に分泌されて引き起こる。さらに体力や筋繊維一度に使い果たす事による言わば火事場の馬鹿力みたいなもので潜在的に引き起こる。
その後、ナイフに刺されていようが、鈍器て殴られようが、興奮状態の時は、いいが、それが納まった時、倒れ込み病院のベッドの上で気がつけば何らかの怪我か?意識無くしたことでの搬送だと気づくその代わり普段の生活において色の認識、味の認識、香りの認識が阻害され、その分気配、害意、敵意などに、敏感に反応してしまう。それが彰のいる世界であり、一般人の住む世界と異なる。その事なる世界の住人には、分からないだろう?彰を受け入れてくれるものなど殆ど居なく刃だけが対等な立場で、いてくれた。光ある世界の住人と闇に生きる住人これが灰色の世界を作る原因だ白と黒混ざり合えば灰色になる、脳内で必要な情報と必要で無い情報と振り分けたらこうなったらしい彰はこう言った緊張感の中にいるON状態でしかないのだ心を休ませる暇がないだからこそいつも気だるそうになり歩く時もフラフラとなる行動もゆっくりだ、それは、体力の温存しているためだ危機感に極振りされた彰の精神は、以上であると心療内科の主治医も言っているほどだ唯一OOFになる時は、バーサーカーが切れた時の状態だ。刃は、「あいつの過去がそうさせた抗えない過酷な体験があいつを、そうさせたのだろう?」と、後の刃は語っているこの話は年老いてから、彰を語る時に語られた言葉だ。バーサーカーには、それだけの代償を払っているのだ
ただのバトルジャンキーでなく発作なのだ
長年友人として彼を見てきた刃だからこその観察眼である。彰のことを心配し口論になった時の言葉を振り返ってみてもわかる通りである
もう1人の証言高峰香も「あの人の目は獣であったが被害者には、悲しいめで笑いかけて謝罪してから倒れたり目や鼻、身体から血を流すこともあった。」さらに香は、「根本的に私たちと住む世界が異なる気がした」と語る「まるで戦場を渡り歩く傭兵みたいな人だった」ともつけくわえられた。普段温厚な奴が切れたら怖い奴と思われるが、彰のそれは違う自他共に理不尽と闘い生き残る手段そのものだったヒールに徹することで、相手の戦意を砕き容赦なく完膚無きまで打ちのめし切った張ったの戦である以上命の駆け引きであると言う事を思い知らす。無抵抗になっても魂魄に叩き込む事で二度とそういうことをさせない為の行為それがバーサーカーの本質でありそれで殺害してしまったら自分が罰を受ければこたはすむ。ただそれだけの事なのだ!レスキューモードは自我を保ち的確に救助に当たるこれもバーサーカーの派生型ではあるが滋賀を保っていられるてんと力の配分が出来、人を助けることに特化したものである。命を救うその一点のみの行為だ、レスキューの代償は、自分の意思を貫き自分を犠牲にしてでも助けるただそれだけの事の為に命懸け捨てにする分バーサーカーより代償は少ない私生活の顔はただ眠そうにしてるだけで話は聞いているし外を眺めてはいるが、ちゃんと頭に内容は、入っているその情報を分析し公式を導き出してきかかなこたえをだす。どう立ち振る舞えばいいのかも、理論で導き出し行動に移せるかがわかる。並列処理ができない分理論で行動するのだ。忖度等しない。ただただ素のままで居られる唯一のモードなのだ。あとは、自分のアルゴリズムで惰性で動くこの切り替えが常に繰り返しとなり脳や神経などに負担を掛けている。そんな状態が続けばオーバーヒートを引き起こすのも頷けると後に語るクラスメイト達もいた
Dクラスのみんなは、俺の事よく理解してくれてるんだな?と彰は後に感謝の言葉を残しているさて話題は現代に戻るが彰には、趣味がある
その時だけ色が灰色から鮮明になることがある
バイクトライアルの時とボルダリングの時だけは、違う顔が見れる生き生きしている刃と彰はここでも競い合う良きライバルでもある刃は「よし足つかなかった減点無しだ」彰も「悪ぃな俺もだ」と笑いながらVサインをした。刃もVサインで返した。彰は、「いい、息抜きがてきたよ。」刃は、「そいつはよかったよ!」と返した。帰りに、「そう言えばうちの塾の高峰桜ってさ?Aクラスの高峰だよな?」と刃は聞いてきた彰は「そうらしいな興味無いけど?」刃は「お前女子の好みってどんな子が好みよ」彰は「ないよ興味無いし!」刃は「まさかお前男が?」と言った途端、彰は頭をこずいて「だから、興味無いっていてんだろうがよ」彰は「しいて言うならバイクかな?」刃は「お前な~年頃の男子高校生は、好みの女子ぐらい居てもおかしくないんだぞ!」彰は「だから興味無いもんは興味無いだから仕方ないだろう!同じ色や風景が見れないんだから」と言って黙った。
刃は「いつか見れるといいな?色や風景が」と言った。彰は「無理だな?」と、悲観的に言った、じゃ明日と言って別れた次の日、高校にいったら担任が「じゃ~HR始めるぞ今日は転校生がこのクラスに入ります。入ってこ~い!」と言った教室に入ってきたのは幼馴染の山田緑だった。担任が、「自己紹介してくれるか?」山田は「山田緑といます。福島から転校してきました。宜しくお願いします。」と、頭を下げた
しかし、俺の知ってる山田は明るくショートカットで男勝りで、元気な子だったはずなんだが?やはり、あれのせいで変わってしまったのか?山田よお前はあのままでいて欲しかったよと心の中で思っていた。外を眺めながら見ないようにしていた。「じゃ山田は、澤登の隣の席に澤登教科書見せてやれ~」と言われた。彰は教科書自体を渡した。山田は、彰に、「君、教科書見ないの?」と聞かれ外を眺めながら「全部頭の中に入ってる。それにそんなもんみたところで歴史の裏側の歴史なんて見ようとしないだろ?歴史は勝者によって捻じ曲げられるが敗者の視点の歴戦は載ってないだろだから意味が無いんだ俺には!」緑は、「昔同じこと言った男の子がいたな~?なんかその子の事思い出した。」更に質問した「外見てるけど、何が見えるの?」彰は「灰色の世界!色なんて不必要な情報だから!」緑は「東京は元々灰色の世界じゃないの?」と言ってきた。彰は「いや、俺は、全部の景色が灰色に見えるんだ」緑は「無駄で必要のない情報は切り捨てるその風景は、白か黒か灰色に見える?私は真っ白に見えてるよ彰君?久しぶりだね」彰は「山田!お前覚えてたのか?」緑は頷いて「私も外見せて」彰は机にうつ伏せになって「ご自由にどうぞ!」と見えるようにした。緑は「ありがとう!」といった頬杖ついて外を見てるフリして彰をみていた。彰は、「おい山田?俺の顔見てるなら授業に集中したら?嘘だらけの歴史だけどね?」緑は「歴史ってさ推理小説みたいなものだよね?だっけ?彰君の口癖だよね?」彰は「山田?そんな昔の話むしかえすなよ?」緑は無表情で「ハイハイこれでも幼馴染と話せて嬉しいんだよ?」彰は、「そうか!ならよかった!」緑は無表情ながら声ははずんでいた。彰は「山田?髪伸ばしたんだな?似合うじゃん!」緑は顔を赤らめ袖をてまんで「昔みたいにあっきーって呼んでいい?」ときいてきた。彰は「お好きにどうぞ?別に呼び方なんて呼びやすいようにすれぱ良いんじゃない?俺は気にしてないからさ後なんかあれば俺に言えよ昔の交だからな。」と言った
彰は「俺あの後見える世界は黒だったんだ深い深い闇に見えてたんだ東京に来てから世界が少し明るくなって灰色に見えるようになったんだ」緑は、「全国1位のあっきーがなぜこのクラスに居るのかな?」彰は「緑!それは塾の話し学校ではここの席が好きだからさ」緑は、「私は全国5位ただたよ?」彰は「なのに何故Aに行かなかった?」編入届け出しに来た時にあのクラスは嫌だなと思ったから編入試験の時にてをぬいてさそしたらこのクラスになったんだよね?
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