テューリンゲンの庭師

牧ヤスキ

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愛について

5-25※性交描写あり

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※性交描写があります。











カスパルはシムの言葉を聞いた瞬間、理性と言う箍が外れる。

シムを力づくてベッドに押し倒し、その上に馬乗りになる。
その息遣いも荒々しく、その息に合わせて大きな身体も上下させているカスパルは、最早肉食獣の様だった。

シムを見下ろすカスパルの目はギラギラと強く、シムは伸し掛られる息苦しさや豹変したかの様に切羽詰まるカスパルの初めて見る顔のどれもが不思議と心を満たし熱くさせた。

普段自分で触る事のない箇所がむずむずとおかしくなり始めているのを肌で感じていた。


「カスパルさ、…んっ…!」


カスパルはシムの素朴な唇に食らい付く様に唇を落とし、熱い舌をシムの口内へと侵入させた。呼
シムは呼吸の仕方を忘れてしまったかの様に息を乱し、滑って動き回る熱い舌を受け止めるだけで必死だった。


シムの口内を犯しつつカスパルは荒く自分の着る衣類を脱ぎ捨てる。
そしてシムの切るシャツを剥ぎ取って行く。


露わになるシムの平たく白い肌は何にも汚れておらず、その綺麗で無垢な肌に自分のゴツゴツと骨ばった大きな手を乗せた時、言葉にならない興奮がカスパルの中心を貫いた。


「っ…はぁ…は…、」


暫く本能のままにシムの口を翻弄した唇を離すと互いの唾液が糸となり消えた。

目の前のシムは苦しそうに息を吐き、顔を赤らめていた。

その苦しそうな表情にさえ今のカスパルにとっては十分過ぎる程に欲情してしまうものだった。


「っ…すまない、優しくしたいが止まらないっ…、」


カスパルもまた余裕の無い顔で苦しそうに荒い息を吐きつつ肌蹴られたシムの身体に舌を這わせていく。

その舌はシムの身体を溶かさんばかりに熱く滑り、本来男であれば飾り程度でしかない胸の突起にカスパルの舌が差し掛かった時、シムはビクビクと勝手に身体が震えた。


「ひっ、…そこはっ……んんっ」


擽ったいとも痒いとも違う。
しかし直接腰に来るかの様なビリビリとした不思議な快感にシムは堪らなく怖くなり歯を食い縛る。


「お前の全てに触れたい、…全ての表情を見たい。
俺に全部を見せてくれ、シム」


カスパルは執拗に乳首に舌を這わせながら片方の指で翻弄する様に食い縛るシムの口を解した。

シムはどうしても自分から出て来てしまう不埒な声に、どうにかなってしまいそうだった。


「ぁ、…っう…こ、怖いっ……っ」


口内に侵入する太い指に翻弄されながらシムは必死に訴えかける。
それでもカスパルの舌は止まず、徐々に下へと移動し口でベルトを外しに掛かっていた。


「…俺が怖いか?シム。
お前の身体を、こんなに求める俺に怯えているか?」


カスパルの問いにシムは小さく震えた。
戸惑う様に目を彷徨わせながらも戸惑った口ぶりで言葉を発した。


「カスパル、さんの…舌が気持ち良くて…怖い…」

最後にごめんなさいとシムは呟いた。

シムはこんなふしだらな行為に快感を覚える自分が堪らなく怖くもあり、様々な恐怖と快感と満ちた気持ちで自分が自分ではなくなりそうだった。

それでも目の前で自分の身体を舐める大きな男を心から愛おしいと思った。

その大きな手が、指が、自分の貧相な身体を愛でてくれているというだけで、味わってはもう元に戻れない幸せを感じた。


「シム……その言葉は俺を欲情させる…、。」



カスパルは苦しそうに唸り、ベルトもボタンも強引に外すとシムの下着ごと下ろした。
シムは隠すものの無くなった下に慌てて起き上がり手で覆い隠す。

必死に隠す理由はシムの陰茎が快感と興奮で起ち上がっていたからだった。


「見ないでくださいっ…お願い、」


シムの覆い隠す手首をカスパルは強く掴み上げ、頭の上へと一つに括る。
どう抗っても、あられもない恥部をカスパルに見られているというだけでシムは肩を震わせた。


「見ない訳ないだろう…?」

カスパルは低く腰にくる声でそう呟くと、震わせながらも起ち上り存在を主張するシムの陰茎に唇を這わせた。

決して大きくも無いそれはとても熱く反応し、汗と衣類の香りを放ちそれだけでカスパルもまた苦しい程に興奮した。


「ひぃっ…ぁッ、そこ、はっ…」

何の躊躇もなくシムのものを食むカスパルの熱い口内に、シムはビクビクと腰を震わせる。

刺激が強すぎるのかシムの視界は火花が飛んでいる様にチカチカとしていた。

何かが迫り上がって来る、カスパルに与えられる愛撫で押し寄せる快感に全身が敏感に跳ねた。


「俺のせいでこんなになっているのか、
可愛い、可愛い俺のシム…」


カスパルはシムの無垢な股間にたらりと唾液を垂らす。
その粘度と冷たさにシムは驚きカスパルを見下ろした。

情事に無知なシムでもこれからカスパルが自分の体を使ってどうしたいのか何となく察しがついてしまい、想像出来ない不安と高揚と、先程から与えられてばかりの甘い言葉と愛撫に喉がヒクついた。


カスパルも荒い息を繰り返し苦しそうに汗を垂らしながら垂らした唾液を塗り込む様に徐々に徐々に肛孔へと指を這わせて行った。


「シム、これからお前のここを女の様に扱う。
痛く苦しいかもしれないが、…俺を受け入れてくれるか?」


カスパルは太く長い指で肛孔を解し始めながらも心配そうに、そして苦しそうにシムを見下ろした。

そのカスパルのそれも硬く膨張しており、意図せず身体を密着させた事でシムもそれに気づき言葉にならない愛しさがシムを満たす。


この人はこのような顔もするのだ、情欲に濡れた艶やかで凶暴な表情をするのだ。

優しく強く太陽の様なこの人の、ただの男である一面は堪らなく妖艶だった。



シムは男の癖にカスパルにこうして性欲を打つけられる事を嬉しいと思ってしまう。
やはりどうしようもない罪人なのかもしれないと感じた。

それでも早く自分の中をカスパルの熱で一杯にして欲しいという本能は肛孔から伝わる遺物の違和感とカスパルの熱い体温で高まって行った。


「…っそうして、ください……
カスパルさんの、…ものにっ……」


息も絶え絶えにそう呟くと、カスパルはまるで泣き出しそうに顔を歪め笑った。

そしてきつくきつくシムを抱き込んだ。

「シム、愛している。
心から愛している…」


震える声で絞りでたカスパルの言葉に、シムは息を切らしながらも微笑んで背中に手を回した。


カスパルの指は唾液と共に次第に二本三本と数を増やし、柔らかく畝る内側をもどかしく刺激しては出て行った。
カスパルはシムの無垢な胸のあちこちに唇を落としながら自身のベルトも下着も下げ、自身の大きく膨張したものを露わにした。


シムは自分のものとは全く違う、大きく硬く雄の存在感を圧倒的に放つカスパルのものに釘付けになった。

自分のは何て見窄らしい小ささか、こんなものとても入らない、恥ずかしさと怖さとでそれから目が離せない。


「シム、力を抜いて」


耳で囁いた後カスパルはシムの唇を奪う。
シムの口内の唾液や歯裏、震える舌の形を確かめる様に執拗に動き回った。


「っ…、ん、」

再び息の仕方を忘れたシムは苦しそうに目を閉じる。

カスパルはその苦しがる姿を見つめ愛しそうに目を細めながらも自身の陰茎を肛孔へと押し当てた。


とても硬く熱いものが押し当てられる感触に、シムは瞠目し逃げ腰になるもカスパルの両手がガッシリと逃げる腰を抑え込みそのまま先端を畝る中へと押しやった。


「あッ…!く、ッふ…」


シムは背中を仰け反らせ、異物感と鋭い痛みそして経験した事のない圧迫感に喉をヒクつかせた。

カスパルはフーフーと息を吐き狭すぎるそこにゆっくりと腰を押し進めた。


時間をかけて全部シムの中に入る頃には、カスパルはシムの熱い中から齎される快楽に、肩を震わせ眉を寄せていた。
その低く吐き出される吐息も快感で震えている様だった。

シムも受け入れるだけで体力を使い果たした様に汗をびっしょりとかいている。


お互いがお互いを見つめ合うその姿は、どちらも熱い汗と赤い頬と荒い息で互いを欲情していた。


「カス、…パルさん…、っぁ…凄く熱い…、」


「…シムの中もとても、熱く締め付けられる…っ、気持ち良くてどうにかなりそうだッ……」


悩ましげに顔を歪ませながらカスパルは緩く腰を動かし始める。

「ひぃっ…あ、ッは…」


シムは仰け反りながら生理的に溢れる涙で頬を濡らした。

自分の中で擦れる部分は痛く内臓ごと抉られている感覚。
カスパルの熱く硬いものが奥を突く時に痛みも不快な感覚も何故か鋭い快感へと変化されて行く。


次第に強くなっていくカスパルの打ち付けに、カスパルも興奮しているのが手に取るように伝わった。
シムに覆いかぶさる様に抱き込み、ただひたすらにシムの中を犯した。

シムは打ち付けられる腰と止まない快感と痛みに自分自身に迫り上がって来る前の感覚が鈍くなって行く。


「あっ、はぁッ、あ…、んぅっ!」


あ、まずいと思った時にはもう制御出来る段階ではなかったシムの陰茎は、みっともない程に脈を打ち抱き込まれたカスパルとの間で果てた。


カスパルは自身の胸とシムの胸に飛び散った白濁を愛しそうに指で掬い上げ口に咥えた。

「そ、そんな、やめッ……ひッ!」


カスパルはシムの精液を目を細めながら味わった後、腰を繋げたまま強引に身体を回転させシムをうつ伏せにさせる。

その回転でシムの肛孔には強い衝撃が走り身体を痙攣させた。

そして身体を密着させる様に覆い被さりさらに強く腰を打ち付けた。

「愛してるッ…、…愛してるシム…!」


シムの肛孔を激しく犯しながら愛を唱えるカスパルの言葉は、自分の視界も意識もままならないシムにはもう届いていない。

果てた直後にも関わらず容赦無く与えられる強い快感に全身が沸騰して壊れてしまいそうだった。


「ひッ…っあ、は、あ…!」


自分から出て来る淫らで愚かな喘ぎももうシムの耳には入って来ない。

まるで自分ではないようだ。


こうしてカスパルから押し寄せる熱量に合わせて声を漏らしていないと快感で死んでしまいそうだ。
そう思う程シムの身体は、絆され解されていった。

カスパルは熱い息を吐きとびきり苦しげな顔をした瞬間、シムの中を犯していた大きく硬いものもビクビクと脈打った。


「シム、ッ……ずっと俺のものだ、」

カスパルはシムの首筋を舐めながらそう低く告げ、シムの中で熱い精液を放った。


「んッ…中が…、はぁ…は…熱…」

シムはカスパルの大きな身体を全身で感じながら涙と涎と汗で濡れたベッドの上でただただ空気を吸った。

腹の中がとんでもなく熱い、カスパルが自分の中で精を放ったのだと感じた。


薄ぼんやりと低迷した頭でそれだけを感じ取り、じんわりと温まる腹の中に言い知れぬ充足感を得た。






その後もカスパルはシムを離す事はなく、愛の言葉を呟きながら優しく激しく、何度も何度もシムを犯し続けた。


シムが意識を手放したのは空が薄紫に明るくなり始めた頃だった。

その頃にはカスパルに愛された印が身体のあちらこちらに散りばめられ、互いの汗と精液で細い身体を濡らしていた。












 
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