神になった私は愛され過ぎる〜神チートは自重が出来ない〜

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第一章

ラミアンの最後

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「教皇陛下様、教会に到着致しました」

 マスティス家の家紋入りの馬車に乗ってきた事と事前に来訪する事を伝えていない為か教皇陛下が来たとは全く思っていない教会の者達はいつもの様に声をかける。
 殆どの者が教皇陛下ラミアン・ヴィカーの顔を知らないからだ。
 ムッとした表情で彼らを睨みつけるラミアンに戸惑うばかりなのは全く持って彼らに非はない。

「教皇陛下だ、頭を下げてひれ伏せ!」

 レスターの声に慌てて平伏す彼らは下っ端の下っ端。教皇をまだきちんと尊敬と畏怖を抱いている人達だ。
 そして彼らは今回の作戦については何も聞かされていない。敢えてそうする事でラミアン此方は何も気付いていない、と安易に思わせる事が出来るからだ。

 後ろから声をかけた男にラミアンは振り返りながら目を向ける。
 
「マスティス卿の所に居た者か」

「はい、レスター・サンダークと申します」

「ほう、ハーベスター家の分家か、成る程あの家は頭のキレる者が多い。家臣にするとは、やはりマスティスは中々見所があるようだ」

 作戦通り何の疑いもなく、寧ろレスターを、良く知っているかの様に褒めるラミアン。
 機嫌を良くしたラミアンはそのまま震える聖職者達を見下ろしながら教会へ歩を進める。レスターはその後を付いて歩くように共に歩を進める。

「げ、げげげ、猊下!本日はどの様なご用件で…」

「ビビアンに逢いに来た」

「ビビアン様に…、ビビアン司教様は奥の、け、賢者の祭壇にいらっしゃいます」

 布で吐き出す汗を拭いながらも、何とか話をする男にラミアンは視線を合わせる事もない。
 この男はビビアン曰く教皇側の人間。彼の媚びへつらう姿にレスターは嫌悪の視線を隠そうともしない。
 遺憾の表情のラミアンは今此処で唯一と言っても過言ではない仲間を視線を合わせる事もなくそのまま賢者の祭壇がある間へ向かう。

 賢者の祭壇は【賢者】が現れた時に祈りを捧げる特別な場所だ。【賢者】は神の言葉を聞ける者であり、またそれを民達に広める。その特別さ故、教皇陛下よりも上の立場になる。
 そして、その賢者の祭壇は普段開かれる事はない。その祭壇は賢者が現れた時にだけ開かれる開かずの間。それが今開かれている。

「おい、何故賢者の祭壇が開かれているのだ。【賢者】は聖王国から出ておらぬぞ」

 そして、その【賢者】は聖王国にいる事になっている。

「それが、本日現れたのです…」

 ラミアンは男を睨みつけ、それ以上何も喋らせないようにする。【賢者】はその時代に1人と決まっており、この数百年現れて居なかったのだ。

(今更、何故急に本物が現れるのだ…)

 ラミアンからすれば【賢者】は邪魔な存在。一瞬にしてその時代の王は【賢者】から地位を奪われ、悪事を暴かれ、国外に追放され…。勿論そうならなかった者もいるが、結局【賢者】に全てを奪われる。民からの崇拝や羨望の眼差し余す事なく受けていた筈が一瞬にしてそれらを奪われて憎悪や嫌悪に心を奪われ破滅し、彼らもまた同じく苦しい余生を送っていった。

(そんな事は起きてはならない。例え子供だろうが何だろうが直ぐにでも国へ連れ帰り軟禁、いや始末してしてしまわなければ、私の聖王国は終わる)

 段々と速くなっていく歩みからラミアンに余裕は感じられない。
 既に開け放たれている賢者の祭壇には多くの人々の姿があり、そしてその中心には見た事のある顔が2つ。

「な、何故、お前が!死んだのでは無かったのか!!」

 突然の怒号にその場にいる人達は皆ラミアンに視線を向ける。追い詰めるつもりが余裕がなくなったラミアンは既に開け放たれている祭壇に向かって突き進む。
 すかさず扉を閉じたレスター。
 そして近くに待機していたヴィンセントとベノボルトが扉に封印の魔法を施す。出入り口は今入って来た入り口一つだけなのでこれで逃げ道は完全に塞げただろう。
 ラミアンの逃亡を阻止するためにビビアン、ベノボルト、ヴィンセント、カイルの4人が1週間かけてこの部屋の隅々に至るまで隙間なく魔法封印を施したのでもう逃げ場はない。その魔法の痕跡に気づかれない様にその上からしっかりと隠蔽魔法も重ね掛けし、更に事前にマスティス家で渡した魔法石は持ち主のマナを意識しなければ分からない程度に吸収し続ける仕様だ。

 ラミアンの突然の怒号にもその場にいる人達は殆ど無反応だ。皆ビビアン側の信者達で少しだけだが、今回の事情を説明して協力を心良く引き受けてくれた貴族や豪族の人達で見知った顔もチラホラ混じっている。
 ラミアンは周りが見えていないのかベノボルトとヴィンセントにも気付かず、周りの視線すらお構なしに祭壇にいる2人に近付こうと足を止める事はない。

「それ以上近づくな、【賢者】様の前だぞ」

「お前こそ私が誰だか分かっているのか」

 その歩みをジャンによって一方的に止められて、ラミアンはジャンにニヒルな笑みを向ける。他国の王に立て付けば国際問題、はたまた戦争だって起こりかねない、とでも言いたそうだ。
 
 そうとはつゆ知らずラミアンは入り口の二の舞になるとニヒルな笑みで返す。

「分かっている。元教皇、ラミアン・ヴィカーだ」

「な、なに、を、言っている…。も、元…だ、と?」

 辺りを見渡す。いつもなら猊下!と近寄ってゴマを擦ってくる馬鹿な貴族共も、顔見知りの豪族の信者の達もその男の発言を肯定するように2人を見ている。
 勿論これは全てビビアンがこの作戦以前からラミアンを捕らえるためにビビアン側の信者が寝返ったかのように見せて油断させる準備して来ていたからだ。
 勿論全ての者が当てはまるではないが、この状況でラミアンを味方する者もジャンの発言を訂正する者も1人もいない。此処にいるラミアン側の人間達はティリスは嘘偽りのない本物の【賢者】である事を知っているからだ。

「ど、どうゆう事だ!な、何故私が…この私が…」

「それは私が説明しましょう」

 ティリスのよく通る清廉な声はその場の者達にも息を殺させる。
 深呼吸するティリス。ラミアンを一目見た瞬間、今までされて来た数々の仕打ちが蘇る。

 ーー馬用の鞭を何度も身体に打ち付けられ、罵声を浴びせられ、苦しむ様にゆっくりと刃物を押し付けられ、無理矢理犯された。どんなに声を上げようとも助けが来る事はなく、ただひたすらラミアンが飽きるか、朝が明けるまで耐え続ける。
 この日々は死ぬよりも辛いものだった。
 そしてラミアンも彼女に今まで何をしてきたのか。自分の行いを他人事のように思い出し、青ざめていく。

(何が何でも此処でラミアンを潰すんだ)
 
「先程皆様にお見せした通り、私、ティリス・ソラリアは女神ヴェルムナルドール様よりヴェルの名とクラス【賢者】を拝命しました。ヴェルムナルドール様はこう仰いました、とても人とは思えぬ非道徳で許されぬ行為を行い続ける聖王国ヴェルムを消して私の子とは認めぬ、と。私がヴェルムナルドール様より【賢者】に選ばれたのは私自身がラミアンの非道な行いの生き証人だからでしょう」

「認めないだと…。神は私を…いや、聖王国を潰すおつもりか…?」

「神に遣える国の王である筈のラミアンの行いにより、エンダの森で瘴気が漂い始め、魔物が増えています。今は帝国の騎士により抑えられておりますが、このままこの男を野放しにし続ければエルムダークは滅亡…終わるのです」

 ティリスの真剣な表情に誰もが息を飲む。
 それは彼女自身の清廉さと【賢者】というクラス、そして教皇として求められていたビビアンの存在。追い討ちを掛けるような滅亡の危機。
 全てが本当の事なのだ。エンダに瘴気が立ち込めている事もその原因の一部が聖王国である事も魔物が増えている事も。

「聖王国ヴェルムの罪とは何なのですか」

 静まり返っていた賢者の祭壇に突然聞こえてきたハッキリとした声にまた視線が集まる。

「教皇、枢機卿は自らの至福を肥やす為にたくさんの者を陥れて来ました。枢機卿ライデンは偽物の水晶鏡を流し富え、ディスクラムは年増も行かぬ子供達を慰み者にし、マスカスは教会への献金を着服し、教皇ラミアンは奴隷を買い女性達に暴力を振るい薬漬けにし慰み者にしてきました。そして、その息子は父と同じ道を行き信者の娘達を食ってきたのです。欲を絶ち、民に身を捧げる神の使いが神の言葉を無視し自らの欲ばかりを満たし、世界樹を汚したのです」

 レスターからのバトンを受け取り、数々の罪を告白したティリスは亡くなっていった者への祈りを祭壇へ捧げ、神へ慈悲を乞う。
 それと同時に観覧席に座っている数人が慈悲を乞うかのように項垂れる。此処に居るのは勿論殆どビビアン側の人間だが、一部枢機卿達に加担していた者達が混じっている。
 ラミアンを追放すると同時にそれら聖王国の膿を一掃する為に予め此処に呼んでいた。

「聖王国ヴェルムは女神ヴェルムナルドール様を讃える為、賜るお言葉を広める為、その知識を民や世界を導く為有ります。どうか女神様との繋がりをこの世界の全ての民の為、お切りになられないで頂きたく存じます。全ての責任を【賢者】ティリスが担うと誓います。どうか、どうか、その大きな御心でご慈悲を!」

 ーーーいいでしょう 【賢者】ティリス 貴方に免じて 今回限りはその言葉を信じましょう 決して違えぬように願います

(ん…?あれ?こんなの挟む予定だったけ…?)

 部屋の隅の方で大人しく成り行きを見守っていたリーンは突然聞こえて来た声の方に目を向ける。その場にいる人は皆同じく光り輝く月のような球体に視線を奪われる。しかも不思議な事にその声は耳ではなく頭の中に直接入り込んで来たのだ。

「はい、女神ヴェルムナルドール様のご慈悲に報いるよう生涯をかけて責任を果たします」

「くそ!『ポスト、クロマティロ』」

 静まり返る賢者の祭壇。

「ど、どう言う事だ…『ポスト!リコメリジョ!』」

 それが詰みだった。流石のラミアンもこれには絶望した事だろう。仕切りに転移魔法を行使しようと叫び続けている。
 だが、勿論予め施されている魔法達によってこの空間では魔法も使えなければ、技能やスキルも使えない。何故なら魔石がラミアンのマナを吸い続けているからだ。
 技能やスキルを使うにはマナを消費する。勿論マナがあれば使えるのだが、あっても使えない場合がある。それがマナを吸われている時だ。マナが消費されている間は魔法を行使し続けている状態となり、技能やスキルは同時に使えない。その特性を活かしてスキルキャンセラーを可能としたのだ。

 全く状況を理解出来ず焦るラミアンからビビアンは転移結晶を取り上げ、身体検査も入念に行う。またトットの時のように血塗りの魔法陣を持っていないとも限らない。全てを確認し終える。
 絶望して尸と化したラミアンはブツブツと何か呟いているが、それに耳を傾ける者は居ない。警ら隊に引き摺られて行くが、それに対しても目や心を向けるものは1人もいなかった。

 それはそれは本当に呆気ない最後だった。
 

 
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