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12話 城の見える風景
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本当は、疲れ切っていて直ぐにでもベットにダイブしたかったけれど、ぐっとこらえて歯を磨き、シャワーを浴びる。なんか色々ありすぎて1週間ぶりぐらいに布団に入る気がする。
何とか眠気を我慢して頭を乾かしたけど、布団に転がった後は直ぐに記憶が無くなった。
目が覚めた瞬間、昨日の事は夢かと思った。
慌てて起き上がってベットの横にある壁に手をかざすと、扉の形が浮き上がってきて夢ではなかったことが分かりホッとする。
急いで着替える。トーストと野菜ジュースだけの簡単な朝食をこれまた大急ぎでとって、また扉の所に戻った。そーっと扉を開けると、薄暗い食品庫の中に出た。
更に外に出る扉を開けると、こっちの世界も明るい陽ざしが、台所とガランとした部屋に眩しく差し込んでいた。
「おっはよー!」
爽やかな朝の空気に似合わないとぼけた声がコンロの方から掛けられる。
いや、朝の挨拶だから元気が良くていいのか?
「お前の叔母さんはいったん宿へ戻るってさ!俺、伝言頼まれたんだ!」
人型を取ったカネルがコンロ台の上で、踊るようにひらひらしながら自慢気に言う。
まるで、お使いを頼まれた子供が上手くいって自慢しているようで可愛い。
「分かった。ありがとうカネル。宿の方へ行ってみるよ。」
カネルにお礼を言って、道を挟んで反対側の宿へと向かう。
「...。お、おう。へへへ、お礼を言われるほどの事じゃ...。」
カネルが嬉しそうに悶えているのには気づかなかった。
もしかして、宿も朝食時で忙しいのかもと思い、ソロソロと扉を開けてみる。
予想に反して、食堂には誰もおらずガランとしていた。
昨日と違うのは日の光が差し込んでこちらも明るく見えるからか。
奥に向かうと厨房の方から叔母さんの声が聞こえてくる。
「おはようございます。」で時間帯的には合っているのだろうか?
恐る恐るカウンター越しに声を掛けてみると、直ぐに叔母さんが出て来た。
「ああ、来た来た。おはよう。」
叔母さんの後ろには白い服を着た(たぶんコック服?)男の人も出てきてニコニコ笑っている。
昨日も肉じゃがを作るのに鍋を貸してくれたり、材料を提供してくれた宿のご主人のバルトさんだ。
「やあ、おはよう!」
背の高い叔母さんよりも更に頭一つ大きい。服越しにがっちりした体格が良く分かり、料理人というよりはスポーツ選手みたいだ。
「昨日はありがとうございました。」一言お礼を言って頭を下げる。
「いやいや。それよりさっき聞いたけど、向かいの家に引っ越してくるんだって?」
「ええっと。」
いや正確には叔母さんと交互に住むことになると思うけど?
引っ越して来るであっているのか?叔母さんを見ると目配せをしてくる。
それで、その辺りの事は言われたとおりに答えておいた方が良さそうだと思い
「は、はい。よろしくお願いいたします。」
と答えておく。
「じゃあ、そのための準備もあるから私はもう上がるよ?」
叔母さんはエプロンを外すと壁のフックに掛けた。
「ああ、もう一段落ついたからこっちは大丈夫だ。行っておいで。」
バルトさんは笑顔でそう答えると奥の厨房に戻っていった。
叔母さんは宿を出ると目の前の道を右に向かって歩いていく。
「交互に住むとかいったら何でってことになるだろ?色々と説明するのは面倒だからな。」
あ、それはそうか。こっちの世界でも普通の人に別の世界から来ました~なんて言ったら奇異の目で見られるのか。
「叔母さんは、この世界に来てからずっとあの宿で働いているの?」
「ああ、ちょうどバルトの奥さんが遠くに嫁に行った娘の出産の手伝いで留守にすることになってね。住み込みで雇ってもらったんだ。それより、あの空き家の中を確認してみたけど、家具以外は何もなかったよ。生活するには色々揃えないとね。」
「うん。とりあえず、鍋とか食器とかかな?」
なんと言ってもここにいる条件がクローディアのご飯を作ることだから。調理器具は必要だよね。
「そうだな。あと、あの家に泊まるならリネン類か?」
確かに、タオルとかシーツとか?
「うん。一応聞いておくけど電気とかガスとかは無いよね?この世界。」
「ああ、そうだな。ないな。魔法や精霊が似たような役割を果たしてくれることもあるが。保冷室みたいに。結構最初は大変だと思うぞ?本当にこっちで生活するのか?」
「う~ん、でも扉もあるし。」
正直いつでも帰れると思うとそれほど心配ではない。
「まあ、お前がこっちの世界を気に入ってくれたら私としてはやっぱり嬉しいよ。」
「そういうもんかな?」
「ああ。そういうもんだ。」叔母はそういうとニッと微笑んだ。
「こっちだ。」
生活用品を揃えに行く前に見せたいものがあると叔母に言われて、街道から外れて山の方へ登って行く。何もない草むらをしばらく歩くと細い道が木々の中に消えていた。叔母さんはかまわずその細い道を入って行く。
「ちょっと上るから頑張ってついてこい。」
「うん。」
それにしても叔母さんって力も脚力も凄いよなあ。この国の女性の一般的な服装なのか分からないが、長めのスカートにブーツを履いているけど傾斜をザクザクと力強く登って行く。
姉妹でも亡くなった母さんは病気のせいもあったのか、ほっそりしていたと思う。
きっと体形は母さんに似た僕はどちらかというとひょろっとしているから、男として憧れるって言ったら怒られそうだけどがっちりしていて羨ましい。
山に入ると直ぐに道は無くなって、木の根っこに足を掛けて木々の間を登っていく。
あっという間に息が切れてくる。
さっきまで前を登っていた叔母さんの姿がいつの間にか見えなくなっていた。
「叔母さん?」
少し先の緑がガサガサと揺れると、叔母さんが枝をかき分けて顔を出した。
「こっちだ!」
枝を押さえて僕が通れるように待っていてくれる。
叔母さんが差し出した手に引っ張られて何とか上がった場所は、広くはなかったが明るく平坦なスぺースになっていた。
「ここが目的地?」
「そうだ。ほらあっちを見てみろ。」
膝に手をついて息を整えていた僕は、顔を上げて叔母さんが指さす方向を見た。
「うわ~。」
思わず声を上げるとまるでそれに反応したようにざ~と枝音を立てて、気持ちのいい風が吹き抜けた。
「お城だ~。」
まるでテーマパークか映画に出てくるような尖塔のある城が遠くの方に見えていた。
そして、まるで海外旅行の案内にでも載っているような美しい石造りの建物たちが城の周りをぐるりと取り囲むように建っていた。
集落の横を通る水の流れが街まで続いていて、城の後ろは広々とした海になっていた。
「この集落を貫いている街道はあの街の入口まで続いているんだ。」
「綺麗な街だね!」
「そうだなぁ。この国は国政も安定していて建物も美しく保たれているな。」
叔母はどこか遠くを見るように話す。
きっと、この世界でも戦争をしている国があるのかもしれない。
「クローディアがここはバルモア国って言っていたけど。他にも国があるの?」
「ああ、もちろん他にもあるよ。正確にはバルモア王国だな。国王が納める王制の国だから。」
そう言って、遠くに見える美しい城を指さした。そうか、リアルに城には王様が住んでいるのか。
「昔は来たことがなかった?」
「そうだなぁ。この世界の交通手段は主に馬だからな。魔法使いなら距離に関係なく移動できるのだろうけど、普通の人間は自国から出たことがない人の方が多いんじゃないかな。」
なるほど。クローディアが物知りなのは長生きだからだけじゃなくて、色々な場所に行ったことがあるからなのか。
丘からの眺めを堪能した後、もう一度街道まで戻った。
「あの城下町まで行けぱどんな店でもあるが、この辺に店はないんだ。直接作っている職人の所に行って頼むんだが、まあ店に卸す値段で売ってもらえるから、かなり手頃な値段で売ってもらえると思うよ。」
何とか眠気を我慢して頭を乾かしたけど、布団に転がった後は直ぐに記憶が無くなった。
目が覚めた瞬間、昨日の事は夢かと思った。
慌てて起き上がってベットの横にある壁に手をかざすと、扉の形が浮き上がってきて夢ではなかったことが分かりホッとする。
急いで着替える。トーストと野菜ジュースだけの簡単な朝食をこれまた大急ぎでとって、また扉の所に戻った。そーっと扉を開けると、薄暗い食品庫の中に出た。
更に外に出る扉を開けると、こっちの世界も明るい陽ざしが、台所とガランとした部屋に眩しく差し込んでいた。
「おっはよー!」
爽やかな朝の空気に似合わないとぼけた声がコンロの方から掛けられる。
いや、朝の挨拶だから元気が良くていいのか?
「お前の叔母さんはいったん宿へ戻るってさ!俺、伝言頼まれたんだ!」
人型を取ったカネルがコンロ台の上で、踊るようにひらひらしながら自慢気に言う。
まるで、お使いを頼まれた子供が上手くいって自慢しているようで可愛い。
「分かった。ありがとうカネル。宿の方へ行ってみるよ。」
カネルにお礼を言って、道を挟んで反対側の宿へと向かう。
「...。お、おう。へへへ、お礼を言われるほどの事じゃ...。」
カネルが嬉しそうに悶えているのには気づかなかった。
もしかして、宿も朝食時で忙しいのかもと思い、ソロソロと扉を開けてみる。
予想に反して、食堂には誰もおらずガランとしていた。
昨日と違うのは日の光が差し込んでこちらも明るく見えるからか。
奥に向かうと厨房の方から叔母さんの声が聞こえてくる。
「おはようございます。」で時間帯的には合っているのだろうか?
恐る恐るカウンター越しに声を掛けてみると、直ぐに叔母さんが出て来た。
「ああ、来た来た。おはよう。」
叔母さんの後ろには白い服を着た(たぶんコック服?)男の人も出てきてニコニコ笑っている。
昨日も肉じゃがを作るのに鍋を貸してくれたり、材料を提供してくれた宿のご主人のバルトさんだ。
「やあ、おはよう!」
背の高い叔母さんよりも更に頭一つ大きい。服越しにがっちりした体格が良く分かり、料理人というよりはスポーツ選手みたいだ。
「昨日はありがとうございました。」一言お礼を言って頭を下げる。
「いやいや。それよりさっき聞いたけど、向かいの家に引っ越してくるんだって?」
「ええっと。」
いや正確には叔母さんと交互に住むことになると思うけど?
引っ越して来るであっているのか?叔母さんを見ると目配せをしてくる。
それで、その辺りの事は言われたとおりに答えておいた方が良さそうだと思い
「は、はい。よろしくお願いいたします。」
と答えておく。
「じゃあ、そのための準備もあるから私はもう上がるよ?」
叔母さんはエプロンを外すと壁のフックに掛けた。
「ああ、もう一段落ついたからこっちは大丈夫だ。行っておいで。」
バルトさんは笑顔でそう答えると奥の厨房に戻っていった。
叔母さんは宿を出ると目の前の道を右に向かって歩いていく。
「交互に住むとかいったら何でってことになるだろ?色々と説明するのは面倒だからな。」
あ、それはそうか。こっちの世界でも普通の人に別の世界から来ました~なんて言ったら奇異の目で見られるのか。
「叔母さんは、この世界に来てからずっとあの宿で働いているの?」
「ああ、ちょうどバルトの奥さんが遠くに嫁に行った娘の出産の手伝いで留守にすることになってね。住み込みで雇ってもらったんだ。それより、あの空き家の中を確認してみたけど、家具以外は何もなかったよ。生活するには色々揃えないとね。」
「うん。とりあえず、鍋とか食器とかかな?」
なんと言ってもここにいる条件がクローディアのご飯を作ることだから。調理器具は必要だよね。
「そうだな。あと、あの家に泊まるならリネン類か?」
確かに、タオルとかシーツとか?
「うん。一応聞いておくけど電気とかガスとかは無いよね?この世界。」
「ああ、そうだな。ないな。魔法や精霊が似たような役割を果たしてくれることもあるが。保冷室みたいに。結構最初は大変だと思うぞ?本当にこっちで生活するのか?」
「う~ん、でも扉もあるし。」
正直いつでも帰れると思うとそれほど心配ではない。
「まあ、お前がこっちの世界を気に入ってくれたら私としてはやっぱり嬉しいよ。」
「そういうもんかな?」
「ああ。そういうもんだ。」叔母はそういうとニッと微笑んだ。
「こっちだ。」
生活用品を揃えに行く前に見せたいものがあると叔母に言われて、街道から外れて山の方へ登って行く。何もない草むらをしばらく歩くと細い道が木々の中に消えていた。叔母さんはかまわずその細い道を入って行く。
「ちょっと上るから頑張ってついてこい。」
「うん。」
それにしても叔母さんって力も脚力も凄いよなあ。この国の女性の一般的な服装なのか分からないが、長めのスカートにブーツを履いているけど傾斜をザクザクと力強く登って行く。
姉妹でも亡くなった母さんは病気のせいもあったのか、ほっそりしていたと思う。
きっと体形は母さんに似た僕はどちらかというとひょろっとしているから、男として憧れるって言ったら怒られそうだけどがっちりしていて羨ましい。
山に入ると直ぐに道は無くなって、木の根っこに足を掛けて木々の間を登っていく。
あっという間に息が切れてくる。
さっきまで前を登っていた叔母さんの姿がいつの間にか見えなくなっていた。
「叔母さん?」
少し先の緑がガサガサと揺れると、叔母さんが枝をかき分けて顔を出した。
「こっちだ!」
枝を押さえて僕が通れるように待っていてくれる。
叔母さんが差し出した手に引っ張られて何とか上がった場所は、広くはなかったが明るく平坦なスぺースになっていた。
「ここが目的地?」
「そうだ。ほらあっちを見てみろ。」
膝に手をついて息を整えていた僕は、顔を上げて叔母さんが指さす方向を見た。
「うわ~。」
思わず声を上げるとまるでそれに反応したようにざ~と枝音を立てて、気持ちのいい風が吹き抜けた。
「お城だ~。」
まるでテーマパークか映画に出てくるような尖塔のある城が遠くの方に見えていた。
そして、まるで海外旅行の案内にでも載っているような美しい石造りの建物たちが城の周りをぐるりと取り囲むように建っていた。
集落の横を通る水の流れが街まで続いていて、城の後ろは広々とした海になっていた。
「この集落を貫いている街道はあの街の入口まで続いているんだ。」
「綺麗な街だね!」
「そうだなぁ。この国は国政も安定していて建物も美しく保たれているな。」
叔母はどこか遠くを見るように話す。
きっと、この世界でも戦争をしている国があるのかもしれない。
「クローディアがここはバルモア国って言っていたけど。他にも国があるの?」
「ああ、もちろん他にもあるよ。正確にはバルモア王国だな。国王が納める王制の国だから。」
そう言って、遠くに見える美しい城を指さした。そうか、リアルに城には王様が住んでいるのか。
「昔は来たことがなかった?」
「そうだなぁ。この世界の交通手段は主に馬だからな。魔法使いなら距離に関係なく移動できるのだろうけど、普通の人間は自国から出たことがない人の方が多いんじゃないかな。」
なるほど。クローディアが物知りなのは長生きだからだけじゃなくて、色々な場所に行ったことがあるからなのか。
丘からの眺めを堪能した後、もう一度街道まで戻った。
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