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「いくぞっ!」
言うが早いか男の両手に握られていた刃物が見る見るうちに短くなっていき、狭い学校の廊下でも十分に振り回せる長さになった。
咲良の方も右手に握っていた水の刃を両手に振り分け、相手とほぼ同じ長さの二刀へと切り替える。
互いの刃が触れ合う瞬間、甲高い音とともにバチバチと火花が舞い散る。
咲良の方は無駄が少なく洗練されている印象だが、男のソレは余りにも暴力的でおよそ剣術とは思えないもの。
だというのに、むやみやたらと振り回しているような印象しか受けないその刃は的確に咲良を追い詰めていく。
元々の技量が違うのか、それとも底上げされた身体能力による違いなのかは分からないが圧倒的に不利なのは咲良の方だろう。
それでもなお咲良が引くことはない。自身の攻撃はかわされいなされ、逆に相手の攻撃は一つ一つ丁寧に防御しなければならない状況になっていても。
(俺はただ生き延びるために蘇ったわけじゃない。何をしてでも生き延びたいと思ったのは、こんなところで知り合いが傷ついていく姿を呆然と眺めるためなんかじゃない)
化け物のような男と相対し、傷つきながらも決してあきらめない咲良の姿を見つめながら諒真は心の中でつぶやく。
諒真の思考回路はただひたすらに咲良を救うための方策を模索し始める。
もちろん、手段は一つしかない。先日手に入れたばかりの能力、コレを使ってあの化け物のような男と戦うしか道はない。
その手段を実行するにはあまりにも大きな勇気が必要になる。
なにせ、諒真は一度あの男に殺されているのだ。それは咲良の能力を完ぺきに防ぎきった右腕の能力を以てしても覆すことはできない。
なにより諒真の能力は鉄以上の硬度を持っていると言っても右腕しか覆ってはいない。
仮に勇気を振り絞ってあの男に相対したとしても、右腕以外の部分を切り付けられれば大惨事。下手をすれば一撃でまた殺されるだろう。
そしてなにより諒真にはわかっていたのだ、二度目はないと。次に殺されればもう一度蘇ることができるだなんて、そんなに都合の良い話はこの世に転がってはない。
この世の法則を覆す奇跡は二度続けては起きないのだ。
しかし、それでも……それでもなお、諒真には踏み出す価値のある一歩だった。
事実、このまま引き返す事もできたはずなのに諒真の頭の中には一つのスイッチしか思い浮かばない。
ソレはゴツく硬く見るからに力が要りそうなモノだった。
スイッチという言葉では言い表せない見た目のソレはまるでブレーカーのソレだ。
オフになっているソレをオンにするには多大な力が要る。それでも諒真は躊躇うこともなく迷わずに力を籠める。
考えることはただ一つ、諒真自身を救おうとしてくれている咲良を助けること。
自分が足手まといになるかもしれないとか、あの化け物のような男に敵わずに一方的に蹂躙されるかもしれないなんて言うのは考えないようにしていた。
諒真の身体が一瞬にして熱くなると、次の瞬間には右腕は異形のソレになっていた。
違和感などまるで感じず、ただひたすらに頼もしさを感じるソレを諒真は見つめる。
(いくぞ……いくぞっ!)
心の中で呟き、覚悟を決める。
物陰から飛び出し、真っ先に目についたのは驚愕した咲良の表情。
次に目に入ったのは極上の獲物を見つけたような表情をする黒いコートに身を包んだ化け物のような男。
そんな二人の間に割って入りその凶刃から咲良を守る。
「…………ッ!」
右腕に感じられる衝撃は咲良の特訓とは比較にならないほど小さなものではあったが、その速度は比較にもならない。
初めて襲われたときは手加減をしていたのかそれとも刃物の長さが違うからだろうか、その速度は諒真の目にはほとんど映らない。
無造作に振るわれる左右の刃をかろうじて右腕で弾き返す。
「……どうしてっ! ……どうして出てきてしまったんですかっ、諒真さん!」
咲良の悲痛な叫びが廊下に響き渡る。
「……どうして? どうしてだって? そんなの芦沢さんこそどうして……だよっ!」
咲良のその疑問に諒真の方こそ疑問の言葉を繰り返す。
叫ぶ間にも男の攻撃は休むこともなく諒真に襲い掛かる。
その攻撃は悪夢のようで、有体に言えば殺気がこもっているように諒真には感じられた。
必ず獲物をこの手で殺しつくす。
そう一撃一撃が言っているように感じられた。
「クハハハ、いいぞいいぞ。なかなかいい能力じゃあないかっ!」
「ふざけるなっ。お前を喜ばせるために得た能力じゃない」
相手の左手から繰り出される凶刃を諒真は変貌した右手で握りつぶす。
硬度では諒真の能力の方が勝っているのか、その刃はいともあっさりとごく簡単に崩れ去った。
「チッ!」
男は左手に残った砕かれた刃を一瞥すると、ソレを投げ捨てる。
投げ捨てられたソレは、男の手を離れた瞬間に塵芥となって消え去る。
相手の武器が減ったように思えるがその考えには意味がない。
なぜなら、相手の武器は能力によって生み出されたもの。
相手の意思次第でいくらでも生み出すことが可能でその大きさも作り出した本人次第で自由自在だ。
今が好機と迂闊に飛び込むこともせず、諒真は相手の出方を窺った。
ただでさえ実力の違う相手、たとえ自分の能力が少しでも通用したからと言って簡単に油断したり喜ぶことはできない。
咲良も同じ心境なのか男から目を逸らさずに自分の鞄の中から一本のペットボトルを取り出すと自分の右手に振りかける。
放った氷弾や切り結んだ際に吹き飛んだ能力を補充するのが目的だ。
「この俺の刃を砕く能力と水を自由に操る能力……か。不足はない……不足はないぞ。……最高の獲物だっ!」
ニィッと耳まで避けていそうなほど口角を釣り上げ不気味に笑う。
その姿は悪魔か死神か、いずれにしてもこの世のものではないように諒真の目には映る。
「…………ッ」
「諒真さん、下がってください」
諒真が敵の姿に一瞬ひるんだすきに咲良が諒真をかばって一歩前へと出る。
その両手には先ほどまでと同じように二本の刃が握られていた。
そして、その周囲には先ほど補充された分の水がふわふわと浮かんでいた。
「ククク、まずは水使いが相手か。……まあどちらからでも構わぬよ、どうせ最後には両方殺すのだからな」
「だからさっきから言ってるじゃありませんか。絶対に諒真さんは殺させませんって」
両者が交錯する瞬間、先ほどまでと同じように派手な火花が舞い散る。
咲良の攻撃は敵の武器を破壊するには至らないが相手の体勢を崩させるには十分だ。
しかしその代償として咲良自身も吹き飛ばされて体勢を崩す。
「芦沢さん!?」
「……大丈夫です。諒真さんは自分のことだけ気にしてください」
「そんなこと出来るわけないだろっ! どうして芦沢さんはそこまでして俺のことを守ろうとするんだよ?」
咲良の言動に対して諒真は疑問を重ねる。
いくら同じ能力者だからとは言っても出会って数日、それほど深い仲になれているとは言い難い。
故に諒真の疑問は膨れ上がる。
「決まっています。同じ能力者で、そして初めて出来た後輩だからです」
「…………」
言うが早いか男の両手に握られていた刃物が見る見るうちに短くなっていき、狭い学校の廊下でも十分に振り回せる長さになった。
咲良の方も右手に握っていた水の刃を両手に振り分け、相手とほぼ同じ長さの二刀へと切り替える。
互いの刃が触れ合う瞬間、甲高い音とともにバチバチと火花が舞い散る。
咲良の方は無駄が少なく洗練されている印象だが、男のソレは余りにも暴力的でおよそ剣術とは思えないもの。
だというのに、むやみやたらと振り回しているような印象しか受けないその刃は的確に咲良を追い詰めていく。
元々の技量が違うのか、それとも底上げされた身体能力による違いなのかは分からないが圧倒的に不利なのは咲良の方だろう。
それでもなお咲良が引くことはない。自身の攻撃はかわされいなされ、逆に相手の攻撃は一つ一つ丁寧に防御しなければならない状況になっていても。
(俺はただ生き延びるために蘇ったわけじゃない。何をしてでも生き延びたいと思ったのは、こんなところで知り合いが傷ついていく姿を呆然と眺めるためなんかじゃない)
化け物のような男と相対し、傷つきながらも決してあきらめない咲良の姿を見つめながら諒真は心の中でつぶやく。
諒真の思考回路はただひたすらに咲良を救うための方策を模索し始める。
もちろん、手段は一つしかない。先日手に入れたばかりの能力、コレを使ってあの化け物のような男と戦うしか道はない。
その手段を実行するにはあまりにも大きな勇気が必要になる。
なにせ、諒真は一度あの男に殺されているのだ。それは咲良の能力を完ぺきに防ぎきった右腕の能力を以てしても覆すことはできない。
なにより諒真の能力は鉄以上の硬度を持っていると言っても右腕しか覆ってはいない。
仮に勇気を振り絞ってあの男に相対したとしても、右腕以外の部分を切り付けられれば大惨事。下手をすれば一撃でまた殺されるだろう。
そしてなにより諒真にはわかっていたのだ、二度目はないと。次に殺されればもう一度蘇ることができるだなんて、そんなに都合の良い話はこの世に転がってはない。
この世の法則を覆す奇跡は二度続けては起きないのだ。
しかし、それでも……それでもなお、諒真には踏み出す価値のある一歩だった。
事実、このまま引き返す事もできたはずなのに諒真の頭の中には一つのスイッチしか思い浮かばない。
ソレはゴツく硬く見るからに力が要りそうなモノだった。
スイッチという言葉では言い表せない見た目のソレはまるでブレーカーのソレだ。
オフになっているソレをオンにするには多大な力が要る。それでも諒真は躊躇うこともなく迷わずに力を籠める。
考えることはただ一つ、諒真自身を救おうとしてくれている咲良を助けること。
自分が足手まといになるかもしれないとか、あの化け物のような男に敵わずに一方的に蹂躙されるかもしれないなんて言うのは考えないようにしていた。
諒真の身体が一瞬にして熱くなると、次の瞬間には右腕は異形のソレになっていた。
違和感などまるで感じず、ただひたすらに頼もしさを感じるソレを諒真は見つめる。
(いくぞ……いくぞっ!)
心の中で呟き、覚悟を決める。
物陰から飛び出し、真っ先に目についたのは驚愕した咲良の表情。
次に目に入ったのは極上の獲物を見つけたような表情をする黒いコートに身を包んだ化け物のような男。
そんな二人の間に割って入りその凶刃から咲良を守る。
「…………ッ!」
右腕に感じられる衝撃は咲良の特訓とは比較にならないほど小さなものではあったが、その速度は比較にもならない。
初めて襲われたときは手加減をしていたのかそれとも刃物の長さが違うからだろうか、その速度は諒真の目にはほとんど映らない。
無造作に振るわれる左右の刃をかろうじて右腕で弾き返す。
「……どうしてっ! ……どうして出てきてしまったんですかっ、諒真さん!」
咲良の悲痛な叫びが廊下に響き渡る。
「……どうして? どうしてだって? そんなの芦沢さんこそどうして……だよっ!」
咲良のその疑問に諒真の方こそ疑問の言葉を繰り返す。
叫ぶ間にも男の攻撃は休むこともなく諒真に襲い掛かる。
その攻撃は悪夢のようで、有体に言えば殺気がこもっているように諒真には感じられた。
必ず獲物をこの手で殺しつくす。
そう一撃一撃が言っているように感じられた。
「クハハハ、いいぞいいぞ。なかなかいい能力じゃあないかっ!」
「ふざけるなっ。お前を喜ばせるために得た能力じゃない」
相手の左手から繰り出される凶刃を諒真は変貌した右手で握りつぶす。
硬度では諒真の能力の方が勝っているのか、その刃はいともあっさりとごく簡単に崩れ去った。
「チッ!」
男は左手に残った砕かれた刃を一瞥すると、ソレを投げ捨てる。
投げ捨てられたソレは、男の手を離れた瞬間に塵芥となって消え去る。
相手の武器が減ったように思えるがその考えには意味がない。
なぜなら、相手の武器は能力によって生み出されたもの。
相手の意思次第でいくらでも生み出すことが可能でその大きさも作り出した本人次第で自由自在だ。
今が好機と迂闊に飛び込むこともせず、諒真は相手の出方を窺った。
ただでさえ実力の違う相手、たとえ自分の能力が少しでも通用したからと言って簡単に油断したり喜ぶことはできない。
咲良も同じ心境なのか男から目を逸らさずに自分の鞄の中から一本のペットボトルを取り出すと自分の右手に振りかける。
放った氷弾や切り結んだ際に吹き飛んだ能力を補充するのが目的だ。
「この俺の刃を砕く能力と水を自由に操る能力……か。不足はない……不足はないぞ。……最高の獲物だっ!」
ニィッと耳まで避けていそうなほど口角を釣り上げ不気味に笑う。
その姿は悪魔か死神か、いずれにしてもこの世のものではないように諒真の目には映る。
「…………ッ」
「諒真さん、下がってください」
諒真が敵の姿に一瞬ひるんだすきに咲良が諒真をかばって一歩前へと出る。
その両手には先ほどまでと同じように二本の刃が握られていた。
そして、その周囲には先ほど補充された分の水がふわふわと浮かんでいた。
「ククク、まずは水使いが相手か。……まあどちらからでも構わぬよ、どうせ最後には両方殺すのだからな」
「だからさっきから言ってるじゃありませんか。絶対に諒真さんは殺させませんって」
両者が交錯する瞬間、先ほどまでと同じように派手な火花が舞い散る。
咲良の攻撃は敵の武器を破壊するには至らないが相手の体勢を崩させるには十分だ。
しかしその代償として咲良自身も吹き飛ばされて体勢を崩す。
「芦沢さん!?」
「……大丈夫です。諒真さんは自分のことだけ気にしてください」
「そんなこと出来るわけないだろっ! どうして芦沢さんはそこまでして俺のことを守ろうとするんだよ?」
咲良の言動に対して諒真は疑問を重ねる。
いくら同じ能力者だからとは言っても出会って数日、それほど深い仲になれているとは言い難い。
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