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「クリスティーナ嬢、またゆっくり話をしましょう。」
「はい。今夜はたくさんご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。」
「シザール、助かったよ!
ありがとう。」

そうして私とお兄様は馬車で帰路につきました。
「お兄様、今日はすみませんでした。」
思い返せば迷惑しかかけていなかった気が...。
「そんなことないよ。ティナとダンスが踊れたし、アイツにもガツンと言い返したティナを見れたしなっ!」
お兄様にウインクされました!
「もう忘れて下さいませ!」
本当に恥ずかしいわ。
「そう言えばリズは?」
帰りにリズがいなかった事を今思い出しました!
「リズには一足先に帰ってもらったよ。今日疲れただろう?ゆっくり休めるように今頃支度をしていると思うよ。」
「そうだったんですね。私置いてきてしまったかと焦りました。」
お兄様は先を見て行動する能力が高いようです。



馬車が止まりました。
ドアが開けられると、リズが心配そうな顔をして待っていました。

「お帰りなさいませ。お嬢様!もうお身体は大丈夫ですか?」
どうやらかなり心配させてしまったようです。
「もう大丈夫よ!酔っ払って倒れるなんてね?」
「本当にびっくりしたんですよ?かっこよくいい切った後に…。」
「もう大丈夫だから安心して?」
「はい!お嬢様、お風呂に入りますか?それともお茶とサンドイッチを召し上がりますか?」
「リズ、まるで私の奥さんみたいね?」
思わず笑ってしまいました。
「奥さんですか?」
リズには伝わらなかったみたいです。
「気にしないで。とりあえずお風呂で全てをリセットしたいわ。」



こうして夜会の一日は終わりました。













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おかげさまでやっと夜会編が終わりました!プチざまぁも出来……
さて、この後恋愛路線で行くか、美容・ダイエット女子力路線で行くか……若干悩んでます…🤔💭
両方かな?笑
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