18 / 67
18
しおりを挟む
「ティナ、来月アシュレイン公爵家で行われる夜会に呼ばれたが、どうする?」
先程お父様に呼ばれたため執務室へ伺うと夜会のお話でしたわ。
「行きますわ。」
もう覚悟していたので即答です。
「別に無理にとは言わないぞ?」
お父様が気を使ってくれているのがわかります。
「大丈夫です。半年引きこもり生活を堪能しましたので、そろそろ社交界へ復帰しますわ。」
そう言うと何故かお父様は残念そうな表情でした。何故かしら?
「ではティナ、ドレスや宝石を頼めるよう行商を呼んでおこう。」
なるほど。侯爵家ともなると買い物に行くんじゃなく来てくれるのね。
「ありがとうございます。ちょうど今までのドレスが全てサイズが合わなくなってしまい困っていましたのよ。」
そう言って執務室を後にしました。
「リズ!お父様が行商を呼んでくれるそうよ!もう2人でドレスのサイズを直さなくて良くなるわね!」
そうなんです。半年引きこもり生活だったので買い物をほとんどせずにあるものをリメイクして生活しておりましたの。
私案外器用だったのでリズにも驚かれました。
ドレスを改造してヨガがしやすい服に改造したりもしましたわ。
でも流石に社交界へ出るとなると新調しないとよね。
あーなんだか楽しみになってきたわ。
半年前は何を着ても溜息しか出なかったけど、今はフリルもいけちゃうかも!
そうして数日後に行商人が来てくれました!!
早々に採寸をしていただいたのですが、前回との差に本当に驚かれました!
頑張った甲斐があった。
「さぁティナ、どんなドレスがいい?」
今日はお母様が一緒にドレスの図案を選んでくれます。
30枚位ありそうなドレスのイラストから選びます。パラパラってまず見ていくと、思わず釘付けになってしまったドレスがありました!
「そうですね。この黄色いドレスはどうかしら?」
私がいいと思ったのは某アニメのべ〇の着ていたようなドレス!実写版も素敵だったなぁ。
日本人顔じゃないクリスティーナの顔ならイケる!
「あら素敵じゃない?ティナに似合いそうね!」
お母様が嬉しそうに頷いている。
「じゃああとは、4.5着分見繕って小物を選びましょう。」
「そんなに作るんですか?」
「当たり前じゃない。貴女半年買い物していないのよ?…こんなにサイズが変わったのに!それにしてもすごい技術ね。」
途中から私が今日着ている洋服を見ながら母が顎に手を当て感心しだした!
今日の服はドレスを改造してワイドパンツのサロペットにしたものなの。結構お気に入り!
そんな話をしていたら、行商人のお兄さんがいきなり割り込んできた。
「クリスティーナ様、ずっと聞こうと思っておりましたが、そちらのお召し物はどちらでお買い求めになられたのですか?」
やっぱり気になるわよね。この世界には多分ないデザインだもの。
「これは自作ですわ。大きなドレスをリメイクしてサロペットにしましたのよ。」
「なんと、自作でしたか!素晴らしい!このデザインを是非うちで買わせてください!」
まさかの展開になりました!
「リメイクしたものですが気に入っていただけたのでしょうか?」
先程お父様に呼ばれたため執務室へ伺うと夜会のお話でしたわ。
「行きますわ。」
もう覚悟していたので即答です。
「別に無理にとは言わないぞ?」
お父様が気を使ってくれているのがわかります。
「大丈夫です。半年引きこもり生活を堪能しましたので、そろそろ社交界へ復帰しますわ。」
そう言うと何故かお父様は残念そうな表情でした。何故かしら?
「ではティナ、ドレスや宝石を頼めるよう行商を呼んでおこう。」
なるほど。侯爵家ともなると買い物に行くんじゃなく来てくれるのね。
「ありがとうございます。ちょうど今までのドレスが全てサイズが合わなくなってしまい困っていましたのよ。」
そう言って執務室を後にしました。
「リズ!お父様が行商を呼んでくれるそうよ!もう2人でドレスのサイズを直さなくて良くなるわね!」
そうなんです。半年引きこもり生活だったので買い物をほとんどせずにあるものをリメイクして生活しておりましたの。
私案外器用だったのでリズにも驚かれました。
ドレスを改造してヨガがしやすい服に改造したりもしましたわ。
でも流石に社交界へ出るとなると新調しないとよね。
あーなんだか楽しみになってきたわ。
半年前は何を着ても溜息しか出なかったけど、今はフリルもいけちゃうかも!
そうして数日後に行商人が来てくれました!!
早々に採寸をしていただいたのですが、前回との差に本当に驚かれました!
頑張った甲斐があった。
「さぁティナ、どんなドレスがいい?」
今日はお母様が一緒にドレスの図案を選んでくれます。
30枚位ありそうなドレスのイラストから選びます。パラパラってまず見ていくと、思わず釘付けになってしまったドレスがありました!
「そうですね。この黄色いドレスはどうかしら?」
私がいいと思ったのは某アニメのべ〇の着ていたようなドレス!実写版も素敵だったなぁ。
日本人顔じゃないクリスティーナの顔ならイケる!
「あら素敵じゃない?ティナに似合いそうね!」
お母様が嬉しそうに頷いている。
「じゃああとは、4.5着分見繕って小物を選びましょう。」
「そんなに作るんですか?」
「当たり前じゃない。貴女半年買い物していないのよ?…こんなにサイズが変わったのに!それにしてもすごい技術ね。」
途中から私が今日着ている洋服を見ながら母が顎に手を当て感心しだした!
今日の服はドレスを改造してワイドパンツのサロペットにしたものなの。結構お気に入り!
そんな話をしていたら、行商人のお兄さんがいきなり割り込んできた。
「クリスティーナ様、ずっと聞こうと思っておりましたが、そちらのお召し物はどちらでお買い求めになられたのですか?」
やっぱり気になるわよね。この世界には多分ないデザインだもの。
「これは自作ですわ。大きなドレスをリメイクしてサロペットにしましたのよ。」
「なんと、自作でしたか!素晴らしい!このデザインを是非うちで買わせてください!」
まさかの展開になりました!
「リメイクしたものですが気に入っていただけたのでしょうか?」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
215
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる