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第1学年
第1話 入学式の朝
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翌朝6時頃、アラームの音で目が覚めるとモソモソと布団の中で動く。
季節は春の真っ只中、まだ少し肌寒いせいで暖かい布団から出るのが億劫になってしまう。
だが春休みを経て新しい高校生活が始まる今日、このまま二度寝する訳にもいかない。布団から這い出て大きく背伸びをしながら朝食を求めてリビングへ向かう。
「まだねむいけどおはよぅ」
我ながら気の抜けた声でそういうと、
「はいはい、おはようさん」とTHE・平凡な父。
「早よ目ぇ覚まして食べちゃいなよ」と呆れ顔の母。
「にぃちゃんおはよぉ~!」と対照的に朝からたいへん元気な妹(5)。
ちなみに今日の朝飯はラ〇ュタでおなじみ食パンの目玉焼きのせとコーヒー、そしてシーザーサラダである。
台所で皿をを受け取って席に着くと、とりあえずコーヒーに砂糖とミルクをこれでもかというくらいに入れる。
もはやカフェオレ色になっているが純粋に甘い方が好きだから私は気にしない。…気にしたら負けともいう。
砂糖という甘党にとっては最高のエネルギーを摂取しながら徐々に脳を覚醒させる。
今日は学校初日ということもあって、中学からの同級生と一緒に登校する約束をしているのだ。
同じ学校の動物科に入学する同級生で、特に仲の良い、ちゃんと男友達として接してくれる(が多々はいじってくる)数少ない友達だ。ふと時計を見ると今は大体6時半、あと20分ほどで迎えに来るはずだ。
「だいじょぶだいじょぶ、準備は昨日のうちに済ませたから」
と言いつつ身の回りの物を確かめる。って言ってもカバンと筆記用具と入学の書類くらいなんだけど、も……
「……あ、そういや制服着てない」
――今まで私服通学が当たり前だったせいですっかり忘れてました、はい…
「はぁ、初日からその調子で何が大丈夫なんだか」
と言いながら母は呆れ顔で肩をすくめてみせた。
朝食も食べ終わり、制服に着替えているとピンポーンとチャイムが鳴った。
ぴんぽんぴんぽんぴんぽ~ん ぴんぽ~ん
「変にリズムを刻むなっ!」
そうツッコミを入れながらドアを開けると、案の定友達がしたり顔で立っていた。
「おぅ、おはよ。準備はできたん?」
これがコイツとのいつものやり取りである。
『永乃 結斗』、中学3年間に渡りクラスメイトだった彼は一言でいえば"コミュ力おばけ"である。そのコミュ力の高さがゆえに外見以外で相手を判断でき、私のことをちゃんと男友達扱いしてくれた貴重な友達なのだ。ちなみにだがとてもマイペースな性格でもある。
「はぁ…見ての通り制服着てる途中やけん、あとちょっと待ってぇな」
この際、小さなため息が出るのはしょうがない……
「ほいよ、早くしてな~」
着替えも終わり、簡単に髪を整えると「行ってきま~す」と言いながら家を飛び出した。
「それじゃあ桜農高に~、レッツゴー!」
「朝っぱらからその元気はどこから来るんじゃい、どこから」
そのテンションに今まで通りという強い安心感と…まぁ若干鬱陶しさを覚えながら私たちは向かう、新しい青春の舞台『桜陽農業高等学校』へ。
~今日のあとがき~
というわけで始まりました、『一見、目立たぬ部活です。~桜陽農業高校放送部~』いかがだったでしょうか?っていってもまだ序盤も序盤、放送部の「放」の字すら出てきてないですが...それにまだ第1話なので文章が全体的に下手だったりしますけども、そこは温かい目で見守ってくれるとありがたいです……。ま、まぁ何はともあれ、頑張っていきますので次回もよろしくお願いいたしますね!
季節は春の真っ只中、まだ少し肌寒いせいで暖かい布団から出るのが億劫になってしまう。
だが春休みを経て新しい高校生活が始まる今日、このまま二度寝する訳にもいかない。布団から這い出て大きく背伸びをしながら朝食を求めてリビングへ向かう。
「まだねむいけどおはよぅ」
我ながら気の抜けた声でそういうと、
「はいはい、おはようさん」とTHE・平凡な父。
「早よ目ぇ覚まして食べちゃいなよ」と呆れ顔の母。
「にぃちゃんおはよぉ~!」と対照的に朝からたいへん元気な妹(5)。
ちなみに今日の朝飯はラ〇ュタでおなじみ食パンの目玉焼きのせとコーヒー、そしてシーザーサラダである。
台所で皿をを受け取って席に着くと、とりあえずコーヒーに砂糖とミルクをこれでもかというくらいに入れる。
もはやカフェオレ色になっているが純粋に甘い方が好きだから私は気にしない。…気にしたら負けともいう。
砂糖という甘党にとっては最高のエネルギーを摂取しながら徐々に脳を覚醒させる。
今日は学校初日ということもあって、中学からの同級生と一緒に登校する約束をしているのだ。
同じ学校の動物科に入学する同級生で、特に仲の良い、ちゃんと男友達として接してくれる(が多々はいじってくる)数少ない友達だ。ふと時計を見ると今は大体6時半、あと20分ほどで迎えに来るはずだ。
「だいじょぶだいじょぶ、準備は昨日のうちに済ませたから」
と言いつつ身の回りの物を確かめる。って言ってもカバンと筆記用具と入学の書類くらいなんだけど、も……
「……あ、そういや制服着てない」
――今まで私服通学が当たり前だったせいですっかり忘れてました、はい…
「はぁ、初日からその調子で何が大丈夫なんだか」
と言いながら母は呆れ顔で肩をすくめてみせた。
朝食も食べ終わり、制服に着替えているとピンポーンとチャイムが鳴った。
ぴんぽんぴんぽんぴんぽ~ん ぴんぽ~ん
「変にリズムを刻むなっ!」
そうツッコミを入れながらドアを開けると、案の定友達がしたり顔で立っていた。
「おぅ、おはよ。準備はできたん?」
これがコイツとのいつものやり取りである。
『永乃 結斗』、中学3年間に渡りクラスメイトだった彼は一言でいえば"コミュ力おばけ"である。そのコミュ力の高さがゆえに外見以外で相手を判断でき、私のことをちゃんと男友達扱いしてくれた貴重な友達なのだ。ちなみにだがとてもマイペースな性格でもある。
「はぁ…見ての通り制服着てる途中やけん、あとちょっと待ってぇな」
この際、小さなため息が出るのはしょうがない……
「ほいよ、早くしてな~」
着替えも終わり、簡単に髪を整えると「行ってきま~す」と言いながら家を飛び出した。
「それじゃあ桜農高に~、レッツゴー!」
「朝っぱらからその元気はどこから来るんじゃい、どこから」
そのテンションに今まで通りという強い安心感と…まぁ若干鬱陶しさを覚えながら私たちは向かう、新しい青春の舞台『桜陽農業高等学校』へ。
~今日のあとがき~
というわけで始まりました、『一見、目立たぬ部活です。~桜陽農業高校放送部~』いかがだったでしょうか?っていってもまだ序盤も序盤、放送部の「放」の字すら出てきてないですが...それにまだ第1話なので文章が全体的に下手だったりしますけども、そこは温かい目で見守ってくれるとありがたいです……。ま、まぁ何はともあれ、頑張っていきますので次回もよろしくお願いいたしますね!
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