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葵の受難
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大和は自分に降り注ぐ警戒心に満ちた視線に少し辟易していた。
まあ、俺は異物だからな。
そもそもお嬢様達には俺のような男と接する機会も少ないのだろうしな。
そして降り注ぐ視線の中で一際厳しい視線を注いでいるのはやはり葵である。
あの目は俺のことを虫けらのように蔑んでいるな。
でもなんだろうあの目に妙に親近感を覚えるんだが?
大和は気づいていないのだ。
普段の自分が女達を弄ぶ時にどんな視線で女達を見ているかに。
そう、葵が大和に向ける視線は大和が普段自分の女達に向けている視線そのものなのだ。
そして大和はそれに気づかない中で近親憎悪に近い感情を葵に感じている。
自分が普段奴隷として扱ってる女達と同じように見られていることを潜在意識が許せないのだ。
「ねえ、黒髪の君、そう、君だよ。
なんでそんな虫けらを見るような目で僕を見るのかな?」
大和から突然向けられた言葉、不意打ちのように掛けられた言葉に葵は一瞬戸惑うが、すぐに獰猛な笑みを大和に向ける。
「あら、大和さんでしたかしら?
私のことがそんなに気になりますの?」
「いや、お前が俺のことを気にしているのだろう」
「私が、貴方のことを気にする??
少し自意識が過剰ではありませんか」
「ふ~ん、お前は誰彼構わずに敵意をむけるのか?」
「はあ~、そんな訳はありませんわ。
でも、男の身で私たちの花園に踏み込んだ害虫を駆除しなければという使命感ぐらいはありますわ」
「お前は先生の話を聞いていなかったのか?
俺は請われてこのフェリーチェ女学院に転校してきたんだぞ」
「そう言えば貴方は敏腕のスポーツトレーナーという触れ込みでしたわね」
「ああ、俺と組みたいアスリートは山ほどいるな。
それもみんなオリンピックやW杯の常連だ。
そんな俺がアマチュアの高校生の面倒を見るんだぞ。
学校は三顧の礼を持って俺をスカウトしたんだ。
それを害虫とは随分と失礼な話だな」
「それは申し訳ありません、と謝るのが適当なのかしらね。
でもね、言葉だけならなんとでも言えるわ。
そんな言葉だけで貴方が凄い人として、このクラスに受け入れられると思っているのかしら?」
葵の言葉にクラスの女生徒達は頷いている。
だってあまりに非常識だから。
男がクラスメートなことに納得など出来ないのだ。
「ふ~ん、俺の実力を知りたいのかな?」
「ええ、こんな非常識がまかり通ると納得出来るだけのものを是非見せて頂きたいものですわ」
「よかろう、見せてやるよ」
大和にとってこの展開は渡りに船なのだ。
なにしろ女の体を躾けるのは大和大好物なのだから。
「そう、何を見せてくれるのかしら?」
「俺のスポーツトレーナーとしての実力さ。
それ以外にないだろう。
お前が求めたんだからお前を使って証明するからな」
「私を使う?
いったい何をするのかしら?」
「俺がマッサージをすることでお前の垂直跳びの記録を10cm伸ばしてやる」
「私にマッサージをするですって!
いやよ、貴方になんか触れられたくないわ」
「なんだ逃げるのか」
「逃げる、この私が貴方から逃げると言うの。
ふざけないでよ!
私は貴方から逃げたりなんか決してしないから」
「そう、ならマッサージを受けるんだな」
「マッサージって貴方私の体に触ることが目的なんでしょう」
「お前のその貧相な体に触れることになんの意味があるんだ?
自惚れるのも大概にしろよ」
「ひ、貧相ですって、ふざけないでよ。
私が何度モデルのスカウトを受けたと思ってるの。
そ、それを貧相だなんて!」
「分かりやすくお前の体になんて興味は無いって言っただけだ。
それで、どうするんだ?
散々俺のことを侮辱しておいて逃げるのか?」
「逃げる、この私の辞書には逃げるなんて言葉は無いわよ!
いいでしょう、その挑戦受けてあげるわ」
所詮、葵は高校生、大和に簡単に丸め込まれてしまう。
「それじゃ、クラスのみんなが証人だからな。
まずは垂直跳びだ、普段の記録を見せてみろよ」
「あら、それなら必要無いわ。
この間図ったばかりだもの。
私の記録は40cmよ」
「そうか、ではマッサージをするからこの椅子に座るんだ」
「ちょ、ちょっと待ってよ。
貴方、マッサージって私のどこにする気なの」
「そんなの脚に決まってるだろ」
「脚、脚ってどこまでよ」
「足首から太ももまでだ。
そんなの当たり前だろう」
大和の言葉にクラスの空気が凍りつく。
そして驚きの声があちこちであがる。
「ねえ、今太ももっていいましたわよね」
「ええ、確かに」
「それってスカートの中に手を入れるってことですわよね」
「きゃ~、破廉恥、破廉恥ですわ」
葵も顔を真っ赤にして少し震えている。
「いやか、いやなら辞めるぞ。
その変わり、今後は根拠もなく俺を非難することは許さないけどな。
まあ、ネンネなお嬢様には刺激が強すぎたか」
大和は挑発する、葵の性格を理解した上でだ。
「待ちなさいよ。
さっき言った通りに私の辞書には逃げるって言葉は無いのよ。
受けて立ってあげるわ。
その変わり、マッサージを受けても私の垂直跳びが50cmを超えなかったら貴方、自主退学なさい。
それが条件よ」
葵だって気づいているのだ。
40cmから50cm。
マッサージをしただけで記録が25%も上がる、そんなことはありえないことを。
だから強気になる。
退学を賭けて受けるような話では無いのだ。
「いいだろう、その話受けてやるよ。
その代わり真剣にジャンプしろよ」
でも、大和は賭けを受けてしまう。。
そうなれば葵も引けないのだ
「もちろんよ、私の辞書にはずるって言葉も無いもの」
「いいだろう、賭けは成立だな。
じゃあ、始めるぞ」
大和はそう言い放つと葵の前に膝間付く。
「ヒッ」
思わず息を飲む葵。
そんな葵を気にすることも無く、大和の手が葵の足首に触れる。
びくっ
震える葵。
男に足首を触られたことなど葵には一度も無いのだ。
逃げ出したい!
その気持ちを葵は必死に抑え込む。
「ふ~ん、やっぱりな。
素質はあるのにもったい無いことだ」
そう言って大和は葵の足首にマッサージとストレッチを行う。
それは何の変哲も無いマッサージとストレッチだ。
なのに葵の体には劇的な変化が起こる。
それは勿論、マッサージやストレッチがもたらすものでは無い。
大和が自分の能力を発揮しているのだ。
葵の神経系を完全に大和は掌握して弄ぶ。
葵は足首から甘美な感覚が上がってくることに戸惑っている。
これはまるで自分で自分を慰めている時と同じ。
そう、いくらお嬢様とはいえ、性知識も制欲もあるのだ。
だから自慰だってしたことぐらいはある。
その時と同じ感覚が葵を襲い始める。
だめ、だめよ、みなさんが私を見ている。
そう、周りには興味津々で葵と大和を見つめるクラスメート達がいる。
そしてその目を意識することで葵の中に芽生えた快感はなぜか増幅されてしまう。
わああ、む、むり、もうむり!
気がつけば大和の手は葵のスカートの中に潜り込んでいる。
頭がはち切れそうな快感に襲われている葵はそれを咎める余裕すら無い。
声、声が出ちゃう、我慢できない。
それに溢れてきちゃう。
だめ濡れちゃう。
でも声は出せない。
溢れることも濡れることも無い。
体も動かない。
葵の体は大和に完全にコントロールされているせいだ。
快感に取り込まれる葵。
でも、見た目は何も感じていないクールな葵のまま。
大和がそうしているから。
葵の精神は悲鳴をあげる。
激しい快感が何度も襲うのだ。
そして感じるたびにクラスメートの視線に怯えてしまう。
こんな破廉恥の私をみんなが見ている。
でも、体を動かして逃げることも声を上げることも出来ない
衆人環視のなか葵は何度も何度も達してしまう。
気がつけばクラスメートの視線に晒されることさえ快感になりつつある。
クールな姿の葵と裏腹に快感に溺れる葵の精神。
葵ただただ快感の海に溺れ続ける。
葵は大和にあがなえない!
まあ、俺は異物だからな。
そもそもお嬢様達には俺のような男と接する機会も少ないのだろうしな。
そして降り注ぐ視線の中で一際厳しい視線を注いでいるのはやはり葵である。
あの目は俺のことを虫けらのように蔑んでいるな。
でもなんだろうあの目に妙に親近感を覚えるんだが?
大和は気づいていないのだ。
普段の自分が女達を弄ぶ時にどんな視線で女達を見ているかに。
そう、葵が大和に向ける視線は大和が普段自分の女達に向けている視線そのものなのだ。
そして大和はそれに気づかない中で近親憎悪に近い感情を葵に感じている。
自分が普段奴隷として扱ってる女達と同じように見られていることを潜在意識が許せないのだ。
「ねえ、黒髪の君、そう、君だよ。
なんでそんな虫けらを見るような目で僕を見るのかな?」
大和から突然向けられた言葉、不意打ちのように掛けられた言葉に葵は一瞬戸惑うが、すぐに獰猛な笑みを大和に向ける。
「あら、大和さんでしたかしら?
私のことがそんなに気になりますの?」
「いや、お前が俺のことを気にしているのだろう」
「私が、貴方のことを気にする??
少し自意識が過剰ではありませんか」
「ふ~ん、お前は誰彼構わずに敵意をむけるのか?」
「はあ~、そんな訳はありませんわ。
でも、男の身で私たちの花園に踏み込んだ害虫を駆除しなければという使命感ぐらいはありますわ」
「お前は先生の話を聞いていなかったのか?
俺は請われてこのフェリーチェ女学院に転校してきたんだぞ」
「そう言えば貴方は敏腕のスポーツトレーナーという触れ込みでしたわね」
「ああ、俺と組みたいアスリートは山ほどいるな。
それもみんなオリンピックやW杯の常連だ。
そんな俺がアマチュアの高校生の面倒を見るんだぞ。
学校は三顧の礼を持って俺をスカウトしたんだ。
それを害虫とは随分と失礼な話だな」
「それは申し訳ありません、と謝るのが適当なのかしらね。
でもね、言葉だけならなんとでも言えるわ。
そんな言葉だけで貴方が凄い人として、このクラスに受け入れられると思っているのかしら?」
葵の言葉にクラスの女生徒達は頷いている。
だってあまりに非常識だから。
男がクラスメートなことに納得など出来ないのだ。
「ふ~ん、俺の実力を知りたいのかな?」
「ええ、こんな非常識がまかり通ると納得出来るだけのものを是非見せて頂きたいものですわ」
「よかろう、見せてやるよ」
大和にとってこの展開は渡りに船なのだ。
なにしろ女の体を躾けるのは大和大好物なのだから。
「そう、何を見せてくれるのかしら?」
「俺のスポーツトレーナーとしての実力さ。
それ以外にないだろう。
お前が求めたんだからお前を使って証明するからな」
「私を使う?
いったい何をするのかしら?」
「俺がマッサージをすることでお前の垂直跳びの記録を10cm伸ばしてやる」
「私にマッサージをするですって!
いやよ、貴方になんか触れられたくないわ」
「なんだ逃げるのか」
「逃げる、この私が貴方から逃げると言うの。
ふざけないでよ!
私は貴方から逃げたりなんか決してしないから」
「そう、ならマッサージを受けるんだな」
「マッサージって貴方私の体に触ることが目的なんでしょう」
「お前のその貧相な体に触れることになんの意味があるんだ?
自惚れるのも大概にしろよ」
「ひ、貧相ですって、ふざけないでよ。
私が何度モデルのスカウトを受けたと思ってるの。
そ、それを貧相だなんて!」
「分かりやすくお前の体になんて興味は無いって言っただけだ。
それで、どうするんだ?
散々俺のことを侮辱しておいて逃げるのか?」
「逃げる、この私の辞書には逃げるなんて言葉は無いわよ!
いいでしょう、その挑戦受けてあげるわ」
所詮、葵は高校生、大和に簡単に丸め込まれてしまう。
「それじゃ、クラスのみんなが証人だからな。
まずは垂直跳びだ、普段の記録を見せてみろよ」
「あら、それなら必要無いわ。
この間図ったばかりだもの。
私の記録は40cmよ」
「そうか、ではマッサージをするからこの椅子に座るんだ」
「ちょ、ちょっと待ってよ。
貴方、マッサージって私のどこにする気なの」
「そんなの脚に決まってるだろ」
「脚、脚ってどこまでよ」
「足首から太ももまでだ。
そんなの当たり前だろう」
大和の言葉にクラスの空気が凍りつく。
そして驚きの声があちこちであがる。
「ねえ、今太ももっていいましたわよね」
「ええ、確かに」
「それってスカートの中に手を入れるってことですわよね」
「きゃ~、破廉恥、破廉恥ですわ」
葵も顔を真っ赤にして少し震えている。
「いやか、いやなら辞めるぞ。
その変わり、今後は根拠もなく俺を非難することは許さないけどな。
まあ、ネンネなお嬢様には刺激が強すぎたか」
大和は挑発する、葵の性格を理解した上でだ。
「待ちなさいよ。
さっき言った通りに私の辞書には逃げるって言葉は無いのよ。
受けて立ってあげるわ。
その変わり、マッサージを受けても私の垂直跳びが50cmを超えなかったら貴方、自主退学なさい。
それが条件よ」
葵だって気づいているのだ。
40cmから50cm。
マッサージをしただけで記録が25%も上がる、そんなことはありえないことを。
だから強気になる。
退学を賭けて受けるような話では無いのだ。
「いいだろう、その話受けてやるよ。
その代わり真剣にジャンプしろよ」
でも、大和は賭けを受けてしまう。。
そうなれば葵も引けないのだ
「もちろんよ、私の辞書にはずるって言葉も無いもの」
「いいだろう、賭けは成立だな。
じゃあ、始めるぞ」
大和はそう言い放つと葵の前に膝間付く。
「ヒッ」
思わず息を飲む葵。
そんな葵を気にすることも無く、大和の手が葵の足首に触れる。
びくっ
震える葵。
男に足首を触られたことなど葵には一度も無いのだ。
逃げ出したい!
その気持ちを葵は必死に抑え込む。
「ふ~ん、やっぱりな。
素質はあるのにもったい無いことだ」
そう言って大和は葵の足首にマッサージとストレッチを行う。
それは何の変哲も無いマッサージとストレッチだ。
なのに葵の体には劇的な変化が起こる。
それは勿論、マッサージやストレッチがもたらすものでは無い。
大和が自分の能力を発揮しているのだ。
葵の神経系を完全に大和は掌握して弄ぶ。
葵は足首から甘美な感覚が上がってくることに戸惑っている。
これはまるで自分で自分を慰めている時と同じ。
そう、いくらお嬢様とはいえ、性知識も制欲もあるのだ。
だから自慰だってしたことぐらいはある。
その時と同じ感覚が葵を襲い始める。
だめ、だめよ、みなさんが私を見ている。
そう、周りには興味津々で葵と大和を見つめるクラスメート達がいる。
そしてその目を意識することで葵の中に芽生えた快感はなぜか増幅されてしまう。
わああ、む、むり、もうむり!
気がつけば大和の手は葵のスカートの中に潜り込んでいる。
頭がはち切れそうな快感に襲われている葵はそれを咎める余裕すら無い。
声、声が出ちゃう、我慢できない。
それに溢れてきちゃう。
だめ濡れちゃう。
でも声は出せない。
溢れることも濡れることも無い。
体も動かない。
葵の体は大和に完全にコントロールされているせいだ。
快感に取り込まれる葵。
でも、見た目は何も感じていないクールな葵のまま。
大和がそうしているから。
葵の精神は悲鳴をあげる。
激しい快感が何度も襲うのだ。
そして感じるたびにクラスメートの視線に怯えてしまう。
こんな破廉恥の私をみんなが見ている。
でも、体を動かして逃げることも声を上げることも出来ない
衆人環視のなか葵は何度も何度も達してしまう。
気がつけばクラスメートの視線に晒されることさえ快感になりつつある。
クールな姿の葵と裏腹に快感に溺れる葵の精神。
葵ただただ快感の海に溺れ続ける。
葵は大和にあがなえない!
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