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バリタチゲイのおっさんだけど賭けに負けたのでケツ処女捧げます!
7話
しおりを挟む俺は壊れた人形のようにガクガクと揺さぶられ、されるがままに声を上げ続けた。
逃げる事なんて、考えることも出来なかった。だってそれほど気持ち良かったから。
「ひんっ、ぁ、……ぁ、ひぅ……ん、ぁ、ぁ、スオ、……ひああぁぁぁっ!!」
呼びかけようとした声はすぐに嬌声に変わる。汗で滑る膝を掴んでいられなかったのか、スオウは俺の腕を前で掴むと、ぐいっと引いて引き寄せた。背がシーツから僅かに浮く。宙づりのような体勢で、逃げることも出来ず腰を打ち付けられる。
交差するように前に引かれた両腕の間で盛り上がった胸筋に、屈んだスオウが口づけてきた。かぷりと甘噛みされて乳輪に歯型がつく。そんな跡にさえ興奮して、俺は震えながら中イキをくり返した。
いや、もう女のアクメに近い。イッたまま降りて来られなくなって、アクメ地獄に陥っている。スオウは全く責めを緩める気配がなくて、擦れて滑りが悪くなるとローションを取ってドバッと俺の腹にぶちまけた。
俺の精液と混ざり合ったローションが、挿入されたままのアナルに少しずつ塗り込められ、また激しく責められる。
「も、イク、イク!!……イッちまうっ……あ、あ、あぁぁっ!」
「……アキ」
涙だか鼻水だかわかんねぇモンでめちゃくちゃな俺の顔を、スオウが熱っぽい目で見つめている。絶倫って噂だけどこれいつまで続くんだ?スオウの限界はどこなんだよ。
擦られ過ぎてアナルの感覚が痺れてきた気がする。でも前立腺を突かれれば快感はあるし、薄くなった精液はどぴゅっと腹に吐き出されてシーツに流れていく。
耐久セックスが売りのアダルト動画じゃねーんだから……勘弁してくれ。
俺の内心の悲鳴を余所に、スオウのセックスは朝日が天高く登る翌日の昼過ぎまで、延々と続いた。
‡
「限度ってものが……あるだろうよ……」
カッスカスの声で俺が責めると、スオウは真面目に『すまん』と反省していた。ホテルのスイートルームのあのでっかい風呂の中である。俺が起き上がれなかったせいで、ここまで運んでもらってしまった。それもお姫様だっこで。なんの羞恥プレイなんだよ?
身体も洗ってもらったが、あっちこっち歯型やらキスマークやらで酷い事になっていて、暫くは他人の前で肌は晒せない感じだ。もの凄いんだよこの、……リンチの後みたいな痣だらけ。
実際はキスマークの鬱血だけど、判んないヤツから見たら喧嘩の跡に見えるかな。いや、ゲイ仲間にはバレバレか。
「あーあ……暫く男漁りはできねーな……」
首筋と胸の辺りが一番酷い。乳首に至ってはヒリヒリするくらい痛いし、歯型はくっきりとついている。どうすんだよもう、これ。紹介されたジムも行けねぇわ。
「……男漁り」
「ああ?なんだよ」
俺の言葉をくり返したスオウは、ジッとこちらを見つめてきた。
まあ言葉のアヤだけど。昨夜から今日にかけてじっくりたっぷり、お腹いっぱいってほどにアナルの快感を教え込まれた俺は、たぶん後ろじゃないとイけなくなった。前みたいにネコの子を引っかけても良くて中折れ、もしくは始めから勃たない可能性まで出てくる。
でもそんなこと、言えないだろ。お前のせいで後ろでしかイけなくなりました、責任取れやって?スオウに言えるか?無理だろそんなん。
少し距離を置いて、間をあけてからスオウに声をかけてみたら、ワンチャンないだろうか。まあ一回で味見はおしまい、って事で無理だったら……他のタチでも探すか。昨日賭けに参加してたヤツで、声かけてみたら引っかかるヤツがいるかもしれない。
「アキ」
「ん?」
「……お前まだタチやるつもりなのか?」
「へ?」
「無理だ。お前のケツにはしっかり中イキ覚えさせたから」
「はあ?……な、……なに……」
「もう後ろでしかイけないって事だ。で、そこに出来れば俺専用ってつけてくれ」
「はあああああああ?」
ばしゃん、と湯が跳ねる。ジャグジーの中で不埒なスオウの手が俺のケツを揉んでいる。むにむに、と掴まれてさらに左右に広げられて、アナルがジャグジーの泡に触れてくすぐったい。
「アキのケツは俺専用」
「じゃ、じゃあお前のは!!」
「俺のペニスもアキ専用にする」
「それ……本気か?」
「本気だ」
ぐいっと引かれてスオウの膝の上に抱えられる。向き合う姿勢で身体を固定され、濡れた首筋をぺろりと舐められた。くすぐったくて身体をよじると、さらに強く抱き寄せられる。
「アキ。……好きだ」
「は、……」
「賭けじゃなく、お前の意志で……俺を選んでくれ」
呆然とする俺の頬や額、鼻先に触れるだけのキスが落ちてくる。じわりと染みるような愛情を注がれて、俺は予想外に強かったスオウの執着を知った。
明るい光が差し込む風呂の中で、裸で抱き合って、何してんだろうな。こんな告白シーン、恥ずかしすぎて俺には到底真似できない。
スオウの腕の中で、ホッと安堵の息を吐いた俺は、相手の首のうしろに両腕を回した。
そしてその耳元に、こっそりと、返事を囁いたのだった。
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