1 / 13
序章 花の宴
01.
しおりを挟む
月に―――届くのではないかと思って、欄干に手を掛け、思い切り手を伸ばしたところに、突風が吹いてきた。
今が盛りと咲く桜の葩を舞い上がらせ、吹雪のように真雪の身体に叩き付ける。甘酸っぱい桜の香りに包まれた。
「わぁっ……っ」
思い掛けない突風に慌てた真雪は、床に尻餅をついてしまった。その弾みに傍らに置いていた酒器が転がる。あたりに、酒の強い香りが漂った。
「ああ……」
情けない、と思いながら真雪は欄干に、もたれかかる。寝殿からは、高らかな笑い声が聞こえてきた。寝殿は夜だというのに、半蔀をあげ、御簾も上げている。今の突風は、寝殿にも吹き込んできただろうが、誰も気にも留めていないのだろう。
―――私が、ここにいるのも、どなたも気付かないだろうな。
いや、もしかしたら気付いている者が居るかも知れないが、だとしたら、その者は、真雪が宴席を離れて、一人で杯を傾けているのを、ほくそ笑んでいるに違いなかった。
宴は、つつがなく進んでいるのだろう。
やがて、春の夜にふさわしい、高雅な琵琶の音が響いた。
「あっ」
この琵琶の音には、聞き覚えがあった。邸の主である関白のものだ。
―――久しぶりに、聞く……。
かつては、毎夜のごとく聞いたものだった。関白の臥所に召され、よくそこで聞いたものだった。
びぃ……ん、と物語るように夜に響く、低い琵琶の音に聞き惚れていると、別の誰かが、空を行く龍の嘶くような、龍笛を加える。やがて祈りの歌声のような篳篥に、天下る光で出来た羅の帳のような、笙の音が加わって俄に管絃となった。
天上の伶人たちが奏でる楽《がく》の如き麗しい響きだった。常の真雪であればうっとりと聞き惚れるが、今日は、耳を塞ぎたいような衝動に駆られている。関白の琵琶の音に、戯れるように相和する龍笛の音に、覚えがあった。腹の底に溜まった澱が、モヤモヤと、胸を焦がすようで、真雪は胸を押さえる。
―――明殿……。
半年ほど前から、真雪の代わりに関白の褥《しとね》にお仕えすることになったその人の、龍笛の音だった。琵琶の音に絡みつき、離れようとしない見苦しい音―――に聞こえるのが、嫉妬のせいだとは知っていた。けれど、そこは、半年前まで自分の場所であったことを思えば、狂おしくて、宴に同席することも出来ず、一人で、母屋たる寝殿を離れ、池に突き出した格好の釣殿で、やけになって杯を干していたのだった。
今宵は、月と満開の桜を愛でる為という名目で集められた宴であった。
けれど月は朧に霞み、その姿を見せてはくれず、あたりは暗闇に閉ざされている。その中、昼の如き明るさで、寝殿だけが浮かび上がっていた。大殿油を惜しげもなくたいて邸の至る所で灯りをともしているのだ。
幻のような光景であった。
今までならば、真雪もその宴席の中心に座していた。関白の傍らに侍っていたはずだった。
けれど、今は―――。
もはや、半年も夜離れ、関白の寵は、真雪には向いていないことを、知っている。
真雪は唇を噛みしめた。まなじりから、涙がこぼれ落ちる。無様に床に這いつくばって、嗚咽を堪えた。
関白の寝所に仕えることはなくなったが、変わらず関白は良くしてくれている。それで、十分ではないか。そう言い聞かせて、涙を拭う。その時、桜の、甘酸っぱい香りに混じって、沈香を感じた。沈香だけではない。丁子、白檀、甲香、麝香、薫陸香、それに、なにか、別の香りを感じる。この調合であれば、『黒方』という薫物になるはずだが、なにか、別の香が潜んでいるような……。
「おや、先客でしたか」
まろく響く声がした。声のほうを見やるが、人影は闇に紛れて解らない。声にも覚えはなかった。
「……どなた、ですか?」
おずおずと、真雪は問う。客人であれば、相応の礼が必要なはずであった。枕を交わすことはなくなったが、関白に仕えることには変わりない。
「このような、立派な宴の席を外れて、風に戯れるのですから、私が誰であるか……は、無粋なことでしょう」
くすくすと、忍び笑いを漏らしながら、声が近付いてくる。香の感じから言えば、相当、身分の高い方であるのは間違いない。
今宵は、関白邸の私的な宴である。けれど、あたかも朝議のごとく、月卿雲客が集っているはずであった。その中のどなたかが、宴の席を中座されたのだろう。
「迷われたのでしたら、あちらまでご案内いたしますが」
真雪の問いかけに、男の笑いが濃くなる。
「いや、抜け出してきた。……どうにも、あそこは、腹の探り合いばかりで疲れることこの上ない」
その人は、真雪の真横に座った。
「あ、そこは……酒をこぼしていたはず……」
「余計に都合が良い。酒をこぼしてしまって、関白殿の御前に失礼な姿をさらすわけには行かないと言えば、言い訳が立つ」
はは、と彼は笑った。間近にいる。気配は感じる。ほんの少し、彼の身体から発せられる熱、も感じている。だが、顔は、解らなかった。もっとも、真雪のように無位無冠の若輩は、顔を見ても、それがどなたであるか、判別が付くか、あやしい。貴なる方の前で、卑賤の身であれば、直接顔を見ることは甚だ無礼であった。
「潮の香りがする」
彼の方は、そう呟いて、真雪の頬に手を伸ばす。暗闇の中、真雪がどこにいるか、解っているかのように、確信めいた手つきであった。
「あっ」
思わず声を上げてしまった真雪の戸惑いなど、まるで気にしたふうもなく、彼は続ける。
「どうして泣いていたの?」
甘い声音が、耳元をくすぐる。気が付いたら、黒方の香に抱かれていた。
「あ」
「どうして?」
ふたたび甘く問われて、腰が、甘く震えた。半年……肌寂しく孤閨を温めていたのだった。人肌のぬくもりは、存外甘く、真雪の胸をざわめかせる。
「……恋人が……、捨てられたんです」
事実は、口に出すと胸を抉る。その痛みをやり過ごすように、真雪は、彼の胸に頭を預けた。
「おや。こんなに可愛らしい方を手放すなんて、愚かな方もいたものだ」
くすくす、と彼は笑った。そっと、腰に手が回って、引き寄せられる。花冷えの風にさらされた身体は、存外冷えていた。
―――暖かい……。
じんわりと、彼の熱が広がっていく。その心地よさに、目を細めて彼の体温を味わっていると、不意に、唇にふんわりとした感触が降りた。桜の花びら、かと思えば、それは彼の唇だった。
「あっ」
驚いて小さな声を上げてしまったが、彼に手を取られて、身体が密着する。
気が付いたら、背中に冷たい床の感触がした。朧の月は、吐息が混じるほど近くても、顔さえ解らなかった。
口づけが深くなっていく。眩暈がした。
彼方から、関白の奏でる琵琶の音が聞こえてくる。ほんの少しだけ、夜離れてしまった恋人のことを思ったが、
―――どうせ。
と、彼のことを考えることはやめた。もう、召されることはない。心は離れてしまったのだ。それならば、今、こうして、戯れに、一晩だけ恋を味わっても良いはずだ。
真雪は、恋人にしていたように、朧月夜の彼の首に腕を回した。
慣れた体温とは違う温度に、慣れた肌とは違う肌に戸惑いながら、真雪は、彼と熱を貪りあった。
今が盛りと咲く桜の葩を舞い上がらせ、吹雪のように真雪の身体に叩き付ける。甘酸っぱい桜の香りに包まれた。
「わぁっ……っ」
思い掛けない突風に慌てた真雪は、床に尻餅をついてしまった。その弾みに傍らに置いていた酒器が転がる。あたりに、酒の強い香りが漂った。
「ああ……」
情けない、と思いながら真雪は欄干に、もたれかかる。寝殿からは、高らかな笑い声が聞こえてきた。寝殿は夜だというのに、半蔀をあげ、御簾も上げている。今の突風は、寝殿にも吹き込んできただろうが、誰も気にも留めていないのだろう。
―――私が、ここにいるのも、どなたも気付かないだろうな。
いや、もしかしたら気付いている者が居るかも知れないが、だとしたら、その者は、真雪が宴席を離れて、一人で杯を傾けているのを、ほくそ笑んでいるに違いなかった。
宴は、つつがなく進んでいるのだろう。
やがて、春の夜にふさわしい、高雅な琵琶の音が響いた。
「あっ」
この琵琶の音には、聞き覚えがあった。邸の主である関白のものだ。
―――久しぶりに、聞く……。
かつては、毎夜のごとく聞いたものだった。関白の臥所に召され、よくそこで聞いたものだった。
びぃ……ん、と物語るように夜に響く、低い琵琶の音に聞き惚れていると、別の誰かが、空を行く龍の嘶くような、龍笛を加える。やがて祈りの歌声のような篳篥に、天下る光で出来た羅の帳のような、笙の音が加わって俄に管絃となった。
天上の伶人たちが奏でる楽《がく》の如き麗しい響きだった。常の真雪であればうっとりと聞き惚れるが、今日は、耳を塞ぎたいような衝動に駆られている。関白の琵琶の音に、戯れるように相和する龍笛の音に、覚えがあった。腹の底に溜まった澱が、モヤモヤと、胸を焦がすようで、真雪は胸を押さえる。
―――明殿……。
半年ほど前から、真雪の代わりに関白の褥《しとね》にお仕えすることになったその人の、龍笛の音だった。琵琶の音に絡みつき、離れようとしない見苦しい音―――に聞こえるのが、嫉妬のせいだとは知っていた。けれど、そこは、半年前まで自分の場所であったことを思えば、狂おしくて、宴に同席することも出来ず、一人で、母屋たる寝殿を離れ、池に突き出した格好の釣殿で、やけになって杯を干していたのだった。
今宵は、月と満開の桜を愛でる為という名目で集められた宴であった。
けれど月は朧に霞み、その姿を見せてはくれず、あたりは暗闇に閉ざされている。その中、昼の如き明るさで、寝殿だけが浮かび上がっていた。大殿油を惜しげもなくたいて邸の至る所で灯りをともしているのだ。
幻のような光景であった。
今までならば、真雪もその宴席の中心に座していた。関白の傍らに侍っていたはずだった。
けれど、今は―――。
もはや、半年も夜離れ、関白の寵は、真雪には向いていないことを、知っている。
真雪は唇を噛みしめた。まなじりから、涙がこぼれ落ちる。無様に床に這いつくばって、嗚咽を堪えた。
関白の寝所に仕えることはなくなったが、変わらず関白は良くしてくれている。それで、十分ではないか。そう言い聞かせて、涙を拭う。その時、桜の、甘酸っぱい香りに混じって、沈香を感じた。沈香だけではない。丁子、白檀、甲香、麝香、薫陸香、それに、なにか、別の香りを感じる。この調合であれば、『黒方』という薫物になるはずだが、なにか、別の香が潜んでいるような……。
「おや、先客でしたか」
まろく響く声がした。声のほうを見やるが、人影は闇に紛れて解らない。声にも覚えはなかった。
「……どなた、ですか?」
おずおずと、真雪は問う。客人であれば、相応の礼が必要なはずであった。枕を交わすことはなくなったが、関白に仕えることには変わりない。
「このような、立派な宴の席を外れて、風に戯れるのですから、私が誰であるか……は、無粋なことでしょう」
くすくすと、忍び笑いを漏らしながら、声が近付いてくる。香の感じから言えば、相当、身分の高い方であるのは間違いない。
今宵は、関白邸の私的な宴である。けれど、あたかも朝議のごとく、月卿雲客が集っているはずであった。その中のどなたかが、宴の席を中座されたのだろう。
「迷われたのでしたら、あちらまでご案内いたしますが」
真雪の問いかけに、男の笑いが濃くなる。
「いや、抜け出してきた。……どうにも、あそこは、腹の探り合いばかりで疲れることこの上ない」
その人は、真雪の真横に座った。
「あ、そこは……酒をこぼしていたはず……」
「余計に都合が良い。酒をこぼしてしまって、関白殿の御前に失礼な姿をさらすわけには行かないと言えば、言い訳が立つ」
はは、と彼は笑った。間近にいる。気配は感じる。ほんの少し、彼の身体から発せられる熱、も感じている。だが、顔は、解らなかった。もっとも、真雪のように無位無冠の若輩は、顔を見ても、それがどなたであるか、判別が付くか、あやしい。貴なる方の前で、卑賤の身であれば、直接顔を見ることは甚だ無礼であった。
「潮の香りがする」
彼の方は、そう呟いて、真雪の頬に手を伸ばす。暗闇の中、真雪がどこにいるか、解っているかのように、確信めいた手つきであった。
「あっ」
思わず声を上げてしまった真雪の戸惑いなど、まるで気にしたふうもなく、彼は続ける。
「どうして泣いていたの?」
甘い声音が、耳元をくすぐる。気が付いたら、黒方の香に抱かれていた。
「あ」
「どうして?」
ふたたび甘く問われて、腰が、甘く震えた。半年……肌寂しく孤閨を温めていたのだった。人肌のぬくもりは、存外甘く、真雪の胸をざわめかせる。
「……恋人が……、捨てられたんです」
事実は、口に出すと胸を抉る。その痛みをやり過ごすように、真雪は、彼の胸に頭を預けた。
「おや。こんなに可愛らしい方を手放すなんて、愚かな方もいたものだ」
くすくす、と彼は笑った。そっと、腰に手が回って、引き寄せられる。花冷えの風にさらされた身体は、存外冷えていた。
―――暖かい……。
じんわりと、彼の熱が広がっていく。その心地よさに、目を細めて彼の体温を味わっていると、不意に、唇にふんわりとした感触が降りた。桜の花びら、かと思えば、それは彼の唇だった。
「あっ」
驚いて小さな声を上げてしまったが、彼に手を取られて、身体が密着する。
気が付いたら、背中に冷たい床の感触がした。朧の月は、吐息が混じるほど近くても、顔さえ解らなかった。
口づけが深くなっていく。眩暈がした。
彼方から、関白の奏でる琵琶の音が聞こえてくる。ほんの少しだけ、夜離れてしまった恋人のことを思ったが、
―――どうせ。
と、彼のことを考えることはやめた。もう、召されることはない。心は離れてしまったのだ。それならば、今、こうして、戯れに、一晩だけ恋を味わっても良いはずだ。
真雪は、恋人にしていたように、朧月夜の彼の首に腕を回した。
慣れた体温とは違う温度に、慣れた肌とは違う肌に戸惑いながら、真雪は、彼と熱を貪りあった。
1
あなたにおすすめの小説
王太子殿下に触れた夜、月影のように想いは沈む
木風
BL
王太子殿下と共に過ごした、学園の日々。
その笑顔が眩しくて、遠くて、手を伸ばせば届くようで届かなかった。
燃えるような恋ではない。ただ、触れずに見つめ続けた冬の夜。
眠りに沈む殿下の唇が、誰かの名を呼ぶ。
それが妹の名だと知っても、離れられなかった。
「殿下が幸せなら、それでいい」
そう言い聞かせながらも、胸の奥で何かが静かに壊れていく。
赦されぬ恋を抱いたまま、彼は月影のように想いを沈めた。
※本作は「小説家になろう」「アルファポリス」にて同時掲載しております。
表紙イラストは、雪乃さんに描いていただきました。
※イラストは描き下ろし作品です。無断転載・無断使用・AI学習等は一切禁止しております。
©︎月影 / 木風 雪乃
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
何故よりにもよって恋愛ゲームの親友ルートに突入するのか
風
BL
平凡な学生だったはずの俺が転生したのは、恋愛ゲーム世界の“王子”という役割。
……けれど、攻略対象の女の子たちは次々に幸せを見つけて旅立ち、
気づけば残されたのは――幼馴染みであり、忠誠を誓った騎士アレスだけだった。
「僕は、あなたを守ると決めたのです」
いつも優しく、忠実で、完璧すぎるその親友。
けれど次第に、その視線が“友人”のそれではないことに気づき始め――?
身分差? 常識? そんなものは、もうどうでもいい。
“王子”である俺は、彼に恋をした。
だからこそ、全部受け止める。たとえ、世界がどう言おうとも。
これは転生者としての使命を終え、“ただの一人の少年”として生きると決めた王子と、
彼だけを見つめ続けた騎士の、
世界でいちばん優しくて、少しだけ不器用な、じれじれ純愛ファンタジー。
白花の檻(はっかのおり)
AzureHaru
BL
その世界には、生まれながらに祝福を受けた者がいる。その祝福は人ならざるほどの美貌を与えられる。
その祝福によって、交わるはずのなかった2人の運命が交わり狂っていく。
この出会いは祝福か、或いは呪いか。
受け――リュシアン。
祝福を授かりながらも、決して傲慢ではなく、いつも穏やかに笑っている青年。
柔らかな白銀の髪、淡い光を湛えた瞳。人々が息を呑むほどの美しさを持つ。
攻め――アーヴィス。
リュシアンと同じく祝福を授かる。リュシアン以上に人の域を逸脱した容姿。
黒曜石のような瞳、彫刻のように整った顔立ち。
王国に名を轟かせる貴族であり、数々の功績を誇る英雄。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
陛下の前で婚約破棄!………でも実は……(笑)
ミクリ21
BL
陛下を祝う誕生パーティーにて。
僕の婚約者のセレンが、僕に婚約破棄だと言い出した。
隣には、婚約者の僕ではなく元平民少女のアイルがいる。
僕を断罪するセレンに、僕は涙を流す。
でも、実はこれには訳がある。
知らないのは、アイルだけ………。
さぁ、楽しい楽しい劇の始まりさ〜♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる