【完結】良い子な邪神に転生した俺は強すぎて封印不可?頑張って封印されます!

鏑木 うりこ

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111 ルーチェ騎士団?

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「ルーチェ聖騎士団、整列!」

「きゅっ!」「はいっ!」

「では今日も無理なく楽しく怪我なく討伐に勤しみましょう。午前中のおやつの時間には遅れないように戻ってくる事!」

「きゅ!」「はいっ!」

「今日のおやつはセラのクッキーです」

「きゅー!」「やったー!」

「では保護魔法をかけた子から行って良いですよー」

「はーい!」

 なんか騎士団が出来てた。と、言っても騎士団長はマンドラ達で団員は5歳から12歳までの子供達だ。
 子爵の息子、名前はダインと言うんだけど、あいつらが本当に弱くていつまで経ってもスケルトンすら倒せない。

「この根性なしーーー!」

 それでもセラは見捨てずに面倒見てるんだけど、俺が暇で……。マンドラ達の魔物退治を監督してたら、チビのコレットが話しかけて来たんだ。

「あのマンドラでも倒せるなら、私でも倒せますか!」

 って。コレットは7歳の女の子。物凄い勇気を振り絞ったんだろうね。で、俺もひまだったからつい

「勿論だよー!」

 なーんて言っちゃった訳。

「愛する人を退屈にさせた罪は計り知れない……くっ!今日からもっとビシバシ行きますよ!」

「ひーーー?!」

 ダイン達の顔色は青を通り越して白とか土色とかになってたみたいだけど。それでも見捨てないセラの優しさは無限大だよね!
 で、俺はコレットにあの聖剣をちっちゃくナイフくらいに叩き割って持たせて、マンドラ達と一緒に向かわせた訳。

「ひっ!きゃー!いやーーっ!」

 なんて言いながらナイフを振り回すんだけど、流石元聖剣。当たらなくても剣から出てる白いぽわぽわした光でモンスター達を倒せるんだよね、便利ー!
 で、単なる町の子供だと思ってたコレットなんだけど、気がついたら

「ルーチェの使徒ってなんだろう……」

「??」

 変な称号がついてた。

「ルーチェさん!私、ガイコツやっつけました!」

「うんうん、きっとすぐに悪魔も倒せるよ。マンドラ達と一緒に行動してね?」

「はーい!」

 コレットはポクポクとモンスター達をやっつけてしまい、それを見ていた子供達が自分も自分もとやって来たんだ。

「もーこれ以上は武器がないから駄目でーす」

「えーっ!」

 結局、5匹のマンドラの下に子供が5人づつ、計30人の騎士団?だ。勿論、他の子供達が真似しないようにきちんと見張っている。

「良いかい?俺の騎士団がモンスターを倒せるのはちゃんと訓練して、ちゃんと武器も持ってて、魔法も使ってからだ。同い年だからって訓練も武器も魔法もなしにモンスターに向かっていっちゃ駄目だよ」

 騎士団に入れなかった子供達に現実を知ってもらわなきゃ。

「見てくれ、あのお兄ちゃん達を。きちんと修行をしないとあんなもんなんだ。分かるだろう?」

「うわっ!酷い、ルーチェさん、酷い!」

「ダイン達にこんな反面教師の使い道があったなんて……流石、ルー!」

 町の人もたかがマンドラや子供達がザクザクとモンスターを倒しているから

「自分も出来るはず」

 と、思っていた人も居たみたいだけど、ダイン達のぼろぼろさをみてやめてくれたみたい。良かったぁー!
 勿論騎士団?の子供達にも一人では立ち向かわないように言ってるし、俺の目の届く範囲でやるように言ってる。
 他所のお子様に怪我をさせたらいけないからね!

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