15 / 47
15話 聞いたことのある唄
しおりを挟む
「次に行くところは表に少し店の様に商品を並べているよ。」
そう言って叔母さんが扉を開けると、カランコロンと扉についた鈴の良い音が鳴った。
「いらっしゃい。」
中に入ると暖かそうな日差しが差す窓際の椅子に白髪のお婆さんが座っていた。叔母さんと同じような長いスカートをはいている。
僕たちが入って行くとニッコリと笑って声を掛けてくれる。
「こんにちは。」
釣られてにっこりと笑うと挨拶をする。
周りには棚が少しあって、畳まれた布製品が並んでいた。確かに小さな店のようだ。
どうやら、裏手が作業場になっているらしくカタンカタンと作業をしているような音と声が奥の方から聞こえてくる。
白髪の優しそうなお婆さんは僕に向ってこいこいと手を振る。
どうしようかと叔母さんを見ると、目で行くようにと促された。
仕方がなく、椅子の正面まで近づいていく。
「ヒルダの子供かい?」
「いいや、私の姉の子供だ。」
叔母さんは鍛冶屋のハリマンさんの所でした説明をもう一度繰り返した。
「ここの工房の女主人エッダだ。」
叔母さんが僕に説明してくれる。
「もう孫に全部任せているよ。私はここで日向ぼっこさ。」
そう言うとニッコリと笑ってしわだらけの手を僕の方へこいこいとまた伸ばしてくる。
「?」
もう十分近づいていると思うけど?
これはもしかして。困って叔母さんの方またを見ると顎をくいっと出して、行け!と指示を出してくる。
相手がこのいかにも優しそうな高齢の女性ではなかったら断固拒否したところだった。
仕方なくもう一歩近づいて顔を前に出した。
お婆さんは僕の頭をなでなでした。
やっぱり...。仕方ない相手はお年寄りだ。
いったい、僕はこの国では何歳くらいに見られているんだろうか。
「ところで、その孫娘は裏の工房かい?」
奥の扉をちらりと見ると叔母さんが尋ねる。
「ああ、居るはずだよ。裏に行って、声を掛けてみておくれ。」
「分かった。失礼するよ。」
叔母さんは店の奥にある扉をあけて勝手に入って行く。僕もエッダさんに頭を下げると叔母さんについていった。
扉を開けると短い渡り廊下になっており、裏手にある広い建物に繋がっていた。
先ほどから聞こえてくるカタンカタンという音は、その建物の中から聞こえてくるようだ。
渡り廊下を通り建物の扉を開ける。
中は天井が高く広いスペースになっていて木製の機械が何台も並んでいた。1台ごとに女性たちがその機械の前に座っている。
「はた織機?」
以前、社会科見学で行った資料館で見たことがある昔のはた織機に似ていた。
さっきから聞こえる音の正体は木と木が当たる音、このはた織機で布を織る音だったようだ。
女性たちは手を動かしながら歌を歌っていた。
~戦いの乙女が剣を取り 馬に跨り 駆けて行くよ
夕日の色した髪をなびかせ 馬に跨り 駈けて行くよ
愛しい恋人は見送るよ
高い塔の上からその背中を見送るよ
森の向こうに見えなくなるまで
戦いの乙女はマントをなびかせ 駈けていくよ
まとう衣は どんな色
夕日に染まった その衣はどんな色
愛しい恋人が贈ったそのマントの色は
戦いの乙女が 駆けて行くよ
恋人のために 駆けて行くよ~
「あれ?この歌聞いたことあるよね?」聞き覚えがあるメロディーとフレーズだった。
「ああ、お前の母さんが子守唄に歌っていたかな。」
なるほど、どおりで聞いたことがあると思った。
「昔から伝わる童謡みたいなものかな。地方によって微妙に歌詞が違ったりするけど。」
この世界の歌だったのか。
「なんかメロディーのせいか小さい頃はちょっと怖い歌だなって思っていたんだよね。」
少し哀愁の漂う曲調なのだ。
「ああ、子守唄ってそういうところあるかもな。」
「あら、子守唄に歌うの?ヒルダの生まれた地方は?」
ひとりの女性が笑顔で近づいて来た。
スラっとした細身の姿に綺麗な顔立ちの若い女性だ。
「やあ、アデル。いや、そういう訳でもないが姉さんがこの子が小さい頃に子守唄に歌っていたんだ。」
叔母さんはそういうと今度は聞かれる前に僕の紹介をした。
「そうなの?私たちは作業をしながら色んな歌を歌うけど。この歌はほら、マントとか衣が出て来るじゃない?だからか、機織をするときによく歌うかもね。何となくだけど。」
そういうと、彼女は僕に向って手を差し出した。
「アデリーヌよ。アデルって呼んでちょうだい。」
今度は撫でられないで済みそうなのでほっとして僕も手を差し出すと握手をしてよろしくお願いしますと挨拶をする。
「ところで、今日は何の用事?」
「ああ、すまないけど、こいつが引っ越してくるからいくつか必要なものをそろえたいんだ。」
そう言って、叔母さんは僕の頭をポンポンと軽く叩いた。
...。二人っきりだったらその手を払い落したところだけれど、初対面の人の前だったのでグッと堪える。
絶対、叔母さん分かってやってるんじゃないだろうか。
「いいわよ。ちょっと待って。今、メモするもの持ってくるから。」
「凄いね。こうやって布って作るんだ。」
僕は女の人達がパタンパタンと布を作っていく姿を眺めた。
「ああ、そうだなぁ。アデルはかなりやり手で、この集落の女たちも仕事が増えて助かっているらしい。」
確かにここで働いているのは皆、女性たちだ。
「あら、ありがとう、お褒め頂いて。興味あったら見学していく?」
戻ってきたアデルさんが手帳らしきものを持って、にこにこ笑っている。
興味はかなりある。実際にはた織り機を使っているところを見るのなんて初めてだし。
でも、仕事中だろうに本当に良いのかな?一応、叔母さんの顔を伺ってみた。
「少しくらいなら、いいんじゃないか?見せてもらえば?」
「えっとじゃあ仕事のお邪魔にならない程度で、お願いします。」
「あら~、随分行儀のいい子ね。子供はそんなに遠慮しなくていいのに。」
明らかに叔母さんよりもだいぶ若いアデリーヌさんにそう言われると複雑な気持ちだ。
「じゃあ、まずこっちから。」
そう言って一番近い機械の所に連れていかれた。
ひとりの女性が機械の前に座って規則正しく手を動かしている。
よくよく顔を見ると、女性というよりは女の子といった年頃の子だった。
叔母さんとかアデルさんと一緒でウエストを絞ったシルエットの上着に長い丈のスカート、その上にエプロンといった恰好だったため大人のように見えたけど、顔立ちはまだ幼かった。たぶん僕とあまり変わらない年頃かもしれない。
エマと呼ばれた彼女にアデルさんが僕の事を紹介してくれる。
「あの空き家に引っ越してくるならエマのお隣さんね。そういえば、年はいくつなの?」アデルさんに聞かれる。
「15歳です。」
「あら、じゃああなた達同い年ね。この辺りだと、この年頃の子は少ないから仲良くしてあげてね。」
そう言われて、彼女は僕を見て少しはにかんだ笑顔でぺこりと頭を下げた。
僕も軽く頭を下げる。この世界に来てから初めての同じ世代の人に親近感がわいた。
そう言って叔母さんが扉を開けると、カランコロンと扉についた鈴の良い音が鳴った。
「いらっしゃい。」
中に入ると暖かそうな日差しが差す窓際の椅子に白髪のお婆さんが座っていた。叔母さんと同じような長いスカートをはいている。
僕たちが入って行くとニッコリと笑って声を掛けてくれる。
「こんにちは。」
釣られてにっこりと笑うと挨拶をする。
周りには棚が少しあって、畳まれた布製品が並んでいた。確かに小さな店のようだ。
どうやら、裏手が作業場になっているらしくカタンカタンと作業をしているような音と声が奥の方から聞こえてくる。
白髪の優しそうなお婆さんは僕に向ってこいこいと手を振る。
どうしようかと叔母さんを見ると、目で行くようにと促された。
仕方がなく、椅子の正面まで近づいていく。
「ヒルダの子供かい?」
「いいや、私の姉の子供だ。」
叔母さんは鍛冶屋のハリマンさんの所でした説明をもう一度繰り返した。
「ここの工房の女主人エッダだ。」
叔母さんが僕に説明してくれる。
「もう孫に全部任せているよ。私はここで日向ぼっこさ。」
そう言うとニッコリと笑ってしわだらけの手を僕の方へこいこいとまた伸ばしてくる。
「?」
もう十分近づいていると思うけど?
これはもしかして。困って叔母さんの方またを見ると顎をくいっと出して、行け!と指示を出してくる。
相手がこのいかにも優しそうな高齢の女性ではなかったら断固拒否したところだった。
仕方なくもう一歩近づいて顔を前に出した。
お婆さんは僕の頭をなでなでした。
やっぱり...。仕方ない相手はお年寄りだ。
いったい、僕はこの国では何歳くらいに見られているんだろうか。
「ところで、その孫娘は裏の工房かい?」
奥の扉をちらりと見ると叔母さんが尋ねる。
「ああ、居るはずだよ。裏に行って、声を掛けてみておくれ。」
「分かった。失礼するよ。」
叔母さんは店の奥にある扉をあけて勝手に入って行く。僕もエッダさんに頭を下げると叔母さんについていった。
扉を開けると短い渡り廊下になっており、裏手にある広い建物に繋がっていた。
先ほどから聞こえてくるカタンカタンという音は、その建物の中から聞こえてくるようだ。
渡り廊下を通り建物の扉を開ける。
中は天井が高く広いスペースになっていて木製の機械が何台も並んでいた。1台ごとに女性たちがその機械の前に座っている。
「はた織機?」
以前、社会科見学で行った資料館で見たことがある昔のはた織機に似ていた。
さっきから聞こえる音の正体は木と木が当たる音、このはた織機で布を織る音だったようだ。
女性たちは手を動かしながら歌を歌っていた。
~戦いの乙女が剣を取り 馬に跨り 駆けて行くよ
夕日の色した髪をなびかせ 馬に跨り 駈けて行くよ
愛しい恋人は見送るよ
高い塔の上からその背中を見送るよ
森の向こうに見えなくなるまで
戦いの乙女はマントをなびかせ 駈けていくよ
まとう衣は どんな色
夕日に染まった その衣はどんな色
愛しい恋人が贈ったそのマントの色は
戦いの乙女が 駆けて行くよ
恋人のために 駆けて行くよ~
「あれ?この歌聞いたことあるよね?」聞き覚えがあるメロディーとフレーズだった。
「ああ、お前の母さんが子守唄に歌っていたかな。」
なるほど、どおりで聞いたことがあると思った。
「昔から伝わる童謡みたいなものかな。地方によって微妙に歌詞が違ったりするけど。」
この世界の歌だったのか。
「なんかメロディーのせいか小さい頃はちょっと怖い歌だなって思っていたんだよね。」
少し哀愁の漂う曲調なのだ。
「ああ、子守唄ってそういうところあるかもな。」
「あら、子守唄に歌うの?ヒルダの生まれた地方は?」
ひとりの女性が笑顔で近づいて来た。
スラっとした細身の姿に綺麗な顔立ちの若い女性だ。
「やあ、アデル。いや、そういう訳でもないが姉さんがこの子が小さい頃に子守唄に歌っていたんだ。」
叔母さんはそういうと今度は聞かれる前に僕の紹介をした。
「そうなの?私たちは作業をしながら色んな歌を歌うけど。この歌はほら、マントとか衣が出て来るじゃない?だからか、機織をするときによく歌うかもね。何となくだけど。」
そういうと、彼女は僕に向って手を差し出した。
「アデリーヌよ。アデルって呼んでちょうだい。」
今度は撫でられないで済みそうなのでほっとして僕も手を差し出すと握手をしてよろしくお願いしますと挨拶をする。
「ところで、今日は何の用事?」
「ああ、すまないけど、こいつが引っ越してくるからいくつか必要なものをそろえたいんだ。」
そう言って、叔母さんは僕の頭をポンポンと軽く叩いた。
...。二人っきりだったらその手を払い落したところだけれど、初対面の人の前だったのでグッと堪える。
絶対、叔母さん分かってやってるんじゃないだろうか。
「いいわよ。ちょっと待って。今、メモするもの持ってくるから。」
「凄いね。こうやって布って作るんだ。」
僕は女の人達がパタンパタンと布を作っていく姿を眺めた。
「ああ、そうだなぁ。アデルはかなりやり手で、この集落の女たちも仕事が増えて助かっているらしい。」
確かにここで働いているのは皆、女性たちだ。
「あら、ありがとう、お褒め頂いて。興味あったら見学していく?」
戻ってきたアデルさんが手帳らしきものを持って、にこにこ笑っている。
興味はかなりある。実際にはた織り機を使っているところを見るのなんて初めてだし。
でも、仕事中だろうに本当に良いのかな?一応、叔母さんの顔を伺ってみた。
「少しくらいなら、いいんじゃないか?見せてもらえば?」
「えっとじゃあ仕事のお邪魔にならない程度で、お願いします。」
「あら~、随分行儀のいい子ね。子供はそんなに遠慮しなくていいのに。」
明らかに叔母さんよりもだいぶ若いアデリーヌさんにそう言われると複雑な気持ちだ。
「じゃあ、まずこっちから。」
そう言って一番近い機械の所に連れていかれた。
ひとりの女性が機械の前に座って規則正しく手を動かしている。
よくよく顔を見ると、女性というよりは女の子といった年頃の子だった。
叔母さんとかアデルさんと一緒でウエストを絞ったシルエットの上着に長い丈のスカート、その上にエプロンといった恰好だったため大人のように見えたけど、顔立ちはまだ幼かった。たぶん僕とあまり変わらない年頃かもしれない。
エマと呼ばれた彼女にアデルさんが僕の事を紹介してくれる。
「あの空き家に引っ越してくるならエマのお隣さんね。そういえば、年はいくつなの?」アデルさんに聞かれる。
「15歳です。」
「あら、じゃああなた達同い年ね。この辺りだと、この年頃の子は少ないから仲良くしてあげてね。」
そう言われて、彼女は僕を見て少しはにかんだ笑顔でぺこりと頭を下げた。
僕も軽く頭を下げる。この世界に来てから初めての同じ世代の人に親近感がわいた。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
【短編】子猫をもふもふしませんか?〜転生したら、子猫でした。私が国を救う!
碧井 汐桜香
ファンタジー
子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助けられた。連れていかれた先は、王城だった!?
「伝わって! よく見てこれ! 後ろから攻められたら終わるでしょ!?」前世の知識を使って、私は国を救う。
そんなとき、“かいぬし”が猫グッズを売りにきた。絶対に許さないにゃ!
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる