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家族の時間3
しおりを挟む「おかえりなさい。
遅くまでご苦労さまです。」
優香さんが帰ってきたのだ。
「出迎えありがとう。
いつも悪いわねー!」
「夕飯カレーだから暖めて来るから少し待ってろ~」
そう言って彼女の夕飯の準備をする。
いつももう少し遅いと裕太に持たせて食べてもらっているが今日は間に合ったみたいだ。
「あれ弟はー??」
支度をしていると声がかかる。
「歩夢をお風呂に入れてくれてる。
ほんとにいつも助けられてるよ...」
「あーもういいのよそんなの!!
あの時から助けるって決めてるんだしあゆむくん可愛いし私も癒されてるもの。
今日も一目でも会いたくてきたんだから!
最近仕事が忙しくて手伝えなくてごめんね。
その代わり弟でもこき使ってやって~
むしろ私のが助けられてるわ...
夕飯いつも美味しいもの食べさせてもらってるもの!
ありがとうね!」
そう言って優香さんは俺にお礼を言ってくれた。
「そんなほんとに俺のが助けられてるんでこれくらいやらせてくれ
むしろまだまだ料理初心者でレパートリーが少なくてすまん。」
「ほんとにお父さんになったわね。」
なんて目を潤ませながら言われてしまった。
ほんとについ数年前までは俺がどん底だったから2人には助けられていた。
今後は俺が助ける番だと思っている。
カレーの準備が出来たので声をかける。
「優香さんカレーあっためたから食べちゃって~
俺優香さんがなにか困ったことあれば力になるから、あの時のお礼させてくれよな」
「わかったわ。
でもいいのよほんとに気にしないで。
私本当にあゆむちゃんに癒されてるんだからあと子育てできて楽しかったのよ!」
なんて笑いながら言ってくれる。
本当に感謝しかない。
二人でたわいのない話をしながら俺は片付けをしていた。
そうするとお風呂場から駄々をこねる声が聞こえた。
「まだおふろ!!」
「そろそろ上がるぞあゆむ~
俺もう限界だよぉー」
「ゆーくんもうちょ」
「じゃああと10にしよ?」
「やぁー!!」
なんて会話が聞こえてきた。
あーこれは上がれないやつだ。
俺は察し声をかけに行くことにした。
「おーいそろそろ上がれ~
優香ねえちゃん来てるよ~
あゆむに会いたいって!」
そう声をかけると「ゆーかちゃん!」
と言ってはしゃいでいる声が聞こえた。
これなら上がれるなと確信した俺はまた片付けに戻った。
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