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本編
第43話
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家に着くとまずは汚れを落とす為に3人でお風呂に入った。いつものようにルナちゃんの髪とあおくんの髪を洗ってあげるとルナちゃんが急に
「私、あらんお兄ちゃんの髪洗いたい!」
と言い出してきた。それにあおくんは
「ならあおは身体洗う!」
それにびっくりして固まってると無言が肯定だと思ったのか2人に引っ張られ椅子に座らせられた。
「かゆいとこあったら言ってね!」
「全部洗っていい?」
と言ってくる声で我に返り
「べ、別にいいよ!2人は温まってなよ!」
と言って振り返るとあからさまにがっかりした顔が...うっ...こういう顔みんなしてくるんだけど...その顔すれば僕が許してくれるとでも思ってるのかな!?まぁ、許しますけど!!
「わ、わかった、いいよ!なら背中だけお願いしようかな!!」
と念を押して任せた。まぁ、結局あおくんは時々いたずらしてきて大変だったけどルナちゃんが代わりに怒ったりしてくれたりしていつもより楽しくお風呂に入れた。
お風呂から出るとちょうど3時だったから適当にお菓子と飲み物を持って僕の部屋に行った。するとあおくんが待ちきれないと言わんばかりに目を輝かせて布団に座って僕を招いてる。けど布団の上でお菓子食べるのはダメだからと思いテーブルを出してそこに座りあおくんに
「ほら、そっちじゃお菓子食べれないから、こっちおいで!」
と言うとまたまた目を輝かせて僕の膝の上に乗る。その一部始終を見ていたルナちゃんは呆れたような顔をして僕の隣に座った。
「えっとね、えっとね!今日ね!ルナちゃんと一緒にけがしてる人たちを一回で治療したんだよ!」
と一生懸命、今日あったことを細かく教えてくれてる。今日一番頑張ったのはあおくんだからあおくんが話し終えるのを待ってると、気づいたらもう外は真っ暗になっていてルナちゃんは寝てしまっていた。とりあえずたくさんお話ししていたあおくんには水分をとらせることにした。
「はい、お茶飲んでね。っと、今日は本当にお疲れ様!あらんお兄ちゃん、すごく助かったよ」
と言って、今日何回目かわからないけど頭を撫でた。ふと、思いつきほっぺにキスをした。するとまたまたあおくんは面白いくらい顔を真っ赤にした。
「な、っ...!んもう!あらんお兄ちゃんいきなりどうしたの!?今までこんなことしてこなかったのに~!!」
と少し怒ってる。そんなところも可愛いなぁと思いながらルナちゃんをベットに運んで
「なんとなくしたくなっただけだよ。そろそろご飯の準備しよっか」
と言うとあおくんは「も~」と言いながらもついてきた。
しばらく2人で料理してると、玄関が開いた音がした。と同時に4人の「「ただいま~」」と「「おじゃまします」」が聞こえた。その声を聴いてあおくんと2人で顔を見合わせて玄関に走った。
そしてそのままの勢いでゆうくんに突撃すると難なく受け止めて抱っこしてくれた。
「今日はすごいお出迎えだなw」
と言って苦笑してる。あおくんの方を見るとクロくんに抱き着いていた。しばらく抱き着いて頬をすりすりしてたらフィリユスさんが耐えられなくなったのか
「そろそろ俺たちに気づけ?」
と言ってきた。リーゼさんもいるから仕方なくゆうくんから降りて
「えーと、とりあえず、あがってください!そして手を洗ったら、こちらのお部屋に来てくださいね!あっ、ゆうくんとクロくん2人のこと案内してあげて」
と言ってあおくんの手を取ってキッチンに向かった。すると
「ねぇ、あらんお兄ちゃん。絶対この量、みんなの分ないよね?」
と言われてしまった。そう、うっかり2人が来ることを忘れててご飯を普通に5人分の材料しか用意してなかった。うーん、カレーにするつもりだから別にルーは大丈夫だけどご飯が足りない...新しく炊いても1時間...まぁ、大丈夫か!
「あおくんはちょっと野菜切ってくれない?僕はお米炊くから」
と言うとすぐに行動してくれた。しばらくご飯の用意してるとルナちゃんを抱えたゆうくんとみんなが部屋に入ってきた。
「あっ、ちょっとまってくださいね!1時間ぐらい?待てます?」
と聞くとみんな大丈夫と言ってくれたのでとりあえずお茶を出した
「はい、どうぞ!あっ、ゆうくんとクロくんはお風呂入っちゃいなよ!」
と言うとギルマスさんが
「俺も入ってくればよかったなぁ」
と言ってる。なら
「フィリユスさんも入っていいですよ?なんなら泊まっていきます?明日暇ならお買い物手伝ってほしいですし」
と提案するとリーゼさんが
「いいのですか!?私、明日やることないので買い物は私がついていきますよ!」
となぜか目を輝かせて食い気味に来た。まぁ、断る理由もないしこっちからお願いしたことだからお礼を言い着替えを取りに行くといったフィリユスさんの手を取ってギルドの手前の路地に転移した。すると、びっくりしたギルマスさんが一瞬こっちを見たがそのまま僕を引っ張って家まで連れて行ってくれて玄関で待つこと数分、すぐに戻ってきたからそのまま転移して家に戻るとあおくんにじとーっと見つめられた
「あらんお兄ちゃん!なんで無言で魔法使うの!?急にいなくなっちゃたらびっくりするでしょ!」
と怒られたから素直に謝ったら抱っこを頼まれた。それはうれしいことだから断るわけもなく抱っこしてソファに座ってる。ちなみにフィリユスさんは帰ってきた瞬間にクロくんとゆうくんに連れられお風呂に向かった。あとはご飯が炊けるのを待つだけだからのんびりしてるとリーゼさんが
「ほんと、あおくんはあらんくんのこと好きですよね」
と言ってきた。それにあおくんは恥ずかしげもなく向きを変えて僕に抱き着いてきた
「あおはね!あらんお兄ちゃんがいないともう生きていけないくらい大好きなんだ!大人になってもずっと一緒にいるの!」
と言って強く抱きしめてきた。それに返しながら苦笑してるとリーゼさんが「いいですね~」と言って笑ってる。そこからあおくん達とのお話をしながら3人のことを待った。
「私、あらんお兄ちゃんの髪洗いたい!」
と言い出してきた。それにあおくんは
「ならあおは身体洗う!」
それにびっくりして固まってると無言が肯定だと思ったのか2人に引っ張られ椅子に座らせられた。
「かゆいとこあったら言ってね!」
「全部洗っていい?」
と言ってくる声で我に返り
「べ、別にいいよ!2人は温まってなよ!」
と言って振り返るとあからさまにがっかりした顔が...うっ...こういう顔みんなしてくるんだけど...その顔すれば僕が許してくれるとでも思ってるのかな!?まぁ、許しますけど!!
「わ、わかった、いいよ!なら背中だけお願いしようかな!!」
と念を押して任せた。まぁ、結局あおくんは時々いたずらしてきて大変だったけどルナちゃんが代わりに怒ったりしてくれたりしていつもより楽しくお風呂に入れた。
お風呂から出るとちょうど3時だったから適当にお菓子と飲み物を持って僕の部屋に行った。するとあおくんが待ちきれないと言わんばかりに目を輝かせて布団に座って僕を招いてる。けど布団の上でお菓子食べるのはダメだからと思いテーブルを出してそこに座りあおくんに
「ほら、そっちじゃお菓子食べれないから、こっちおいで!」
と言うとまたまた目を輝かせて僕の膝の上に乗る。その一部始終を見ていたルナちゃんは呆れたような顔をして僕の隣に座った。
「えっとね、えっとね!今日ね!ルナちゃんと一緒にけがしてる人たちを一回で治療したんだよ!」
と一生懸命、今日あったことを細かく教えてくれてる。今日一番頑張ったのはあおくんだからあおくんが話し終えるのを待ってると、気づいたらもう外は真っ暗になっていてルナちゃんは寝てしまっていた。とりあえずたくさんお話ししていたあおくんには水分をとらせることにした。
「はい、お茶飲んでね。っと、今日は本当にお疲れ様!あらんお兄ちゃん、すごく助かったよ」
と言って、今日何回目かわからないけど頭を撫でた。ふと、思いつきほっぺにキスをした。するとまたまたあおくんは面白いくらい顔を真っ赤にした。
「な、っ...!んもう!あらんお兄ちゃんいきなりどうしたの!?今までこんなことしてこなかったのに~!!」
と少し怒ってる。そんなところも可愛いなぁと思いながらルナちゃんをベットに運んで
「なんとなくしたくなっただけだよ。そろそろご飯の準備しよっか」
と言うとあおくんは「も~」と言いながらもついてきた。
しばらく2人で料理してると、玄関が開いた音がした。と同時に4人の「「ただいま~」」と「「おじゃまします」」が聞こえた。その声を聴いてあおくんと2人で顔を見合わせて玄関に走った。
そしてそのままの勢いでゆうくんに突撃すると難なく受け止めて抱っこしてくれた。
「今日はすごいお出迎えだなw」
と言って苦笑してる。あおくんの方を見るとクロくんに抱き着いていた。しばらく抱き着いて頬をすりすりしてたらフィリユスさんが耐えられなくなったのか
「そろそろ俺たちに気づけ?」
と言ってきた。リーゼさんもいるから仕方なくゆうくんから降りて
「えーと、とりあえず、あがってください!そして手を洗ったら、こちらのお部屋に来てくださいね!あっ、ゆうくんとクロくん2人のこと案内してあげて」
と言ってあおくんの手を取ってキッチンに向かった。すると
「ねぇ、あらんお兄ちゃん。絶対この量、みんなの分ないよね?」
と言われてしまった。そう、うっかり2人が来ることを忘れててご飯を普通に5人分の材料しか用意してなかった。うーん、カレーにするつもりだから別にルーは大丈夫だけどご飯が足りない...新しく炊いても1時間...まぁ、大丈夫か!
「あおくんはちょっと野菜切ってくれない?僕はお米炊くから」
と言うとすぐに行動してくれた。しばらくご飯の用意してるとルナちゃんを抱えたゆうくんとみんなが部屋に入ってきた。
「あっ、ちょっとまってくださいね!1時間ぐらい?待てます?」
と聞くとみんな大丈夫と言ってくれたのでとりあえずお茶を出した
「はい、どうぞ!あっ、ゆうくんとクロくんはお風呂入っちゃいなよ!」
と言うとギルマスさんが
「俺も入ってくればよかったなぁ」
と言ってる。なら
「フィリユスさんも入っていいですよ?なんなら泊まっていきます?明日暇ならお買い物手伝ってほしいですし」
と提案するとリーゼさんが
「いいのですか!?私、明日やることないので買い物は私がついていきますよ!」
となぜか目を輝かせて食い気味に来た。まぁ、断る理由もないしこっちからお願いしたことだからお礼を言い着替えを取りに行くといったフィリユスさんの手を取ってギルドの手前の路地に転移した。すると、びっくりしたギルマスさんが一瞬こっちを見たがそのまま僕を引っ張って家まで連れて行ってくれて玄関で待つこと数分、すぐに戻ってきたからそのまま転移して家に戻るとあおくんにじとーっと見つめられた
「あらんお兄ちゃん!なんで無言で魔法使うの!?急にいなくなっちゃたらびっくりするでしょ!」
と怒られたから素直に謝ったら抱っこを頼まれた。それはうれしいことだから断るわけもなく抱っこしてソファに座ってる。ちなみにフィリユスさんは帰ってきた瞬間にクロくんとゆうくんに連れられお風呂に向かった。あとはご飯が炊けるのを待つだけだからのんびりしてるとリーゼさんが
「ほんと、あおくんはあらんくんのこと好きですよね」
と言ってきた。それにあおくんは恥ずかしげもなく向きを変えて僕に抱き着いてきた
「あおはね!あらんお兄ちゃんがいないともう生きていけないくらい大好きなんだ!大人になってもずっと一緒にいるの!」
と言って強く抱きしめてきた。それに返しながら苦笑してるとリーゼさんが「いいですね~」と言って笑ってる。そこからあおくん達とのお話をしながら3人のことを待った。
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