その日、私は龍に喰われた。

 魔王と悪鬼による支配が1,000年続く、剣と魔法の残酷な世界——シェーン・ヴェルト。

 魔王に両親と恩人を殺された少女、その名をメリア・アルストロ。魔王に復讐を誓う彼女さえ、かつて敵の力の前に屈した人物だった。

 そんな折、彼女は黒いドラゴンに出会う。ドラゴンは少女に姿を変え、己のことを涼華と名乗った。
 共に戦えば魔王を倒せるかもしれない。メリアは涼華を旅へと誘うが、その性格も何もかも、彼女とは正反対で——。
 
 悩み、戸惑い、争いながら、メリアと涼華は魔王を倒す旅に出る。
 数々の旅で出会うのは、神の時代を生きたヒトの姿を持つドラゴンたち。
 幾度となく地獄を乗り越えたその先で、世界の真実が待ち受けている——。


 

——————
【主要キャラクター概要・設定】
○メリア・アルストロ
 この物語の一人目の主人公。
 魔王に敗北したことから、強い復讐心を抱いている。自分の敵ならば命を奪うことさえ厭わない。
『一度の大敗以降、うまく力を使えない。』
 魔法属性は雷。空を飛ぶのが好き。

○風晴涼華(かぜはる りょうか)
 この物語の二人目の主人公。
 現代を生きる少女だった。誰も死なせたくない、その一心で戦い続ける。
 魔法属性は炎。姿を龍に変える。

 メリアと涼華は◇ごとに視点が変わる。

○ネリネ
 メリアの旧友で、水魔法を扱う槍使い。料理を得意とする多彩なお姉さん。

○ファルセット・ジャルベール
 千年を生きるエルフの騎士。風魔法を駆使して砂漠を駆け抜け、土の精霊を倒すために戦っている。

○モミジ
 砂漠に封印されていた龍種。その正体はファルセットのみ知っている。



※この作品は、カクヨムでも公開しています。
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