59 / 65
神殿送りになった転生ヒロイン、隣国の皇太子のMっ気を開花させてしまったので責任を取ります
皇妃様は天から遣わされた天女なので非常識でも仕方ない
しおりを挟む
「うひゃあ~とうとう戴冠式がきちゃった~」
「その気の抜けた話し方をやめろ」
「だって本当にドン引きしてるんだもん」
私たちは今、皇城のテラスで、鼓膜が破れそうな爆音の歓声の中で優雅に手を振っている。顔には2人とも完璧な微笑を浮かべているが、根が小心者の私は内心ビビりまくっていた。
「いや本当に私で良いの?」
「今更か?こんなに帝都の民が狂喜して歓迎して集まっているのに?」
「……本当になんでこんなに集まってんのよ」
「そりゃお前が妃になる歴史的瞬間を見届けるためだろう」
「えぇ……」
帝国民たちが押し寄せて、ウゴウゴと蠢いている鮨詰めの大広場を見下ろしながら、私は引き攣りそうな笑顔を必死に美しいバランスに保っていた。本当に何でこんなに集まってんのよ。これ、誰か一人でも倒れたら、ドミノ倒しに地獄の大事故が起こるわよ?この世界はみんな足腰が強いから平気なの?……やめよう妙なフラグを立てるのは。式の前に魔力ぶっ放してヘロヘロで冠を戴くのは勘弁だわ。神様、どうか人々にご加護を。
「ねぇ、本当に今更だけど、大丈夫なの?」
「何が?」
テラスから室内に入り、戴冠式の準備のため一時的にふたりきりになったタイミングで、私はもう一度アルベルトに声をかけた。
「私、隣の国の平民よ?アリなの?」
「アリだ。お前は天が俺を帝位につけるために遣わせた天女なんだからな」
「天女じゃなくて聖女だけど」
最近あっちこっちで「天女様」と拝まれて落ち着かないのよねぇと思いながら訂正すれば、アルベルトは片方だけ口角をあげて、以前よく見た意地の悪そうな顔で笑った。
「民草の間では天女ってことになってんだよ。天女を妻とするなんてさすがは新皇帝陛下って言われてるんだから、今更お前に逃げられたら俺の方が困る。天女に嫌われたなんて天意がないと思われてしまうからな」
お調子者の私が調子に乗っている間に、気づけば外堀が埋まっていて、私が正気にかえっ……いや、冷静な客観性を取り戻した時には、もう結婚しないとどうにもならなくなっていた。まったく、どこのどいつか知らないが、手際が良いモノである。
「んー、そうねぇ。でも、悪さして神殿送りになった女よ?大丈夫なの?髪はまだ肩につかない短さなんだけど」
「未遂だろ?ならば問題はない」
そう言い切った後で、アルベルトはものすごく嫌そうに顔を歪め、忌々しそうに舌打ちした。
「……強姦未遂……他の男に夜這い……くそ、言うな思い出させるな!嫉妬に狂いそうだ!」
「……んふっ、あははははっ」
本気で怒り出したアルベルトに私は気が抜けて笑い出した。
「それこそ、未遂なんだからいいでしょ?」
しょっちゅう過去を思い出しては嫉妬ばかりしている男に、私はニヤニヤしながら体を寄せた。コーリー様のお顔は本当に私の理想そのものだったけれど、アルベルトは中身がとっても私好みだ。なんて単純で扱いやすくて可愛いんだろうか。これまで女に騙されなかったのが奇跡である。ハニートラップどころじゃなく不安定だったこの国の情勢に感謝だ。
「もぉ~忘れちゃったの?……私のハジメテを奪ったのは、アルベルトでしょ?♡」
逞しい肩に手を置いて、爪先立ちで伸び上がって耳元で囁く。そして、私の意図を察して顔を寄せてくれたアルベルトの耳孔にふぅ、と甘い吐息を吹きかけ、耳朶を甘噛みした。
「アルベルトの白いトロトロと、私の破瓜の赤が混ざって、可愛いピンクに染まったの、忘れちゃったの?……アルベルトの太ぉいモノを抜いたら、私の白い太腿にたらぁっと垂れてきたでしょう?」
「ぐうっ」
そんな情景なんて正直見た覚えはないけれど、脳内で十八禁ゲームの最強にエロいスチルをイメージしながら、甘い声で描写する。仕上げにペロリと耳輪を舐め上げて顔を離せば、アルベルトはグーグーと妙な声で鳴いて悶えた。
「クソッ腰に……きた……ッ」
「んふふっ、本当に万年発情期なのね、この駄犬♡」
「ふゃっ」
お仕置き、と呟いてキツく耳朶を噛めば、アルベルトは変な喘ぎ声をあげて膝から崩れ落ちかけた。
「くぅッ、早く寝室に戻りたいッ!」
「ばーか……まったく」
目にハートを浮かべてヘロヘロ顔になってしまったアルベルトに、私は笑いを噛み殺す。形の良い鼻を引っ張って顔をこちらに近づけ、再び私は唇を耳元に寄せた。
「今はお利口さんにカッコイイ皇帝陛下をしてね?……そうしたら、ご褒美にあとでたっぷり踏んであげるからね♡」
「うっ」
わざと吐息を吹きかけながら囁き、体を擦り寄せる。その時偶然私の胸がアルベルトの太い腕に押し付けられた。ついでに腰を擦り寄せれば、既に兆していた下半身が私の下腹をゴリっと抉る。
「んっ、もう硬くなってるじゃなぁい……夜が楽しみね♡」
「ぅ、ユリア~ァ!?」
あらゆる刺激が股間を直撃したらしいアルベルトは、涙目で私を睨んできた。
「お前、わざとやってるだろう!?」
「ふふっ、当たり前でしょ?」
どんどん前屈みになりながら私を見上げてくる皇帝陛下は、大層情けない。そこが可愛くてしかたない。
「アナタだって期待してたくせに」
いちゃついている皇帝夫妻を遠巻きに見守っている馴染み顔の騎士くんが、こちらに声をかけるタイミングを見計らっているのを横目に、私は可愛い私の皇帝に口付けた。
「夜まで待ちなさい?たっぷり可愛がってあげるから」
今夜も楽しみにしていてね、私の可愛い旦那様。
徹底的にアナタの弱いトコロを責めて、心ゆくまで快感堕ちさせてあげるわ。
なにせ聖女のSはドSのSで、サービスのSなのだから♡
「その気の抜けた話し方をやめろ」
「だって本当にドン引きしてるんだもん」
私たちは今、皇城のテラスで、鼓膜が破れそうな爆音の歓声の中で優雅に手を振っている。顔には2人とも完璧な微笑を浮かべているが、根が小心者の私は内心ビビりまくっていた。
「いや本当に私で良いの?」
「今更か?こんなに帝都の民が狂喜して歓迎して集まっているのに?」
「……本当になんでこんなに集まってんのよ」
「そりゃお前が妃になる歴史的瞬間を見届けるためだろう」
「えぇ……」
帝国民たちが押し寄せて、ウゴウゴと蠢いている鮨詰めの大広場を見下ろしながら、私は引き攣りそうな笑顔を必死に美しいバランスに保っていた。本当に何でこんなに集まってんのよ。これ、誰か一人でも倒れたら、ドミノ倒しに地獄の大事故が起こるわよ?この世界はみんな足腰が強いから平気なの?……やめよう妙なフラグを立てるのは。式の前に魔力ぶっ放してヘロヘロで冠を戴くのは勘弁だわ。神様、どうか人々にご加護を。
「ねぇ、本当に今更だけど、大丈夫なの?」
「何が?」
テラスから室内に入り、戴冠式の準備のため一時的にふたりきりになったタイミングで、私はもう一度アルベルトに声をかけた。
「私、隣の国の平民よ?アリなの?」
「アリだ。お前は天が俺を帝位につけるために遣わせた天女なんだからな」
「天女じゃなくて聖女だけど」
最近あっちこっちで「天女様」と拝まれて落ち着かないのよねぇと思いながら訂正すれば、アルベルトは片方だけ口角をあげて、以前よく見た意地の悪そうな顔で笑った。
「民草の間では天女ってことになってんだよ。天女を妻とするなんてさすがは新皇帝陛下って言われてるんだから、今更お前に逃げられたら俺の方が困る。天女に嫌われたなんて天意がないと思われてしまうからな」
お調子者の私が調子に乗っている間に、気づけば外堀が埋まっていて、私が正気にかえっ……いや、冷静な客観性を取り戻した時には、もう結婚しないとどうにもならなくなっていた。まったく、どこのどいつか知らないが、手際が良いモノである。
「んー、そうねぇ。でも、悪さして神殿送りになった女よ?大丈夫なの?髪はまだ肩につかない短さなんだけど」
「未遂だろ?ならば問題はない」
そう言い切った後で、アルベルトはものすごく嫌そうに顔を歪め、忌々しそうに舌打ちした。
「……強姦未遂……他の男に夜這い……くそ、言うな思い出させるな!嫉妬に狂いそうだ!」
「……んふっ、あははははっ」
本気で怒り出したアルベルトに私は気が抜けて笑い出した。
「それこそ、未遂なんだからいいでしょ?」
しょっちゅう過去を思い出しては嫉妬ばかりしている男に、私はニヤニヤしながら体を寄せた。コーリー様のお顔は本当に私の理想そのものだったけれど、アルベルトは中身がとっても私好みだ。なんて単純で扱いやすくて可愛いんだろうか。これまで女に騙されなかったのが奇跡である。ハニートラップどころじゃなく不安定だったこの国の情勢に感謝だ。
「もぉ~忘れちゃったの?……私のハジメテを奪ったのは、アルベルトでしょ?♡」
逞しい肩に手を置いて、爪先立ちで伸び上がって耳元で囁く。そして、私の意図を察して顔を寄せてくれたアルベルトの耳孔にふぅ、と甘い吐息を吹きかけ、耳朶を甘噛みした。
「アルベルトの白いトロトロと、私の破瓜の赤が混ざって、可愛いピンクに染まったの、忘れちゃったの?……アルベルトの太ぉいモノを抜いたら、私の白い太腿にたらぁっと垂れてきたでしょう?」
「ぐうっ」
そんな情景なんて正直見た覚えはないけれど、脳内で十八禁ゲームの最強にエロいスチルをイメージしながら、甘い声で描写する。仕上げにペロリと耳輪を舐め上げて顔を離せば、アルベルトはグーグーと妙な声で鳴いて悶えた。
「クソッ腰に……きた……ッ」
「んふふっ、本当に万年発情期なのね、この駄犬♡」
「ふゃっ」
お仕置き、と呟いてキツく耳朶を噛めば、アルベルトは変な喘ぎ声をあげて膝から崩れ落ちかけた。
「くぅッ、早く寝室に戻りたいッ!」
「ばーか……まったく」
目にハートを浮かべてヘロヘロ顔になってしまったアルベルトに、私は笑いを噛み殺す。形の良い鼻を引っ張って顔をこちらに近づけ、再び私は唇を耳元に寄せた。
「今はお利口さんにカッコイイ皇帝陛下をしてね?……そうしたら、ご褒美にあとでたっぷり踏んであげるからね♡」
「うっ」
わざと吐息を吹きかけながら囁き、体を擦り寄せる。その時偶然私の胸がアルベルトの太い腕に押し付けられた。ついでに腰を擦り寄せれば、既に兆していた下半身が私の下腹をゴリっと抉る。
「んっ、もう硬くなってるじゃなぁい……夜が楽しみね♡」
「ぅ、ユリア~ァ!?」
あらゆる刺激が股間を直撃したらしいアルベルトは、涙目で私を睨んできた。
「お前、わざとやってるだろう!?」
「ふふっ、当たり前でしょ?」
どんどん前屈みになりながら私を見上げてくる皇帝陛下は、大層情けない。そこが可愛くてしかたない。
「アナタだって期待してたくせに」
いちゃついている皇帝夫妻を遠巻きに見守っている馴染み顔の騎士くんが、こちらに声をかけるタイミングを見計らっているのを横目に、私は可愛い私の皇帝に口付けた。
「夜まで待ちなさい?たっぷり可愛がってあげるから」
今夜も楽しみにしていてね、私の可愛い旦那様。
徹底的にアナタの弱いトコロを責めて、心ゆくまで快感堕ちさせてあげるわ。
なにせ聖女のSはドSのSで、サービスのSなのだから♡
0
あなたにおすすめの小説
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
愛されないと吹っ切れたら騎士の旦那様が豹変しました
蜂蜜あやね
恋愛
隣国オデッセアから嫁いできたマリーは次期公爵レオンの妻となる。初夜は真っ暗闇の中で。
そしてその初夜以降レオンはマリーを1年半もの長い間抱くこともしなかった。
どんなに求めても無視され続ける日々についにマリーの糸はプツリと切れる。
離縁するならレオンの方から、私の方からは離縁は絶対にしない。負けたくない!
夫を諦めて吹っ切れた妻と妻のもう一つの姿に惹かれていく夫の遠回り恋愛(結婚)ストーリー
※本作には、性的行為やそれに準ずる描写、ならびに一部に性加害的・非合意的と受け取れる表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※ムーンライトノベルズでも投稿している同一作品です。
愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました
Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。
そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。
相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。
トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。
あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。
ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。
そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが…
追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。
今更ですが、閲覧の際はご注意ください。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる