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103 しゃちほこなの!
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「うわーーっ折れそう!」
「竿に《物質強化!》糸に《柔軟!加護(絶対に切れない)》」
後ろからセラの支援魔法が飛んできた!竿に!
「きゃーーー好きーーー!」
「私もですよ」
よーしこれなら力任せに引っ張っても壊れたりしないよね!
「いっくよーーー!そぉーーーいっ!!」
スッポーン!と大きな魚が水面から飛び出した!やったーー!そいつは空中を飛んでぼてん!と俺の足元に転がってビチビチしている!やったーやったー!
「はわわわ!もしや噂のルーチェ様ではございませんか!この度は釣りあげてくださり誠にありがとうございます!」
「きゃー!シャチホコが喋ったー!」
「ルー!下がって。どこの魔物か分かりませんが、三枚におろしてやりますッ!」
「きゃー!シャチホコのお造りになっちゃうー!」
この湖の主っぽい金の鯉を俺を見事に釣り上げた。でも予想外に金の鯉はビッタンビッタンしながらしゃべり始めた。
「私はこの湖の主にして、龍神様の眷属たる金龍様の末の末、そのまた末の末たるもの。不肖の身なれば、あの滝を登る事も出来ず未だ成れずの落伍者でございましたが、この度めでたくルーチェ様に釣り上げられまして……」
「長い」
「ひえっ!」
つまり金の鯉はあの滝を登り切れば竜になれるのだが、登れなくて挫折してたんだってさ。
「金龍様の末たる我は流石にこの姿。人間どもより狙われる事が多くこの湖の水底にて静かに暮らしておりましたが、神の寵児たるルーチェ様のお陰でこのように水がなくとも生きられるように!いやあ~ルーチェ様がこねこねした餌はとっても美味でございました!そしてちょこっとお怪我をなさったでしょう?ルーチェ様の血がついたものでしたので、湖の魚などはこうして大興奮ですし、私などはこのように流暢に喋るはもう神っちゃってまして」
右へ左へびったんびったん。流石に湖の主だったらしい鯉はでかい。俺よりでかい。長さは多分3メートルくらいある。本物のシャチホコもそれくらいだった気がするな~!
「それにしてもよく喋る魚です。やはり三枚におろしましょう、ルー。美味しくはなさそうですがね」
「ダメえ!屋根に飾るんだから!」
「「屋根」」
セラと金の鯉の声はハモったんだけど、二人にはお城の屋根にいるシャチホコの話をすると
「屋根にね……ルーがそうしたいなら良いですよ」
「わあ!ルーチェ様のお家のお屋根を守らせていただけるのですか!?ありがとうございます、ありがとうございます!」
許可された!やったあ~!
「そうとなればもう一匹釣らないとね!シャチホコは2匹つがいでいるんだよ」
「え!?」
俺、頑張る~~~~~!俺もう一回餌を付け直して釣り糸を垂らした。
「おい、魚。この湖にお前はもう一匹いるのか?」
「いる訳ないでしょう、主は1匹ですよ」
「……どこからか金色の魚を確保して来い」
「そ、そうですね。ルーチェ様の為なら金龍の末なら誰もが喜んで来ると思いますし、今連絡してみます!」
セラとシャチホコ君が後ろで何か話していたけれど、俺はシャチホコ(雌)を釣るのに集中して気が付かなかった。ついでに言えば、ビチビチと跳ねるシャチホコ君とセラの姿は皆から驚愕の目で見られてたんだけど、その事もすっかり目に入っていなかった……。
「竿に《物質強化!》糸に《柔軟!加護(絶対に切れない)》」
後ろからセラの支援魔法が飛んできた!竿に!
「きゃーーー好きーーー!」
「私もですよ」
よーしこれなら力任せに引っ張っても壊れたりしないよね!
「いっくよーーー!そぉーーーいっ!!」
スッポーン!と大きな魚が水面から飛び出した!やったーー!そいつは空中を飛んでぼてん!と俺の足元に転がってビチビチしている!やったーやったー!
「はわわわ!もしや噂のルーチェ様ではございませんか!この度は釣りあげてくださり誠にありがとうございます!」
「きゃー!シャチホコが喋ったー!」
「ルー!下がって。どこの魔物か分かりませんが、三枚におろしてやりますッ!」
「きゃー!シャチホコのお造りになっちゃうー!」
この湖の主っぽい金の鯉を俺を見事に釣り上げた。でも予想外に金の鯉はビッタンビッタンしながらしゃべり始めた。
「私はこの湖の主にして、龍神様の眷属たる金龍様の末の末、そのまた末の末たるもの。不肖の身なれば、あの滝を登る事も出来ず未だ成れずの落伍者でございましたが、この度めでたくルーチェ様に釣り上げられまして……」
「長い」
「ひえっ!」
つまり金の鯉はあの滝を登り切れば竜になれるのだが、登れなくて挫折してたんだってさ。
「金龍様の末たる我は流石にこの姿。人間どもより狙われる事が多くこの湖の水底にて静かに暮らしておりましたが、神の寵児たるルーチェ様のお陰でこのように水がなくとも生きられるように!いやあ~ルーチェ様がこねこねした餌はとっても美味でございました!そしてちょこっとお怪我をなさったでしょう?ルーチェ様の血がついたものでしたので、湖の魚などはこうして大興奮ですし、私などはこのように流暢に喋るはもう神っちゃってまして」
右へ左へびったんびったん。流石に湖の主だったらしい鯉はでかい。俺よりでかい。長さは多分3メートルくらいある。本物のシャチホコもそれくらいだった気がするな~!
「それにしてもよく喋る魚です。やはり三枚におろしましょう、ルー。美味しくはなさそうですがね」
「ダメえ!屋根に飾るんだから!」
「「屋根」」
セラと金の鯉の声はハモったんだけど、二人にはお城の屋根にいるシャチホコの話をすると
「屋根にね……ルーがそうしたいなら良いですよ」
「わあ!ルーチェ様のお家のお屋根を守らせていただけるのですか!?ありがとうございます、ありがとうございます!」
許可された!やったあ~!
「そうとなればもう一匹釣らないとね!シャチホコは2匹つがいでいるんだよ」
「え!?」
俺、頑張る~~~~~!俺もう一回餌を付け直して釣り糸を垂らした。
「おい、魚。この湖にお前はもう一匹いるのか?」
「いる訳ないでしょう、主は1匹ですよ」
「……どこからか金色の魚を確保して来い」
「そ、そうですね。ルーチェ様の為なら金龍の末なら誰もが喜んで来ると思いますし、今連絡してみます!」
セラとシャチホコ君が後ろで何か話していたけれど、俺はシャチホコ(雌)を釣るのに集中して気が付かなかった。ついでに言えば、ビチビチと跳ねるシャチホコ君とセラの姿は皆から驚愕の目で見られてたんだけど、その事もすっかり目に入っていなかった……。
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ーーーーーーーーーーー
初めての投稿です。
結構ノリに任せて書いているのでかなり読み辛いし、分かり辛いかもしれませんがよろしくお願いします。主人公がボーイズでラブするのはかなり先になる予定です。
※ストックが切れ次第緩やかに投稿していきます。
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