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一方逃げ切った諒真と咲良は自宅のあるマンションへとやってきていた。
引っ越してきたばかりの咲良の部屋では落ち着けないだろうと、とりあえず諒真の自宅のリビングで二人は気を落ち着かせる。
登下校中や自宅にいるときに襲われず、学校の中で襲われたことから自宅の場所までは割れていないと思っていてもやはりそう簡単に気を休めることもできない。
「諒真さん、とりあえず所長に連絡して迎えに来てもらうことにしました。迎えが来たら研究所に向かいましょう」
「研究所に……。確かにここにいるよりは安全そうだな」
「はい、それにあの男を殺すためには強くならなければなりません。そのためにも研究所で訓練をしなければなりません」
「……だね。あんな化け物のような奴から逃げ切れるとは思えないし、それにもし逃げ出せば何の関係もないシゲや彩夏が巻き込まれる」
逃げきだす時にあの男の叫びは聞こえていた。関係のない人を殺されるわけにいかない諒真と咲良はあの男から逃げ出すわけにはいかなくなっていたのだ。
「それに関してですが、先ほど言った言葉は取り消すつもりはありませんか?」
「……先程って、芦沢さんを守るってこと?」
諒真は少し迷いながら咲良の問いについて考える。それでも取り消すべきだと咲良が考えるようなものはそれしかないと思い発言する。
「そうです。今ならまだ取り消すことができますし、そうすれば私は一人であの男を殺してきます」
固い決意を胸にそうすべきだと咲良は念押ししてくる。
「芦沢さんはそうするべきだと思っているんだよね。あの男の相手は芦沢さん一人に任せて俺は安全なところで待っているべきだと」
「その通りです」
「それは俺が弱いから? 芦沢さんを守るどころか足手まといにしかならないから?」
諒真は自身が一番気になっているところを切り出す。
もちろん先程の戦いであの男の能力を打ち破ったのは咲良ではなく諒真のほうだった。
それでも、あれは完全にまぐれのようなものだし同じことをやれと言われてできる保証はどこにもなかった。
だからこそ聞いてみたかった、自分は役立たずなのか……と。
「そんなことはありません。諒真さんがあの場に来てくれなければ私は殺されていたでしょう。最高の結果になっても相打ちになっていた自信があります」
諒真の目が真剣だったからか、咲良は自身があの場で劣勢だったと素直に認めた。
「それでも俺に戦うかどうか聞くの?」
明らかに一人では分が悪いとわかりきっている咲良の態度に諒真の疑問は更に大きくなる。
諒真の考えでは一人で生き残るのが難しいのならば誰かと協力するべきだし、協力したいと言っている人間がそばにいるのならその意欲を削ぐべきではないと思っている。
「諒真さんには選ぶ自由があります。私が諒真さんを守り抜くと選んだように」
その諒真の問いに咲良はまっすぐな返事を返す。
戦力が要らないわけではない。それでも、諒真には自分の意思で選んでほしい。状況に流されるのではなく自分自身で選び取った結論が必要だと咲良自身は諒真は考えているのだ。
「そうか、芦沢さんは俺があの時の興奮状態やその場の状況に流されて口を滑らせたのかもしれないと危惧しているんだね」
「…………」
「それなら心配する必要はないよ。守るべき人間は安易に作るな、それでも守りたい人間ができたなら己の命をかけてでも守りつくせ」
「……?」
「五年前に亡くなった父さんの遺言だよ。本人はこれが遺言になるとは思っていなかったみたいだけどね」
「……遺言」
「その頃の俺は本当にガキで、自分の目の届く範囲にいる人間は全部守り切れると思っていた。……一度守ればそれで守り切った気になっていろんな人たちを傷つけた」
「……それは、でもそれで救われた人間だっていたんじゃないですか?」
「そうだね。でも、俺が安易に手を出した結果余計に傷ついた人間がいたのも事実だ。だからこそ父さんは守り抜けないのなら安易に手を出すべきじゃないと言ったんだ」
諒真は過去を懐かしむように、また自分自身の過去の行いを恥じるように咲良から目線を外すと遠くを見やった。
「だったらなおさらよく考えて結論を出すべきなんじゃないですか?」
「そうだね。でも、芦沢さんはそんな俺のことを命を懸けて守ってくれるんだよね?」
「……はい。私の生きる意味は……私が蘇った意味は守るべき人間を守ることですから」
固い決意。咲良の瞳に映っているのはどんな災いがその身に降りかかろうと変わることのない一つの考えだ。
自分が守ると決めた人間はたとえどれだけの苦労をしようともその命を懸けることになろうとも守り切る。
「だったら、そんな芦沢さんを守らないのは嘘だ。一人の男としても、一人の人間としても」
「……別に逃げ出しても誰も責めませんよ。ここから先に進むのならば冗談でなく命を懸けることになります。そこから逃げ出しても笑う人はいません」
「そうじゃないよ。命を懸けて守ると言ってくれている女の子に背を向けて安全な場所で生き続けるだけだなんて、それこそ蘇った意味がない。俺はただ生き続けたいから蘇ったわけじゃない」
「…………」
「芦沢さんが蘇った意味が誰かを守ることだというのなら、俺の蘇った意味は父さんの遺言を果たすことだ。自分自身が命を懸けてでも守りたい人間を見つけ出すこと、それこそが俺の蘇った意味だ」
「それが……私……ですか?」
「そうだね、正直まだ出会ったばかりだし命を懸けるに値するのかはわからない。それでも俺のことを命をかけて守ると言った時の芦沢さんは素直に感動したし、命を懸ける価値があると思った」
自分自身が恥ずかしいことを言っている自覚があるのか、諒真の顔は心なしか赤かった。
それでも咲良には確かに諒真の決意が伝わってきた。
「……諒真さんの言葉を聞いて私も覚悟が決まりました。私はこれから何があろうと諒真さんのことを命を懸けて守り抜きます。……ですから、諒真さんも私のことを命を懸けて守ってくれますか?」
覚悟を決めた表情で咲良はそう宣言する。
諒真が心の内に秘めているのと同じくらいの決意を咲良もまた諒真に伝える。
「……もちろんだ。あの男と戦っている芦沢さんの姿を見た時から俺の心は決まっているよ、たとえ芦沢さんが嫌だと言っても俺は君を守るよ」
「ふふ、頼もしい限りです」
咲良はそう言い、あの場を逃げ切ってから初めて笑顔を見せる。
「やあっやあっ、お待たせしてしまったかなっ」
良い雰囲気になったところを見計らったように、不意にブライアンが叫びながらやってくる。
「はい、ものすごく待ちましたよ」
「良い笑顔っ!? それは申し訳ない。こちらとしても全速力でとばしてきたのだがね」
「と、ところでブライアンさん? 確か鍵をかけていたはずなんですけど、どうやってここまで入ってきたんですか?」
恐る恐るといった感じで諒真はブライアンに尋ねる。
いつもの習慣でもあり、あの男に追撃されるかもしれないと言った恐怖もあり確かに鍵とチェーンをかけていた筈なのだが……。
「諒真君、我が研究所の能力を些か過小評価し過ぎじゃあないかね?」
「……と、いうと?」
「市販の鍵やチェーンロックなど我らが研究所の技術の前では無いも同然だよ」
「…………それは住居不法侵入……なのでは?」
「諒真さん、この人にそんな常識的なことを言っても無駄ですよ」
既にその辺りのことは諦めているといった口調で諒真に進言する咲良。
「……そうだよね、鍵のかかっている家に勝手に入っちゃダメなのは常識だよね?」
自分の方が間違っているのかと疑問に思ってしまった諒真は咲良の言葉に安心する。
「まあまあ良いではないか、そのような些事は」
「いや、全然些細ではないんですけど……」
「それよしも、だ。また襲われてしまったようだね、諒真君」
「……はい、間違いなく俺を殺した男でした」
「なるほど……。では、諒真君は研究所で匿うとして咲良ちゃんとはその男の対策を練らなければならないね」
「ブライアンさん、俺にも戦わせて欲しいんです」
引っ越してきたばかりの咲良の部屋では落ち着けないだろうと、とりあえず諒真の自宅のリビングで二人は気を落ち着かせる。
登下校中や自宅にいるときに襲われず、学校の中で襲われたことから自宅の場所までは割れていないと思っていてもやはりそう簡単に気を休めることもできない。
「諒真さん、とりあえず所長に連絡して迎えに来てもらうことにしました。迎えが来たら研究所に向かいましょう」
「研究所に……。確かにここにいるよりは安全そうだな」
「はい、それにあの男を殺すためには強くならなければなりません。そのためにも研究所で訓練をしなければなりません」
「……だね。あんな化け物のような奴から逃げ切れるとは思えないし、それにもし逃げ出せば何の関係もないシゲや彩夏が巻き込まれる」
逃げきだす時にあの男の叫びは聞こえていた。関係のない人を殺されるわけにいかない諒真と咲良はあの男から逃げ出すわけにはいかなくなっていたのだ。
「それに関してですが、先ほど言った言葉は取り消すつもりはありませんか?」
「……先程って、芦沢さんを守るってこと?」
諒真は少し迷いながら咲良の問いについて考える。それでも取り消すべきだと咲良が考えるようなものはそれしかないと思い発言する。
「そうです。今ならまだ取り消すことができますし、そうすれば私は一人であの男を殺してきます」
固い決意を胸にそうすべきだと咲良は念押ししてくる。
「芦沢さんはそうするべきだと思っているんだよね。あの男の相手は芦沢さん一人に任せて俺は安全なところで待っているべきだと」
「その通りです」
「それは俺が弱いから? 芦沢さんを守るどころか足手まといにしかならないから?」
諒真は自身が一番気になっているところを切り出す。
もちろん先程の戦いであの男の能力を打ち破ったのは咲良ではなく諒真のほうだった。
それでも、あれは完全にまぐれのようなものだし同じことをやれと言われてできる保証はどこにもなかった。
だからこそ聞いてみたかった、自分は役立たずなのか……と。
「そんなことはありません。諒真さんがあの場に来てくれなければ私は殺されていたでしょう。最高の結果になっても相打ちになっていた自信があります」
諒真の目が真剣だったからか、咲良は自身があの場で劣勢だったと素直に認めた。
「それでも俺に戦うかどうか聞くの?」
明らかに一人では分が悪いとわかりきっている咲良の態度に諒真の疑問は更に大きくなる。
諒真の考えでは一人で生き残るのが難しいのならば誰かと協力するべきだし、協力したいと言っている人間がそばにいるのならその意欲を削ぐべきではないと思っている。
「諒真さんには選ぶ自由があります。私が諒真さんを守り抜くと選んだように」
その諒真の問いに咲良はまっすぐな返事を返す。
戦力が要らないわけではない。それでも、諒真には自分の意思で選んでほしい。状況に流されるのではなく自分自身で選び取った結論が必要だと咲良自身は諒真は考えているのだ。
「そうか、芦沢さんは俺があの時の興奮状態やその場の状況に流されて口を滑らせたのかもしれないと危惧しているんだね」
「…………」
「それなら心配する必要はないよ。守るべき人間は安易に作るな、それでも守りたい人間ができたなら己の命をかけてでも守りつくせ」
「……?」
「五年前に亡くなった父さんの遺言だよ。本人はこれが遺言になるとは思っていなかったみたいだけどね」
「……遺言」
「その頃の俺は本当にガキで、自分の目の届く範囲にいる人間は全部守り切れると思っていた。……一度守ればそれで守り切った気になっていろんな人たちを傷つけた」
「……それは、でもそれで救われた人間だっていたんじゃないですか?」
「そうだね。でも、俺が安易に手を出した結果余計に傷ついた人間がいたのも事実だ。だからこそ父さんは守り抜けないのなら安易に手を出すべきじゃないと言ったんだ」
諒真は過去を懐かしむように、また自分自身の過去の行いを恥じるように咲良から目線を外すと遠くを見やった。
「だったらなおさらよく考えて結論を出すべきなんじゃないですか?」
「そうだね。でも、芦沢さんはそんな俺のことを命を懸けて守ってくれるんだよね?」
「……はい。私の生きる意味は……私が蘇った意味は守るべき人間を守ることですから」
固い決意。咲良の瞳に映っているのはどんな災いがその身に降りかかろうと変わることのない一つの考えだ。
自分が守ると決めた人間はたとえどれだけの苦労をしようともその命を懸けることになろうとも守り切る。
「だったら、そんな芦沢さんを守らないのは嘘だ。一人の男としても、一人の人間としても」
「……別に逃げ出しても誰も責めませんよ。ここから先に進むのならば冗談でなく命を懸けることになります。そこから逃げ出しても笑う人はいません」
「そうじゃないよ。命を懸けて守ると言ってくれている女の子に背を向けて安全な場所で生き続けるだけだなんて、それこそ蘇った意味がない。俺はただ生き続けたいから蘇ったわけじゃない」
「…………」
「芦沢さんが蘇った意味が誰かを守ることだというのなら、俺の蘇った意味は父さんの遺言を果たすことだ。自分自身が命を懸けてでも守りたい人間を見つけ出すこと、それこそが俺の蘇った意味だ」
「それが……私……ですか?」
「そうだね、正直まだ出会ったばかりだし命を懸けるに値するのかはわからない。それでも俺のことを命をかけて守ると言った時の芦沢さんは素直に感動したし、命を懸ける価値があると思った」
自分自身が恥ずかしいことを言っている自覚があるのか、諒真の顔は心なしか赤かった。
それでも咲良には確かに諒真の決意が伝わってきた。
「……諒真さんの言葉を聞いて私も覚悟が決まりました。私はこれから何があろうと諒真さんのことを命を懸けて守り抜きます。……ですから、諒真さんも私のことを命を懸けて守ってくれますか?」
覚悟を決めた表情で咲良はそう宣言する。
諒真が心の内に秘めているのと同じくらいの決意を咲良もまた諒真に伝える。
「……もちろんだ。あの男と戦っている芦沢さんの姿を見た時から俺の心は決まっているよ、たとえ芦沢さんが嫌だと言っても俺は君を守るよ」
「ふふ、頼もしい限りです」
咲良はそう言い、あの場を逃げ切ってから初めて笑顔を見せる。
「やあっやあっ、お待たせしてしまったかなっ」
良い雰囲気になったところを見計らったように、不意にブライアンが叫びながらやってくる。
「はい、ものすごく待ちましたよ」
「良い笑顔っ!? それは申し訳ない。こちらとしても全速力でとばしてきたのだがね」
「と、ところでブライアンさん? 確か鍵をかけていたはずなんですけど、どうやってここまで入ってきたんですか?」
恐る恐るといった感じで諒真はブライアンに尋ねる。
いつもの習慣でもあり、あの男に追撃されるかもしれないと言った恐怖もあり確かに鍵とチェーンをかけていた筈なのだが……。
「諒真君、我が研究所の能力を些か過小評価し過ぎじゃあないかね?」
「……と、いうと?」
「市販の鍵やチェーンロックなど我らが研究所の技術の前では無いも同然だよ」
「…………それは住居不法侵入……なのでは?」
「諒真さん、この人にそんな常識的なことを言っても無駄ですよ」
既にその辺りのことは諦めているといった口調で諒真に進言する咲良。
「……そうだよね、鍵のかかっている家に勝手に入っちゃダメなのは常識だよね?」
自分の方が間違っているのかと疑問に思ってしまった諒真は咲良の言葉に安心する。
「まあまあ良いではないか、そのような些事は」
「いや、全然些細ではないんですけど……」
「それよしも、だ。また襲われてしまったようだね、諒真君」
「……はい、間違いなく俺を殺した男でした」
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